女一人旅 2020 12月 下田その２

到着するとすぐ　フロントに荷物をあずけて　浜へ出ました。
快晴で風もなく　いいお日和でしたが
「ぎょぎょっ！」
見覚えのある猫がいる。

この前ここにきたのはいつだっけ？
ブログの動物カテゴリーをさかのぼってみると　
2016年の12月に会ったのが最初でした。
その時浜にいた　図々しく膝に乗って来た茶トラの猫が　また浜に居た？！
もういい年のはず。
人間でいうと60歳こえているでしょ。

猫を避けて大回りで海岸に出て　日陰でまったり海をながめました。
一人でぼーっとしたいのです。
例え猫でもパーソナルスペースを邪魔してほしくない。
偏屈にみがきがかかった73歳のオババでした？

さすが海近だけあって　夕食には魚類がいっぱい。
嫌というほど魚料理を食べました。
ローストビーフやカニ、天ぷらには全く食欲をそそられなかったなぁ。

夕食、朝食ともほぼ満席状態でした。
みなgo to travelwoを満喫しているようです。

女一人旅 2018年 11月下田その３

火曜は降ったり止んだりの小雨。
部屋で絵を描いていたらお掃除の人がノックしてきた。
掃除は結構ですとかナントカ少し話したんだけど
3人組できたオバサンたち、どう見ても私より年上。
背が低いし　背中も丸まってる…。
それでも働いてるのです。

結婚してから一度も　パートでさえ働いた事のない私は　
すごく後ろめたく思った。
彼女たち、元気だから働いているのか　働いているから元気なのか。
年だからあっちこっち痛いと主人に文句ばっかり言ってるワタシを反省…。

写真は前回会った猫。
すっかり太って貫禄十分。顔も悪くなっている…

女一人旅 2018 11月 下田その２

今回　浜に出て驚いた。
前回会った　勝手に膝に乗ってくる茶トラ猫に再会したのだ。
体も一回り大きくなって　ふてぶてしいまでのドラネコとなっていた。

一緒にいたのは黒白のメス。
ただ　ひどいぶちゃむくれ。こんなおブスさん見たことないというシロモノ。
う～む、愛想はよくて喉を鳴らしてすり寄ってきたけど
病気もちかも…と逃げ出した。
猫も人も外見で判断しちゃいかんとは思うんだけど…。すまん。

写真はそのオブス猫。
毛は汚いし、顔が傷だらけ。

びわ湖 その８

前回ここに来た時　ホテル前の豊公園のベンチに座っていたら
猫が私の周りに集まってきて驚いた記憶がある。
（あれはいったいなんだったんだろうと　今でも不思議）
２０１４年６月６日
https://blog.goo.ne.jp/inogenpower/e/991aa4b27fabd6e7e5b0bc75203985f4

今回は猫が少なくて　兄弟らしいキジ猫が4匹。ウロチョロしているだけでした。
みな野良ネコらしく、警戒していますが　そのうちの1匹だけは
果敢に私に近寄ってきて　愛想よく「みゃぁみゃぁ」啼きかける。

実はね～。
今年になってからお出かけの時は必ずリュックに
チャオチュールを入れて　持っていくようにしているんですよ。
で、この時も愛想のいいこの子猫にあげました。
もちろん大喜び。
他の子猫は私の手から直接食べるのはためらいがあり
結局　この子猫だけがおいしいおやつを食べてました。

その後　出かけてホテルへ帰る道すがら　
この子猫が道端で待っている姿を見かけるようになりました。

でもって毎日の夕食後　駅前のスーパーで刺身だのささみだのを買って　
この子猫へおみやげに。
最後の日には
「ごめんね。今日で最後なんだ。明日は東京に帰るんだ。元気でいるんだよ。」
頭を撫でて言ってきかせました。
あ～ぁ、連れて帰りたいなぁ…。ごめんよ～。

子猫を見ていて思ったのはアピールの大切さ。
「腹減ってるよ～なんかくれ～」と　大胆に側まで近寄ってきて
愛嬌よく大声でアピールする子猫に
ついつい　あれこれ買い与えてしまった私。
他の子猫たちは物陰から　怯えて眺めているだけ。
結局　アピール子猫の食べ残ししかゲットできず、腹ペコのまま。

野良猫も　人が気まぐれでなんかくれるかも…なんて幸運を期待せずに
「腹減ってるよ～なんかくれ～」
あの子猫みたいに　盛大にアピールすべきです。

人も同じ。
特に　若人諸君！
「察してくれる」というのを期待しちゃいけない。
今の時代に　古き良き日本の美学をもとめちゃいけない。

特に「好きです」「愛してる」系のアピールは
しっかりすべきですよぉ～。ガンバ！
そして結婚してくださいよ～！
ＤＮＡの策略に賛同して　子供をたくさん産んでくださいまし。
あなあな　かしこ。

女一人旅 2017館山 付録

翌朝　散歩に出たらベンチに昨日の猫がいました。
私が近づいてもちらっと顔を見上げただけで　あとは知らん顔。
後ろのベンチに座って本を読み始めましたが　
私に平気で後ろ姿をさらしたままくつろいでた。
いいなぁ、飼い猫はみんなこんなだといいんだが…。

