ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

女一人旅 伊東編  その1

2008-10-31 17:13:32 | 女一人旅
すいません。また旅行編です。絵はあさって日曜にUPします。

主人が博多に出張。
三泊四日だとか。
ふ~ん…この間出張の留守に焼津にいったのはいつだっけ?先週じゃなかったっけ
…そう思いながらも、しっかりPC開いてます。

この間の電話で、妹が言ってました。
なんでも予知夢で有名なジュゼッペリーノとかいう人が、
「2011年にサーズの大流行でたくさんの日本人が死ぬ」とか何とか言っていたそうな。
というわけで(?)先週に引き続き「行かれる時に旅行に行っておこう!」という事にしました。

老後の保障も大事ですが、
「いくらお金を残しても墓には持っていかれない。」と亡くなった母がいってましたしねぇ…。

今回は再び「美味しいお魚」を求めて、伊豆の地図を検索。
伊東にしました。
これなら東京駅から電車1本で、2時間弱で行かれます。
せっかちの私にはぴったりね。


伊東の地図から「海岸に近く」「できるだけ大型の」建物を探しました。
「ラヴィェ川良」にします。
HPから「シャトルバスがある」「ツインルーム」「食事がブッフェスタイル」という条件を満たしているのを確かめてから、二泊の予約を入れました。

東京駅13:00発「スーパービュー踊り子7号」。
伊東14:48着。1時間48分です。乗車券・特急券・指定席込みで4200円也。
改札を出るとホテル名の入った旗を持った人がたくさん立っています。
シャトルバスに案内され5分ほど。
荷物が少ないなら歩いてもいい距離です。

確かに大型ホテル系温泉旅館でした。
但し、私の部屋は旧館です。
予約するとき「できるだけ高層階を」とお願いしたので6階建ての6階の角部屋でした。
南側にベランダが付いた広いツインルーム。
但し、古い建てものなので、ライテイングデスクにコンセントなし。
椅子も革張りの低いもの。
ビジネスルームにしては豪華と言えば…言えますが、これじゃぁ、PCでの長時間お絵かきはできませんよ。
仕方ないので、化粧台の籐椅子を代用。
ホテル系温泉旅館なので、部屋がビジネス対応スタイルでないのは仕方ない事なのかな。写真参照

ベッド脇にある化粧台にもコンセントなし。
一番困ったのは洗面所。
トイレ一体型のお風呂がめちゃくちゃ狭い、一坪あるかないか。
洗面台もない。化粧ポーチはもちろん、歯ブラシセットも置けやしない。

部屋に比べてこの狭さはナンなんだろうと思ったのですが、
後で気が付いたのには、ここはスィートの洋室部分だったのです。
鍵のかかったドアがあるのでなんだろうと思ったのですが、
その向こう側は3部屋の和室でした。つまり、最上階のスィートを二つに区切って使っているわけです。
隣の和室部分には広い洗面所とお風呂が…。

ここは和室が充実している旅館です。
多人数宿泊向き。
隣接する新館はデザイナーズホテルだそうです。
そっちはさぞかし豪華なんだろうな。でもそこにはシングルユース設定はありませんでした。
お風呂は「並み」。
なんか納得できない気分で夕食会場へ。つづく…





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風呂敷(17)仲秋の彩り

2008-10-27 09:08:50 | パソコン画
08-08作
風呂敷きシリーズ17作目「仲秋の彩(いろど)り」です。
秋は紫…のイメージという私だったので。
以外にも、これがいいという知人が多くて戸惑った。

ここは水彩7というソフトで描いた拙作を皆様に見ていただきたくて始めたブログのはずなのに、
この頃は「女一人旅」編が増えてしまいましたネ~。
(それだけ暇人ってことか)

でも旅行する度に思うのですが、どこへいっても、たくさんの元気な熟年世代に出会います。
みなさん、お金も暇も体力も、有り余っているようね。
昼間から連れ立って、豪華ランチバイキングや日帰り温泉を楽しんでいられますよ。
私がみなさんと違うところは、気軽に一人で出かけてしまうところ。
これも一度経験してしまえば、無理に「連れ」を作ってでかける苦労から開放されます。
もっと自由で気軽に色々な事が楽しめますよ。

熟年世代はオバタリアンと呼ばれて一見肝が太いように思われていますが、実は結構気が小さい。
『群れて』いないと安心できないようです。
でも日本は安全ですよ。
お財布だけもって、サンダルでコンビニにいけるのは日本国内だけかもしれません。
安心してお一人様であちこちでかけましょう。

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女一人旅 焼津編  その2

2008-10-26 23:02:03 | 女一人旅
翌日は横殴りの雨。
団体さんが入っているので用心して10分前に海の見える朝食会場へ行き待機。
2番目に入場。
狙い通り、一番、景観のいい窓際席に座れました。但し、外は煙っていてほとんど見えません。

ホテルの朝食ブッフェなので期待していなかったけど、予想外に充実していました。
レストランに併設されたガラス張りのパン焼き場から、次々と焼きたてパンが運ばれてくるのが見えます。
フレンチトーストやオムレツも目の前で焼いてくれます。
でもね。
せっかく焼津に来ているんだからと、
焼きたて鯵干物、湯豆腐、しらすおろし、生たらこ、ひじき煮つけなどの和食系にしました。

