風呂敷(683)2022神無月 22-02作成
街を歩くと どこからともなく金木犀?のいい香りがしてくる。
銀杏はまだ艶々した緑の葉っぱを自慢げに揺らしている。
メタセコイヤもタップリ緑の葉っぱをかかげている。
風は乾いてきもちいい。でも重苦しい曇天の空!
うらみがましい事を主人に漏らしていたら
奇跡的に 木曜金曜がド快晴。
残念ながら 内科と歯科の予約あり。
どこにも行けんわ~。
またうらみがましい愚痴が・。
若い世代で結婚しない男女が増えている。
自分で稼いだお金は自分だけで使いたいですって!
仰せ ごもっとも。
かねてから妹と
「生まれ変わっても男になりたくないわね。
考えてもみてよ。
雨だろうと雪だろうと真夏の暑さだろうと会社にでかけ
人間関係だけでなく仕事のストレスにさらされ
そうやって稼いだお金は全部 我々女房が管理して
自由に使えるものは ほんの僅か。
馬鹿馬鹿しくて 男なんて やってられんわ~。」
そうは言うものの「男は頑張ってる」
という事はわかるし
「男商売やりたくない。私には絶対できない。」
というのもわかっているので 私は絶対怒らない。
毎日 定時に会社行く事だの
給料全部女房に握られる事にくらべたら
主人の言う無理難題?なんぞへのかっぱ。
「ご無理ごもっとも」で何でも受けられ流せますです。ハイ。
あとね、65歳すぎたら結婚の良さがわかってくる。
40年近く一緒にいると、
お互いが空気のような存在になり、
また右手と左手みたいな連帯感ができている。
そういう夫婦の65歳以上の年金生活とは
実にのどかで平和なものです。
何気ないつまらないだけの連続なのですが。
65歳過ぎれば どっちかが病気持ちでもあり
思いがけない怪我や入院もありがち。
そんな時 年寄りとなった自分が
一人だけで病気と闘うって 結構心細くつらいもの。
若い時は
自分は強い、もしくは完全だと考えがち。
いやいや、誰にでも70歳はやってくるのだぞ。
こんなに体が重くなるとは想像つくまいが。
結婚は右手と左手の共同作業。
右手だけで全部やろうなんて そもそも無理ですよ~。
山あり谷ありで大変な事が多い結婚生活ですが
会話する相手もいない寂しい老後生活を
周りにたくさんみているので
若い人には 結婚するのを絶対お勧めする次第です。
街を歩くと どこからともなく金木犀?のいい香りがしてくる。
銀杏はまだ艶々した緑の葉っぱを自慢げに揺らしている。
メタセコイヤもタップリ緑の葉っぱをかかげている。
風は乾いてきもちいい。でも重苦しい曇天の空!
うらみがましい事を主人に漏らしていたら
奇跡的に 木曜金曜がド快晴。
残念ながら 内科と歯科の予約あり。
どこにも行けんわ~。
またうらみがましい愚痴が・。
若い世代で結婚しない男女が増えている。
自分で稼いだお金は自分だけで使いたいですって!
