ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

風来坊の血が騒ぐ(3)

2007-12-20 19:11:25 | パソコン画
「問題」 そんな余裕がない
「答え」
やり方はいくらでもあります。

朝食付きで二万二千円という箱根のザ・プリンスレベルに泊まるのはどうもね…というなら、
同じ箱根でも朝食付き3600円というところもありますぞ。
要は探せばいいのです。
インターネットで探すのです。
じゃらん、yahoo、楽天、ゆこゆこねっと、一休。旅行サイトはたくさんあります。
予定額と宿泊人数一人という数字を入力すれば、たくさんの宿が表示されます。
よさそうな宿のHPを見て決めましょうよ。

そして、旅館系は食べきれないほどの無駄に豪華な夕食が付いてくるのが普通ですが、
ホテル系の夕食は選択しないと付いてきません。
これがホテル系の宿泊の最大の長所でもあります。

行きがけにデパ地下などで、夕食のお弁当など買っていきましょう。
夕食は簡単に。でも朝食はしっかりたっぷり食べるべきです。
ホテルの夕食はめちゃ高いものだけれど、朝食は同じレストランで
素敵な景色を楽しめる上、案外廉価で提供されています。


(私はあのアットホームさが嫌いですが、)民宿、ペンションもネットにはたくさん表示されます。
ビジネスホテルは慣れてしまえば使い勝手のいいホテルです。
この頃ではキャリアウーマンのビジネス出張が多いので、女性一人泊でもすんなり溶け込めるホテルです。

私のように思い立ったらすぐ、出かけたいという人には不向きですが、
出発予定日に余裕がある方なら、公共の宿を予約して待ちましょう。
半年前から予約できます。

ホテルが決まったら、宿の近くのグルメスポットを検索します。
夕食を地元の人に人気のある定食屋で…熱海のアジフライ定食は絶品だったな~。
松本の馬刺し、甲府のほうとうなどなど。
伊豆はお魚が美味しいので地元の居酒屋を探します。

そして以外な事ですが高級ホテル系に多いのが、お徳な平日シングルプランです。
部屋を遊ばせておくより、安めの設定で平日集客しようというわけでしょうか。
朝食会場にいくと、結構一人客がいるのを発見。
(ただしオバサン一人旅は私だけの事が多いけど)

タイムスケジュールを上手く組み、なるたけタクシーは使わないでバスを利用。

割引パスポートや往復割引切符を探します。
時間があるのなら特急を使わず、急行で済ましましょう。

そして何より大切なのは、綿密な下準備です。
パソコン上で計画立案する楽しさ!
自分で調べておけば、それだけで安心して初めての土地、ホテルを楽しめます。

ちなみに知人から「ご主人が海外が多いんだから、さぞかしブランドもののお土産が多いんでしょう?」と聞かれますが、
我が家の女性陣は二人ともブランドものには全く興味がございません。
ハンドバッグや靴。衣類などは使い勝手のいい、素材のいいものを新宿のデパートで少々買う程度。
私の普段着はほとんど息子のお古です。
食べるものは医者の指導で和食のシンプルなものを強制されています。
お酒は飲まないし、カラオケは大嫌い。
そうです。お金を使わない生活ですよ。
これで節約しやりくりしたって、何の楽しみもない人生ですわ~。
だから楽しんでやりくりするために旅行するのです…これって言い訳?

1年に1回海外旅行を楽しむか、一月1回国内旅行を楽しむか。
はたまた、ブランドにのめりこむか、酒やご馳走に走るか。
みなさまはどうなさっているの?


私がホテル系を好む最大の理由は、あのクールさ。
チェックインしてしまえば、声をかけない限り、べたべたしてこないスタッフの対応が好きです。
せっかく一人になれたのに
「どこからいらしたんですか?」「お一人なんですか?」「お寂しくないんですか?」なんて…余計なお世話。

好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、好きな時間に飲んだり食べたり。
好きな所を観光し、好きな時間に温泉にはいり…あ~っ、極楽じゃ。
というわけで明日から、また三泊四日の一人旅に行ってきます。




絵は「賑やかな夜」  07-04作成
4月頃、夜の銀ブラを楽しんだとき、
蛍光灯に煌々と照らされた花屋の店先の豪華絢爛さに圧倒されました。
花、はな、ハナ!!
きっと妖精もいるに違いない。
遊び心がでて、はじっこに描き込みました。


