小学生のころでしょうか。
ことわざを習っている時、「釣った魚にはエサをやらない」というのを知りました。
子供ごころに「こりゃ、おかしいゾ。」
男というものは女をゲットするまでは100%全力投球するものだが、一旦手に入れてしまえば、もうほったらかし…。
でも、それっておかしいのよね。
それに、この比喩法、間違ってない?
あちこちの店を回って、さんざん見比べて、やっと手に入れた品モノって、愛着ないですか?
日常使いの箸茶碗から始って、たとえそれが100円ショップで買ったものであっても、
私は自分で選択し、決定したモノに対しては、とても愛情を感じます。
愛車のママチャリにはもう10年近く乗っていますが、
一月に1回は油を差し、タイヤに空気を入れ加え、はがれかかったシールを確認し、
薄れかけた名前を書き加えたり、車体を拭き掃除したりしてます。
近所の自転車屋さんで見つけた2割引きセールの品でした。
一時、便利な電動自転車に変えようかと思ったのですが、主人の「足腰が弱るよ。」の一言で思いなおして、現在に至ります。
タイヤも何回か取り替えました。
荷物籠もステンレスタイプにグレードアップ。
あちこち錆びて、車体の色もハゲかかっております。
でも元気に稼動しております。
愛情かけてお手入れすれば、モノもそれなりに愛情に答えてれるのではないでしょうか?
自転車さえ、この程度。
まして、好きになった彼or彼女。100%全力投球して手にいれたのです。
以降は150%で、ケアすべきでは?
それを何を履き違えているのやら。
「釣った魚にはエサをやらない」って…どこからそういうアホな発想がでてくるの。
大学時代は釣り部に在籍していました。
釣りをする時は、確かに撒き餌をします。
魚が寄ってきたところで釣り上げるのですが、獲物はその場で塩焼きにして食べていました。
エサなどあげていませんでしたね。
でも人間の男女間、特に結婚は「釣り上げてオシマイ」の話には該当しませんよ。
結婚というのは継続だからです。
いわば、釣り上げたら「家の水槽で長く飼う」話です。
私はたった3ヶ月で寿退社しました。
その少ない3ヶ月間に私を知った多く社員のが私達の事を噂したそうです。
「あのカップルはすぐ別れるね~。」
確かに…。
刃物に目鼻をつけたような→ぴりぴりしたー愛想のない→群れない→YesNoをはっきり言う→一言いえば百言い返してくる。
私を女房にしたら苦労するゾ~。
みな、そう思ったんでしょうね。
え~っと。
結婚して36年目になりました。
その間、一度も夫婦喧嘩をしたことがありません。
何年か前、親戚一同が集まった酒の席で主人が自慢しておりました。
「この中ではおそらくウチが一番夫婦仲がいいだろうな。はっはっは~。」
これぞまさしく「釣った魚にしかエサをやらない」マイポリシーの成果ですナ。
私が困った時手を差し伸べてくれるのは主人です。
具合が悪い時、手伝ってくれるのも主人。
毎月、お給料を渡してくれるのも主人。
ぶっちゃけた腹蔵ない話ができるのも主人。
友達、仲間、親戚もいますが、結局みな、自分の生活が第一なのは、当たり前。
助けてくれるのは、「出来る範囲内」と限られています。
頼りないと言ってしまうのには問題あるでしょうが、結局、最後に頼れるのは、主人ではありませんか?。
この間お絵かき仲間のMさんのブログでとんでもない(私にとって)記事を見つけました。
彼女の知り合いのご夫婦の話だそうですが…。
奥さんが新しい電気毛布を買ってきました。
それが中国製だと知ったご主人が文句をいったそうです。
「こんなもので俺が焼け死んだらどうするんだ。」
すると奥さんは何と言ったでしょうか。みなさん、考えてください…という記事です。
私も考えました。
私の答えは
「きっといい色に焦げて男っぷりもあがるから、一段と、もてるわよ~。」デス。
この時私が予想した回答は以下の二つだけ。
①ひたすら謝る
②とぼける
私は②をえらんだわけです。たぶん遠くの量販店で買ってきた電気毛布です。
返品や交換に行くのは今更、面倒くさい。
ここはヒトツ、使っていただくしかありません。
だとすると対応策としては①と②しかないだろうと思ったわけですが…。
そこに寄せられた多くの答えが似たようなものでした。
しかも正解は「火葬代が助かるからいいじゃない。」…笑えませんでした。
ケンカするほど仲がいいといいますが、こんな事を言われたらケンカになりますよね。
立場を変えて、妻のアナタが夫にこう言われたら、アナタは笑えますか?
