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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.11.24 4か月半ぶりの造影CT~頸部から骨盤

2017-11-24 21:05:18 | 治療日記
 今日は朝からいいお天気。冷え込んではいるが、日中は暖かくなるという予報。
 そして、前回の七夕撮影から4か月半ぶりの造影CT検査の日だ。本当は来月20日に予約していたのだけれど、先日、コデインを所望するほどの胸の痛みに加え、浮腫みや息切れの症状に直面し、この体調ではCTの1か月先延ばしはまずい・・・、と主治医に言われる前に自分から予約を前倒しして頂いた。
 規定量の半分の量で、しかも2投1休を隔週(1投1休)にして、体調優先で細々と投与を続けてきたジェムザールの2回目の効果測定になる。

 前回のレントゲン撮影では、両肺の腫瘍の増大はそれほどではないようだったが、心臓が大きくなっており、次回の投与前にいつもの採血・レントゲンに加え、心エコーも追加で行うことになった。腫瘍マーカーはこのところ漸増傾向にある。まあ、実際に詳しい画像を見るまでは何とも言えないし、この状況で深く考えても仕方ない。ここ数日、胸痛は収まり、普段通りの朝のロキソニンだけで問題なし。息切れも空咳も浮腫みも落ち着いている。そういう体調に戻れたことにひとまず感謝しなくては。

 午前中に仕事を片づけ、そんなことを想いながら昼食抜きで病院に向かった。職場の事務室があまりに寒いので(朝到着すると15度前後、事務室に各人が張り付くと人熱で20度近くになるという状況だ。)、自己防衛のためにかなり厚着をしていたが、外は結構陽射しが溢れて暖かい。乗り換えも順調で、予約時間の30分以上前に病院に到着してしまった。
 自動再来受付機は待つことなくスムーズ。エスカレーターで2階の放射線受付へ向かう。数人が待合椅子に座っている。ほどなくして受け付けが終わり、CT準備室の前廊下へ移動した。こちらにはかなりの人数が待っていて、椅子がほぼ一杯だ。車椅子の方、入院中の方の姿も見える。

 予約時間より前でも、空いているとすぐに名前を呼んで頂けるが、さすがに混んでいるので予約時間の5分前まで針刺しに呼ばれず。今日もブラトップにゴムのワイドパンツという、検査に特化したいでたちなので、着替えは不要。すぐに荷物をロッカーに預けて造影剤注入のためルート確保の針刺し。以前もお世話になったNさんだ。

 「術側が左ですから、針刺しは右ですね。」とテキパキと確認されて、針刺し。「正中のいい血管ですね。」と言って頂くが、「ここだけが採血用です。普段はポートですから」とお答えする。造影剤用の針は太くて、やはり痛い。生理食塩水のパックが下がった点滴棒に繋がれながら、手ぶらでぼーっと待つ。CT撮影室前では予約時間が10分ほど過ぎても呼ばれない。皆さん長く待っているのか、年配の男性が「頭が痛くてしんどいのだけど、早くしてもらえませんか。」と訴えている。結局、到着してから1時間近くしてようやく撮影室へ案内され、予約時間より15分遅れでスタートした。

 ベッドに寝て万歳の姿勢をとり、最初は造影剤なしで、次に造影剤を入れて、2回の撮影の所要時間は僅か10分かかるかかからないかの短さだ。この病院のこの検査室で、一体何回この検査を受けたことか。造影剤が注入されるや否や、薬液のツーンとする匂いが鼻を突く。なんとなく味覚にまで刺激があるようで、気分があまり良くない。あっという間に造影剤が体中を駆け巡る。体の中心部がカーッと熱くなる感じは織り込み済みではあるものの、あまり気分のいいものではない。

 「息を吸って。止めて下さい・・・。」を繰り返して無事終了。別の看護師さんに布テープできつく止血をしてもらい、ご挨拶をして部屋を出た。前回同様、止血確認は看護師さんがなさるという。着替えもなく、荷物だけロッカーから出して、準備室前の椅子で待つこと5分少々。止血を確認し、あまり重いものは持たないようにと注意があって、小さなテープを張りなおして頂いた。

