イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

シルちゃん 大往生 ③ 最後に・・・

2015年01月13日 | Weblog

シルちゃんが亡くなっていたことをブログに書いたら、沢山の方々からカキコミやメールをいただき、今日は献花までいただきました。ありがとうございます (お返事はもう少しお待ちくださいね)あまりオーバーにしたくなかったのでしばらくは伏せていましたが、今まで見送った犬の中でも見事な死にざま 安らかで全く苦しまないで天国へ登って行ったので・・・こんな一生もあるのですよ~と3回に分けて書かせていただきました。


10歳をすぎた頃からのシルちゃんの様子です。最近のブログに載せた写真ですので、ご覧になっている方も多いと思います。



このときはまだ目が黒くて白内障にはなっていませんね。左はモナです。3年くらい前です。



一昨年の春です。お庭でサクランボをもらっています。去年もサクランボは豊作で、シルちゃんは沢山食べました。



2年くらい前から後ろの足がX脚になって曲がってきたの。人間の老人が腰が曲がってくるのと同じような感じかな。でもちゃんと歩けるし生活には何の不自由もありませんでした。



そして~寝てばかりの生活になりました。でもね、朝と夜のご飯の時にはシャキッ!と起きて~ちょうだい!ちょうだい!とワウワウワウ~ と騒いだのよ。食べる子は長生きですね。



ありゃ~若い子が来たようだね~ わたしゃ~この家の古株~あんたには負けんよ 実際ルックはシルちゃんに一目置いていて、シルちゃんを守るように優しく接していました。犬が歳を取って弱くなっても犬同士のルールはあります。他の犬たちも決してシルちゃんを軽く扱うことはありませんでした。


そして~シルちゃんを撮った最後の写真です。これは心霊写真かも・・・と題してブログを書いたときの写真と同じ日に撮りました。



シルちゃん最後の写真になったね。イノセントの仲間と一緒に にこやかな顔で写っているね。このとき沢山のわんこたちがガラスの窓越しに(不思議に)写っていた。レンズの反映だったかもしれない。でもね、管理人は思ったよ。すでに天国に召されたわんこたちが⇒シルちゃん~もう頑張らなくていいよ~いつでも待ってるからね~こっちにも仲間はいるよ~そろそろおいでよ~って迎えに来てくれたのかもしれないなって。この後シルちゃんが亡くなってから・・・そういうことだったのかってね。


そうして何の予兆もなくシルちゃんは逝ってしまた 今までに老衰で逝ってしまった子も見送りました。老衰でも最後の一週間くらいは食べれなくなり目に見えて衰えていきます。最後は苦しそうにお口を開けます。もどしたりします。目を閉じないで亡くなります。


でもシルちゃんは違った。目を閉じたままで・・もどした後もなく、眠ったまま~そぉ~と心臓が止まった感じ。朝、シルちゃんの死を確認したとき、あまりにも突然で シルちゃん・ウソでしょ 冗談はやめてよ~とつぶやいたほどでした。今はやっている死に方 人間の場合ですよ。ピンコロ と言うそうです。ピンピンしながら コロッと死ぬこと。テレビで ご老人の方々が ピンコロで死にたい とおっしゃっていました。シルちゃん、まさにピンコロでした。あっぱれ!です。


そして、イノセントの家族&わんたちといつものように同じお布団で眠ってお別れを告げたあと、翌日霊園に向かいました。



平日だったので私一人で向かいました。お花に包まれたシルビィです。



北海道動物霊園 この季節、雪は降っていましたが、まだ積もってはいません。右の火葬棟・手前の棟でだびに臥しました。



お母さんが拾ったシルちゃんのお骨。キレイでしっかりとした骨でした。職員さんからも若い子の骨のように見えたと言ってもらいました。



シルちゃん無事に終わったよ。お骨はお家に持って帰るね。おうちが好きだもん。


シルちゃん、お家に帰ってきたよ。



シルちゃんは小さいときとても手がかかってお母さんを困らせてくれたけど、今まで遭遇したことのなかった犬種、イタリアングレーハウンドの素晴らしさを教えてくれたね。やんちゃで、時にはおバカな子犬時代。アホか~ って思ったこともあったよ。でもね、成長するに従って段々と落ち着いて~とっても頭の良い犬種だと分かったの。特に感動したのは老犬になってから。本当に人間の心を、よ~く分かっている。読んでいるね。そして~歳をとるにつれて、可愛い可愛い 赤ちゃんに返っている。後ろ足が曲がってからも、ジャンプしたり走ったり運動能力は衰えていなかった。可愛いしぐさをしたり、ニコニコと笑ったり表情豊かで~ 毎日幸せをくれました。沢山癒やしてくれました。シルちゃんが我が家に来てくれて、お母さんはとても幸せでした。


