ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

風邪ひきました2

2007-03-31 17:22:50 | パソコン画
年をとると病気が治りずらいという話の続きです。
作品展の前週から風邪引きだったO先生も、3週間経った今週になっても、まだ、本調子ではないそうです。
それを知って、がっくり。あ~ぁ、この不調はあと2週間もつづくのか…。

20代の頃は風邪を引くと、嬉しいものでした(?)。
熱が出たというので、大威張りで一日中ベッドにいて、私は不調なの…と、自己陶酔しながら、寝ていた気がします。
それは1日寝ていれば、翌日には元気になるという自信があったから。そして、その通りだったのは、はるか遠い昔でした。

油モノとカフェインを避ける食生活にも、諦めがついて慣れたけど、
今さらながら、献立には苦労しています。

ちなみに、1週間経ったので、もう、いいだろうとお昼にお寿司を買いました。
ネギトロや中トロを避けた折り詰めでしたが、食べ終わってから、いきなりお腹が痛み出した。
カンパチか、トラウトサーモンか…弱っている腸には、その程度の油でも負担だったのですね。
これで、せっかく持ち直していたのに、また振り出しへ。おかゆと梅干生活へと逆もどりです。

あたた…歩くと腸が動いて痛い。
よたよた朝のごみ集積場に行くと、近所の知り合いが「どうしたの?」。
そこで泣き言をさんざん並べ立てたら
「貰い物のかぼちゃがたくさんあるから、夕飯用に煮た物を少し持っていくわね。」あり難いで~す。
そして夕方になって、彼女が煮たというかぼちゃの煮物を受け取って「…?」。

色が薄い…お味見してみたら、案の定、「超」のつく薄味でした。
夕食のとき、黙ってそのまま、出したら「何?これ?蒸しただけ?」と家族の箸が進まない。
翌朝、いつものように砂糖、酒、醤油たっぷりで、ぐーたら猫風に煮なおして出したら、皆様、にこにこ、完食です。

これを見て思いました。
かぼちゃをくれた彼女一家は、全員、鶴のように痩せてスタイルがいい。
つまり彼女の作るものは、全部、薄味なんでしょう。
薄味料理だから、食事時の白米もほどほどしか食べない?
…つまりあっさり料理のローカロリー献立。
どうでしょうか?皆様の周りで痩せた一家を見たら、そこの主婦の1週間の献立を是非、教えてもらってください。
そして、ためしに一家の味が一番わかる煮物を、少々、お味見させてもらってくださいな。
たぶん、薄味でしょうよ。
「ダイエットしたかったら、薄味料理!」なんでしょう。きっと。
とはいうものの、わかっていても、我が家では、相変わらずのこってり味の筑前煮が今夜のテーブルを飾りますが…。
 
絵は「テクスチャー三昧」07-03作成
動くと体の中で腸も動くので痛くなる。
かといって寝ているだけでは退屈。
というわけで、ベッドへノートPCを持ち込み、お絵かき続行。
但し、いつものようにマウスが使えないので、慣れないポインティングデバイスで操作。
細かい作業が出来ません。
そんな中で、ああでもない、こうでもないと考え付くまま、あれこれ試して出来たのがこれ。
テクスチャーの応用編です。マイテクスチャーを3枚作り、組み合わせました。
女の人は以前、練習で作ってあったものを、持ってきました。

ヒント
簡単なマイテクスチャーの作り方
たくさん作って、色々な絵の背景に使って下さい。
①「マイテクスチャー」と名ずけたフォルダをわかりやすくマイドキュメントなどに作りましょう。
②水彩を起動し、レイヤー1に好きな色を付ける
③テクスチャーをかけ、テクチャーをレイヤー化
④JPG保存して、さっき作っておいたマイドキュメントの中に保存。



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茜さす2

2007-03-29 08:56:35 | パソコン画
ヒント
「茜さす」の原画です。
このままでもよかったのか、あるいは周りを切り取ってぼかしたほうがよかったのか?
枠はつけないほうがよかったのか。縮小して別のデザインに使ったほうがいいのか等々。
完成した後でも色々考えます。その経過をいちいち、お見せする主義ではありません。
最期に決定したのが、前作で、それを完成作としました。
今回は、一応絵が完成しても、UPするまでまだ、いろいろありますのよ…という事でご参考までに。
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風邪ひきました