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風来坊の血が騒ぐ(2)

2007-12-16 09:25:27 | パソコン画
まず最初の関門。

「問題」私一人が勝手な事はできない。
留守中の家族の世話を放り投げるのは、ちょっとネ…。

「答え」もちろん私も、いきなり一人旅を始めたわけではありません。
最初は日帰り旅行から始めました。
朝、会社へ向かう主人を送り出し、子供達を学校へと送り出したあと、すぐさま家をでます。

都心に向かう電車は出勤ラッシュで混んでいますが、その反対方向へ向かう電車は(当然ですが)がら空きです。
そのがらがら電車に乗って、山へ向かうわけです。

途中で特急なんぞに乗り換え、終点へ。
平日の終点駅は閑散としています。そこからまた、山へと向かう田舎バスに乗り換え、
さらに人気のない山をめざすわけです。
東京近郊には結構、手ごろな山がたくさんあるんですよ。

山登りを楽しんだ後、夕方のラッシュを避けて5時までに出発駅へ戻れば問題なし。
20年くらい前の東京近郊の山は、平日は静かでした。
10年くらい前から、平日でも山が混んでくるようになりました。
中高年の山登りが盛んになってきたせいです。
静かなはずの山道を、おばさん軍団が、(回りの風景など見向きもせず)
ひたすら姑の悪口、近所の噂バナシに熱中しながら歩いているんです。
うんざりしました。
山登りは止めにしました。

でもこの時の経験が後になって役にたちました。
バスでも電車でも田舎では本数が少ない。
出かける前には綿密なタイムスケジュールを組む必要があります。
うっかり1本乗り遅れると、次は1時間後…などというのはザラですからね。

ネットで情報を集められる時代ではなかったので、図書館が味方でした。
目的地関係の本を借ります。
乗り換えの手順をあれこれ工夫しロスタイムをできるだけつくらないように工夫します。。

もし乗り遅れた場合に呼ぶ地元タクシー会社の番号。
運悪くできてしまったロス時間をつぶすためのアイディアも必要。
近くの観光スポット検索とか、食堂やレストランやコーヒーショップのありかとか。
十分、確かめておきましょう。
AルートがダメならBルート、ダメ押しで第3案まで用意しておく
…そのうち、日帰り旅行そのものより、この「計画作り」の方が楽しくなってきました。

出かける前に、行く先の町や山の地図を熟読し、
出かけた当日に頭の中の二次元風景(地図)が、三次元(視覚)で立体化されるのを見るのは、
実に楽しい経験でした。
山登り自体より、この体験が楽しみになりました。
そして何より嬉しかったのは、自作の予定表通りに山登りが終わることでした。
家族が帰宅する頃には、今日一日は何もなかったかのように、昨日と同じ家庭風景で彼らを迎えるのがまた嬉しくまた、おかしい。
「しめしめ、してやったり」という充実感?

話はそれますが…60年も生きていて感じるのは、
(人生とはなんと不安定で不確かなものに満ち溢れているのか)という事です。
子育てなぞ、その最たるもの!
それに比べて、私の立てたお遊び予定表のなんと、正確なこと。
日本の交通機関はまず遅れない。
ほぼ、予定表通りに1日の予定は実行されます。
予定通り、きっちり物事が進んできっちり終わる
…この展開に、限りない喜びを感じてしまう私って変?
(子供たちには苦労させられたからね~。よく聞けよ。子供たち!ほほほ)

家族のスケジュールを確かめ、天気予報と照らし合わせ、
それにあわせて家事の手順を決めて、「その日」を待つ…のは実に楽しいですぞ。
ほら、翌日の遠足を待つ小学生時代を思い出しません?まさにあの、状態ですわ~。

出かける当日は掃除も買い物も洗濯や布団干しも、全て中止。
帰ったら、すぐ夕食の支度が始められるように、準備も万端。
さぁ7:30~4:00までの8時間半は、私の自由時間。
そして誰もいない静かな山のてっぺんで、澄んだ空気をおかずに食べるおにぎりの美味しいこと!

