ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

風呂敷(39)春の苑

2009-03-31 21:09:10 | パソコン画
09-03作成
家の近くの桜は二分咲きです。お~い、春。どこにいるの?


春風      白居易

  春 風 先 發 苑 中 梅

  櫻 杏 桃 李 次 第 開

  薺 花 楡 莢 深 村 裡

  亦 道 春 風 爲 我 來
    
春風は、庭の梅を開花させる。その後に続いて桜・杏・桃・李が、相次いで開いてゆく。
山村では薺(なずな)の花や、楡(にれ)の実も続けて出てくる。
そして春風は、私のためにも吹いてきてくれるのだ
…このところの三寒四温でさくらの蕾が動きません。
早くこの詩のようになってほしいものです。


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風呂敷(38)弥生

2009-03-27 16:33:00 | パソコン画
09-01作成
まだ木枯らしが吹きすさぶお正月ごろ、春を待ちかねる気分で描きました。
さて3月も終わろうとする今、再び寒くなってしまいました。
サクラの開花宣言はでたけれど、もうちょっと後になりそうね。
シンプルなので半日で出来ました。



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風呂敷(37)猫づくし

2009-03-21 17:14:58 | パソコン画
09-03作成
旅行先で描いたばかりの新作です。サクラシリーズを中断してUP。
佐賀錦をイメージした背景に、ぐーたら猫を散らしました。
ついでに画印もぐーたら猫に…お絵かきは楽しくなくっちゃ~ネ。
ちなみに3泊4日で2枚仕上げてきました。


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女一人旅  毎度おなじみホテルにて…編

2009-03-20 10:54:58 | Weblog
日数に余裕はあったものの、長いとダレル…という経験から、
今回は無難に3泊4日でまとめてお気に入りホテルに行ってきました。

2月は3回も旅行したので、3月はおとなしく留守番していようと思ったのですが、
ホテルから「お得意様特別割引券」が送られて来たのです。
一泊だけ3000円割引されるとか。
当初の決意はどこへやら。
ふーむ、そうかそうか、これは行かずばなるまい…なんて。

花粉症の季節に曇りや雨が多かった今年。
花粉の少ないそういう日には薬を飲まなくて済むというので、みなさま、外出が盛んでした。
おつきあいで呼び出される回数も多く、そのせいでほとんど絵が描けませんでした。
天気予報で今週は晴れが続く1週間というのを知り、これならアソビの声もかかるまいと踏んで出かけたわけです。

本当に天気はよかった。
一気に春めいてきました。甲府盆地は20度だそうです。
ダウンジャケットが邪魔でした。
但し、旅行先で散歩がてら、石和近くの「不老園」という梅の名所を訪ねたら、張り紙が…。
「今春は2月の暖冬のせいで花が早く咲いてしまいました。現在は遅咲きの梅が少々残っております。
入園料は通常500円のところを300円にさせていただきます。」って…。
あらまぁ。

写真は「不老園」の入口風景。2009年3月18日。これが最後の一枝のようです。
こうなると、今年は桜は早そうね。来月は桜を見に関西方面まで遠出しようと画策していたのですが…。
もしかすると葉桜見物になってしまうのかなぁ。


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風呂敷(36)弦月

2009-03-14 16:27:24 | パソコン画
絵は風呂敷(35)弦月  09-01作成

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友人からメールがきました。
「『初恋の人からの手紙』というサイトが面白いからアクセスしてみて。」

信憑性はともかく、もしあなたの初恋の相手から何十年ぶりかの手紙が来るとしたらとしたら、
それはこんな手紙になるでしょうねーというオアソビができるサイトです。
みなさまも時間があったら、ぜひお楽しみくださいまし。


初恋の人からの手紙
http://letter.hanihoh.com/

さて、私がトライした結果は以下のとうり。
本文の後の…で感想がのべてあります。
ところどころで大笑いしました。


さちこさん、元気?
もうモテる女性を「下品な女」と罵るクセは治りましたか?
毎日のように言っていたさちこさんをなつかしく思います。

…そうそう。若い頃って、「モテル同性」が嫌いでしたわねぇ。
単に胸が大きいからとか、目がうるんでいるからとかー私からすると、
どうでもいいような事で、男たちが騒ぐ事が許せなかったわねぇ。
そんなもの、30年もしたら意味なくなる長所でしょうがぁ~。
なぜ年齢に関係ない長所で女性を評価しない。
なんて男って馬鹿な生き物なんだ。
モテル女ってなんてずるいんだ…って怒ってたわねぇ。
そのくせ、「ここぞ!」という時は作りフェロモン発揮して、
しっかり彼氏をゲットしていた狡猾な私を懐かしく思い出す。
これを読んでいるあなただって、そうだったでしょ?おほほほ。