2007-03-25 09:53:57 | パソコン画
先週は作品展が二つ重なって、ばたばたしたせいでしょうか?
3年ぶりの風邪でダウンしました。

ウィルスがおなかに来たので、油モノとカフェインが取れません。
おかゆとバナナとウーロン茶というわびしい毎日です。
金曜と土曜日は週末なので、安心して1日中寝ていました。
(家族は帰宅が遅い日)

駅前の不二家が再開したとの事。
風邪見舞いだと言って、主人が大好きなベークドチーズを大量に買ってきてくれました。
おなかが痛くて食欲ないのに、これだけは別腹みたいで、ありがたくぱくぱくいただいております。

絵は「茜さす」 07-03作成
菜の花畑を描こうと思っていたら、
額田大王の歌(茜さす 紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き 野守(のもり)は見ずや君が袖振る)
...を思い出しました。
あれは早春の若菜摘みの歌なのでしょうが、イメージが似ているので、題名にお借りしました。
水彩7で描いた絵を他のソフトで全体をぼかしてあります。

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インド仰天旅行(32)

2007-03-16 18:03:46 | パソコン画
娘の日記より
休み時間にキャフテリアで観光案内のパンフレットを読んでいたら、
額にビンディー、着ているのはサリーというまさしく地元の女の子が突然、側らに立った。
「日本人か?」と突然話しかけてきたので
「そうだ。」と答えると、いきなり「私、15歳まで日本で育ったの。」と流暢な日本語で話だす?!
名前はワルティカ。2歳年上。しかも大阪育ち。いきなり関西弁でしゃべりだしたよ~?!

河原町知ってる?鴨川いったか?」
「もちろん、ええとこやな。あ、私、夜中、フリータイムで2000円のカラオケ連れていってもろたんや。あ、カラオケ行かへん?」
「いや、行くって。プリクラも結構撮るで~」
「ほんまに~。」「正月は一緒に日本に帰えろか。そんで遊びにいこ。」
「いこいこ。」…
東京生まれの私がいつの間にか、関西弁に…貴重な日本語の話し相手じゃ。
この際、なに弁でもいいではないか!
気がついたらチャイムが鳴っていた。
よくよく考えたら、今、しゃべっていた1時間は哲学の授業があったような。
でもワルテイカと、インドと日本の二つの住所交換をした。
どう考えても、こっちの方が重要じゃ~。この時話していて、結構受けたのは、以下です。

「私の友達のインド人の子がな~、付き合っていた男とバイバイしたんや。
その理由がな~、まだ知り合って間もないのに手を出してきたからなんやって。」
そこまではわかる。
「で、どのくらい、付き合ってたん?」
「八ヶ月や。日本では考えられん話やろ。」
「えーっ。」
「最低1年くらいは、準備期間が必要やねん。この国は」
な、な、なんて恐ろしい。
「そんなんしてる間に、他の女に目がくらむんちゃうか?」
「それ以前に、日本やったら、男は2,3日で、手を出してきよるしなぁ。」
何だか、身に覚えのありそうな口調のワルティカ。

あれから8年経ったけど、インドの交際事情はどうなっているんでしょうか。
下手に欧米化されていない事を祈る私。
母親としては、8年前のインドのあり方の方が、好ましい気がする。
日本では、惚れたはれたが日常茶飯事でお手軽になったぶん、
結局、損をしているのが女であるような気がするのは、私だけかしらん…。



絵は「梅は咲いたか、桜はまだかいなー猫」07-01作成
旅行先で仕上げてきた、梅の絵の残りの1枚です。
急いだ分、最期には飽きてしまった。
今、見返してみたら、、梅はシンプルな白で簡単に、描いたほうがよかったのではと反省。
でも「はんこ」を押してしまうと、もう、完成。
しきりなおしーという事ができない性格が、我ながら、残念。

作品展の為、今までの絵をたくさん印刷をしましたが、
デスクトップで印刷すると、全体が白っぽくなる。
では…と、ノートPCで印刷すると、今度は赤が薄く印刷される。
いつもはノートPCで絵を描いていますが、そこの画面で見る色調が、そのまま印刷できないのが、残念。
こういうところが、パソコン水彩の弱みネ~。
ヒント
背景のぼかしは十二単衣のイメージで作りました。
但し印刷機によっては、画面と同じ色が出ないことの方が多い。
とくにぼかしなどは色出しが難しい。
そんな時は印刷用に背景の複製を作ってください。
色が微妙なぼかし背景でも、2枚になるとJPG化しても、ほぼ、画面と同じ色が印刷できるようです。