仰せ ごもっとも。
かねてから妹と
「生まれ変わっても男になりたくないわね。
考えてもみてよ。
雨だろうと雪だろうと真夏の暑さだろうと会社にでかけ
人間関係だけでなく仕事のストレスにさらされ
そうやって稼いだお金は全部 我々女房が管理して
自由に使えるものは ほんの僅か。
馬鹿馬鹿しくて 男なんて やってられんわ~。」
そうは言うものの「男は頑張ってる」
という事はわかるし
「男商売やりたくない。私には絶対できない。」
というのもわかっているので 私は絶対怒らない。
毎日 定時に会社行く事だの
給料全部女房に握られる事にくらべたら
主人の言う無理難題?なんぞへのかっぱ。
「ご無理ごもっとも」で何でも受けられ流せますです。ハイ。
あとね、65歳すぎたら結婚の良さがわかってくる。
40年近く一緒にいると、
お互いが空気のような存在になり、
また右手と左手みたいな連帯感ができている。
そういう夫婦の65歳以上の年金生活とは
実にのどかで平和なものです。
何気ないつまらないだけの連続なのですが。
65歳過ぎれば どっちかが病気持ちでもあり
思いがけない怪我や入院もありがち。
そんな時 年寄りとなった自分が
一人だけで病気と闘うって 結構心細くつらいもの。
若い時は
自分は強い、もしくは完全だと考えがち。
いやいや、誰にでも70歳はやってくるのだぞ。
こんなに体が重くなるとは想像つくまいが。
結婚は右手と左手の共同作業。
右手だけで全部やろうなんて そもそも無理ですよ~。
山あり谷ありで大変な事が多い結婚生活ですが
会話する相手もいない寂しい老後生活を
周りにたくさんみているので
若い人には 結婚するのを絶対お勧めする次第です。
風呂敷(682)秋の御遊 22-10作成
先週蓼科に行った時に仕上げた1枚。
ノースリーブからいきなり長袖生活になってしまい、
朝晩と日中の温度差が激しくもあり。
体がついていけない75歳のオババです。
毎日が倦怠感いっぱい。
気力体力まるでなし。
主人の枕カバーを買いに行く予定が、もう1か月も先延ばししている。
「気が付いたら即行動。フットワーク超 軽!」
が売り物だったワタシはどこへ行ったのやら・・。
元気で体力自慢で
「僕は100歳まで生きるんだ!」と常日頃のたもうていた主人が
近頃は
「80歳くらいでいいかもしれない。」と言い出した。
「100歳まで生きるんなら、
私が死んだあと10年以上は一人で暮らす計算になるんから
家事は覚えときなさいよ。」
折あるごとにこまごまとした家事を伝授したんだけど
これらが結構メンドクサイと思いだしたようです。
ゴルフだサイクリングだハイキングだと出かけて
ただいま~と帰れば、お風呂が沸いている。
さっぱりしてお風呂から出ればキンキンに冷えたビールと
美味しい煮物と漬物が出る。
食べ終わったら歯磨きだけすれば
ふかふかのベッドに速攻インできる。
これが一人だと用意と片付けをしなくちゃならない。
買い物は補充しときゃならないし、
買ったものは野菜など洗わなくちゃしまえない。
レトルトはあそこ、缶詰はあそこ、カップラーメンはあそこ。
置き場所が決まっていて、少なくなったら補充しなくちゃならない。
ごみは分別し指定された日にださなければならない。
ペットボトルの蓋とラベルは別場所へ。
ペットボトルとビンは洗っておかなくちゃ。
そうそう、台所の洗い場も二日に1回は総洗いしなきゃ、黒カビが生える。
調味料入れもこまめにふかないとね。
手あぶら 結構付いているから。
食器棚もこまめに拭き掃除。
お日さまの匂いがする布団にするため、まめに布団干ししなくちゃならない。
パジャマもシーツも洗濯しなくちゃならない。
洗って干して畳んで・あ~終わりがない家事の連続。
あ~なんてメンドクサイんだ!!