おれのことが面倒くさかったのか、話し合いもせずさちこさんが一方的に連絡を断ったあのころから、
もう46年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

…これは耳に痛いお言葉。
確かに若い頃の恋愛は全て、そういう終わり方してました。
ぐだぐだもめるのが面倒だったんです。
ダメな二人なら、とっとと終わらして、「次、行ってみよ~」とわりきってました。
男性のほうが「女々しい、未練たらしい生き物」なんて考えもせんかった頃。

それにしても、息子が私のような彼女と付き合わないまま、結婚してくれて、本当によかった。
愚息は、彼女にすげなく突き放されたら、結構トラウマでひきずりそうな性格。
息子にされたら嫌な事を、若い頃の私は結構、あちこちの男の子にしてました。
後ろからバッサリ…なんて事がなくて、本当によかったわ~。


手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。
ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思って。ふふ。驚いたかな?
今思うと、うちらの恋愛ってひどかったなぁと思います(汗)。
あのころおれはわりと嫉妬深くて、男子とよく話すさちこさんにいつも文句を言っていたけれど、
さちこさんは平気で「だったら女子に頼んでおくから自由に話せばいいでしょ」とおれに言い返していましたね。
さちこさんの言うことはいつも正論すぎて、黙らされたのをよく覚えています。

…これは今でもよく言われる。(多少、非難がましく)。
何かトラブル起きる時、正論しか言わないし正道しか歩かないので、今のところ人生はブレないで済んでいますけど。
でも、この正論癖が他者には鼻につくらしい。
正論を言う前に「とりあえず、同情してよ」というんでしょうね。


そういえば、おれはともかく、さちこさんにとっては初恋でしたね。
最初のころのさちこさんは、手をつないだときに手汗をびっしょりかいていたと思います。
あれはなんだか、こっちも緊張しました(笑)。

…これには、どこで見ていたの?と大笑い。そうです。その通りでした。
現在の「ふてぶてしさ」「物事に動じない」オバタリアンぶりはうそのよう。


まだラブラブだったころ、さちこさんはおれに「私ね、男って顔で決まるとは思わないの」といつも言っていましたね。よかれと思って言っている言葉が人を傷つけるあたりは、天然爆弾のさちこさんらしいなぁと思います。今も相変わらずなのかな。

…これもよく言われる。
欠点も個性なりという信条なんですが。
欠点とはその人の人間味を増すポイントでもあるーと思っております。
自分の欠点を、いかにつきつけられても、ヘコむという事がありません。
たはは…で流します。でも世の中ヘコむ人のほうが多いという事なのよね。

そうそう、「絵がちっとも上手くならない。」というお絵かき仲間に
「上手くなる必要なんかないじゃない。下手でもいいじゃない。それが貴女だけの個性なんだから。」と言っていたけど、
これって
「よかれと思って言っている言葉が人を傷つける天然爆弾」の一つだったんでしょうか?

口のきき方、ものの言い方。今だに下手ですわね。
友人たちが寛大で助かってます。


恋愛を総合的に考えれば、おれはさちこさんと付き合えたことを、とても感謝しています。
キツイことを言われたときに耐える方法や、
言い返したい気持ちを無理矢理封じ込める方法をこの恋愛から学びました。どうもありがとう。

…これって主人が帰ったら聞いてみよう。
36年間の間、一度も夫婦喧嘩した事がないけれど、それって主人が「ひたすら我慢」していたという事なのかしらん。
いざこざが嫌いで多少のことには目をつむるって?あららら。


いろいろ書いたけど、おれはそんなさちこさんのことが好きでした。
これからもさちこさんらしさを失わないよう、あと、そろそろ顔だけで男を選ぶのはやめて(笑)、
誰かと幸せになってください。またいつか会いましょう。では。

…これも大笑い。
61歳になった今でもそうよ。
ヨン様に狂喜する中高年同志をみれば、みなさんもこういう癖は治らないようね。
ちなみに私の今一番のお気に入りはテレビドラマ「神の雫」に出ていた亀梨和也デス。(男はカオじゃぁ~)


P.S. 貸していたスラムダンク全巻、売ったって本当ですか?

