女一人旅 長野編その４

今回はホテルに閉じ込められた日々で、夕食はほとんどメルパルク長野でとりました。
特筆するメニューはなし。

夕食が「シェフのお勧めコース」か「バイキング」だったのでバイキングを選択。
メイン料理が８種類あり、サラダや前菜類飲み物がバイキングになってました。
2000円。安いですね。


①釜あげうどん（てんぷら添え）
②白馬ぶたのハスの葉蒸し
③イイダコとオリーブのトマトソースパスタ
④安曇野ポークカツレツカレー
⑤手巻き寿司
⑥メカジキのグリルジェノバソース
⑦サーロインステーキ
⑧フィレ肉とフォアグラのポワレ

以上のうち⑧以外を順繰りのトライ。
⑧を選ばなかったのは私自身が「フォアグラ」なもので。たは。

写真は②の「白馬ぶたのハスの葉蒸し」です。
器がデカイ！洗面器かと思った。
中身は角切り豚とキノコ類のあんかけ風
う～ん？？

まぁまぁだったのが③のイイダコとオリーブのトマトソースパスタと
④の安曇野ポークカツレツカレー
カツカレーなんて何年ぶりやら…。
次回の旅行では、是非おいしいものにであいたいです。

女一人旅 長野編その３

夜にテレビの天気予報を見ていたら、台風は進路を変えて、東京に向かうと言いだした。
あれまぁ…。

東京直撃の台風なんて、久しぶりです。
一応ベランダの片づけや戸締りはしてきたけど
家の廻りはどんな按配になるのやら。
遠く離れた場所にいるから、今更何もできないわね。
心配するのはよそうーと早々とあきらめて、明日からの予定を立て始めました。

長野は暫くの間、台風のちぎれ雨雲がくるので、小雨が降ったりやんだりらしい。
翌日は朝食のあと、駅前のバスターミナルから松代行きのバスに乗りました。
電車でいくと遠回りになるので。
乗って30分くらいで松代に行けます。

松代駅到着。
高い建物がありませんね。駅前は閑散としている…。
駅の向こう側が海津城（上田城）です。
ぱらぱらと小雨が降ってくる中で傘をさしての城跡見学。
綺麗に整備されていましたが、石垣と門だけです。

当然誰もおらんのぉ…また駅まで戻り、パンフレットに従って松代見学。
文武学校、旧白井家、真田邸、真田宝物館をめぐりました。
あっという間に完了。雰囲気溢れる城下町でした。

太平洋戦争末期、松代の地下に、軍部の本土決戦最後の拠点として地下壕が掘られた象山地下壕があるのですが、霊感の強い私にはトンネルは鬼門。
こういうトコに行くと背中が重くなるのでカット。
（おんぶしてきた霊は太陽に向かって深呼吸１０回くらいすると離れるが…）
（うっとうしいぞ～）

12時発の長野行きバスで戻りました。
駅中にある高山亭で名物のおそばを軽く食べ、ホテルへ戻って昼寝。
（雨中散歩で結構疲れました）
１時間後に起きて、お絵かき開始。
４時にお風呂に行きましたが、誰もいないし、誰もこない。
バタフライだクロールだのして、遊んでしもた。
外は雨。
夕食はホテルで。外はかなり降ってます。


写真は海津城
小雨がぱらついているせいか、人がいません。
中は緑の芝生が広がって東屋もあるので、そこでしばしぼーっとしつつ
お一人様の時間を楽しみました。
３０分ほど読書。
広々した綺麗な野外で一人でいるのって、私にとってはとても気持ちいいものなのです。
秋晴れだったらもっとよかったのになぁ。

女一人旅 長野編その２

部屋で天気予報を見たら、台風15号の予想コースの先に長野があります。
水曜からずっと雨マークです。
着いた次の日しか墓参りできそうにない。
翌日も昼過ぎから台風の影響が出て雨になるそうなので
早めに出発して昼までにホテルに帰ってないと。

ホテルで早めの夕食をとり、そのまま、駅の向こうにある東急デパート地下街へ。
翌朝の朝食は移動中車内でとるしかないので、お弁当をゲット。
花束やお線香も求めました。