女一人旅 2017館山その２

朝早く　海岸を散歩していたら屋根のついた縁台スペースがあったので一休み。
天気もいいし、海も穏やか。くつろげるなぁ…と足を延ばしていたら後ろから
「にゃぁ～。」
首輪をしているから近所の飼い猫か？
「おぅ、オハヨ～。」
大きな三毛猫です。

ぼんやり海を眺めていると　猫が私の横に上がってきた。
地元猫に警戒されないのはいつもの事なので、無視してひたすら景色を堪能していたら
猫が隣で寝始めた…。
私を人間というより　置物とでも認識したのか？

10分ほどしたら、飼い主のおじさん登場。
「慣れてる猫ですね。私を見ても逃げないですね。」
と言ったら苦笑い。

東京から移住してきた方だそうで。
奥さんは東京に残って、猫だけお供で来たそうです。
東京では普通に警戒心あったそうですが、ここにきてゆるんだらしい。
田舎では　私みたいぼぉっとしたオーラの人しかおらんから？

それにしても見知らぬ人の横で　よく寝られるな～。

猫風景

娘のところの猫。
家飼いのベンガル雌５か月。
外に出さないので犬を知らない。
岩合光昭の動物番組を見ていたら、いきなりテレビ画面に釘付け。
犬が走りまわっている光景をひたすらガン見。
窓の外を犬が走っているのをみている感覚なんでしょうか。
娘曰く。
これから積極的に　動物番組を録画して　彼女に見せるそうで。

あ～そうですかぁ…


追記
この話を猫ママベテランの妹としたら　彼女曰く。
「それは家飼いの特徴じゃない？
うちの猫たちは外に出してるから、現実の犬をみているわけ。
だからテレビが虚構だと理解しているらしく　
テレビで猫がケンカする声を聞いても
犬が吠えても　知らん顔で寝てるわよ。」
だそうです。知らんかったな～。
この年になって初めて知りました。勉強になりました。

女一人旅 2016 下田その２

海岸や山の風景を　デジカメでぱちぱち撮っていると
「うぉぉぉ…なんだ、なんだぁ？！」
傍らにいたはずのネコが、膝にのしかかってきた。

無視すんなよ、おいらを抱けよ、なでろよ…的な？
強引ですわね。
こんなネコ、初めてです。

とうとう私の膝に乗り込み　挙句座り込んでしまいました。
結構　重いんですけどぉ…。

地元猫の歓迎は嬉しいけど、これってどうなのよ。
しばらく撫で撫でしたものの　　太ももが痛くなってきたので
ほうほうの体で浜辺へと逃げ出しました。


次の日の朝、散歩にでたら　軽トラのおじさんがバケツをぶちまけていました。
漁師さんなんでしょうね。
アラや小魚がいっぱい。
たくさんの猫が群がっていました。
下田の猫は食べ物に恵まれているから人なれしていて大胆なんだなぁと得心。
それにしても、さすがの「ぐーたら猫」もたまげた下田の猫の振る舞いでした。

女一人旅 2016 下田

いつもは東京駅始発の「踊り子号」で下田へ向かうのですが
今回は本数が少ないながら　新宿発の「踊り子号」があるので　それを利用してみました。
家の駅から30分弱で新宿駅なので　あっという間です。

9:25分発で下田着12:15。6440円なり。
往復で13,000近い。
ホテルの一泊分近くかかります。
安い高速バスでもあればいいのになぁ。
ホテル代はあまりケチらないけど、交通費にはめっちゃひっかかる性格。

チェックインまで時間があるので　フロントに荷物を預けて海を見に行きました。
広い砂の海岸が広がっていて気持ちいい風景です。
「うぉ～いい感じ…。」
砂浜が見渡せる階段に腰かけてしばしうっとり…。

ニャァ…おや？
振り返ると後ろに地元猫が座っていました。
「こんにちわ～。わぁ、いい顔してますね。ハンサムですね。」
挨拶してから　写真をぱちり。
よく太ってガタイのいいオスです。
ここまでは　ネコに好かれるぐーたら猫としては　よくあるシチュェーションでした。

ちょっとそこまで 2016 金乗院その２

ちなみに…。
おもいっきり清々して下山。
境内のトイレを使用し、何気なく傍らのベンチに座りました。
「あ～きもちいい日だわ。満足したぞ～。」
目の隅に猫の影があったけど、気にしないでベンチで目を閉じて、日の光を体いっぱいに浴びる。
「あったかい～。気持ちいい～。」あれ？

足元に違和感を感じて目を開けると。写真の状態。

キタ～！

さっき見かけた地元猫が　大胆にも私の足の間にうずくまっていました。
「猫が好き」なのと「猫から好かれる」のとは別です。
自称猫好きからしたら　切歯扼腕でしょうけど、
どこへ行っても私には猫が寄ってくる。猫に好かれる。
きっと、前世は猫だったのよ。