小金井公園の梅園見物

写真は2021年2月25日　都立小金井公園の梅園
ほとんど満開です。
近場の方はぜひご来場くださいましね。

今週　ちょっとヤバイ事があった。
月曜は快晴、四月並みの暖かさ。
主人はゴルフで朝早く出かける予定。
条件は揃っているので、前日からリュックに荷物を用意して
奥多摩あたりへハイキングに出かけようと思ってました。

当日の朝、主人を送り出し　私も家をでたのですが
…何か…気が乗らない。

駅に着いたものの、お出かけ気分はすっかり失せて
改札口で　暫くぼーっと佇む。

朝ごはん食べてないしな…コンビニでサンドイッチでも
買って帰ろうか。
ファミレスの看板が目に入ったのでそこへ行きました。
モーニングセットを食べたけど…
これが、旨くないんだな～。
舌までやる気がない？
しおしおと家に帰りました。

家に帰っても　お絵描きする気分じゃない。
どうしたんだろ…
ははぁ、これが老人性鬱か？
私が出かける気力が起きないなんて
かって、なかった事だ。
とにかく、全てがメンドクサイんです。

結局快晴にもかかわらず　ビデオ見ながら一日中
家の中でごろごろして過ごしました。

縁側で猫を膝に乗せ、ぼーっとしているおばあさんになりたい気分。

これじゃまずいだろ…と夕方になってパソコンを開く。
強制的に出かけないとな。
三泊四日の一人旅を設定。

さらにかったるい体に鞭打って　本日は小金井公園の梅を見物に
出かけたという塩梅です。

風呂敷（５９７）水温む

風呂敷（５９７）水温む　　　20-01作成

今読んでいる本の中の一節。
　『歳をとったことを嘆くまい。
　数歩先が見えれば歩める。
　それで十分。』

あ～そうなんだ・・　寂しい事だなぁ・・。

風呂敷（５９６）探梅

風呂敷（５９６）探梅　　　　20-01作成

静かな雨の朝でございます。

金曜夜　いつものように9時就寝。
うるさいなぁ・・と目が覚めたのが11時過ぎ。
体がぎしぎし揺れている？？
「地震かぁ～。」とそのままベッドから動かずにいましたが
結構長く揺れているので　起きてみました。

主人の部屋を覗いてみると　テレビつけっぱなしで爆睡中。
「パパ・・？」
声をかけたけど反応なし。
（酔っ払いは強い）

そういえば思い出した。
主人は4人兄弟ですが　次男の奥さんと主人の末の妹が仲が悪い。
親戚の集まりがあっても次男の奥さんが参加しない事が10年以上続いている。

気になったのである時　次男の奥さんに電話のついでに聞いてみた。

曰く。
ある集まりの時　私が言った事がある。
「主人はテレビつけっぱなしで寝てること多いのよね。」
すると次男の奥さんも
「そうそう、うちもつけっぱなしで寝ているわ～。」
私。
「気が付いたら消してるけど、この頃では面倒くさくて
そのまんまにしているわ。困ったもんだわ。」
その時末っ子の妹が言ったそうだ。
「そんな事くらいで　文句いうなんて。」
忌々し気に我々をにらみつけたそうな・・。
次男の奥さんは　むっとして　この妹の顔をみるのも嫌になったから
親戚の集まりにこなくなったとか。

そんな事あったのか？
覚えていない私。
些細な事を根に持って10年以上うじうじ怒っている人もいるんだ？！

「その時言ってやればよかったのよ。
月に200万300万稼ぐ旦那なら文句も言いませんよ！って。
旦那がテレビつけっぱなしで寝るのに文句いうのって
サラリーマンの奥さんとしては当然じゃないですか。主婦の鏡よ。」
「そりゃそうなんだけど・・。」