翌朝は天気予報どおり、どんより空。
昨日の暑さがうそのような涼しさ。
6時起床でそのまま長野電鉄に乗り込みました。
電車はがらがらだったけど、ここでお弁当を広げる雰囲気ではない。
仕方なく着いてから、山上のお寺へ向かうバスの車内で食べる事にしました。
同乗客は一人だけ。すぐ降りてしまった。
車内一人だけなので、気兼ねせず食べられました。
地下街で買ったのは長野駅前に看板のでている「金竜飯店」の日替わり弁当。
「エビチリ」と「鶏とカシュナッツの炒め物」がはいって500円。
しかも7時過ぎに行ったので200円引き。
結構おいしい。
小さな幸せを感じつつパクパク。
乗っていのるが私一人なので、運転手さんには「○○で降ります。」と告げました。
お寺までは30分かかりました。

お墓の掃除をして、
「この間は孫のお祝い騒ぎにわざわざ来て下さったそうで、ありがたい。」と
父に挨拶？

和尚さん夫妻にご挨拶して、しばし、歓談。
予定通り帰りのバスに乗り、ホテルにもどりました。
どんどん冷えていよいよ、降ってきました。

写真はお寺近くのバス停。可愛いですね。
このほかにも長野らしく、リンゴ型、ぶどう型の
バス停があります。ちなみにバス停の廻りがそば畑。
一面真っ白な花が咲いて、天気だったらさぞかしきれいだったでしょう。残念。

女一人旅 長野編その１

9月18日に家を出る時は、ノースリーブで帽子で汗ダク。
だって32度もあるんですもの。
出かけるぎりぎりまでエアコン稼働。
主人は成田へと向かうのですが、出発時間は私より30分遅い予定。
それを、「どうせ駅までタクシーで行くんだから、一緒に乗って行きましょう。」と
呼んだタクシーへと無理やり引きずりこむ。

コンセントOFF.ウオッシュレットOFF.ガス消した。
ベランダにあるもの全て室内に取り込み完了。
（この時、南海上に台風が2個来ていました）
新聞屋さんに新聞ストップの連絡済み。
管理人さんへ留守連絡完了。
家中の鍵かけよし。
カーテン閉めた。ゴミだし済んだ…等々。
メモに箇条書きしたものを全てチェックし直して、家の中が真っ暗になったのを
確認して、安心して出発したい…主人が残っていると、なんかすっきりできないー。
高速バスに乗って心から
「さぁ、楽しいお一人様旅行に出発だぁ～！」と思いたいので。
ヘンなこだわりなんでしょうけどね。

長野に家族や友達と行く時は新幹線「あさま」。
「あさま」で行ったらすぐ着いて、到着までのわくわく感や期待感が
楽しめないので、お一人様旅行向きではないのです。

お一人様旅行の時は、池袋発の西武高速バスを使います。
往復7200円とちょっと高めのせいか、空いている。
席が夜行バスタイプでゆったりしている。
しかも二人掛けの場合はほとんど一人で使える。
途中休憩の「湯の丸高原サービスエリア」の眺めが素晴らしい。

新宿からの高速バスは他にもあります。
こちらは平日往復なら5800円。
池袋便より、ちょっと時間がかかる。
席が狭い。混んでいることが多い。
休憩はほかのサービスエリアが2か所。、
眺めのいい「湯の丸高原サービスエリア」がないのが残念。

また格安便で片道2000円という高速バスもありますぞ。

あれこれ考えたら64歳のお一人様旅行なら、池袋便が一番疲れない気がします。
安いバスは体力のある、学生さんに利用してもらいましょう。

写真は「湯の丸高原サービスエリア」。
この日は快晴。
池袋便はここでトイレ休憩します。
バスを降りると「あぁ、長野にきたなぁ～」と解放感を
感じてハッピーになれる場所。