こうして手順に慣れてきたら次の段階です。
帰りを遅くするのです。
9時ごろ帰宅ーというパターンにレベルアップ。
家族が私抜きで夜を過ごし、そろそろ寝ようかという状態の頃、帰るのです。
用意された夕食(カレーとかおでんです)を温めなおして食べ、風呂の用意をするくらい何でもない
…ママがいなくても結構大丈夫…かえって自由でいいかも…と家族が考え出せば、しめたもの。
次がいよいよ、1泊です。

留守番の家族が目覚ましで起き、買い置きのサンドイッチと牛乳を食べて会社へ学校へと出かけたあと、
できればお昼までに帰ります。
洗濯、風呂掃除、買い物、夕飯の支度などなど。3時間もあれば済みます。
つまり家族が帰るまでには、いつものような普通の夜が始められるわけでして。
この手順がスムーズなら家族はママの一泊不在による不自由さなぞ、ソク、忘れてくれます。間違いない!

1ヶ月に1回。二泊三日のお一人様旅行にでかけるママ…これが現在の我が家のスタイルです。
ここまでくるのに10年かかりましたけどね。
付け加えると、旅行は二泊三日が一番いいようです。
植木の水やりもこの程度ならサボれる。
郵便物も新聞も溜まらない。
そう、世の中の事件から取り残されない。
留守中に起きた急用でも間に合う。
旅行荷物も汚れ物も少ない。
金額は5万以内で収まるはず。




絵は「ベオウルフ(2)」07-12作成
7月に描いた天使の絵を仕上げようと思ったら、見たばかりの映画の影響を受けてしまいましたね。
額ぶちは手書きモノです。

この絵を投稿サイトにUPする時 思いがけない奇襲攻撃されました。
以前は順序が逆で
毎週末に必ず新作を出すというのがこのブログの(勝手な)ウリでした。

ここに新作を出して、翌日例の投稿サイトに出すという手順を、このブログを作った当時からずっと続けていました。
しかもせっかちなので、投稿サイトの自分のページから投稿する時、
トップページからログインするという正規の方法が面倒くさいので割愛。
私のページのショートカットをつくり、そこから直接入って投稿していました。

絵を出す時は、ログイン状態の自分のページからすぐ投稿していたわけ。
これって、どういう事かというと、投稿した日に他にどんな絵が出されているか見ていないという事です。

ある日投稿してすぐ、友達からメールが。
「トップページをみてごらんなさいよ。」…って。

あわててアクセスして、びっくり。
数日前見た映画の印象を、勢いのまま絵にしたのですが、
Aさんの新作とその絵がトップページに並んで出てしまっている。ぎょぎょっ!

しかもちょっと特殊なキャンパスサイズで描いたのに、Aさんの絵も同じサイズと来ている?!

Aさんは5日に1枚のペースで新作を出している人です。
彼女は2日前に新作を出したばかり。
まさか3日後の今日には新作をださないだろうと勝手に計算したわけ。
大失敗。

これは私の配慮が足らなかった失敗談です。
これ以降、絵を投稿するときは、その前後に投稿された絵を見て、図柄や名前がかさならないよう注意して出すようにしています。

ちなみに。
メールをくれた友人が言うには…。
絵がバッテイングした時ですが。

私が週末にこのブログに出した絵を、翌日投稿するという方式なのは、このブログにもしばしばやってくるAさんはご存知のはず。
Aさんへのメールでもそう書いたことがありますし。

ブログを見た彼女が今、書いている絵を 
私が描いた特殊サイズに変更し
大急ぎで絵を仕上げ、翌日の朝一番に出してきたに違いないーと申しますが…。
そこへ迂闊な私がトップページを確認せずに、絵を出してしまったという事なのだろうと思います。

どっちにしても以前、Aさんは言っていました。
インターネットの世界では早くだした方に優先権があると…。
後出ししたのは私なのは事実ですから、弁解しませんでした。
大失敗でした。
それ以降、順番を変えて、まず投稿サイトに新作を出し、翌日このブログに絵を出すようにしました。

それにしてもなんと低レベルの対抗心でしょうか?
みなが同じサイズの絵を出すから 例として
私は違ったサイズ作品を出して見せたかっただけ。
これ以降 小さいサイズの絵や横長サイズの絵が出たら面白いだろうなと思っただけ。