結論
同じ事を聞いても　受け取り方がさまざまあるのね～。
聞き流す能力は大事よね～。
鈍感力　大事よね～。

でも考える。
「天然爆弾」系の私って何気なく言った様々の言葉で　
今まで　どのくらいの人を爆死させてきたんだろう？って。
猛省。

女一人旅 2021 2月 御殿場その３

写真は2021年2月4日の富士山
青空をバックに　左右対称の美しい姿。
無神論者の私でも　手を合わせて最敬礼したくなる。
神々しい山容です。


イギリスの作家　ジェイムズ・ヘリオットが好きで
何年かに一度は　彼の全作品を読み返している。
作品の中では　繰り返し
ヨークシャーの素晴らしい光景が語られている。

薫風に顔を撫でられながら歩いていると
この広い荒涼とした丘陵地の中に
たった一人でいることが、いつもながらちょっとした驚きだ。
見渡す限り動くものがなく　紫の花が何マイルにもわたって咲き誇り
緑の芝草も　遠くかすんだ青空に混じりあうまで広がっている。

・・うわぁ～。なんて、すばらしい光景なんでしょう！。
うっとりするわ～。
行ってみたい。

人間同胞が嫌いなわけではないが　広々とした景色の中で
まったくひとりぽっちになるというのも時には素晴らしいものだ。
そこには平和と静寂がある。

・・そう、そう、その通りじゃぁ～！
これをわかってくれるのは、身近では娘だけ。
主人は　人いきれや赤ちょうちんやネオンが大好きなタイプです。

そういうわけで　主人と食事や旅行するのは無理。
今回も　「一人の楽しさ」を求めて　
お一人様旅行に行きました。
紺碧をバックにして堂々と広がる美しい富士山を見て　
ヨークシャーにも負けないぞ～と胸を張るワタシ・・。
満足です。

女一人旅 2021 2月 御殿場その２

ホテル敷地内も人影がない。
中庭には幟と飾りが　風にわびしく吹かれているだけ。
でもこの状態が　私にはベストでもありました。

今回の宿泊のもう一つの目的が「おいしいご飯」
これは失敗。
食べログで　岩波の駅近くにイタリアンの店があるようだと
期待して出かけたんだけど・・。
メニューにはピザとパスタばっかり。

また朝食が今までは8階の富士山展望レストランだったのに　
コロナ下という事で中止。
1階の景観のないレストランで　盛り切りの朝定食風。
これにも「萎えた」。

帰京して二日目の夕食は
牛とゴボウとコンニャクの煮物
ワカメ一杯のチョレギサラダ。
おかめ納豆。
アオサいりさつま揚げのつけ焼き

これらが実にオイシカッタな～。
私の舌はこんなモンです。

取り敢えず　拘束ヒステリー（？）は収まりました。

女一人旅 2021 2月 御殿場

再び　緊急事態宣言が出たというのに
ぐーたら猫にも「精神的緊急事態」が…。

主人の鼻水拭いて回るだけの生活＆半径500メートルしか出かけない生活が
一か月続くと…。

ぐつぐつと腹の底から吹き出る黒いガス。
そこには閉じ込められた感ハンパない欲求不満が満ちている。
このまんまでは　ウツになりそうじゃぁぁ。
崖から飛び降りそうじゃぁぁ～。

とか何とか…。
御殿場高原ホテル　三泊四日の女一人旅へと出かけました。
それでもコロナは怖いので　
往復は高速バスではなく
小田急ロマンスカーにしました。

料金高めだけど　空いてます。
案の定　車内はがらがらです。
ソーシャルディスタンス十分です。

ホテルでも　人にかかわらないで
部屋でお絵かきしているだけだから。
まずコロナ感染の心配はなかろうと踏んで…。

帰京して1週間経ちましたが、熱も味覚異常も出ていないので
どうやらセーフだったらしい。
ナンマイダブ。



写真は「ふじさん号」の車内。
小田急ロマンスカーは　新宿から箱根or小田原行きが多いのですが
本数は少ないけど　「ふじさん号」は新宿から御殿場まで走ります。
2月3日の車内は空いてましたね。５～６人いるかどうかでした。
帰りは土曜日だというのに　さらにがらがら。
ロマンスカーが一両貸し切り状態って…快適だったけど…どうなのよ？