但し、食後にほうれん草入りの熱々丸パンをいただきながら本を読みつつ、コーヒーを2杯もいただいてしまいました。
美味しくてシアワセ~。


清掃時間が終了する11:30に一番のりで大浴場へ。
連泊の人がいても、大抵、でかけています。
お風呂だけに来る地元の人もこんな日にはきませんし。
チェックインの15時まで誰もこないかもね。
露天風呂に入ると、崖下から雨まじりの海風が吹き上げてきて恐いくらい。

お昼は昨日買ったサンドイッチ。
朝をたっぷり食べたし、PCに向かって絵を描くだけだったので、おなかが空きません。半分残す。
午後もずっとお絵かき。

夕食は和食を選択。
ウエイターのお兄さんに「焼津に来たのだから、おいしいお刺身が食べたいし、由比の名物の桜海老も食べたい。
浜松名産の鰻も少々食べたいし、食後のフルーツは欲しくないし、年をとったからそうそう量が食べられないし。
こういうのってどういう注文の仕方をしたらいい?」
素直に聞いてみました。
う~ん…頭を捻った彼。

暫くして料理が運ばれてきました。
さすがー餅は餅屋ね。プロが選んだ献立です。

茶碗蒸しに鰻が乗せてありました。桜海老は掻揚げで。デザートは桃のシャーベット。
特筆すべきは「お刺身」。
刺身皿に海老やまぐろの他にカツオの刺身もありました。
カツオの刺身は好きでないのでがっかり。
ところが…目から、うろこ!
さすが焼津じゃ~。
こんなおいしいカツオの刺身は食べたことがないぞぉぉぉ~という、しろもの。
マグロより、美味しいぞぉぉぉ~!
生の「とろカツオ」。絶品です。
これだけで焼津に来た甲斐があるというもの。
大満足。


3日目。
本日は団体さんがいないので静かな朝食会場でした。
そういえば、昨日の学生たち。
お皿にベーコン、ウィンナを大盛り。
フルーツをかき集め等々。凄かった。出されたもの全て、かっさらっていく感じ。
大食らい大会を見るようでした。
みるからに年配で高脂血症、高血圧の恐怖がある本日の宿泊客たちは、トレイの上が実にシンプル。
私も同様。
但し、大粒梅干がおいしかったので、食後に本を読みながらコーヒーのお供に3粒完食。以外と合いましたね。

10時半のシャトルバスで焼津駅へ。10分弱。
ここから14分かけて静岡に行き、そこから5分後にでる新幹線で東京駅へ。
焼津から新宿までの乗車券2360円、静岡から東京までの特急券2920円。合計6180円也。
静岡から新宿行きの高速バスが出ていますが、来るときはともかく、帰りに3時間強かけて高速バスに乗る元気なし。
帰りはさっさと帰りたいのです。
静岡から新幹線に乗れば57分ですから。高いだけあって早いわ~。
ただいま~。さぁ、次回はどこへ行こうかな。

追記:このホテルは流行っているらしい。次から次へとお客が来ている。
今までの経験からいうと朝食ブッフェが充実している所はお客の稼働率がいいようです。
昼食や夕食も充実しているという証なので、リピーターが多いのでしょう。

但し、洋室のライテイングデスクが低すぎる。
椅子もソファ型で仕事用ではないので、長い時間PCに向かうと腰と手が疲れるのが難点でした。

写真は朝食会場の外側に広がるテラス。
天気が良ければ、左に富士山、中央に伊豆半島の雲見が見えるそうです。ムネン!








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女一人旅 焼津編 その1

2008-10-25 19:13:16 | 女一人旅
例によって突然「明日から出張に行く」ーと主人が言い出しました。
行き先は上海だそうです。
急なのでこれからどこかへ出かけるとしても、近場でないと二泊三日の国内旅行はできません。
主人が帰国する時は、大抵夕方成田に着く便です。
私が出かけるとしたらその日の午前中には帰宅できていないとマズイわよね~。
甲府の別荘ホテル(?)でお茶を濁す以外の選択肢はないようです。

主人は一旦出社してから、その足で成田へ向かうとか。
いつもの時間に主人を会社へ送り出してから、布団を干し、洗濯機を廻し、ゴミ捨てに行きました。

10時半ごろに布団をしまい
(3時間だけ朝日に当てただけだけど)、
洗濯物を部屋干しに変えて、スーツケースに荷物を詰めて新宿へ向かいました。

いつものパターンで
「本日はご乗車有難うございました。次は終点の甲府駅です。」というバスのアナウンスで目が醒め、ごそごそと身づくろいしているとケイタイが…。

「本日の出張は取りやめになりました。夕飯の用意お願いします。」って…。
ひえぇぇぇ~。

「すみません。今、高速バスの中です。もうすぐ甲府駅です。」
…としか、言いようがないわよね。
ホテルに着いてから、さらにメールのやり取りが続く。

「出張が取りやめなら、明日帰りますが。」
…心にもないことを!

