インド特に、大都市の繁華街では思いとおりには歩けない…と思った方が宜しい。
とにかく、客引きが多い。
旅行者には、次から次へと客引きが寄って来るのです。
ここで、当時18才だった娘の日記を無断で(ごめん、でも臨場感溢れてるぞ~)載せます。
・・・・・・「クソの役にもたたんようなやつを売りつけようと、もみ手をしながらやってくるやつら。
「ハーイ、マダム?」とか言ってなんだこいつら。なぜ語尾が上がる。
「ポストカード?パイプ?」というのもあれば「コニチワ、アリガト」って私アナタに何かした?
「ヘロウ、タイマ?」とか、危ないのもたまにいるよ。
しかし、しつこい。あちこちから登場。
おっ!オメー、どこに隠れてやがった!
シャツを押し付けてきて「Very nice shirt! Madam!」という奴には「So dirty.」と言って払いのけてやった。」・・・・・
当時インドの人口は9億でした。
全部が全部、貧困層というわけじゃありません。
日本の総人口1億5000万と同じだけのインド人は西洋の文化の恩恵を受け、日本人と同レベルの暮らしをしています。
ただ残りの7億5000万人のインド人は、エレベーターを見たこともなく、文字も読めず、
1日5ルピー(15円)あれば上等という暮らしをしているのです。
空港や道路で、一日中、通る人をぼんやり眺めているだけの人たちがそれです。
その中で少しでもガッツある人達は何とかお金を得られないかーと考えます。
そこで彼等が目を付けたのは、不慣れでとろくて、そのくせお金だけはたっぷり持っている外国人旅行者…。
用があって日本大使館に行った時、そこで一人の日本青年にあい、おしゃべりしました。
(インドの鎌倉的な存在の)アーグラーに行ってきたばかりなのよーという話をすると
彼の恐ろしいアーグラー体験を話してくれました。
彼はデリーのそれなりの旅行社で、アーグラーまでの往復バス切符を買ったのに、
行く途中でいきなりバスから降ろされてしまったそうです。
さらに帰りのバス切符も実は無効で、アーグラーで立ち往生したとか。
しかも彼はインドに着いて早々、デリー市内で真昼間、いきなり数人に取り囲まれ、あっという間に身ぐるみはがされたそうです。
しょっていたリュックは勿論のこと、履いていたスニーカーまで略奪されたとか。
幸いパスポートだけは、首から紐でつるしていたので無事だったとか。
大使館へ駆け込み、急いで日本から送金してもらったそうです。
リュックだの靴だのは、インドでは爆安値段でそろえられますからあっという間に再装備。
今度はナイキだのプーマだのというブランド品でなく、現地に溶け込むボロ装備。
そのおかげか、その後2週間かけて、インドを安全に放浪。
「散々騙され、ぼられてもうへとへと。でもここまでされないとインドを堪能したとは言えないからね。」と
すがすがしささえ浮かべた表情で笑ってみせた青年に、おばさんはただ絶句するのみ。
若いって素晴らしいなぁ。
何でも肥やしにしてしまうのね。
と思ったら、彼はこれからイランイラクへ向かうのだとか。
冒険心に富んだチャレンジャーというべきなんでしょうかね。
少なくとも、息子でなくてよかった…というのが真情でしたけど。
絵は「大人の休日(1)」
夏休み中、暑くてたまらんというので、エアコンをがんがん効かせた室内で、一日中パソコンにへばりついて、ああでもない、こうでもないとあれこれ工夫した絵の一つです。花を描くのに下から上へとピラミッド構図で描くのではありきたりすぎる?それで右上から左下へと変えて画面の変化を試してみました。また白い花を白い背景で描くのはちょっと難しい。いわゆる同色背景の場合、画面にどう、変化をつけたらいいかとまた、ああでもない、こうでもない。
とにかく、客引きが多い。
旅行者には、次から次へと客引きが寄って来るのです。
ここで、当時18才だった娘の日記を無断で(ごめん、でも臨場感溢れてるぞ~)載せます。
・・・・・・「クソの役にもたたんようなやつを売りつけようと、もみ手をしながらやってくるやつら。
「ハーイ、マダム?」とか言ってなんだこいつら。なぜ語尾が上がる。
「ポストカード?パイプ?」というのもあれば「コニチワ、アリガト」って私アナタに何かした?
「ヘロウ、タイマ?」とか、危ないのもたまにいるよ。
しかし、しつこい。あちこちから登場。
おっ!オメー、どこに隠れてやがった!
シャツを押し付けてきて「Very nice shirt! Madam!」という奴には「So dirty.」と言って払いのけてやった。」・・・・・
当時インドの人口は9億でした。
全部が全部、貧困層というわけじゃありません。
日本の総人口1億5000万と同じだけのインド人は西洋の文化の恩恵を受け、日本人と同レベルの暮らしをしています。
ただ残りの7億5000万人のインド人は、エレベーターを見たこともなく、文字も読めず、
1日5ルピー(15円)あれば上等という暮らしをしているのです。
空港や道路で、一日中、通る人をぼんやり眺めているだけの人たちがそれです。
その中で少しでもガッツある人達は何とかお金を得られないかーと考えます。
そこで彼等が目を付けたのは、不慣れでとろくて、そのくせお金だけはたっぷり持っている外国人旅行者…。
用があって日本大使館に行った時、そこで一人の日本青年にあい、おしゃべりしました。
(インドの鎌倉的な存在の)アーグラーに行ってきたばかりなのよーという話をすると
彼の恐ろしいアーグラー体験を話してくれました。
彼はデリーのそれなりの旅行社で、アーグラーまでの往復バス切符を買ったのに、
行く途中でいきなりバスから降ろされてしまったそうです。
さらに帰りのバス切符も実は無効で、アーグラーで立ち往生したとか。
しかも彼はインドに着いて早々、デリー市内で真昼間、いきなり数人に取り囲まれ、あっという間に身ぐるみはがされたそうです。
しょっていたリュックは勿論のこと、履いていたスニーカーまで略奪されたとか。
幸いパスポートだけは、首から紐でつるしていたので無事だったとか。
大使館へ駆け込み、急いで日本から送金してもらったそうです。
リュックだの靴だのは、インドでは爆安値段でそろえられますからあっという間に再装備。
今度はナイキだのプーマだのというブランド品でなく、現地に溶け込むボロ装備。
そのおかげか、その後2週間かけて、インドを安全に放浪。
「散々騙され、ぼられてもうへとへと。でもここまでされないとインドを堪能したとは言えないからね。」と
すがすがしささえ浮かべた表情で笑ってみせた青年に、おばさんはただ絶句するのみ。
若いって素晴らしいなぁ。
何でも肥やしにしてしまうのね。
と思ったら、彼はこれからイランイラクへ向かうのだとか。
冒険心に富んだチャレンジャーというべきなんでしょうかね。
少なくとも、息子でなくてよかった…というのが真情でしたけど。
絵は「大人の休日(1)」
夏休み中、暑くてたまらんというので、エアコンをがんがん効かせた室内で、一日中パソコンにへばりついて、ああでもない、こうでもないとあれこれ工夫した絵の一つです。花を描くのに下から上へとピラミッド構図で描くのではありきたりすぎる?それで右上から左下へと変えて画面の変化を試してみました。また白い花を白い背景で描くのはちょっと難しい。いわゆる同色背景の場合、画面にどう、変化をつけたらいいかとまた、ああでもない、こうでもない。