夫婦とは「最も近しい他人」です。
お互い、悪意をぶつけ合うのが、夫婦のあり方のような考え方はおかしいです。
「親しき仲にも礼儀あり」です。
なぜ、右手で左手をひっぱたくような事をするのでしょうか。
会社仲間の予想を裏切って、平穏無事に36年目の結婚生活が続きます。
釣った魚にしかエサをやらない…主人がゴルフの日は30分前に起きます。
ガウンとスリッパを揃え、ドライヤーのコンセントを入れドレッサーのカバーを上げます。
部屋を温め、お湯がすぐ出て髭剃りができるように用意。
たっぷりの朝食を作ってから起こします。
主人を玄関先で三つ指ついて「行ってらっしゃいませ。」とお見送り。
「自分が遊びに行くんだから、勝手に起きて行きゃいいじゃないの!」などとは思いません。
釣った魚ですもの。
150%でケアするのです。
そして150%のケアを受けたお魚は、150%の働きをしてくれるものですゾ。
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たくさんの方に、拙文と拙作をみていただけるので感謝&感謝です。
絵は「有閑」 08-02作成
左右の柱が先に描きあがりました。中に何か描かないとネ~。こういうのって難しい。
何にするか迷いました。金の柱に負けないものというので、豹にしました。
世の中は足を引っ張ろうとする人も大勢いる。
樹の上で、下界の騒ぎを悠然と眺め下ろしている豹のようにありたいもの。
ことわざを習っている時、「釣った魚にはエサをやらない」というのを知りました。
子供ごころに「こりゃ、おかしいゾ。」
男というものは女をゲットするまでは100%全力投球するものだが、一旦手に入れてしまえば、もうほったらかし…。
でも、それっておかしいのよね。
それに、この比喩法、間違ってない?
あちこちの店を回って、さんざん見比べて、やっと手に入れた品モノって、愛着ないですか?
日常使いの箸茶碗から始って、たとえそれが100円ショップで買ったものであっても、
私は自分で選択し、決定したモノに対しては、とても愛情を感じます。
愛車のママチャリにはもう10年近く乗っていますが、
一月に1回は油を差し、タイヤに空気を入れ加え、はがれかかったシールを確認し、
薄れかけた名前を書き加えたり、車体を拭き掃除したりしてます。
近所の自転車屋さんで見つけた2割引きセールの品でした。
一時、便利な電動自転車に変えようかと思ったのですが、主人の「足腰が弱るよ。」の一言で思いなおして、現在に至ります。
タイヤも何回か取り替えました。
荷物籠もステンレスタイプにグレードアップ。
あちこち錆びて、車体の色もハゲかかっております。
でも元気に稼動しております。
愛情かけてお手入れすれば、モノもそれなりに愛情に答えてれるのではないでしょうか?
自転車さえ、この程度。
まして、好きになった彼or彼女。100%全力投球して手にいれたのです。
以降は150%で、ケアすべきでは?