風呂敷（１４９）山吹匂

風呂敷（１４９）山吹匂 09-04作成

３年前の作。パソコンの底で忘れられていました。ごめんね。

18日に東京を出る時は32度の猛暑。1週間後に帰って来たら上着が必要な涼しさ。
いきなり秋本番です。

風呂敷（１４８）夏を惜しむ

風呂敷（１４８）夏を惜しむ　　　　11-07作成

先々週の高遠は主婦の夏休み7月分として。
今日はこれから8月分主婦の夏休みと称して、週末まで長野に行きます。

本当なら主人の出張が昨日からだったのに
（悪いことはできないもので）
出発が一日遅くなり、ばれてしもた。

ホテルもバス切符も予約してしまったし、今更変更は面倒。
キャンセル発生するし、直前ではいい席、いい部屋とれないし。
仕方ないね。
こうなると得意の「開き直り」と「ごり押し」

実はこの間、七五三の前撮り写真を撮る為、息子一家が来て一泊しました。
朝ご飯を食べている時、三歳になる孫むすめが突然さらりと…。
「この家にはもう一人ジジがいるのね。」

息子もお嫁さんも主人も目をパチクリ。
私だけニコニコ顔で
「そうね。マナちゃんのお祝いだから、ジジが嬉しくて遊びに来たのよ。」

奇しくも前日は父の月命日。
子供や動物には「見える」と聞くけど…。

父が遊びにきたのかなぁと素直に考えた私でしたが、
後にその話をしたら、主人は
「ふん、みまちがいだよっ！」…って。
よく言うわ～。
娘にでれでれの主人。
自分が死んだら月命日どころか毎日でも娘の産んだ孫のところに
行きそうなくせに～。

というわけで、今回の長野行きは
「この間のこともあるし、ちょっと父の御墓に挨拶してきます。」
という名目で。

本日は32度の予想。もう暑くなっているので、エアコン稼働中。
台風が2個も来ているのですが、19日の長野は「晴れ」
以後はずっと雨マークです。
明日中に墓参りしてきます。
週末に帰京したら、一気に肌寒くなっているのでしょう。

女一人旅 高遠編その３

ある日の夕食の魚料理です。「エビとタイのポワレ」だったかな。

2ヶ月間家にいて、自分の料理しか食べていなかったので
人が作って出してくれるのがうれしい。
出されたもの全て感激して、いただきました。

この魚料理にしたって家なら
タイを炒めるフライパン、エビを焼くグリル、野菜を煮る鍋と3つ使って
片づけが大変。
前菜をつくるまな板、肉料理をつくるフライパン。つけあわせ用フライパン。
パンにサラダ。スープもあるでよ。
デザートもある。
作る手間と片づける手間を考えると、主婦としては
気が遠くなりますよね。

女一人旅 高遠編その２

それにしても高遠とはよく言った。
ほんと「高い」「遠い」ところにありますわぁ…。
アクセスが悪い分、ロケーションがよくて施設や食事はまぁまぁなのに、空いてます。
お風呂も大きいし、露天風呂もまずまず。
主婦がゆっくり骨休みするにはぴったりの場所。

諏訪湖近辺の方がアクセスがいいのですが、あちらは古くからの温泉街なので
結構雑っぽい雰囲気…というわけで「高い」「遠い」ところにあって
折り紙つきの静かな高遠に行ったのです。

ここは3回目。
湖畔を巡る散歩道も整備されていて、反対側には桜で有名な高遠城と絵島囲み屋敷が建ってます。
朝食後の散歩にちょうどいい距離。
毎日行ってました。
城からは伊那盆地が遠望できます。
足下には急流。背後には急峻な山。
戦国時代の城らしい立地にある城跡です。

ちなみに「絵島生島」で有名な絵島が配流された囲み屋敷からは
山が邪魔して何も見えません。

1週間近くいて絵は1枚しか完成できず。
2か月近く描いていなかったのでエンジンがかからないのです。
ではなにをして過ごしたかというと、部屋でネットできるので飽きずに
日本全国のあちこちの3D地図を見ていました。
（愛読書が地図なもので）

テレビも自宅で録画してあるのでここではあまり見ず。
森林浴して過ごす事が多かった。
何もせず何も考えず、ひたすら「ぼーっ」として退屈しないのが私の特技。
ここで夏の鬱憤をきれいに落とせた気がします。

