風呂敷（１７６）春の湖（うみ）

風呂敷（１７６）春の湖（うみ）　　　11-05作成

春の琵琶湖のイメージです。

いよいよゴールデンウィークですね。
かねてから、動けるうちに動いておこうという主義なので、
正月には旅行予定を立て、ホテルを予約しておきました。
1か月まえにはその予定を主人に告げ、8日間の留守を宣言。
2週間前には新幹線や乗継の特急の指定席券も購入。
準備万端です。

ちなみに主人は私の出発二日前から
帰京予定日当日までの海外出張の予定を入れました。
１～2日ぐらい、一人で家の中でゆっくりしてたらよさそうなもの。
男の人は一人で留守番って嫌なんでしょうか？
こんなんじゃ退職後「濡れ落ち葉亭主」になるぞ～。不安…。

「ツアーで行くの？」と主人。
「いんや、一人で廻るのだ。」と私。
「……。」
主人からのコメントなし。なんと思ったんだろ？帰ったら聞いてみよう。

道に迷っても怪我しても、日本国内です。
なんとでもなるわさ。
現地で何かあって（地震とか事故とか）数か月足止めされても
それはそれで面白い体験になると思うのですが。

人間、棺桶に入るのが近くなると、ますますアバウトになるのかもな～。

名古屋お手伝い編その２

名古屋にいる間に、長野で法事があり、二日間は留守しました。
幸い、名古屋から長野までの直通の特急「ワイドビューしなの」というのがあり、
東京へ戻って長野…という面倒がなったのは幸いでしたが…。
それでも疲れたべ～。

2週間過ぎて、嫁も孫も名古屋生活に慣れたのを確認し、
安心してうっかり
「明日ババ帰るね。」と孫にいったとたん…。

いきなり顔をくしゃくしゃにした孫が
「マナも帰る～！！！」
号泣。

慣れたなんて思ったのがおお間違い。
知らない土地の知らない家での生活。
仲良しの友達もいないまま、いきなり幼稚園に放り込まれ…。
おまけに溺愛してくれるパパがいない生活等々。
さまざまの不安を隠して、相当我慢していたんでしょうね。
しまった～。
読みが浅かった。

その上、孫と一緒に、嫁まで泣き出した！
なんなんだよ～。
息子が心配して名古屋入りの同行を私に頼んだわけがわかったぞ～。



写真は須坂にある「高山亭」のおそば。
法事の前の昼食は必ずここでとります。
おそばで有名なのですが、ここのてんぷらがおいしい。
いつもてんぷら定食を食べます。
長野駅前店と一味違う気がするのは、気のせいか…？

追記
帰京して、久しぶりに自分の枕、自分のベッドで寝ました。
やっぱ、落ち着くわ～。
9時前に寝たのですが、爆睡。
夜中、トイレにも起きず、目が覚めたのが朝の8時近く。
久しぶりの布団の感触が気持ちよく、30分ほどベッドの中でもぞもぞ。
さすがに膀胱がぱんぱんで仕方なくトイレに。
とっくに起きていた主人に「起こさないで寝かしとこうと思ったけど、
それにしてもよく寝てたね～。」
呆れられました。

名古屋お手伝い編

３歳の娘と身重の嫁を連れて、息子は名古屋に転勤です。
転勤して1週間後には1か月の出張があるので、
「お袋、手伝ってくれ」と泣きついてきました。

息子が先乗りで荷物と一緒に官舎に入り、あれやこれやの手続きをする間、
孫と嫁は我が家で待機。
（これだけでも、かなり疲れたべ～。）
息子が出張に出かけたあと、
私が、二人を連れて名古屋入りしました。

東京から新幹線のぞみに乗ると、2時間弱で名古屋へ。
近いですね～。
名古屋から地下鉄で宿舎へ。
これもあっという間。
名古屋の人には怒られそうですが
「東京都　名古屋市　千種区」へ転勤したーという感じがしてしまう私。


引っ越しだから、結構足りないものがあります。
タオルかけハンガーだの、かわいい表札だの、あれやこれや。

レトルト食材を探したり、料理の作り置きもせんとなぁ。（嫁は料理が苦手）
こまごました買い出しの毎日。
2週間も名古屋にいたのに、観光一つせず、ひたすらおさんどん生活。

恐縮する嫁には、彼女にしかできない仕事ー友達、知り合い作りをさせました。
これから数年はここで生活するわけですから、いろいろな情報を集めなくちゃならない。
出前の情報、評判のいい小児科、歯科、内科。
便利な配達業者、児童館や公園の情報…などなど。
時期が時期なだけに、同じように転勤してきた家族が多く、
3歳の子を連れて庭にでるとすぐママ友の輪ができるのをベランダから確認。
安心しました。

嫁が庭で子供を遊ばせながら、新規のママ友たちと親睦を深めている間
私はせっせと家事にいそしむわけです。
5時になると、「お風呂ですよ～。」と上から声をかけます。
嫁と孫が風呂の間に夕飯の支度。
二人が出たら夕食。
その後台所の片づけをして、お風呂に入りやっと就寝。
東京に比べてチャンネルが少ないのが名古屋の難点。
疲れてもいたので
名古屋にいる間あまりテレビはみませんでした。


名古屋に来て一番驚いたのは幼稚園、なう。
今時の幼稚園の入園式は、半分はパパなのです。

有給消化とかーいろいろあるんでしょうが、私から見ると隔世の感。
入園式ぐらいで仕事休むなよ…男の役割は仕事だろ…って古いんでしょうね。

あと孫は年少さんですが、入園式の翌日から、朝9時の幼稚園バスに乗ってでかけ、
午後の2時に再びバスに乗って帰ってくる…何ともママにやさしい時間割です。
私の頃は朝9時に登園して11時半にはお迎えでしたもんね。
延長保育もあり。
また仕事で朝早いママにはスープ付きで早めに預かってくれる早朝保育もあり。
働く女性に少しずつ、やさしくなってきた社会を実感しました。


写真は入園式
たくさんのパパ達にはびっくりだなぁ…。
息子も長期出張がなければ、休みをとって出席する予定だったとか。おいおい。

追記
いやはや、本当に疲れたわ～。
帰京してすぐ3泊4日で主人が出張したけど、さすがの私も、
いつものような留守を狙ってのお一人様旅行にでかける気力出ず。
テレビの前でひたすら、ぐずぐず、のたのたして過ごしまし

風呂敷（１７５）千寿

風呂敷（１７５）千寿 11-04作成

息子の転勤の手伝いに2週間も名古屋にいたのに、観光一つせず、
ひたすらおさんどん生活。

やっとひと段落ついて帰京すると、家の前の桜が迎えてくれほっとしました。
これからゆっくり花見できます。