気が付いたわけです。
一か月に1回、三泊四日で私がお一人様旅行で留守をしている間ぐらいは
なんとかやるけど、こんな事一人で10年もやってられるか~
と思い始めたんでしょう。いまさらなんだけど。
「だから言ったでしょうが。貴方が先死んで、家の片付け済んで
貴方の三回忌終えたら、私が死ぬというのがベストよ。」
「な~るほど!」
今よんでいるエリック・シーガルの(ドクターズ)に書いてありました。
人類の20%が抑鬱症に悩んでいる。
この種の病気は女性が かかりやすい。
女性の多くにとっての家庭というのは
「子供がいてもいなくても」孤独な監禁状態なのだからーと。
だから1か月に1回 三泊四日でお一人様旅行する事は
監禁状態からの解放。私にとって絶対必要なのでありますよ。
先週蓼科に行った時に仕上げた1枚。
ノースリーブからいきなり長袖生活になってしまい、
朝晩と日中の温度差が激しくもあり。
体がついていけない75歳のオババです。
毎日が倦怠感いっぱい。
気力体力まるでなし。
主人の枕カバーを買いに行く予定が、もう1か月も先延ばししている。
「気が付いたら即行動。フットワーク超 軽!」
が売り物だったワタシはどこへ行ったのやら・・。
元気で体力自慢で
「僕は100歳まで生きるんだ!」と常日頃のたもうていた主人が
近頃は
「80歳くらいでいいかもしれない。」と言い出した。
「100歳まで生きるんなら、
私が死んだあと10年以上は一人で暮らす計算になるんから
家事は覚えときなさいよ。」
折あるごとにこまごまとした家事を伝授したんだけど
これらが結構メンドクサイと思いだしたようです。
ゴルフだサイクリングだハイキングだと出かけて
ただいま~と帰れば、お風呂が沸いている。
さっぱりしてお風呂から出ればキンキンに冷えたビールと
美味しい煮物と漬物が出る。
食べ終わったら歯磨きだけすれば
ふかふかのベッドに速攻インできる。
これが一人だと用意と片付けをしなくちゃならない。
買い物は補充しときゃならないし、
買ったものは野菜など洗わなくちゃしまえない。
レトルトはあそこ、缶詰はあそこ、カップラーメンはあそこ。
置き場所が決まっていて、少なくなったら補充しなくちゃならない。
ごみは分別し指定された日にださなければならない。
ペットボトルの蓋とラベルは別場所へ。
ペットボトルとビンは洗っておかなくちゃ。
そうそう、台所の洗い場も二日に1回は総洗いしなきゃ、黒カビが生える。
調味料入れもこまめにふかないとね。
手あぶら 結構付いているから。
食器棚もこまめに拭き掃除。
お日さまの匂いがする布団にするため、まめに布団干ししなくちゃならない。
パジャマもシーツも洗濯しなくちゃならない。
洗って干して畳んで・あ~終わりがない家事の連続。
あ~なんてメンドクサイんだ!!
気が付いたわけです。
一か月に1回、三泊四日で私がお一人様旅行で留守をしている間ぐらいは
なんとかやるけど、こんな事一人で10年もやってられるか~
と思い始めたんでしょう。いまさらなんだけど。
「だから言ったでしょうが。貴方が先死んで、家の片付け済んで
貴方の三回忌終えたら、私が死ぬというのがベストよ。」
「な~るほど!」
今よんでいるエリック・シーガルの(ドクターズ)に書いてありました。
人類の20%が抑鬱症に悩んでいる。
この種の病気は女性が かかりやすい。
女性の多くにとっての家庭というのは
「子供がいてもいなくても」孤独な監禁状態なのだからーと。
だから1か月に1回 三泊四日でお一人様旅行する事は
監禁状態からの解放。私にとって絶対必要なのでありますよ。
10月7日の帰京になって漸く雨が上がり 女神湖が見えました。
去年行った志賀高原のホテルも目の前が湖で ロケーションは同じようによかったけど
食事が私史上ワーストワンという激マズだったのに比べると
このホテルの食事が美味しくて それだけでもよかったです。
志賀高原よりアクセスもいいしね。
来年 また来ようと思いました(76歳で動ければね)
去年行った志賀高原のホテルも目の前が湖で ロケーションは同じようによかったけど
食事が私史上ワーストワンという激マズだったのに比べると
このホテルの食事が美味しくて それだけでもよかったです。
志賀高原よりアクセスもいいしね。
来年 また来ようと思いました(76歳で動ければね)
宿泊したのは アビエント蓼科。