管理人はまだまだシルちゃんは長生きしてくれると思ってたの。だから、これから数年はシルちゃんの介護をするつもりでいたの。ピンコロじゃなくてよかったんだよ。介護も楽しみだったのに。。。でもシルちゃんはそれを望まなかったのかな。最後はビックリするような演出で、あっ!というまに旅立って逝った。それがシルちゃんの私に対する最後の愛情だったのかな。ありがとうね(^^) 天国では仲良しだった娘バービィが待っているよ。。お母さん遅かったね~ずっと待っていたのよ!と喜んでるよ。バービィはワン見知りだったからね。シルちゃんを待っていたはず。そしてノエルちゃんもね。同じ時期に一緒に旅立ったのも何かの縁で繋がっていたのね。寂しくないよ。


いつも思うこと。うちのようなブリの家に来て幸せだったのかな もし幸せだったと感じてくれたなら、また生まれ変わって我が家に来てね。そしたら、もっともっと大切にするよ。


見学に来てくださった方々にもシルちゃんは人気者でした。シルちゃんのことを気にかけてくださった方々、ありがとうございました。

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2 コメント

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かわいいおばあちゃま。。。 (アズリラ母)
2015-01-14 10:11:03
孫のアズの飼い主です。そうですか・・15歳ですか・・・

アズに出会えたのも、シルビィちゃんのおかげです。
シルビィちゃん、ありがとうございました。バービーちゃんも、がんばって生んでくれて、アズも、うちの家族も、みんな幸せですよ。アズのことを好きな犬も結構いるんです。アズに会うのを楽しみにしてくれるおばあちゃんたちもいます。幸せを、ありがとうございました。


アズも、散歩は寒いし、毎日は行かず、よくねています。
でもよく食べているので、シルビィちゃんを目標に長生きしてほしいです。

昨日風もなく、暖かったので、久しぶりに長い散歩に行ったら、アズはびっくりするほどはしゃいでよく走りました。こういう光景は幸せです。
そして、そこへ、友達の飼い主さんが、一人でやってきました。
ちょうど、昨日の朝、イタグレちゃん、10歳でがんで亡くなったそうです。お一人で散歩コースを歩かれているところでした。アズが、こんにちは!ととびついてあいさつにいったら、「おーアズちゃん!かわいいね。うちの子もただ眠っているみたいだよ。でもね、10年間でいい思い出たくさんあるからね。もういいんだよ。」とおっしゃっていました。いろいろお話を伺ってさよならしましたが、
何か、昨日会えたことは不思議なご縁だった気がします。

いつかはくる日ですが、本当に、一緒の時間は思い出の素晴らしい時間です。

最後のお別れはつらいけど、ほんとうにありがとうと、思います。ほかに何も言えません。。。
アズリラ母さんへ (イノセントママ)
2015-01-15 17:02:56
シルビィはアズちゃんのおばあちゃんですよ。

シルビィは臆病だったけれど、ひょうきんで優しい良い子でした。
バービィもおとなしくて従順で賢い良い子でした。
Eさま、いつもご家族&わんこたちの素晴らしい年賀状をありがとうございます。
皆さまのご成長を、おババの気持ちで楽しく拝見させていただいています。

イタグレを亡くされた方と遭遇されてのですね。
きっとその方も悔いのないように看病されて見送られたのでしょう。だからもういいんだよ!と言えるのですね。

子犬を迎えることも楽しいけれど、老犬を幸せな環境で見送ってあげることも、大きな達成感があります。
アズちゃんは白内障とのことですが、シルビィも10歳過ぎから緑内障に・・そして白内障となり・・それでも15歳半まで元気でした。
アズちゃんのはしゃぐ姿は嬉しいですね。

リラちゃんのママも元気ですよ。白内障で、かなり見えなくなってるけど気が強くてアッパレ!です。

アズリラちゃんもこの先、可愛い可愛いお年寄りになっていくけど、Eさまたちも、ますます可愛く感じるとおもいます。

いつかはくるけれど、悲しいばかりじゃないよ。一所懸命に生きている姿は感謝に変わります。
ありがとうございます<(_ _)>

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