 1階に降りて、会計を待つ。待合椅子は沢山の人で溢れている。20分ほど待って自動支払機で1万円弱をお支払。本日の病院滞在時間は1時間半弱。職場を飛び出し、大急ぎで駆け付けたけれど、前倒しにしてもらえるというメリットはなかったなあと思う。まあ結果論だけれど。

 来る時は真っ青だった空に何やら黒い雲がかかっている。歩いているうちに天気雨が降ってくる。困った。傘がない、と思いながら駅ビルへ移動。もうランチの看板を仕舞うタイミングだったが、なんとか入れて頂いた。私が入った時、女性が一人で食事中だったが、ほどなくしてお店を出られたので、正真正銘最後の客になってしまった。食事中に天気雨は止み、ほっとした。

 遅いランチを済ませるともう夕方近い。夫に頼まれた買い物を済ませ、帰途に就いた。電車の中では夕焼けが見えた。日の入りが早くなったものだ。
 今週は代休でスタートして祝日があり、こうして半日休暇で検査通院と2日半の勤務。来週も母の病院付き添いやら自分の通院やらで、フル勤務が叶わない。上手く調整しながら前倒しで仕事を処理していきたいと思う。
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2017.11.21-23 勤労感謝の日までの3日間のこと

2017-11-23 19:55:31 | 日記
 火曜日。
 4日ぶりの仕事。溜まったメールを片付けることからスタート。寒い。昨年は試運転で暖房を入れてくれたけれど、今年はそんな感じはない。皆がそれぞれ電気ストーブを付ければ、そちらの方がよほど節電にはならないと思うけれど、どうだろう。

 昼は息子と駅前レストランで待ち合わせて慌ただしくランチ。職場の事務室から駅前に出るまでに10分以上かかるので、ランチ時間は正味30分しかない。彼のリクエストで肉料理になった。注文してから10分待ち、ちょっとイライラ。鉄板からはみ出そうな1ポンドの肉を何のことなく平らげ、私の150グラムまで平然と助けてくれる。こちらは久しぶりに肉を食べた感じで、お腹がもたれる。そのまま彼は関西へ向かい、私は職場に戻った。

 夜は昼の反動か、朝食かと思うようなあっさり和食になった。息子がいる間、いつもの私の指定席であるリビングのソファが占領されてしまい、ゆっくりテレビを見ることが出来なかった。5日ぶりで、カウチポテト宜しく(ポテトチップは好きではないのだが)溜まったビデオを見てダラダラ過ごす。
 息子は金曜日の夜からの居候だったが、その間、土曜日は出勤、日曜日は均整術、月曜日はインテンシヴコースと、ろくに構ってあげられなかった。いつも思うが、息子が帰ると我が家が広くなったように思う。

 水曜日。
 いい夫婦の日。朝から会議。会議室の寒いことといったら。いったん脱いだダウンコートを、慌ててまた着込む。本当に寒くて体調が悪くなりそうだ。昼は何か暖かいものを、と思ったけれど、結局、いつものサンドイッチにホットココアで済ませてしまった。
 夫が宴会で夕食不要というので、久しぶりに地元のヨガスタジオへ向かった。外は冷たい雨が降り始め、震え上がる感じ。それとは対照的にスタジオの中は高温高湿度。これが良くなかったのかもしれない。いつも出ているハタヨガビギナーのクラスだったが、最初、あれ、汗の出始めが早いなと思い、途中でこれは大丈夫かしらと思うくらいラグがびっしょりになった。

 そうこうするうちにクラクラしてきて脳貧血の兆候。いつもなら少し横になって休めば途中から復帰できるのだけれど、そうはいかず。休んでからもう一度トライしたけれど、やはりダメだった。最後のクールダウンの寝ポーズだけ参加したけれど、脱水症状だったのか低血糖だったのか。身体は汗でびしょびしょ、そのままでは冷えてしまうので早くシャワーをあびたかったのに、立ち上がれなかった。インストラクターのWさんが塩を舐めてくださいね、と心配してくださった。やはり疲れていたのだろうか。
 帰宅後、塩分たっぷりの麵を頂いたら大分元気になった。ほどなくして夫が帰ってきて、お土産の甘いものも頂く。なんとなくだるい感じは続き、ビデオを見ながらウトウト。