「夕食はありません。冷蔵庫は空です。布団も取り込んだだけなので、ベッドの用意はできていません。
寝る支度はご自分で。バスタオルやパジャマは洗ってしまったので、新しいものを出して使ってください。」
…ふん!出張の留守に羽を伸ばしていたこと、バレバレです。

結婚して36年。出張が直前中止とは初めての事態。
ま、長い人生、こういう事もあるんでしょうけど…あんまりな…。

メールのやり取りが多すぎて、ケイタイが電池切れときた。
二泊三日の旅だもの。
充電器なぞ、持って来てやしない。
泣きっ面に蜂。

ホテルへチェックイン。
そうそう。近頃このホテルのロビーに有料充電器が設置されていたのを思い出した。
ケイタイはそこに任せて、とりあえず、温泉に入ろう。
いまさら、どうしようもあるまい。
当日キャンセルは100%とられるのだから、泊まるしかあるまいて。
ままよ、一泊で明日帰ろう。

お風呂から上がって、荷物を解き、中途半端な気分でPCを開きましたが、気分は最低。
絵なぞ描けやしませんて。
仕方ないので、マッサージルームに行き、無料のマッサージを20分ほど。
これでも、ダメね。
仕方ないのでテレビをみることにしました。
水戸黄門の再放送とは、泣ける。


5時近くになって主人からメールが。
「出張は明日からに変更。帰りは日曜日。」
…って。
伸びた?!

いきなりスイッチオン。
という事は1日前の土曜に帰っても、これから4泊5日できるという事じゃない。
先ほどまでの鬱はどこへやら。
ロビーへ駆け下ります。
何をする気かって?
ロビーのPCから、前から狙っていた焼津グランドホテルにアクセスするためです。
水木金の3日間が泊まれるかどうか…残念。
明日はもう空室なしでした。やっぱりね。
でもあさってなら残り1室だって。
ひあさっても宿泊可能でした。早速ネット予約。

それから急遽予定を組み始めました。
ハイパーダイヤで路線を検索。

というわけで、甲府に二泊して木曜10時チェックアウト。
前夜から雨が降りだしていましたが、10時ごろには一時やんでいました。
しめしめ。悪運の強いお天気女ですから。

甲府駅から身延線の特急「ビュー富士川」で静岡まで行きます。
甲府から焼津までの乗車券1780円。甲府から静岡までの特急券2520円。
合計4300円也。
窓口で「特急は指定席にしますか?自由席にしますか?」と聞かれて、迷わず自由席。
だって平日の10:48発です。しかも始発です。
窓側に座れないはずないでしょうが…案の定がらがらでしたよ。

13:00静岡駅着。到着ホームの向かい側に島田行きの東海道本線が止まっています。
そのまま滑り込むように乗り込むと5分後に出発。
静岡13:05発。焼津着13:14。
甲府は雨でしたが、こちらは曇り空。雨の気配はありません。よかった。

焼津駅のコインロッカーにスーツケースを預け、ネットで検索しておいた焼津グルメの店へ急ぎます。
ランチタイム終了まで、あと30分余。

「魚いち」で刺身定食を注文。1350円だった。
前回の高遠の旅で、山の中で刺身を食べるのはいかがなものか…と思ったもので、
次回は是非、おいしい刺身を食べる旅へいきたいなぁーと予定していたのです。
以外にも鮪の刺身より、ヤリイカの細造りに感激。
ほのかに甘い。
神秘的な甘さ。
これって取れたての味ーなんでしょうか。
時間が時間なので、お客は地元の人らしい一組だけ。


食べ終わって店を出て、駅前商店街をひやかしながらぶらぶら歩いていたら、雨が降り出した。まずい!
大急ぎで駅に戻ると、あらら。焼津グランドホテルのシャトルバスが止まっているじゃありませんか。
運転手さんに、
「荷物をとってきますから、ちょっと待っていて。」
と声をかけて駅へ駆け込みます。
構内のパン屋さんで翌日のお昼ぶんのサンドイッチを購入。
他の売店で牛乳とヨーグルトも購入。
コインロッカーからスーツケースを取り出して、えっちらおっちら、
待たせていたシャトルバスへ。もう、この頃には大粒の雨が降り出していました。
ぎりぎり、セーフ。

焼津グランドホテルは駅からちょっと離れた場所にありますが、シャトルバスが出ているのでかえって便利です。

荷物をほどいてから、コーヒーを飲もうかとロビーに下りていきました。
大井川鉄道のパンフレットなど見ていたら、大型バスが2台到着。
国士舘大学ご一行様って…まずい!
早くお風呂に入らないと、この後、混みそうね。
大急ぎで地下の大浴場へ。

二人ほどいましたが、入れ替わるように出て行きました。
しばし、貸切状態で3つのお風呂を次々と楽しみます。
ここの露天風呂が凄い。
このホテルは大崩海岸という急崖の上にあります。
ホテルの下まで太平洋が迫っています。晴れていれば富士山が一望だとか。
そのせいで露天風呂のすぐ先は急崖と太平洋。
海の温泉ですから、お湯が塩っぱい。
出る時はハーブ湯に入りなおしました。

移動で疲れたので、風呂上りにしばし、仮眠。
冷たいシーツが気持ちいいね。

目が覚めたら外は真っ暗です。風雨強し。
お昼に刺身を食べたので夕食は洋食を選択。
明日は1日雨だとか。
静かにお絵かきと温泉を楽しむしかないようです。

写真は露天風呂からの風景。どうです。恐いくらいでしょう?