家に帰って驚いた。
近所で飛び降り自殺があったそう。
年配の女性だそうで。
色々悩みがあったんでしょうけどね。
仕事する主人を置いて、のんきに一人旅する私って
考えようによっては鬱や自殺の心配がないーとも言えるんでは？。



写真はホテルの露天風呂。
ここにいる間中、お風呂で人にあう事はまれでした。
私が出る頃に一人入ってきたとか、
大浴場に入ると中の人が出るところだったり。
結局、露天風呂で他人と一緒になることはありませんでした。
晴天で緑がきれいで素敵なバスタイムを満喫できました。

女一人旅 高遠編その１

今年は7月初旬から空梅雨気味の猛暑が始まったので、「こりゃ、動けん」と早めに決断。
今夏の旅行を全て止りやめました。
家から駅に着くまでに汗ダクになり、63歳のおばぁでは、それだけで疲れきってしまうのは確実です。
帽子がないと脳味噌がとけだすかーという暑さですものね。
日傘をさしても地面の反射で、目がくらむし～。地獄！

9月の2週あたりからなら（たぶん）涼しくなるであろうと想定。
（実際はまだ猛暑でしたが）

2カ月前から「9月第2週は夏休みいただきます。」という張り紙を、主人のデスク前に張り付けて、猛アピール。
でも2カ月も家の廻りしかうろうろしていなかったので
欲求不満でいらいら。
退屈なので近所にある６つのスーパーを巡り、
売り場の端から端まで探索して、退屈を紛らわせていました。
気がつかなかっただけで、結構面白い、新料理素材が結構あるんですね。
というわけで今夏は、目新しい料理が食卓を飾りましたけど。


9月の第2週は前日まで雨台風で日本列島大荒れとなり、はらはら。
火曜には台風も去り、なんとかセーフ。
さすが晴れ女…と友達に言われたけど、それがいいのか、悪いのか微妙。
新宿発12:45で、晴天だと結構暑かったのです。
冷蔵庫で凍らせたペットボトルを額に押しつけながら、ふうふう乗車。

ちなみにー以前、高遠に行った時は新宿からホテルまで、直通バスが走ってました。
それがいつのまにか廃止されていて、かわりのバスがでているのですが、それが結構面倒なんです。
新宿から諏訪湖サービスエリアに行き、そこで10人乗りのマイクロバスに乗り換え。
（高速バスはそのまま松本へ行くのです。）
マイクロバスは諏訪湖サービスエリアから分岐して飯田方面へ。
しかし、高遠にいくには、途中の伊北インターチェンジで再び他のマイクロバス乗り換えるのです。
高遠方面へ行くのは私ともう一人だけ。
あ～ぁ、なるほど。これじゃ直行バスが廃止されるわな。

バスに二人だけで乗り、運転手さんにはちょっと悪いような気分に。
伊北インターチェンジから、えっちらおっちら山道を登って30分余。
やっと高遠さくらホテル前に止まりました。
もし伊北インターからタクシーできたら5000円ぐらいかかるんでは？
それを新宿から平日なら2000円なんですから、面倒くさいなんて文句は言えません。
（帰りは日曜だったので2700円）
２回乗り換えでも結構でゴザイマスーハイと神妙な「ぐーたら猫」です。


写真はレストランからの眺め。
ホテルは湖畔に建っています。ホテルの周りには何もない。
風景は貸切状態。しかもアクセスが悪いし、桜の季節でもないのでお客がほとんどいない。
静かでした。
ここは伊那市の第３セクターが経営するホテル。
普通ならとっくにつぶれてますわね。穴場です。
滞在中の夕食は洋食コースをお願いしておいたのですが、
毎日内容が変わってそこそこ美味しかった。満足です。
朝食は平凡。昼食も平凡。
せっかく伊那に来たんだから、テレビで紹介されていた伊那B級グルメとして有名な「ローメン」食べたかったわぁ。
ランチのメニューに加えてくれるようホテルのアンケートに書いておきましたが…。

風呂敷（１４７）月のほとり

風呂敷（１４７）月のほとり 11-02作成

1週間ほど、主婦の夏休みと称して旅行に出ていました。
高地での澄んだ月にたっぷり癒されてきました。