 木曜日。
 今日は勤労感謝の日。大学は祝日授業日。ここのところ勤労感謝の日は出番が続いていたが、今日は出番ではない。そうと決まれば朝の連続テレビ小説をベッドで視てから二度寝を決め込む。9時までのつもりが10時になってしまった。父が、亡くなってから初めてチラリと夢に出てきた。これはお墓参りに行かねばということか。
 お腹をすかせた夫が「よく寝るね~」と一言。用意してくれたブランチを頂き、もろもろ片づけて夕飯の段取りをつけて、昼過ぎからリラックスヨガのクラスに向かった。朝降っていた雨も止み、すっかり浮腫みもとれて、体重も元通りの46㎏になった。

 昨日のインストラクターWさんが「大丈夫でしたか?」と気遣ってくださる。申し訳ないことだ。今日はちょっと恐々だったが、人数も少なかったし、寝ポーズと座りポーズが多いこのクラス、問題なくクリアしてほっとした。すっきりシャワーを浴びてから美容院へカットに。担当してくれているGさんが今月から店長になったということで、次回からなかなか予約がとりにくいかもしれないとのこと。指名料も倍になるそうだ。ひとまず年明けに入れて頂き、良いお年を、と言い合ってお店を後にした。

 クリスマスイルミネーションが始まり、最寄り駅では何やら屋台が立ち並び、ちょっと不釣り合いな感じ。帰宅後は洗濯機を2回廻した。明日は半日仕事をしたら、午後から造影CT検査である。来週治療が出来るか、はたまた治療変更か、まあ考えても仕方ないことは考えないに限る、である。

 そして今月2回目のお花が届いていた。今月だけイレギュラーで木曜日のお届け。濃いピンクのカーネーション4本に薄いピンク、クリームのスナップが1本ずつ、アカメヤナギ2枝とレザーファン。花言葉は「女の愛」、「お喋り」だという。早くもお正月のお花の注文用紙が入っていた。
 年賀状の印刷も上がった。受け取りに行かなくては。
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2017.11.20 卒業までに必要なことは?~ハタフローヨガ・インテンシヴコース5日目

2017-11-20 21:43:32 | ヨガ
 昨日均整術で訪れたSさんのスタジオに2日連続で日参。今日は土曜出勤の代休を頂いて、インテンシヴコース5日目に参加することに。
昨夜は帰宅後、夫が用意してくれた夕食を有難く頂き、今日提出する課題を書いては消し、書いては消し、清書したりコピーしたり・・・。

 一方、先輩に逢いに出かけた息子は、日付が変わらないうちに帰ってくると言っていたのは空耳か。鍵を持って行ってくれなかったので、こちらは鍵を開けて寝るわけにもいかない。1時には帰れると思う、と連絡があった後はそれっきり梨のつぶての鉄砲玉。なんとなくその時間までは頑張ったが、均整術で身体が解れ過ぎていたのか眠くて眠くてあえなくダウン。

 今朝、夫に顛末の概略を聴き、起きてきた息子に詳細を問うたところ、とんでもないことになっていた。いつも利用する私鉄の終電に間に合わず、JR の最終に乗って一番近い駅からタクシーで帰るつもりだったが、結局乗り過ごし、終点駅で起こされたとのこと。当然酔いつぶれて気分は悪く、タクシーに乗り込む前に吐いて、タクシーに乗って途中で停まってもらってまた吐いて・・・。帰宅は2時半を回ったとのこと。気の毒だったのは息子ご帰還まで眠れなかった夫。眠りについたのは3時過ぎだったとのこと。嗚呼3時間睡眠で出勤とは。
 昨日母からもらったお小遣いの半分以上がタクシー代に消えたという。それにしても今日の午後、大事な用があるために帰省したというのに、この失態は一体どういうことか、夫と私に代わる代わる絞られた息子である。