以前 アビエント安曇野に泊まった時、 食事が美味しかったのでトライしてみました。
一日目はバイキングで、二日目は洋食レストランにしました。
これが失敗。
薄暗くて本が読めない。
ほとんど満席なのに、異様に静か。
老夫婦カップルが多いせいです。
会話なく黙々と食事していて、レストランは非常に不気味な雰囲気。
料理もイマイチ。
多分三日目に予約した和風レストランもこんな塩梅だろうと思いキャンセル。
三日目はまたバイキングに戻しました。
バイキングはほどほどに美味しかったです。
高級食材があるわけじゃないけど、
私の好きな玉ねぎのリング揚げとか、アナゴとかありましたから。
但しいくら美味しくても3日もご馳走食べ続ければ飽きますよね。
やはり旅行は三泊四日がベストです。
写真は部屋。
緑系で統一されてます。きれいです。
雨で閉じ込められたけど、落ち着いて3枚の絵を描きあげられました。
以前 アビエント安曇野に泊まった時、 食事が美味しかったのでトライしてみました。
一日目はバイキングで、二日目は洋食レストランにしました。
これが失敗。
薄暗くて本が読めない。
ほとんど満席なのに、異様に静か。
老夫婦カップルが多いせいです。
会話なく黙々と食事していて、レストランは非常に不気味な雰囲気。
料理もイマイチ。
多分三日目に予約した和風レストランもこんな塩梅だろうと思いキャンセル。
三日目はまたバイキングに戻しました。
バイキングはほどほどに美味しかったです。
高級食材があるわけじゃないけど、
私の好きな玉ねぎのリング揚げとか、アナゴとかありましたから。
但しいくら美味しくても3日もご馳走食べ続ければ飽きますよね。
やはり旅行は三泊四日がベストです。
写真は部屋。
緑系で統一されてます。きれいです。
雨で閉じ込められたけど、落ち着いて3枚の絵を描きあげられました。
出発した10月4日の東京は28、29度近い暑さ。
下着はタンクトップ、上着は穴だらけのデザインのレースブラウスという
暑さ避けばっちりの服装で 出かけました。
東京から佐久平まで1時間半くらいで あっという間に到着。
しかしここからが長かった。
迎えのシャトルバスで40分くらいかけて
山を越えて蓼科へ。
翌朝、何気なくテラスにでてびっくり。
異様な涼しさ・・というか寒さ。
息が白いんです!!
東京から別便で(使わないと思うけど、もしかの為に)と
送っておいた長袖下着、厚手のジャージ上下、厚手の靴下に 即 着替えました。
びっくりだ~。
10月5日の蓼科って こんなに寒いところなの??
しかも音を立てて、雨が降ってた。
滞在した三泊四日とも曇天か雨。
とても寒い。
私は部屋で静かにお絵描きする予定だったから悪天候でも構わないけど
他の人たちはせっかく旅行に来たのに
さんざんな滞在となりましたね。
近くの観光名所のどこへ行っても視界ゼロ。
果てしなく続く濃い霧のカーテン。
写真は 10月5日の窓からの風景。
霧なのか靄なのかはたまた単なる雨なのか。
見事なくらい視界ゼロでした。
下着はタンクトップ、上着は穴だらけのデザインのレースブラウスという
暑さ避けばっちりの服装で 出かけました。
東京から佐久平まで1時間半くらいで あっという間に到着。
しかしここからが長かった。
迎えのシャトルバスで40分くらいかけて
山を越えて蓼科へ。
翌朝、何気なくテラスにでてびっくり。
異様な涼しさ・・というか寒さ。
息が白いんです!!
東京から別便で(使わないと思うけど、もしかの為に)と
送っておいた長袖下着、厚手のジャージ上下、厚手の靴下に 即 着替えました。
びっくりだ~。
10月5日の蓼科って こんなに寒いところなの??
しかも音を立てて、雨が降ってた。
滞在した三泊四日とも曇天か雨。
とても寒い。
私は部屋で静かにお絵描きする予定だったから悪天候でも構わないけど
他の人たちはせっかく旅行に来たのに
さんざんな滞在となりましたね。
近くの観光名所のどこへ行っても視界ゼロ。
果てしなく続く濃い霧のカーテン。
写真は 10月5日の窓からの風景。
霧なのか靄なのかはたまた単なる雨なのか。
見事なくらい視界ゼロでした。
風呂敷(680)秋の声 21-12作成
ずっと前のブログで
・・主人に留守番をお願いして出かける旅はどこかすっきりしない。
心の片隅で なんかひっかかる感があるもの。
笑顔で「行っておいで~。」って言われて、
なんか ひっかかるのは気のせい??