…これは一旦別れた相手とは二度と会いたくないので、後で借りていたものに気がついても、
そこからあれこれして何らかの形で再び関係するのは御免ーという考えの変形と解釈しました。
売って利益を得るのは相手に負い目を感じてしまいそうなので、むしろゴミに出します。
三歩歩いたら、忘れる。後ろを振り向かないのが身上。

石原真理子が玉置浩二と電撃再婚しましたが、
昔の恋人には全く興味のない私には、理解しがたいニュースでした。
みなさまはいかが?

メタボで部分入れ歯で「どっこいしょ」が口癖で、3Eの靴を履く私やあなた。
禿げて糖尿病で高血圧に悩んでいるであろう昔の恋の相手にいまさら会いたい?まさかね。

さぁて、みなさんの結果はいかがでしたでしょうか。
ちなみに友人は「もう、サインペンでアイライン描くのは止めたんでしょうか」
とあって、びっくりしたそうです。
確かに若い頃、しばしばそういうことをしていたんだとか。
「どこかで見ていた?」とぞっとしたそうです。

もう一人の友人は
「貴女にもらった観音像がまだ机の上に飾ってあります。」とあってギョギョ!
彼女はそういったものが好きで、秘かにケイタイのストラップに仏像を付けていました。
スポーツカットした金髪で、BMを運転する彼女に、そんな趣味があったなんて、私も今回初めて知りましたよ。
当たっているような、そうでないような…上記のサイトでそんなひと時をお楽しみください。







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風呂敷(35)看花還看花

2009-03-11 16:53:19 | パソコン画
08-10作成
好きな漢詩の一つです。
桜に見とれながら歩いていたら、オトモダチの家まで行ってしまったよーという、のどかな詩。

高啓作   『尋胡隠君』
渡 水 復 渡 水   水を渡り また水を渡り

看 花 還 看 花   花を看 また花を看る

春 風 江 上 路   春風 江上の路

不 覺 到 君 家   覚えずして君が家に到る

一方こちらは…
大都会に住んでいるので周り中が花粉症。
みなさん、お天気の日は決して家から出ません。
その代り、花粉の比較的少ない雨の日こそ彼&彼女らの活動日。
今年の春は雨が多いので、そういう日に限って「遊ぼうよ」と声がかかります。

そういう人たちは、すてきなレインコートに傘。靴やバッグを取り揃えて、雨の中、颯爽とお出まし。
私のように紺のレインコートに黒のビニールバッグなどというダサいファッションの人などいませんね。
花粉の飛ぶ春の季節は、私は引き立て役のシーズンと心得ています。
今年は雨の多い春です。
そういうわけで、お友達に付き合ってお出かけ多し。
絵は描いていません。こういう時は30枚余のストックが役に立っています。



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風呂敷(34)如月

2009-03-06 11:01:37 | パソコン画
08-07作成
通っていたパソコン教室で「水彩6」というソフトを習う前は、ペイントで絵を描いていました。
十二単の女性はその頃ペイントで描いたものです。

私は3人姉妹ですが、母はもちろん妹二人もかなりの花粉症です。
シーズンになると彼女らは揃って花粉症用の薬を飲みますが、あれを飲むと眠たくなるらしい。
だから春先になると、出かける気力もなく、
家の中でひたすら、ぼんやりして過ごすそうです。
私一人が映画に行ったとか、旅行に行ったとかー元気に遊びまわっているのをみな、不思議がります。

どうして私だけ、花粉症にならないのか私自身不思議ですが、我が家は4人とも花粉症ではありません。
という事は他の姉妹と何か決定的に違っている点があるはず…。

思いつくのは、我が家の食卓では「海藻類」を欠かさないこと。
私が好きだからですが、味噌汁に必ず若芽をいれます。
大根とワカメ。油揚げとワカメ。里芋とワカメ…といった具合で。
煮物に昆布を入れることも多い。おでんの昆布は他家の倍は入っています。
海苔の佃煮は箸やすめとしていつもテーブル上に出しているし、和食の朝食時には焼き海苔を欠かしません。