 夫を送り出した後、息子を起こすまでは今日提出の課題のシークエンスを実際に練習。前回から3週間しかなかったし、その間に息子が帰ってくるわ、体調は悪いわ、土曜出勤はあるわ、均整術はあるわ・・・、で時間を取って落ち着いて課題に取り組むことが出来なかった。まあ言い訳に違いないのだけれど。
 とにかくなんとか体裁を整えて、さぼっていた掃除も終えて、遅い朝食を摂った息子より若干早めに家を出てスタジオに向かった。

 今日も寒い。1月の気温だという。ロングのダウンコートを着込んでも当然の感じ。ランチを済ませ、開始15分ほど前にスタジオに到着すると、既に複数のマットが敷かれていた。
 今日は前回のチームごとにまとまって、自分でマットを準備するとのこと。他の3チームは既に2,3人ずつ揃っていたが、私たちのチームは私が一番乗りだったので、空いた所に場所を取る。お1人欠席とのことで、定刻には4チーム20名が揃った。

 今日は出席を取ることもチャンティングもなく、レポート提出の後、チームごとに各自が提出したシークエンスをチーム全員で確認していく作業からスタート。実際に動いてみると、足りない部分やこうした方がやりやすいという部分がここかしこに出てくる。実際にインストラクターをされているAさんからは沢山の提案があり、とても勉強になる。皆で確認を終えたら今度は実際にその動きをやってみましょう、とのこと。自分が前回プレゼントされたお題のアーサナに至る部分の動きは、メンバーに指示を出す先生役を担当する。

 前回作った動きの流れを検証しながら、皆で色々な気づきをシェアしあって取り入れていく。こうした寒い季節には指や足首の地味な動きがとても大切になる、と回ってこられたM先生からコメントがある。最後に行うシャヴァーサナが心地よくなるためには、末端の凝りがあるとよろしくないのである。
 実際に一通り5人でそれぞれの動きを行うと40分近くかかった。ここでいったん休憩し、後半はM先生からのコメントとまとめ。40分も行うというとちょっと肉付けすれば立派な1つのレッスンである。

 ティーチングを経験してみて改めて思うことは、クラスを受けるのと自分でやるのとは全然違うということ。言葉のチョイスも難しい。ただアーサナの名称を言うのではNGで、動作を説明する必要がある。ヨガ仲間同士の練習では“○○アーサナ”は共通語だが、初めての人、分からない人にも正しいポーズを知ってもらうことが目標だ。角度がちょっと違うだけでも身体に響く部分が異なるので、どんな言葉で導くかはインストラクターとして一生磨きがいのあるものであるという。もちろん丁寧に説明するからといってずっと喋っていればいいわけでもない。時には体言止めで短くコメントするなど、自分なりに吟味しがいのあるのが、ガイドの言葉選び、醍醐味であるという。

 ただ、いくらこちらが考えても主役はあくまでも生徒さんである、これが大切だ。自分が気持ちよくレッスンを運ぶこと―自分のためのレッスンーが目的になってはいけない。誘導の上手く行うためには、ポーズを客観的に見るという作業がとても役に立つ。こうして客観的に考えることが出来るようになると、即効で上達するという。言葉を使ってフォルムを伝えるのは難しい。特に目に見えないことー重心の移動などーについては体感できることだが、どれだけ相手を尊重して伝えることが出来るのか。使う言葉にも注意が必要だ。否定的な言葉、出来ないとか無理とかダメとかかはなるべく使わない。その輪が広がっていくとクラスの雰囲気は、自然とクリアな気持ち、リフレッシュに繋がっていくという。

 各チームのシークエンスについては、とてもハードルが高いと考えていたが、皆出来ていてびっくりした、というお褒めの言葉があった。レポートを見ても、完成度が高いものが多く、こうしたものを書き表してシェアするにはセンスが必要だが、向いている人が多いのでは、というコメントも頂いた。今回の課題をクリアすることによって、身体のどの部分をどのように動かすと、どんな変化を得られるかを実感し、他の人の身体の動かし方に刺激を受けることになった筈で、「なるほど」と思うのは貴重な時間だろうとのこと。こうしたパターンにはこれ、という正解はないからこそ、自分の練習から紡ぎだしたものが財産であるとのコメントには素直に納得させられた。実際に体験してみて時間はいかようにも(長短)出来ることもよく分かった。