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風呂敷(16)秋のあわい

2008-10-19 07:41:22 | パソコン画
08-06作成
すっかり秋めいて、朝晩の気配が素晴らしい季節です。

この絵はうっとうしい梅雨の最中に、そんな秋を懐かしんで描きました。
湿気が多い季節が苦手です。
恐怖の長期インド滞在の過去を思い出しますからね~。
お時間のある方はこのブログの2006年6月24日から始ったインド旅行記シリーズをお読みくださいませね。
抱腹絶倒かつ恐怖の日々でしたから。

先日、超、びっくり。激、嬉しいニュースが飛び込んできました。
捨てる神あれば拾う神ありといったところでしょうか。
世の中、めがねの曇った人ばかりでない、普通に思考し、普通に判断してくれるものだ、捨てたもんじゃないと
ー改めて世間サマの健全さと有難さが確認できて、嬉しかったです。
そのうち、ここで詳細をお知らせしますね。

乞うご期待!



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女一人旅  高遠編 その2

2008-10-17 08:14:33 | 女一人旅
高遠での二日目の朝です。

旅行の楽しみの一つが、起きぬけの温泉。
寝ぼけた体が温かいお湯の中でゆっくり目覚めていくのがわかります。
のびのび大の字。う~ん、気持ちいい!

さらに用意しなくて朝食が食べられる幸せへと続きます。
主婦は料理を作っている段階で、目で食べてしまうようです。
だから自分の作った料理が完成して、いざ食べる段になると余り美味しく感じない気がしますが…。
貴女はいかが?

おなじみの献立の朝食バイキングですが、それでも満足していただけるワタシ。(
小難しい事をのたもうグルメではないのよ)

朝食バイキングで野沢菜がありました。
長野にきているんだもの。
これがなくちゃ~ね。山葵もあるでよ。
ちょっと厚めのベーコンも美味。
メタボの恐怖忘れて2枚行ってみよう!

食後、湖畔をぶらぶら散歩。
…あれれ?ベイエリアでよく見かけるユリカモメがいますね。渡りの最中かな。

部屋に戻ってパソコンを起動。
午前中に1枚絵を仕上げました。
絵を描く楽しさというより、集中する楽しさでしょうか。
3時間、ひたすら作画していました。
家事や日常の雑事を何も考えなくて良いーというのが私の場合、脳に快感を与えるのかも。

昼食後、散歩に出かけます。
高遠美術館。江島囲み屋敷を見学。
この江島って「江島生島」のアノカタね。
今はともかく、あの時代ではここいらは四方を山に囲まれただけの僻地だったでしょうに。
見渡す限り山また山。目に入るのは樹ばっかりの場所です。
空の半分は山という場所。

華やかな大奥生活から一変して、こんな山の中に閉じ込められて、テレビも図書館もインターネットもない生活になるなんて。
彼女はいったいどうやって時間をつぶしたんでしょうか。悲惨。

帰ってまたお風呂に入りました。
その後、昼寝。
(お風呂って結構疲れるのかも)
起きたら3時でした。また絵を描き始めました。
(このぐーたらさが旅行の醍醐味)
あまり静かなのでBGMに館内放送のクラシックを聞いていました。

本日の夕食は6時を指定。余りおなかが空いていません。
それなのにテーブルにはフルセットのフォークとナイフが
こういうのを使うのは久しぶりです。
なんか儀式を行っているような感じでフルコースをいただきました。(少々肩こり感アリ)
魚はアイナメ。メインは鴨肉でした。
美味しいと思ったのは、松茸のゼリー寄せとチコリのサラダ。
ふう…舌がしっかり「年寄り舌」になってますね。
サケのおにぎり、食べたいよ~!

寝るまでに一心不乱に絵を描きました。さらに1枚仕上がりました。
明日はホテル前に泊まる7時38分新宿行きのバスに乗ります。
伊那バス様。せめて8時台のバスを作れなかったの?
これじゃぁ7時からの朝ごはんを食べられるかどうか。歯を磨く時間はなさそうね。
主人へのおみやげに生そばを買いました。
おやすみなさい。

3日目。
モーニングコールで5時半起床。
荷物をまとめフロントで清算を済ませました。
この後が超、忙しいのですもの。
その後、朝風呂。頭まで洗いました。
レストランの7時の開場と同時に入って一番に朝食を取り、20分で食べ終わります。
すぐさま部屋に取って返して歯磨き。
30分に部屋をでます。
フロントにキーを返して、ホテル前のバス停に行くと、向こうから帰りの高速バスがやってくるのが見えました。セーフ。
その後、サービスエリアにトイレ駐車するまでバク睡。
慌しい出発が今回の旅の最大の欠点でした。
お隣さんに「すいません。私、いびきかいてませんでした?」と謝っておきました。
車で来る方は、茅野から杖突峠越えで来たほうが、早いようですよ。


追記:箱根に行くとロマンスカー料金が湯本まで2020円。
そこから山の上まで路線バスや登山電車やケーブルカーを使うので、
トータルすると結構、交通費がかかるのが箱根。
だったら時間はかかるけど、片道3400円でホテルまで直通の高遠の方が割安かも。

ごはんがおいしいホテルです。
(仕出しの出来合いを並べたという感じではなかったわ)
(公共の宿ってそういう感じの食事が多いでしょ。だから嫌いで使わない)