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インド仰天旅行(31)

2007-03-11 10:32:52 | パソコン画
娘の日記より
夕食時に弟(小学1年)が泣いていた。
「なぜ泣いているの?」と兄(小学5年)に聞くと、
弟は食事時にペプシを飲みたいのだが、お母さんから、水を飲めと言われて、すねているのだそうだ。
ハナ血吹くかと思った。
そんなんだから、ハラがでるのよ、キミ…と真っ先に思って、次には、なんて我がままな子豚だと思った。
結局、おばあさんとお父さんが優しく慰めて、食卓についた。
放っておけばいいものを、そうやるから、余計に手のつけようがなくなるんじゃ。精神的にも、脂肪的にも…。

最初は娘が食事時に水を飲むのを奇異な目で眺めていたお母さんだったが、娘と毎日話すうちに、
「食事時に甘いものを飲むと、それだけで、食欲が抑えられてしまい、
必要な栄養素がとれないばかりか、糖分過多で肥満になる」とか
「油料理(インド料理)と糖分を併用するのは、肥満の元である」とか
「欧米では肥満する人間はセルフコントロールができない奴=仕事ができない奴と判断される」とか、
さんざん吹き込まれて(嘘ではないよ~)、
この頃ちょっと不安になっていたのだ。
改めてみれば、小学1年で、すでに50キロの太鼓腹の愛息…。
兄の方はそれほどではないが、やはり太鼓腹…。
将来、子供たちを欧米に留学させたいと願っている母親としては、少々、不安になったらしい。
こんなんでは、留学先で、馬鹿にされるんではないか…就職も危ないかも……
それで食事時の飲み物は「水」にせよと厳命したらしい。でも、子豚ちゃんの涙に押し切られてあえなく挫折?

私もインドにいた時、訪問先のインド人家庭全てーで、家族が油っぽい辛い料理をばくばく食べながら、
コーラや大甘ジュースをがぶ飲みする風景を見てぎょっとしたものだった。
だから小学生だというのに、中年太りしているここの家の子供たちを見ても、
違和感を感じなかったけれど、でもそれって、大問題なのよね。

そういえば、フランスでは水よりワインの方が安いので、食事時にワインを飲むのが当たり前なんだけど、
子供の時からアル中が多いとか聞いたことがある…。
結論。食事時には水かお茶を飲みましょう。



絵は「梅は咲いたか、桜はまだかいなーメジロ編」07-01作成
先週の旅行先で、しゃかりきに仕上げてきた梅の絵です。
私の絵の描き方は、一気に仕上げるというより、半分描いて、
気が向いた時、仕上げるというものです。
だから常時20枚くらい、描きかけがあります。
梅の絵も半分描いたものが2枚ありましたが、今年は暖冬なので、桜が咲きそう。
慌てて梅の絵を仕上げてきました。ひさびさに肩こりとドライアイ。
パレットにある基本色4色を使って枝を描き、テクスチャーをかけました。
思いがけず、リアルな仕上がりに…?!テクチャーは奥が深い。
水彩7だけで作成。
ヒント
①新規レイヤーを出し「枝」とします。トレースに従って枝を彩色しますが、このとき、「筆」で単純に彩色します。
(この方がリアルな枝になる)
②水彩7ならパレットが3種類あるのでそこにある色だけで彩色。(混合色より単純色の方がテクスチャーがいきる)
③そこにテクスチャーをかけ、テクスチャーのレイヤー化とします。
④その後、枝以外のテクスチャーを丁寧に切り取りましょう。
レイヤー数は増えるけれど、彩色した枝のレイヤーとテクスチャーレイヤーは合成しないほうがいいと思います。
下手に合成するとPCが壊れる事がありますから…。


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インド仰天旅行(30)

2007-03-04 15:51:47 | パソコン画
大学がストライキで急に1週間お休みになったのをこれ幸いとして、娘はデリーの三菱銀行へとでかけました。
手持ちの円をルピーに交換する為です。