素人相手のこんな小さな池の世界で トップ狙っているわけじゃない。
しかもこんな事でトップにはなれない。
そもそも、トップって?素人投稿サイトですが…。

Aさんも「美大出」を売りにしているなら
こんな素人投稿サイトでなく 同じ美大出のいる土俵で戦ってくるべきじゃありませんか?。
こんな低レベルのマウンティングしかけて 
美大出のとしての「矜持」傷つかんのかな~
















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旅行編

2007-12-13 09:48:22 | Weblog
編み物教室仲間の忘年会旅行です。
しょっちゅう旅行してお休みの多い私に
「旅行慣れしているだろうから、安近短のいい温泉宿を探し出せ」との先生のお言葉。
幹事を拝命。総勢7人。こちら4人部屋の様子です。

一泊二食バイキングプラン9000円。
交通費往復3000円也。新宿から2時間15分。
ホテル前に高速バスが止まります。ご満足いただけたらしいのですが春休みにまたやろうという話
…再度幹事を拝命?!
今度はどこ行こうかーもう悩んでおります。


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風来坊の血が騒ぐ(1)

2007-12-07 18:18:30 | パソコン画
カレンダーを見たら11月の半分近くは旅行して東京を離れていました。
それだけ主人が忙しかったという事ですが、これはいつものこと。
今回の11月だけは彼のスケジュールに合わせて、私も、(もれなく)一人旅に出かけていたーというわけです。

実は10月半ばに左足首を捻挫しました。
大したことはなかったのですが、年も年だしという事で、大事をとって2週間ばかり家に籠っていました。
一日中アイスノンで冷やして、厳重にテーピング。
1日1回、近くのスーパーに買い物に出るだけというわびしい生活。
おかしなもので時間がある時に限って、絵を描く気になれない。
ひたすらビデオとDV鑑賞に明け暮れました。

いつもは時間があると絵を描いてしまうので、ビデオは溜まる一方。
おかげさまで撮り溜めていたビデオやDVをほとんど見終わる事ができました。
登場人物が夏服のビデオをコタツでみるのも変な気分でしたけど。
そして足首の完治を実感した11月になると、堰が切れたようにモーレツに(?)
渡り鳥生活を始めたわけです。

主人は国際営業部にいます。早く言えば貿易部です。
仕事柄、クライアントに合わせて出かけていくわけですが、欧州、米国方面だと最低でも10日間は日本を留守にするわけです。
子供たちが小さい時は大人しく留守番していました。
でも子供たちが大きくなるにつれ、最初は1泊ぐらいの旅行から一人旅を始めました。
そのうち留守にしても我が家の大勢には影響ないという確信を得て、
(親がいないほうが子供も息抜きできる?)
1週間ぐらいは、オバハン一人旅を安心して楽しめるようになったわけです。

「貴女は気楽でいいわよね。」
「そんな余裕がない。」
「うちは主人がずっといるから。」
「ペットの世話があるし。」云々。

いやいや、やり方はいくらでもありますよ~。

一人旅は母のお見舞いに…という口実が始まりでした。
手術を受けた母が東京を離れ、三女の妹の家に静養に行ったのをいい口実にしたのです。
家族は「ご苦労様」と気持ちよく送り出してくれました。<(_ _)>

三島へ行って日帰りできるのに、わざわざ帰りは箱根へ立ち寄ります。
有名な宮ノ下の冨士屋ホテルなどへ1泊。
ハイランドホテル、湯本冨士屋ホテル、小湧園、山のホテル、ザ・プリンスは勿論、プリンスアネックス、パレスホテルなどなど。

旅館は一人旅はあまり受け入れてくれないので、勢いホテル系にしか泊まれませんが、
それでも箱根のめぼしいホテルにはほとんど泊まれました。
「箱根は東京の離れ」と言われますが、毎月出かけるので箱根は裏道まで熟知するような
…ぼんやり歩いていると、地元の人かと間違われ、道を聞かれる事もしばしば。
荷物はロッカーに預け、歩きやすい運動靴に両手が自由に使えるようにリュックを背負います。
日よけのサンバイザーにどこでも座れるようにGパンをはいています。
この風体は箱根の休日を優雅に楽しむ人達とは、あきらかに違いますからね~。

路傍の石垣に座り込んで、コーヒー缶を飲んでいると
「この近くに電池を売っているお店がありますか?」
ヒールを履いたデジカメ片手のおしゃれなマダムに訪ねられます。
「あそこの角を右に曲がると、コンビニがありますよ。」なんて答えている私って…?。