・・なんて書いていたけど、主人が退職してから
留守番をお願いするしかないわけで。
家を出たとたん 「気にするのはやめよう!!」
と考える事にしました。
一歩家を出たら 家の事は一切考えないようにしました。
で明日からまた 三泊四日のお一人様旅行に出かけます。
現地の天気予報は全て雨か曇天。
気にしないわ~。
観光にいくわけじゃないし、静かなところでお絵描きして
おいしいもの食べれれば、全てよしという条件での旅行です。
本棚の断捨離を始めました。
とりあえず片っ端から読んで、
また 読みたいと思うものだけを
残そうと思いました。
その中にページが黄変した半村良の「妖星伝」というのがあり
その最後の7巻はまるで哲学書か宗教書。
大学での哲学講義書を読んでいるかの如く。
でもその中に
「人は何に為に生を受けたか、自問し続けてきた。
多くは他のものに何事かをなす為と答えて満足しなければならなかった。
あるものは愛に答えを見出し、あるものは何の答えも得ぬまま死んだ。
またある者は与えられた命をより長える為にと答え、渋々生き続けた。
目的のない命におのれ自身を見放して 悪業を重ねた者もいる。
そして多くは、答えともなり得ぬ些末な事におのが心を縛り付け、
それにこだわる事で なんの為に生きるかという答えに変えた。」
という一節があり、現在の新聞を騒がしている事件、おのおの
それぞれに当てはまるなぁと感心。
特に
「またある者は与えられた命をより長える為にと答え、渋々生き続けた。」
という一節が、
「おいおい、私の事ですかぁ?~」
痛かったです。
まぁ世の中のシニア、ほとんどがこれでしょうがね。
目が見えにくくなった。
テレビがはっきり聞こえない。
立ち上がる時、どっこいしょと掛け声をかけないと立ち上がれない。
階段をパッパと昇り降りできない。
日常生活がいちいちとろくて 我ながら面倒なシニア生活。
まさしく 渋々生きてる今日この頃。
ずっと前のブログで
・・主人に留守番をお願いして出かける旅はどこかすっきりしない。
心の片隅で なんかひっかかる感があるもの。
笑顔で「行っておいで~。」って言われて、
なんか ひっかかるのは気のせい??
・・なんて書いていたけど、主人が退職してから
留守番をお願いするしかないわけで。
家を出たとたん 「気にするのはやめよう!!」
と考える事にしました。
一歩家を出たら 家の事は一切考えないようにしました。
で明日からまた 三泊四日のお一人様旅行に出かけます。
現地の天気予報は全て雨か曇天。
気にしないわ~。
観光にいくわけじゃないし、静かなところでお絵描きして
おいしいもの食べれれば、全てよしという条件での旅行です。
本棚の断捨離を始めました。
とりあえず片っ端から読んで、
また 読みたいと思うものだけを
残そうと思いました。
その中にページが黄変した半村良の「妖星伝」というのがあり
その最後の7巻はまるで哲学書か宗教書。
大学での哲学講義書を読んでいるかの如く。
でもその中に
「人は何に為に生を受けたか、自問し続けてきた。
多くは他のものに何事かをなす為と答えて満足しなければならなかった。
あるものは愛に答えを見出し、あるものは何の答えも得ぬまま死んだ。
またある者は与えられた命をより長える為にと答え、渋々生き続けた。
目的のない命におのれ自身を見放して 悪業を重ねた者もいる。
そして多くは、答えともなり得ぬ些末な事におのが心を縛り付け、
それにこだわる事で なんの為に生きるかという答えに変えた。」
という一節があり、現在の新聞を騒がしている事件、おのおの
それぞれに当てはまるなぁと感心。
特に
「またある者は与えられた命をより長える為にと答え、渋々生き続けた。」
という一節が、
「おいおい、私の事ですかぁ?~」
痛かったです。
まぁ世の中のシニア、ほとんどがこれでしょうがね。
目が見えにくくなった。
テレビがはっきり聞こえない。
立ち上がる時、どっこいしょと掛け声をかけないと立ち上がれない。
階段をパッパと昇り降りできない。
日常生活がいちいちとろくて 我ながら面倒なシニア生活。
まさしく 渋々生きてる今日この頃。