部屋も設備もこざっぱりしています。
ウオッシュレットだし、空の冷蔵庫でよかった。
(飲み物詰まっているタイプごめん)

温泉も湯量は豊富です。
風呂場は広くて綺麗。
窓に網戸があってあけられるのも助かった。
実は、夜は細く窓を開けて寝る癖あり。
真冬でない限り、そうしていますから。
ホテルは全室で24室くらいのわりとこじんまりしたホテルです。
自動販売機が適正値段なのが嬉しい。
(ホテル内だと高め設定が多いもの)

家族や友達とのんびりできますね。
まずまずの物件の気がします。是非一度、お試し下さいませ。
…さぁ、次はどこへ行こうかな。次回も乞うご期待。

写真はホテルから見た対岸の風景です。
3日間晴れてよかったわ。













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女一人旅  高遠編 その1

2008-10-16 16:20:08 | 女一人旅
9月末に仙台にいってきました。
これは大学時代の旧友と37年ぶりの再会を果たす為です。
友達が一緒でしたので「女一人旅」ではなかったのでここでは割愛。
行きや帰りはもちろん、ホテルでもしゃべり通しで、ノドが嗄れました。
新幹線の往復では旅情もへったくれもありゃしないと思うのは私だけ?
たまにはいいけど、やっぱり高速バスでの一人旅が一番好きです。

さて…。
図書館に行って、保科正之の本を借りました。(なんとなく)
保科正之入城以前この城での、さまざまな戦いのエピソードが面白い。
行って見たくなりました。
でも高遠は文字通り、遠くて高い山の中。

まず新宿から「あずさ」に乗って岡谷へ。6390円也。159分。
岡谷からJR飯田線に乗り換え、伊那北へ。480円円也。40分。
伊那北から路線バスで高遠まで行くようです。20分ぐらい?
高遠バス停から泊まれる様なホテルまでタクシーです。1000円ぐらい?
つまり結構時間がかかるし、交通費もかかるという事です。
めんどくさいわよね~。


ある日新宿からの直通バスが出ているのを偶然発見。

私の旅は主に、ヨドバシカメラの前から出ている高速バスを使っています。
でも南口高島屋タイムズスクエアの地下からも高速バスが出ているのです。
以前、ここから出るバスで伊香保温泉へ出かけた事あり。
暇にあかせて他にどんなバスがあるか検索していて「アルプス号」というバスを見つけました。
これが新宿から高遠まで直通!
しかも片道3400円って激安?!往復だと200円引き。
停留所に「高遠さくらホテル」というバス停まである。
ネット地図でみたら、高遠城址公園のすぐ近くのホテルです。
本数は少ないけれど、便利じゃありませんかぁ~。
こりゃ行かずばなるまいて。

…というわけで今回は高遠へ、お出かけと相成りました。
いつもは主人の出張中にでかける一人旅ですが、今回は平身低頭(?)して、二泊三日の主婦のお休みをいただきました。
(むろん、目ヂカラの脅迫アリ)


新宿発8:20。
高遠さくらホテル着12:10。
ほっほっほ。バスがホテルのまん前に止まりますよ~。らくちんじゃ~。

チェックインには早すぎるので、フロントに荷物を預けて、軽く昼食を。
(ソースカツ丼がお勧めだそうです。)
(ここがソースカツ丼発祥の地だって書いてありましたが…)

食後はホテル前に広がる高遠湖の遊歩道を伝って、対岸にある高遠城址公園まで行ってみました。
ぶらぶら歩いて20分弱でしょうか。

桜の時期や紅葉の時期は混むでしょうが、今はオフシーズンです。
誰もいませんね。
1時間ほど公園内を、のんびり歩いてきました。
でも桜の樹ばかりで、遠景も葉が茂っていて、よく見えません。
ただの山中の公園といった感じ。
ホテルへ帰るとまだ2時ちょっと過ぎただけ。
でも「お部屋の用意が出来ております。荷物もお部屋に運んでおきました。」
と声をかけられました。それは助かるわ~。

早速お風呂に行きました。
誰もいません。
広くて綺麗な温泉です。露天風呂もあり。貸しきり状態を満喫。
湯量も豊富でした。

部屋は全室レイクビューです。
但し和室しか取れませんでした。

近くにコンビニもレストランもありません。
二食付き宿泊となりました。

希望して5:30からの食事にしました。1日目は和食を希望。
期待していなかったけど、これが結構美味しかった。

先附
…栗鹿の子白和え 小さなさいころ角に切ったきゅうりの塩もみがまぶしてある。
これがきいてる。うちでもマネしよう。

土瓶蒸し
…ありきたり。季節ものなので一応食べました。

造り
…赤身三切れとカンパチ二切れと「おきゅうと」。
いつも思うんだけど、山の中で 何も鮪を出さなくても。
長野なんだから川魚出せば?
鯉が良いのでは?
虹鱒の刺身でも…。

焼き物
…吹き寄せ信州味噌の秋茄子 茄子にエリンギと胡桃と紅葉麩を乗せて甘辛い信州味噌で焼いてありました。
これがヒット。
もっと欲しいよ~おかわりちょうだい!