それを何を履き違えているのやら。
「釣った魚にはエサをやらない」って…どこからそういうアホな発想がでてくるの。
大学時代は釣り部に在籍していました。
釣りをする時は、確かに撒き餌をします。
魚が寄ってきたところで釣り上げるのですが、獲物はその場で塩焼きにして食べていました。
エサなどあげていませんでしたね。
でも人間の男女間、特に結婚は「釣り上げてオシマイ」の話には該当しませんよ。
結婚というのは継続だからです。
いわば、釣り上げたら「家の水槽で長く飼う」話です。
私はたった3ヶ月で寿退社しました。
その少ない3ヶ月間に私を知った多く社員のが私達の事を噂したそうです。
「あのカップルはすぐ別れるね~。」
確かに…。
刃物に目鼻をつけたような→ぴりぴりしたー愛想のない→群れない→YesNoをはっきり言う→一言いえば百言い返してくる。
私を女房にしたら苦労するゾ~。
みな、そう思ったんでしょうね。
え~っと。
結婚して36年目になりました。
その間、一度も夫婦喧嘩をしたことがありません。
何年か前、親戚一同が集まった酒の席で主人が自慢しておりました。
「この中ではおそらくウチが一番夫婦仲がいいだろうな。はっはっは~。」
これぞまさしく「釣った魚にしかエサをやらない」マイポリシーの成果ですナ。
私が困った時手を差し伸べてくれるのは主人です。
具合が悪い時、手伝ってくれるのも主人。
毎月、お給料を渡してくれるのも主人。
ぶっちゃけた腹蔵ない話ができるのも主人。
友達、仲間、親戚もいますが、結局みな、自分の生活が第一なのは、当たり前。
助けてくれるのは、「出来る範囲内」と限られています。
頼りないと言ってしまうのには問題あるでしょうが、結局、最後に頼れるのは、主人ではありませんか?。
この間お絵かき仲間のMさんのブログでとんでもない(私にとって)記事を見つけました。
彼女の知り合いのご夫婦の話だそうですが…。
奥さんが新しい電気毛布を買ってきました。
それが中国製だと知ったご主人が文句をいったそうです。
「こんなもので俺が焼け死んだらどうするんだ。」
すると奥さんは何と言ったでしょうか。みなさん、考えてください…という記事です。
私も考えました。
私の答えは
「きっといい色に焦げて男っぷりもあがるから、一段と、もてるわよ~。」デス。
この時私が予想した回答は以下の二つだけ。
①ひたすら謝る
②とぼける
私は②をえらんだわけです。たぶん遠くの量販店で買ってきた電気毛布です。
返品や交換に行くのは今更、面倒くさい。
ここはヒトツ、使っていただくしかありません。
だとすると対応策としては①と②しかないだろうと思ったわけですが…。
そこに寄せられた多くの答えが似たようなものでした。
しかも正解は「火葬代が助かるからいいじゃない。」…笑えませんでした。
ケンカするほど仲がいいといいますが、こんな事を言われたらケンカになりますよね。
立場を変えて、妻のアナタが夫にこう言われたら、アナタは笑えますか?
夫婦とは「最も近しい他人」です。
お互い、悪意をぶつけ合うのが、夫婦のあり方のような考え方はおかしいです。
「親しき仲にも礼儀あり」です。
なぜ、右手で左手をひっぱたくような事をするのでしょうか。
会社仲間の予想を裏切って、平穏無事に36年目の結婚生活が続きます。
釣った魚にしかエサをやらない…主人がゴルフの日は30分前に起きます。
ガウンとスリッパを揃え、ドライヤーのコンセントを入れドレッサーのカバーを上げます。
部屋を温め、お湯がすぐ出て髭剃りができるように用意。
たっぷりの朝食を作ってから起こします。
主人を玄関先で三つ指ついて「行ってらっしゃいませ。」とお見送り。
「自分が遊びに行くんだから、勝手に起きて行きゃいいじゃないの!」などとは思いません。
釣った魚ですもの。
150%でケアするのです。
そして150%のケアを受けたお魚は、150%の働きをしてくれるものですゾ。
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たくさんの方に、拙文と拙作をみていただけるので感謝&感謝です。
絵は「有閑」 08-02作成
左右の柱が先に描きあがりました。中に何か描かないとネ~。こういうのって難しい。
何にするか迷いました。金の柱に負けないものというので、豹にしました。
世の中は足を引っ張ろうとする人も大勢いる。
樹の上で、下界の騒ぎを悠然と眺め下ろしている豹のようにありたいもの。