ぐーたら猫の「パソコン水彩の館」

これまで描いたのは900点余。我ながらよく続いたなぁ!右下にあるブックマークからHPに入ってご覧さいませ。

インド仰天旅行(21)

2006-11-18 21:21:42 | パソコン画
娘は、大学へ通うのに、学割定期があるというのでバスを使う予定でした。
1ヶ月50ルピーだったかな?
とにかく滅茶苦茶、安い。
安いにはわけがあった。

友達の案内でためしに乗ったけど、バス通学を、即、断念。
まず、バスはとんでもなくおんぼろだった。
(日本ならとうに廃棄処分されているようなしろもの)
座っただけで服が汚れそうな車内。
さらに乗り込むと車内全員が注目してくるので(これは日本とは違った習慣)(意味ない注視なんだけど)
日本人の感覚ではうす気味悪い事かぎりなし。
さらにいつでも混んでいる=痴漢が多い(どこでも男は同じだぁ~)。
というわけでリキシャーで通学することにしました。

リキシャーは東南アジアでも多くみられますね。
小型三輪オートバイみたいな乗り物。
語源は日本の力車だそうです。
一応屋根は付いているけど、雨や風は吹き込みます。
原則的に二人乗りです。
リキシャーは道路際にいつもたむろしていて、乗る前に目的地を告げ、まず、値段を交渉してから乗車します。
メーターはあるけど、それを使うドライバーはナシ。
こちらが外人だとわかると、(当然)高い値段を吹っかけてきます。

高いといっても日本円で5円10円のハナシなんですが、ふっかけて来る根性が憎い。
というわけで、リキシャードライバーと小競り合いするところから朝が始ります。
大学までの片道は日本円で80円以下。
都バスに乗ると片道だけで210円ですから、安いものです。

しかも帰りは同じ方向の友達と乗り合わせる事が多いので実質40円。
私立小学校近辺では、二人乗りの座席に6~7人ぐらいの小学生が、鈴なりに乗りこんで帰宅する恐ろしい風景をよく見ました。
またある日、遠出したデリーの街外れから帰ろうとリキシャーを止めたがいいが、運転手が英語が話せないというトラブルに遭遇しました。
デリー市内を走るリキシャードライバーなら何とか英語が通じます。
でもちょっと街をはずれると、英語は通じないわ、地図も読めないわというドライバーばかり。
この時は道路に立って、通りかかる(裕福そうな)インド人に「英語わかりますか?」と声をかけまくり、
やっと一人のおじさんを捕まえて、
「○○ホテルへ行きたいんだが、運転手は英語がわからないので伝えてくれないか?」とお願いして、やっとホテルへ帰れました。
遠出する時はタクシーを1日借り切るのが安心なようです。



絵は「1月課題 朝日」とりあえずシンプルに、きれいな色出しを心がけました。テクニックなし。雲上の朝日なら、他の人たちとは競合しない構図だと思ったのですが…





コメント
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