蒸し物
…茶碗蒸し。パス。

温物…鴨ときのこの鍋 鴨肉が以外においしい。煮立ったら信州蕎麦をいれて食べます。蕎麦が好きでないので、長ネギを残さず食べました。旨し。

揚げ物
…天婦羅 海老と舞茸以外は食べられない。
もう、おなか一杯だもの。

ご飯と漬物と味噌汁
…味噌汁飲めず。
さっきの土瓶蒸しと鴨蕎麦鍋でおなかが、がぼがぼだもの。
ここは長野だけど、伊那では野沢菜をださないのかな。

果物…嫌いなキウイと葡萄とゼリーでした。ゼリーのみ食べた。

総体的に結構おいしかったのですが、61歳ではこんなに食べられません。
無理して7割ほど食べましたけど。

だから食事付きはイヤなんです。
白和えと焼き茄子二皿にご飯に味噌汁、漬物。これでよかった私。
明日は洋食です。
何がでてくるのやら…オムライス程度でいいんだけどな~。
星がきれいね。おやすみなさい。

写真は湖畔に立つ「高遠さくらホテル」です。
付近に何もナシ。
自然に囲まれたいいホテルです。
お値段はシーズンや利用人数によって違うのでHPでお確かめくださいませ。






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風呂敷(15)重ね藤 色違い

2008-10-14 23:08:27 | パソコン画
08-09作成
重ね藤の色違いバージョンです。
正直、どちらがいいか迷うところ。この迷っている時間が楽しいのですが…。
平和ですな~。

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インターネットの怪物たち⑫ 「あとがきの章」の巻

2008-10-11 20:20:14 | パソコン画
インターネットを始めて7年目になります。
今までいろいろな事がありました。
まさしく魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界でした。

「インターネットの怪物たち」シリーズを書こうと思ったのは、
平均すると半年に一人くらいの割り合いで、○という投稿サイトに参加したいのだが、
あそこはどういう感じ?…と聞いてくる人がいるからです。
私は聞かれる度、同じ事を繰り返し伝えてきました。

その間、結構な数のメールのやりとりがあります。
質問にこまごま答え、最上と思われるアドバイスをしたにもかかわらず、
いつの間にか、紹介した投稿サイトからいなくなってしまう人が結構多かった…。
「あんなに膨大な手間と時間をかけたのに…あの時間は、いったいなんだったの?」
と空しく思ってしまうことの繰り返しでした。

いくら閑人を称する「ぐーたら猫」でも、他にする事がたくさんあります。
友人や親戚からのメールと同様に、ご質問の種々のメールにも誠実に対処しようとしたら、絵を描く時間がなくなります。

年をとったせいで目が弱くなり、PC画面に向かえるのは3時間が限度。
家事や外出の合間をぬってのその、貴重な時間をメールに消費したくないのです。
相手の方がこの先もずっとPC画を描いて続けてくださる方ならまだ、
救われるのですが…今までの人達は違っていましたからね…。

「粘着」ならこういうような夥しいメールのやり取りは大歓迎なんでしょう。
生きがいなんでしょう。

でも残念ながら私は、友達とは、
「会えて、話せて、表情が見えて、家庭環境がわかっている」という
「生きている人間関係」の中でだけ、成立させたいタイプの人間です。


というわけで、今後似たようなご質問メールがきたら
「ブログを見て。あそこに知っている事は全部書いてあるから」
で、簡単に済まそうと(はなはだ勝手ながら)思い、
おもい切ってこのシリーズを書き始めました。
(まぁ、途中、意外なトラブル勃発して面食らった事もあったけどネ)

私は絵を習った事もないし、ましてや美大を出たわけでもありません。
パソコンを習う過程でPC画のソフトを知り、PC画を描き始めました。
気が多いせいでしょうか。以前からたくさんのお稽古ごとに参加してきました。
PC画いのち…ではないのです。
PC画は、生活の中にあるたくさんの趣味のうちの一つでしかありません。
遊びの選択肢の一つでしかないのです。

つまりこの「どーでもいいけど」スタイルでいる「ぐーたら猫スタイル」だからこそ、
プレッシャーを感じないで、4日で1枚程度のPC画が描けるのかも知れません。
「上手い絵を描こう」とか「上手に描きたい」とか思わない自由さが、長続きする秘訣かも知れません。

そういう「たかが遊び」の一つで、「すったもんだ」のメールのやり取りは、正直、迷惑です。
派閥を組んで小さな世界の長となる事にも興味がありません。

私の快感や充実は、現実の生活の中でしか、感じられないのです。

夫との軽妙洒脱な日常会話の数々。
しっかり握った家計のサイフからの浪費(?)。
友達とのおしゃべりと外出。
おいしいご馳走。
のんびりできる気ままな一人旅。
ツーカーの二人の妹たち。
おせっかいでヒマな親戚たち。

そして愛すべき彼らに共通していることは、
彼らは私のPC画には全く興味をもたないし、評価もしていないーという事。

こういう現実が世間一般の常識ーとしっかり認識しているからこそ、
「天狗になったり」「落ち込んだり」せずに、淡々とクールでいられるのだと思います。
(粘着?さんから、ちょっと絵がうまいからってえばるなーなんてコメントに書かれて苦笑い
ー私に関してはありえませんヨ~)

最後に言いたいのは、「距離」と「余裕」を持って、PC画を描いていきましょう。
周囲との現実関係を充実させていきましょう…という事でしょうか。

世の中って「楽しくて」「面白くて」「美しいもの」「おいしいもの」が一杯!
人生折り返しの50歳を過ぎたんです。
賢いアナタ!もっともっと、人生を楽しまなくちゃ、ウソですよぉぉぉ~!