 その後、質問タイム。現役のインストラクターさんが一人の顧客との関係に悩んでおられることには身につまされた。不特定多数の人に教えるという立場になると、実に色々な人に出会うが、相手を選べないということを強く自覚する必要がある。人目に付く仕事であるということはそういうことなのだ、とM先生のコメント。

 残すところあと1回だが、何かリクエストがあればということで、あちこちから手が挙がる。今回のコースの卒業の条件は、個々のレベルによって異なるが、このコースはセルフプラクティスが出来るようになってほしいという思いで始められたとのこと。“自分”で練習し、さらに先生に教えてもらえばなお良い。自分で練習が出来るためには自分というものが判っていないと始まらない。ただハードなポーズの連続を行うことが目的という人とは違い、自分で練習が出来る、自己探求のために行う練習システムを理解して行う仲間が欲しかった、同じ志を持つ仲間ならば集った方が良いと思って始められたという。ハタヨガをしなければヨガに触れられないというわけではないので、そのエッセンスが伝われば良いとのこと。

 ひとしきり質問が出尽くした後、突然新チームの発表があった。今日のチームはこれで解散だそう。ちょっとびっくりする。このまま今日修正したレッスンを次回皆の前でお披露目するのでは、と考えていたメンバーが多かったので。自分のアーサナはそのまま持続するが、全く新しいメンバーと集うことになった。見事なまでに私以外はずっとハタヨガを集中的に練習して難易度の高いチャレンジポーズが課題になっている方ばかり。もういきなり顔面蒼白、帰りたくなってしまった。

 Tさん、Aさん、Cさんと私の4人だが、シルシアーサナ(ヘッドスタンド)からピンチャ(肘のバランス)やバックベンド(後屈ブリッジ)など、私なんぞは一度たりとも挑戦すらしたことのない(サンスクリット語の名称さえ知らない)ものばかり。M先生に助けを求めた所、全然別の流れで対極のような練習しているの人とエネルギー交換をしてみたいと思ってのことなので、○○さんはどっしりタダアーサナをしてくれていれば良い、と言って頂く。

 次回までの宿題は4人で30分のレッスンを作ること。他人のお題のアーサナには手を出さず、自分の持ち分のアーサナをいかにしたらうまく出来るか、今日まで熟考したアイディアを活かした一連の動きを8分程度で作ってくるということになった。それを合算して4人のシークエンスにすればよいそうだ。ひとまず順番だけ決定して解散。

 またハードルが上った感じ。気づけばまたしてもあっという間の3時間だった。次回もまた3週間後。どんどん寒くなるし、治療もどうなるかわからない。けれど、とにもかくにも私に出来ることを精一杯。基本姿勢であるタダーサナは何より大切な要。どんと構えていればきっとうまくいく、そう信じて次回最終日までを過ごしたい。M先生には週末のお試しクラスのこともお話して喜んで頂き、いつものようにHさんと駅までご一緒した。

 帰宅すると、用事を無事済ませた息子が一足先に帰宅していた。若いのだろう。もう二日酔いの陰りもなかった。寝不足でヨレヨレの夫が帰宅し、3人で鍋を囲んだ。
 明日は息子もまた関西に戻る。私も仕事再開の火曜日である。
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2017.11.19 均整術師養成コース 後期応用講座最終日、修了証書授与!

