イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

シルビィ・12歳のお誕生日を迎える。

2011年07月10日 | Weblog

こんにちわ~ わたし~シルビィよ。 今日はね、わたしの12歳の誕生日なの。人間だったら、かなりの高齢かしら。でもわたし~すごく健康なの。身体は随分と白くなったけどね。今までに一度だけ病気になったけど(子宮蓄膿症が悪化して手術したの) それ以外は病院にかかったことはなくて、すこぶる元気なの。今日はお母さんがカメラを構えはじめて・・・わたしの写真を撮るんだな と分ったから、自分からあちこちに移動して、ポーズをとったのよ。Today is birthday of SIRUBY. She is twelve years old.

はい!こちらのソファに座っておすましです。

自分から窓際に移動していきました。

今度は違うソファに座ったのよ。お母さん、まだしつこく写真撮ってるね。。。

管理人より⇒ シルビィちゃん、お誕生日おめでとう  シルビィがきてくれたお陰で、私はイタリアングレーハウンドの虜になって→今の自分があるのです。シルビィを迎えた時は、まだイタグレは知られていない時代で・・・JKCの登録数も150匹くらいしかなくて、仔犬を手に入れるのは至難の業でした。

そのような中、我が家にきてくれたシルちゃんは、もう 手がかかる子で、犬育てに慣れていた私でも、参りました。。。とても臆病で、ゲージに入れると何時間でも鳴きわめくし、フリーにすると、私にべったりで離れない・・・異常なストーカーぶり。おトイレにもお風呂場にも付いてきて、ドアごしに鳴きました。お洗濯や炊事をするときも、私の後追いばかりをして、シルちゃんは、ちっとも眠らないので・・・身体に悪いだろう、寝かせてあげようと、子供が赤ちゃんの時に使っていたおんぶ紐を出してきて、シルちゃんをおんぶ紐で抱っこしながら家事をこなしていました。今のような抱っこヒモ・スリリングはまだありませんでした。私以外の家族にもなつかなくて、私のことばかり見つめて、他の人・犬には興味を示さずに・遊ばない・・・ただのストーカーではなく、分離不安症のようで異常でした。

この頃はシュナのディジーが私の事をストーカーしていたのですが、このシルちゃんのストーカーぶりに負けてしまい、ディジーは私に近づくのを遠慮というか断念するようになりました。ディジーごめんねこの写真は10年前です。↓ 右は3カ月頃のジュリアです。

そして、シルビィが2歳のとき、次のイタグレ・ジュリアを迎えました。ジュリアとはIG同士だったからか~仲良くなりました。ジュリアは、正反対に、全く手のかからない子でした。我が道をいくマイペース派で、私にはあまり寄ってきませんでした。自立していて強い子でした。IGは甘えん坊で手がかかると思っていた私は、目からウロコでした。同じ犬種でも~違うものですね~色々なタイプがあるから面白いのですよ。

いつまでも子供のようだったシルちゃんも、2歳すぎてから子供を産んでくれました。陣痛がくると、相変わらず私から離れずに・・一晩中抱っこしていました。私がちょっとでも席をはずすと、ギャオ・ギャオ、と家中にひびき渡る声をあげて鳴きました。オーバーなリアクションをする子でした。そして、破水したあとも陣痛がこなくて・・何時間も抱き続け、おなかをさすり・・朝方まで、眠れぬ夜でした。一晩中ハラハラ・ドキドキでしたが・・・当の本人(犬)は、私に抱かれてすやすやと眠っていました。 翌日、病院が開く時間に朝一で診ていただき・・・微弱陣痛で仔犬を自力で産むのは難しいと判断され、帝王切開となりました。イノセントでは初めての帝王切開でした。それまでのシュナちゃん・ヨーキーちゃんが、、自然分娩ばかりで安産でしたから⇒シルビィが私に、お産がラクではないことを勉強させてくれたのです。

9年前の写真です。シルビィ(左)と2匹の仔犬です。手前はバービィです。うちに残しました。右端はジュリアです。ジュリアは仔犬が好きで、良く可愛がってくれました。

いつも4匹で仲良くしていました。やはりIG同士がいいようです。左の男の子はレオン君。隣町の千歳市にいきました。

シルビィは、赤ちゃんを産んでから、やっと落ち着きました。子育ては上手でした。母乳も良く出て、母性愛も強く、良いお母さんぶりでした。子供を産んだことで自立心がわいて、彼女にとっては良い方向に向かったと思います。娘のバービィと仲がよくて、すごく可愛がり、べったりとしていました。子供を産んだことがきっかけで、私へのストーカー行為はなくなりました。彼女の眼は私ではなく、娘のほうへ向いたのです。

シルちゃんは、表向きは元気でも、確実に歳を重ねていることが分ります。歯は何本も抜けています。視力もかなり衰えているようで、おやつをあげるとき、たまに口から落とすことがあります。よく見えていないようです。また、時々、異常な奇声をあげることもあります。そのような姿をみるにつけ、12年間の年輪を感じます。シルちゃんは元気にしているけれど、私が想像しているよりも身体は衰えているのだな~と悲しく切なくなります。

私は年を重ねたわんが大好きです。共に過ごしてきた日々を振り返ると胸が熱くなり・・・涙が出ます 歳をとると、食べても太らなくなります。手がかかったし・・・うるさくて(今でもそうです)興奮しやすくて大変だったけど、私はシルビィを迎えてから、益々イタグレの魅力にはまったのです。シルちゃん、うちにきてくれてありがとうね あなたにとても感謝しているよ。これからも長生きしてね。よろしかったら、ワンクリックお願いします。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポーランドからのお便り。Let... | トップ | いばっている・・モナリン。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (未来)
2011-07-11 10:18:03
遅れましたが、シルビィちゃん、おめでとう!
互いに色々なことを教えあって過ごしてきたのですね。年齢を重ねた風貌、とっても素敵です。
これからも、ゆっくりとママ様と過ごしてください。
ママ様なら、しっかりと向き合ってお話ができるでしょ?安心して全てお任せできるでしょ?

私もママ様が大好きです。

返信する
未来さんへ (イノセントママ)
2011-07-12 16:07:39
未来さん、お祝いの言葉ありがとうございます。
わんを育てることは、自分がわんに育てられていることでもあります。
ですから、いろんなわんに、色々とたくさんの事を教えてもらっています。

歳を重ねた犬は本当に愛おしいですよ。
たまに若い犬と駆けまわって遊んだりしている姿をみると、わぁ!頑張ってるな!と思わず褒めまくります。
すると~犬も喜びますよ。

ディジー以外のわんは、十分にお世話・介護ができたので、幸せな老後を過ごしていると思います。
わんも飼い主も、悔いのない老後を送ることができたら幸せです。


未来さま~私のことを大好きなんて言ってくださって⇒ 恐れ多い・もったいないお言葉です<(_ _)>
そのようなお言葉をいただくと、元気がでてパワーが湧いてきます。
ありがとうございます<m(__)m>
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事