これまでこの「インターネットの怪物たち」を読んでくださって、誠にありがとうございました。礼!


絵は [風呂敷(15)重ね藤その1」 08-06作成

「こんな風呂敷き、あったらいいなシリーズ 」の15作目。色違いあり。
このシリースも果てがないようね。
すでに40作まで出来ています。
まぁ、次から次へとできてしまいますの…。
知人から風景画は描かないのか?と聞かれてしまいました。
人物画も静物画もさっぱりね。
マウスを握ると、ついつい、風呂敷シリーズを描いてしまうのです。

今、読んでいる鈴木輝一郎の本の一節に
「物事には陰と陽がある。自分で出来る事を出来る限りやっているだけであって、評価は他人が決める事だ。」
とありました。
そうそう…なんて勝手に盛り上がってます。

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インターネットの怪物たち⑪「まとめのアドバイスの章」の巻

2008-10-05 15:45:55 | パソコン画
インターネットを始めて7年目になります。
今までいろいろな事がありました。
まさしく魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界ですぞ~。


投稿サイトには回転が早くて、自分の作品を出したのはいいが、次々と新しい作品が出てくるので、
あっという間に自分の作品が「今日の出品作」のエリアからはずれてしまうところがあります。
そのため早く次回作を出さないと…と焦ってしまいがち。
それがプレッシャーになってしまい、結局止めてしまう人が多いようです。

ですから私は、聞いてくる方には必ず、
「参加するなら少なくても作品を最低でも10作品ほど用意してから」
「その後は週1枚UPのペースで出すこと」
と、アドバイスしています。

こうすれば焦らないですみます。
ストックが9枚あるのですから、サイトに次々と新作品が出されても、
それらをのんびり鑑賞できますし、コメントのやり取りもできます。
マイペースで、次回作の用意しつつ過ごせるはず。
手持ちがないから、焦るのです。
いつでも出せるーと思えば、気持ちに余裕が生まれます。
参加する前に是非、手持ち作品をたくさん用意しておきましょう。


またプロフィールはどこまで詳しく描いたらいいのかとか、
コメントはどう返事したらいいのか、アドレスは公表していいのか等々。
割とこまごました質問も多い。
こうしたメールのやり取りとは結構エネルギーと時間を使います。
今までは、同じ内容のメールを毎回も書いてました。
でも、いかに閑が売り物のぐーたら猫でも、この頃では、疲れてしまいました。


そこで、初心者がインターネット投稿サイトに加わる時にとりあえず、
「軽く考えてはいけないヨ。恐いことがいっぱいあるぞ~。」と
知人達が、実際遭遇した話を書いて置こうと思ったわけ。

こうしておけば、次回からは「詳しい事はブログを読んで」で、おしまいにできるのではー思ったのです。
楽しい話ばかりじゃないのよ。心せよ…というわけネ。
それでも参加したいというなら、おあとは自己責任で、ど~ぞ。



というわけでまとめのアドバイスの章です。

(1)粘着の場合

貴女が何かのサイトに参加すると、そこに『粘着』がいる場合、いの一番にやってきます。
24時間常駐しているからです。(不要常駐と言うんですって)

一番先に歓迎コメントを書いてくれます。

大抵の人は単独で参加していますから、こういう事をされると単純に喜んでしまいがち。
初参加で多少心細い思いのある状態ですから、素直に
「親切」で「わざわざ歓迎コメントを書いてくださって」
「度々来てくれて、まぁなんて熱心」
などなど。感激しきり。
まさか、網を張って待ち受けていたとは誰も思うまい…。


当然お返しコメントを書きに『粘着』のところへ出かけます。
次回貴女が新しい記事を出すと、再び『粘着』は、いの一番に駆けつけコメントを書いてくれます。
こうして貴女は知らない間に『粘着』に取り込まれるのです。
本人が気がつかないままで、その関係をずっと続けられれば問題は起きないでしょう。

それが『粘着』か「新しいネット友」か。
判断するのは難しいのは事実。

それがわかるのは⑧に出てきたHさんのように、同じサイトにかなり数の知人がいて、
「あの人ちょっと危なくない~?」
と、情報交換できる場合に限ります。

普通の人は投稿サイトには単独参加ですから、
『粘着』か「新しいネット友」か判断できないまま、結構、和気藹々のコメントやり取りのまま、過ぎていくものと思われます。
まぁそれならそれで平和ですけどね。


『粘着』は拒否される事を絶対認めません。
貴女が何らかの不都合を感じて『粘着』との決別を決めたら、
アドレスを変え、そのサイトから完全撤退するしかないでしょう。

でも、サイトを止めても、『粘着』は追ってきます。
時間だけはたっぷりあるのですから、ネットを駆使して執拗に追ってきます。
別のサイトに登録して新しいブログを開いたら、いつのまにかやってきて、コメントを書き込んでいるのです。
(名前を変えていたりする。ノールスとか、hajimeとかね)
(名前を変えてもあきらかに同じ人が書いているとわかるもの)