2017-11-19 21:14:37 | 均整術
 昨夜は日帰り温泉で沢山の種類のお風呂にのんびり浸かり、身体の芯まで温まってタクシーで帰宅。早々にベッドに入り、お手洗いに起きることもなくぐっすり眠った。
 今朝は洗濯物を干し、夫と2人で朝食。寝坊助の息子には声をかけずに、簡単に夕飯の支度も済ませてから家を出た。当の息子には実家に届け物のお使いを頼み、母と一緒にランチをしてもらうことに。
 やはりまだ痛み止めのロキソニンは手放せない。今日も冷え込んではいるが、青空が広がる初冬らしいいいお天気だ。

 電車ではラッキーにも席を確保して、スタジオ最寄り駅に到着し、予定通り30分ほど前にスタジオ入り。一番乗りのNさんとK先生と一緒にマットの準備。金曜日コースの方たちは一昨日修了したが、今日に振替た方が多いらしく、マットは9ペアの18枚。いつものように出席簿にマルをつけ、ガネーシャ像にご挨拶して身体を解しながら始まりを待つ。いよいよ最終日の今日、慣れ親しんだHさんとのペアだ。

 最初はいつものように質問タイム。身体の相関関係の種類や、鼾や歯ぎしりの原因、手術をした後の方の施術や高齢の方の施術、産後で骨盤が元に戻らない方の施術等、既に実践している方から次々に手が挙がる。
 ひとしきり質問への回答が終わったところで、前回の膝の施術の応用編からスタート。踝の内果と外果側のどちらが下がっているのかチェックした後、あおり法で施術する。これはヒップアップにもなるという。実際にペアになって実践すると、その即効性のある効果にいつもながらびっくりする。下がっている側は捻挫しやすかったりするようで、整える意義は大きい。これは自分で強めに擦過することでも行うことが出来るそうだ。

 鼠径部靭帯を和らげると、膝だけでなく腎臓にも効くという。これも、自分でうつ伏せになって手をグーに握って鼠径部に入れ込んで身体をゆらすことで、同じ効果があるそうだ。まあ、自宅等で黙ってやると(あまりに面白い姿勢なので)家族にびっくりされるだろうから、予めアナウンスする必要がありますが、と先生。同様に中臀筋も自分の手をカップにして仰向けでグリグリということが可能だそう。

 午前の部の後半は、鼠径部が硬い人はお腹も硬い、となると一日の終わりに下肢の浮腫みが酷くなるというお話から。先日来の浮腫みで懲りた私としては他人事ではない。下肢の浮腫みは膀胱を支える筋肉が弱くなっていることが原因でもあり、夜中のお手洗いや頻尿等の症状は、耳が冷たい人にも多いという。これは耳を揉むことで緩和される。また、排尿を我慢する行為はある程度は必要で、念のため、と早めに行くことを繰り返すと頻尿になり易いとのこと。とはいえ、我慢するのは腎臓に悪いので・・・ということで、腎臓へのアプローチをペアになって実践。腎臓の位置に施術者の両膝を当てた姿勢で相手には万歳したまま身を委ねてもらう。うんと身体が伸びて気持ち良い。
 胸椎や腰椎の動きにくい所を一つずつ動かすと一気に身体が変わることもある・・・等々どんどん応用のアプローチが広がっていく。

 そしてあっという間に午前の部が終了。今回も大阪や北海道からの参加者がおられる。最終日なので是非ゆっくりお昼を摂ってきてくださいということで、いつもより10分長い昼休みになった。迷わずHさんとタイ料理レストランへ急ぐ。待つことなく奥の2人席に座れ、これまた待たずに注文が出てきて、美味しく頂いた。なんと参加者のうち計8名がこのレストランに。もう一つのタイ料理レストランにも数人が出かけたようだ。スタジオの近辺は、実に多彩な多国籍レストランの宝庫である。すっかり満足して食事を終えたが、まだ昼休みが30分もあったので、Hさんと一緒にカフェで珈琲を買ってスタジオに戻る。先生が待機されており、皆であれこれお喋りに花が咲く。

 午後は、これまで習得した技は30分から40分で一通り出来るが、最初のうちはどうしても時間がかかるので一人1時間差し上げます、実際にやってみましょう、といういわゆる卒業試験。1時間も施術することが出来るのだろうか・・・とちょっと不安になる。

 K先生と全員じゃんけんをして、勝った人が先生のデモンストレーションのモデルになるということに。びっくりしたことに、20人近くいる中で私が一回目に一人で勝ってしまった。(一人だけパー子なのか・・・)そしてまずは座って、うつ伏せで、仰向けで、と先生直々に30分施術して頂く。