風呂敷（５９５）2021如月

風呂敷（５９５）2021如月　　　　　20-01作成
今年はまだ積もって難渋するほどの雪は降っていない。
助かります。このまま春になりますように。


昨日は風もなく　暖かかったのに
今朝は一変して　曇天と北風。
エアコンをつけ　足温器に足を突っ込み　
ヘッドフォンでヒーリングクラシックを聴きながら
パソコン相手にお絵描きして過ごす事に　しませう。
オババ的には満足となる一日となるでせう。

先週旅行してきたけど　ま～・・おいしいモノに出会えなかった。
舌的には不満足の旅でした。

味覚異常というより　年で味覚変化しているのです。
揚げ物系や焼肉系の洋風味付け料理が苦手になってきました。
というわけで帰宅して作ったのが
高菜とひき肉と豚薄切りの炒め物。
さつまあげのつけ焼き。
しらすと大根おろし。
わかめの味噌汁。
（主人用には牛の薄切り肉と千切りキャベツを加えましたけど）
炊き立てご飯がオイシカッタ。
安価だけど満足できる我が家の夕食。
有難うございました。自己完結。

風呂敷（５９４）旧正月

風呂敷（５９４）旧正月　　20-06作成

地方に住む友人から電話がかかってきました。
久闊を叙し　なんだかんだの近況報告のあと
彼女がいう事には・・

近くに住む80代の知人女性が　崖から飛び降り自殺したとか？！。
コロナで近所付き合いもなく　閉じこもり生活で滅入ってたのかな…と
言うけれど。
彼女は娘さんと同居していたから　その可能性は低い。
たぶん、この先生きているのが面倒くさくなっちゃんたんでは？
というのが私の見解。

年金生活ー毎日が日曜って結構つらい。
最近、近所に大型スーパーが開店しました。
オープンセールとやらで　連日開店前から長蛇の列が展開されています。
しかし我が家では夫婦二人なので
そんなに必要なものがない。
ないならないで　なんとかなるのがシニアの生活なのです。

カップラーメンが99円だって・・
ウチには3個あるから　当分それでいいよね。

生イカが100円だって・・超　安い。
一応2杯買ったけど、再び並んで買う気にはなれない。

和牛が爆安って・・冷蔵庫に冷凍があるしな～。
まず　あれらを使わないと冷凍庫焼けしちゃうしな。

そんなこんなで　ひと昔なら勇んで行列に並んで買ったはずなのに
今回は　行列を横目に素通り。
落第主婦道まっしぐらの罪悪感。

なんか毎日「どうでもいいや的」に過ごしています。
緊急にすべき事なんもない。
明日でも明後日でも済む事ばっかり。
生活の緊張感全くないね～。

こんな腑抜けた生活の上に　
あっちが痛い、こっちが悪いの年寄り生活が重なると、
「あ～生きてるのって　メンドクサイ！」となっても不思議ではない？？。
だから彼女は衝動的に飛び降りたのかも・・と考えてしまうワタシ。
　　
少しでもいいから　楽しみや期待ある小さな未来を持たないとな。
小さな事に喜びや満足を　見出すようにせんとな。
以上　二人で電話で話し合った結論です。

電話を切ってから考えた。
とりあえず今夜「芽キャベツのバター煮」を作ってみよう。
主人の好物。あれ、おいしいからな～。
芽キャベツ売っている遠くのスーパーまで行ってこよう。

今週末　久しぶりにお一人様旅行してみようかな。
おっとと、早急に予定立てないと。
早急に予約とらないと。

こうして、小さな予定をいくつもたてて　
今週を何とか　やり過ごそうとする　ぐーたら猫73歳です。
崖から飛び降りたくなりませんように～。