一度かかわった人とは絶対離れようとしません。
これが業界用語で『粘着』と呼ばれる所以(ゆえん)です。
覚悟して望みましょう。


前述のQさんに「貴女の話をブログに書いていいか」と訊ねたところ、快諾。
さらに彼女曰く。
「あのサイトでは、自分がすべてのことを知ってないと気がすまず、
他の人がどんなことを書いているか気になり、しょっちゅうコメントを
読みに来るさびしい人と付け加えてください^^」…ですと。

う~ん。そうかもしれない。
このシリーズの第4回に登場した若いご婦人にそれがよく現れています。
彼女の場合、問題が多い生活に苦しんでいました。
しかし彼女は問題解決への努力をしないばかりか放棄し、居心地のいいネットの仮想人間世界へと逃げてしまいました。
そこでは当たらず触らずの人達が、無尽蔵にたくさんの耳に心地いい言葉を与えてくれます。
寂しい心は癒されます。


しかもネット上では、どんな自分にもなれます。
健康に恵まれ、家族愛に恵まれ、豊かに暮らし、趣味悠々の生活をして、知人友人から尊敬され敬愛され、才能にも恵まれた自分。
なんて素敵な自分?!
なんて幸せな自分?!

実際のところ、そういう人は、早朝から始ってのひがな一日を、ネット内をうろついて過ごしたりはしませんよ。

自分を取り巻き、必要としている、現実の人間関係や、社会生活の対応に忙しいものです。

(2)「なりすまし先生」の場合

これはもう、ども、ならんね。そこで…。

「なりすまし先生」への提言

せっかく4年もかけて美大で勉強したんでしょ?小さなシロート相手のサイトで気勢あげているだけではもったいないではありませんか。

『美大出のお仲間のいる土俵で戦ってみるべきではありませんか?』

今からでも遅くない。
プロを目指して、是非、チャレンジしてくださいな。

また、戦いを放棄し、一般人たちの趣味のレベルまでさがったというのなら、楽しくやりましょうよ。
そこでは上も下もないはず。
相手から必要とされない限り、上から目線の「もの言い」は不適切です。
趣味でパソコン画を楽しむ同士になりましょうね。


(3)投稿サイトに参加する前の手順

サイトに参加する時は、決して実名や実アドレスで参加しないこと。
Yahoo やGoogle、Goo、hotmailなど。
色々なところでフリーアドレスが取得できます。
そういうものを取得してから投稿サイトに参加することです。
こういうものを捨てアドレスといいます。
家族や自分用の私的なアドレスはそうそう変えられませんが、これなら簡単に変更や廃棄ができます。
こういうものをネット上で使いましょう。
習得のついての質問はお断り。面倒でしょうがご自分でトライしてください。


(4)『粘着』から逃げるには

『粘着』がメールを寄越し始めたら、即座にアドレスを捨てましょう。
こうすれば『粘着』からのメール攻撃から逃げ出せます。

家族が使うアドレス、アナタが私的に使うアドレスはそのままで、
『粘着』からのメールは「宛先不明」で『粘着』の元へ返っていきます。
それが面倒なら受信振り分け設定で、来たとたん読まずに「サーバーから削除」という手もありますぞ。
よくわからない方はプロバイダーのHPあたりを探してください。必ず説明があるはずです。


捨てアドレスとハンドルネーム(例、ぐーたら猫など)のみで参加しましょう。
出身地だの家族構成だの、余計な情報は一切表示しないこと。
つまり最初から「逃げ出す」ルートを確保しておくべきなのです。
また(書きたいでしょうが)他のサイトで開いているブログの紹介などしてはいけません。
追いかけてくるからです。

⑦に出てきたQさんなど、『粘着』のいる投稿サイトを止めたにもかかわらず、時々、早朝の5時頃に彼女の別ブログに『粘着』がやってくるのが確認できるそうです。

人間には「直接世界」と「間接世界」があります。
インターネットとは「間接世界」。そんなところにしがみつくのは無意味です。
「直接世界」…アナタの夫(妻)、子供たち、隣近所、顔を合わせるサークル仲間、
実際会って話しができる友人、知人、親戚一同。
『粘着』とは、そういう人たちとの関係が何らかの形で崩壊した寂しい人の姿なのでしょうけど。

(5)粘着への提言

一番いいのは『粘着』同志でグループを作ること。
『粘着』同志でグループをつくりそのお仲間うちで、お互い、延々とコメントのやり取りをしていればいいのです。
追記:現在はフェイスブックつながりだそうで(爆)やっぱりね。

現実に心を許しあえる友がいない以上、ネット上にそれを求めるのは世の流れかも。仕方のない事かも。

でもお願いよぉぉぉ~。
こっちの世界にはこないでちょ~だい!!。



それにしてもインターネットの投稿サイトって
まさしく魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界でしょう?。
これを読んでいるアナタ。
ご用心!ご用心!
よっぽど褌を締めて掛からないと、私や私の友人たちのようにひどい目に会いますぞ~!


絵は「めでたやな(2)桜巾着 」 08-06作成
こんな風呂敷き、あったらいいなシリーズも14作目になりました。
おめでた柄には「蕪」や「鯛」「海老」などもあります。巾着柄もその一つとか。

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