確かに海藻類は髪によかったらしい。
61歳でほとんど白髪がありません。髪の量もたっぷりあります。
でも主人に言わせると「花粉症がでないのは食べ物(海藻)のせいじゃないよ。ただの遺伝だよ。」
そうなのかなぁ。たまたま花粉症に強い遺伝子だったのかなぁ。
ま、どっちにしても、よかったけど。
一生、発症しないでほしいデス。


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風呂敷(33)源氏

2009-03-01 17:49:48 | パソコン画
09-01作成
いつものように好きな色を好きな形で。

クチコミの補足2です。

グルメサイトで総合点5を取っていた例のお店の話ですが…。
「こんな不味い店を、一体どんな人がいいといっているのかしらん?」
疑問に思った友人が、その後、書き込まれたコメントをじっくり読んでみたそうです。
するとおかしな事に気がついた。(ちなみに彼女は編集者。)

明らかに同一人物と思われる人が何回も書き込んでいるのを発見。
文体に特徴があり、使う絵文字も同じ。
「これは明らかに店側のヤラセだわ。あのうさんくさかったマネージャーかしら。」と、ぷんぷん。

普通の人は総合点やコメントをちらっと見はするけど、よくよくは読みません。
だからこのようなヤラセ書き込みには気がつかないのが普通。
もし店のオーナーが気がついても、
売上アップにここまで貢献しようという店員のやる気を誉めこそすれ、マイナス評価はしますまい。
だからマネージャー?は、毎日せっせと
「楽しい店でした。」「店の雰囲気は明るくて料理もサイコー!」なんて投稿し続けるんでしょうね。

「その努力の方向が間違っていると思うんだけどなぁ。もっと料理に工夫と努力をすべきだと思うんだけど。」
友人はのたまうけど、私は申しました。
「リピーターを狙っているのは本当に実力ある店だけよ。
ここはイチゲン客だけ求めている店なんじゃないの?そんな店はそのうち破たんすると思うわよ。」

この間のテレビで特集していたけれど、実力ある店や会社は「クレームこそ宝」とするそうです。
世間が何を求め何をよしとするかークレームの中にヒントがあり、それをいかにクリヤしていくか。
その努力が結局、世間から支持を受け、勝ち残っていく会社になるための秘訣だとかなんとか。
私もそう思います。

そういえば…。
数年前、母が静岡の妹のところで病後の保養をしていた時期がありました。
ひと月に1回は母のご機嫌うかがいの為に出かけていました。
その時は必ず御殿場にある「御殿場高原ホテル」を利用していました。
地元の妹に「ここいらでは一番いいホテルだから。」と勧められたからです。
確かにいいホテルでした。
特に朝食会場が最上階で、360度の景観。
富士山を眺めながらのモーニングコーヒーなど最高でしたね。

しかし、問題が一つ。
このホテルには浴場がなかったのです。
ホテルの広大な敷地内には設備の整った天然温泉施設があるのですが、
そこへ行くには道路をかなり歩いていかなくてはならない。浴衣にサンダルというわけにはいかないのです。暖かい季節ならともかくちょっと寒くなったら無理でした。

何回目かの宿泊の時、それを「お客様のご意見」として書いたのです。
「敷地内には、立派な温泉施設があるけれど、ここから距離があるので冬には利用できない。
だから私のような年配客が気軽に部屋から浴衣で出はいりできるような大浴場がホテル内にあると嬉しいのだが。
宿泊客は1回は外にある温泉施設は利用するでしょうが、寝しなや朝起き抜けにはホテル内の浴場を使うものです。
わざわざ着替えて外にでるのは面倒ですから。」

1年後くらいには、ホテル内に小さいながら大浴場ができていました。
嬉しかったな~。
でも残念ながら、その後暫くして母が亡くなったので、御殿場高原ホテルは使わなくなりました。
クリスマスシーズンにはイルミネーションが有名ですが、今年の冬には久しぶりにに泊ってみようかしらん…。
みなさまもあちらにおでかけの時はぜひご利用くださいませ。
このように「誠意」と「努力」をおこたらない、なかなかのホテルですよ。
世の中、こういうホテルばかりだと嬉しいのですがね。
それにしても前回の安房小湊のホテルはひどかったな~。



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