最初から一人旅をしていたわけではありません。
ただ友達と行こうとしても、みな家庭の事情があって、なかなかメンバーが集まらない。
事前キャンセルもしばしば。
同じ主婦同士。そういうところの事情はわかるのですが、わかるからこそ、「あ~またか」とがっかりもします。
旅館への連絡、メンバーへの連絡。
旅行直前におろおろすると出かける前からテンションが下がります。
だから「でかけよう」と思ったらすぐ、行動できる一人旅のスピーディさは快適この上ナシ。
さぁ、みなさんも楽しい「お一人様旅行」にでかけようではありませんかぁ!



絵は「ベオウルフ」  07-12作成
映画好きの友達に誘われて「ベオウルフ」を見に行ってきました。
ヤクザ映画が終わったあと映画館をでてくる人が、みな肩をいからして気分はすっかり主人公
…なんて笑い話がありましたが、私も同じだったようね。

天使は夏前描いていた天使シリーズの1枚ですが、仕上がったら、
しっかりベオウルフムードになっておりました。




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お知らせ

2007-12-07 09:35:35 | パソコン画
絵に関係のないおしゃべり専門ブログを「別宅」として開きました。
言いたい放題の本音トーク爆裂。抱腹絶倒ー間違いなし。
アドレスがわからない方はメールくださいませ。

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ぐーたら猫の「オーラの泉」その8

2007-12-02 09:59:52 | パソコン画
知人が銀座で個展を開いているので、友達4人で拝見しに行ってきました。
彼女は美大を出て、地方で結婚し、そこで絵画教室を開きながら
都展や国展にも毎回出品して精力的に活動しています。

話を聞いていて、大変だなぁと思ったのは、絵を描くための専用の部屋が必要だし、
キャンバスに描いた作品が増えるにつれ、収納場所が増えて苦労したという話。
とうとう庭に絵の専用物置を作ったという事です。
田舎で土地があるからいいけれど、都会の絵描きはどうしているのでしょう。
描いたはいいが、売れる絵などそうないし、作品は溜まる一方。
かといって絵を描かなくては、美大をでた絵描きとしての存在意味もないわけだし。

その点、パソコン水彩はお手軽です。
この上なし。まず、アトリエがいらない。
必要なのはPCを置く場所だけ。
また絵が出来たら薄っぺらのCDに書き込めばおしまい。
改めて簡単でいいな~と思いました。
しかも美大で4年間専門的訓練を受けたわけではないので
「美大出てこの程度ォ?」と言われる事もないお気楽なスタンスで、
好きなものを好き勝手に描ける私は、本当に、幸せです。

みんなで話していてふと聞いてみました。(みな絵に関してはシロートです)
「なんか、見ていると、いや~な気分になる絵があるんだけど、みなさんは絵を見ていて、そういう気配を感じたことある?」
はっきりとはわからないけど、感じる事があったという人が二人。
そして絵描きの彼女いわく。
「絵には人柄が出る」

大根を買おうというとき、山と積まれた大根の中からこれはと思うものをすばやく選別します。
主婦は毎日のようにこういう作業を繰り返しているので、とっさに選別する能力が育ちます。
それなのに「みんながいいというからいいんだろう」という流れに乗ってしまうから、
食品の偽装やら、偽ブランドがあとを絶たないわけでして。

自分の舌、手の感触、そして直感を信じてあげましょう。
そもそも人の判断基準など信じるほうがどうかしている。
「みんながいいというからいいんだろう」という「みんな」って何者?

大根の山の中からたった1本の大根を5秒で選ぶ時のように、さっと見ただけで
「いやなオーラの出ているモノ」というのも見分けます。
「みんな」が「いい」というけれど、私的には「なんかおかしい」というモノがあります。
そして「なんかおかしい」と感じたモノの作者が、やっぱりおかしかったという体験を最近しました。

超能力なんておおげさな話ではなく、人間にはもともとある直観力をもっと鍛えなければならないのですよ。
世の中には変なモノ変な人がたくさんいるのです。
ちょっとでも変だと自分が感じたら…「尻に帆かけて」さっさと…逃げ出しましょう!




絵は「光の行進」  07-07作成
7月ごろ描いた天使シリーズの一つをクリスマスっぽくアレンジしてみました。どうでしょう。


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