銀行にいったら、あら、うれしや!日本人がたくさんいました。
この日ここで会えた日本人は全部で10人だったそうです。
このうちの二人組みは昨日着いたばかりの東京の大学生たち。
香港、中国を廻ってきたそうです。
暫く日本語を話していなかった娘は、日本語が話せて凄く嬉しかったとか。
一緒にウインピーというレストランへ行きました。
ここは米国系のファーストフード風レストラン。
しかも店内は外国人客がほとんどです。
店内は明るいアメリカンスタイルだし、目に入る限りは紅毛碧眼の人種ばかりだし、
連れ立つ相手は日本人なので、娘はインドである事を忘れて、すっかりくつろいで楽しく過ごしていました。
するとそれを見かけたとある若い日本人男性が声をかけてきました。今日これから日本へ帰るんだとか…

「いやもう、下痢は止まらないし、騙されしすぎて人間不信にはなるし。
一刻も早く帰りたいです。インドマフイアに殺されたっていう韓国人と、どこかの外国人二人見ました。
あ、すいません、これからインドって人達にこんな事言って。」
と怖いこと散々言って去って行きました。

残された3人は暫く、寡黙だったとか。
でも、ようやく気をとり直した二人が、チャンドニーチョークに行きたいと言い出しました。
「なんですか、それ?」
そうしたら彼等は大げさに驚いて
「通りの名前だよ。えーっ!知らないの?!」
バザールがたくさんあるところらしい。
でもクラスメートから行ってみようと誘われたことなかったしね…?
はて、どんな名所なの?という事で、娘も二人に同行してリキシャーに乗りました。

でも「リキシャーを降りると、そこは地獄だった。」
ぐわぉぉぉという騒音。
2万人参加の東京マラソンのスタート地点みたいな喧騒に加えて、ゴミと異臭が立ちのぼる場所。
娘には人類の最果ての最低の地に見えたそうです。
でも二人は、面白い面白いと大興奮?!
インドに来た~!って気がするそうです。
狭い通りの両側に、ところせましと並んだ屋台風のお店に並べられているのは、
「こんなもの売っていいの?」という意味不明の日用雑貨類でした。
すなわち1回洗ったら染料が流れ落ちるような粗悪な服。
バンドエイドも1枚ずつのばら売りです?!
日本のセロテープもプラスチックケースに埃が降り積もり、へばりつき、中身がかろうじて確認できるといったあんばい。
おっとと…通りの真ん中を象がのしのし、やってきたゾ~!

ここを見て初めて、娘も文句たらたらの今の下宿生活が、
いかに、恵まれた住環境だったのか理解し、改めて親に感謝したそうです。
大学のクラスメート達が、留学生の娘に、紹介し案内するような場所ではなかったのです。
さらにこういう機会がないと絶対、くることのない場所だったでしょうね。
スラムじゃないけど、ごみためにしか見えないチャンドニーチョーク。
とてもいい経験にはなったのは確か。
「あぁ、色々なもの見てしまった。すごいなぁ。でも二度と来たくない。」
娘の正直な感想です。



絵は「春を待つ」07-01作成
1月にこの絵を描いた時は結構、寒かったのに3月の今になって振り返ってみると、今年は記録的な暖冬でしたね。
早くUPしないと、春に突入しそうで、季節はずれの掲載になりそう。
慌てて、出しました。

今帰ったばかりの旅行先では、書きかけだった梅の絵を2枚仕上げてきました。
これも早くUPしないと世の中は桜の季節になってしまいそうで、しゃかりきになって仕上げてきました。
季節のものはその季節に出すのが理想ですが、
アマチュアの私は、1週間に1枚を仕上げるのは、かなり大変。
どうしても季節からずれてUPとなります。困ったもんです。

追記:
この間シリーズでUPした「ステンドグラス風背景」3枚のうち、クロネコがダントツアクセス数が多かった?
全部同じ仕上がり度のつもりでしたが、描く本人と見たい第三者との違いを感じました。
教訓→自分の満足度を人に期待してはいけない。

ヒント
①レイヤー1に背景やウサギを描く
②レイヤー2に「鉛筆」「直線」「赤」を選択し、光の形を描く
③レイヤー3で「マーカー」「白」「筆の太さを最大」にして、大胆に一気に楕円を描く
④レイヤー2の赤い鉛筆線を見ながら、レイヤー3のマーカーを消していく
⑤レイヤー2を削除する
こうするとウサギの上に降り注ぐスポットライトのような日光ができます。



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