じぃじ＆ばぁばワンコは、私の宝物です。

私の宝物であり～私を毎日癒してくれている存在。じぃじ＆ばぁばワンコ達は、私の大切な家族であり宝物です。

左・レイラ　右・エニオです。

今年15歳になるこの二人は、家庭犬として過ごしただけでなく、私がまだショーの世界で駆け出しの素人の時から、共に苦楽を歩んでくれた大切な仲間であり戦友のような存在でした。右も左も分からないズブの素人の私が、たった一人で・・見よう見まねで始めたショーの世界。

誰もが・・あのオバさん、すぐにやめるでしょうと思っていたに違いありません。有名犬舎のワンではなく、無名の個人が1匹のヨーロッパのIGを輸入できたこと。何と幸運だったことでしょう。そこから始まって現在の私に至っています。

私のブログを最近になって見てくださった方々は、昔のブログをご存じないでしょう。今も健在でいるレイラとエニオと共に歩んできたことを紹介していきます。

まずは20年ほど前に最初の男の子・ロナルドを輸入しました。ロナ君はすでにポーランドCHでした。ヨーロッパのCHを譲っていただけるなんて、これはものすごい奇跡の出来事でした。しかし私は、ショーは別世界の方々のなさること・・と思っていたので、その時点では全く興味はありませんでした。恐れ多い世界でした。

それから3年後くらいに2匹目のお話しが進んでいました。自分のドキュメントに昔の写真が存在していました。何度もP・Cを買い替えているので奇跡です。今日はエニオ編です。2匹目に輸入したのがエニオです。

ポーランドのブリさんからいただいた写真です。5匹の兄妹でした。その中で私とご縁があったのは左端のエニオでした。エニオは面白くて明るいファニーキャラクターだとおっしゃっていました。

ブリさんから送られてきた7か月くらいの写真です。当時日本で見ていたIGとは、お顔が違いました。ヨーロッピアンですね。嬉しくて心待ちにしていました。

自分で先方様とやり取りをして～長い時間のあと、無事に来日しました。我が家に着いてすぐに撮った写真です。

約14年前です。現在はこのようなお顔もソリッドも珍しくないですが。その当時はアメリカタイプのIGしか見ることがなかったので、珍しい存在でした。しなやかな身体付きでエレガントでした。ブリさんが記念のメダルも送ってくださいました。ポーランドのショーでの栄誉あるメダルです。

エニオはブリさんがおっしゃる通りの明るい性格で、人見知りもワン見知りもなく、誰に対してもしっぽをフリフリ➡あなたを好きですよと人に寄っていき、誰にでも懐いて抱っこされる良い性格でした。

来日したあと・・痩せてしまいましたので万全の体調ではないですが・・美しいラインと思います。

エニオは私が引くといつもテンションが上がり楽しそうに歩きました。真面目にやらないで遊んでいますねしかし当時の同じ時期に、私はレイラを引いていました。2匹はタイプが違いました。私の力量では、２匹は無理

ちょうどその頃に知り合ったプロハンの方がエニオを気に入って下さり（ボクに引かせてくださいと）嬉しいお言葉に、お任せしました。

プロハン宅でのエニオ君。少し寂しそうだけど・・先生と一緒に頑張るんだよ。

さすがの先生です。キレイに立たせてくださいました。先生曰く、エニオは立ち姿が芸術品だ　と褒めてくださいました。

その後先生が体調を崩し、ショーから離れて行かれました。

それで・・須藤会長の紹介で、大物の大先生に引いていただくことになりました。当時はイノセントは無名の犬舎でしたが～輸入犬ということに興味を持ってくださいました。そしてエニオを送ってからすぐに先生から電話があり、この子はレベルが高い子だよと褒めてくださいました。須藤会長の紹介があって実現したことで、感謝しています。

それからはトントン拍子でCH完成となりました。エニオ、頑張ったね！偉かったね！イノセントで最初にCHを完成したのはエニオでした。プロハンの実力です。色々な意味で、すごい世界だな～と実感しました。

お家に帰ると普通の家庭と変わらないペットちゃんです。レイラとはずっとラブラブです。10年以上前の写真です。若かったね。

その後は私のオナハンで、いくつかのショーに出て楽しみました。

ビックサイトにて。左がエニオ・右がレイラです。お顔も身体もツヤツヤ。若いってそれだけで素晴らしいね。人間と同じですね。

やがて１０数年の歳月が経ち～数日前に撮ったばかりの現在のお二人さん。

華やかなリングで脚光をあびて走っていた時代もありました。でも華やかに見えるのは、ほんの一瞬です。その陰には・・キレイに歩くため＆触診を耐えるための練習・服従訓練。砂利道・嵐の日・大雨の日・照り返しの暑いコンクリート・雪が降っても～どんな場においてもハンドラーと一緒に歩けるように訓練しています。ワンのワガママは通りません。

ショーを経験した子は、ガマン強くお利口さんになります。

そしてショーを引退してからの犬生のほうがずっと長いです。

ショーを一緒に付き合ってくれてありがとう。あの頃のあなた達も輝いていて美しかったけど。お母さんは今のあなた達のほうがずっと輝いていてキレイに思います。

これからも穏やかに暮らしていけるように、長生きしてくれることが私の願いです。ありがとう～　の言葉しか見つからない。あなた達の老後の幸せな姿を見ているだけで、私も幸せです。

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