 身体が大分解れてほんわかした状態で、Hさんに更に1時間の施術をして頂く。痛気持ち良くって眠ってしまいそう。Hさんは汗をかきかき申し訳ないくらい一所懸命施術してくださって感激。
 続いて今度は私の番。1時間なんてとても・・・と思っていたけれど、教えて頂いたことをあれこれやっているうちに本当に1時間。頭の先から足の先まで全身の施術が出来てしまった。途中、汗もかくし、喉も乾くし、それでもとにかくやり切ったという充実感で一杯。

 先生が仰るには、最初のうちはわからなくなってもとにかく手を止めず、指圧や牽引をしながら考えて続けること、同じ人に対して施術をするのも良いけれど、出来るだけ別の人を触ってみること、50人やると大分わかってくるし、100人やれば自分のパターンが出来るとのこと。
 まだまだ道は遠いけれど、家族等にボチボチやっていくことが出来れば、私としては十分満足だ。来年からは月に1度ペースでスキルアップの勉強会も企画されるという。

 マット等を片づけた後は、卒業式。一人一人先生から修了書を頂き、ツーショット。そして今日参加の16名の修了生と、ご一緒した卒業生やK先生、N先生を囲んで集合写真。打ち上げパーティでは全国各地からのお菓子が沢山。皆でジュースやお茶で乾杯した。

 ああ、また一つ無事に修了することが出来て、感無量だ。K先生からは「よく頑張りました」と言って頂き、本当に嬉しい。帰りはSさんもお見えになっていて、修了しました、とご挨拶をしてちょっと呆けた気分でスタジオを後にした。

 帰宅すると、息子は実家から帰ってきたものの、先輩と夕食の約束があるとのことで、私が乗ってきた準特急の折り返し列車(新型車両でラッキーだった。)で都心に向かった模様。それにしても、日々お忙しいことである(私も人のことを言えないが・・・)。
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2017.11.16-18 その後の体調のこと、真冬のような土曜の出勤

2017-11-18 19:18:29 | 日記
 水曜日。
 夕食後もロキソニンを飲んだけれど、やはり痛みは改善せず。就寝前に処方して頂いたコデインのレスキュー。おかげさまでほどなくして痛みが和らぎ、よく眠ることが出来た。
 
 木曜日。
 朝は痛みが大分落ち着いている。さすが、コデインの威力!と思うが、なんといっても10回の頓服分しかない。コンスタントに飲んでいたらあっという間に底を突く。どうしても我慢できない時だけにしておこうということで、朝食後はロキソニンに戻す。

 仕事は朝から忙しい。会議の資料はいつにも増して大量だし、そんな時に限ってコピー機は調子が悪く、不足だの差し替えだので、ドタバタだった。テレビ会議システムも不調。前回酷い目にあったので、月曜日に先方と事前チェックをしたけれど、念の為、今回もいつもより早めに接続チェック。事務室から会議室まで会議資料をどっさり携え、歩いて学内10分ほどの移動。腕が抜けそうに重い。ペーパーレスは夢の夢である。さすがに重いものを持つと痛みは出るし、息切れも酷く、平らな道でもゼーゼーしてしまう。もっと体力をつけておかなければ、と思う。

 ぐったり草臥れて帰宅。抗がん剤治療を延期して頂いて良かった。この体調で無理に投与していたら、気持ち悪さとの相乗作用で、ダウンしていたかもしれない。
 そんなわけで、気持ち悪さはないし、痛みはあっても食欲はしっかりあるので、夕食はきちんと支度をしてガッツリ頂く。朝のうち退いたかと思った痛みは相変わらずしぶとく残っているので、結局朝昼晩とロキソニン服用。入浴時、少し足の浮腫みが軽減しているのに気付く。

 金曜日。
 昨日体重が上げ止まったと思ったら、今朝は0.5kgの減。ようやく浮腫みが落ち着いてきたようだ。それでも胸部の鈍痛・圧痛はいつものとおり。ロキソニンは手放せない。なんとか朝1回だけのいつものぺースに戻したいのだけれど、なかなかロキソニンなしで昼も夜もやり過ごせない。

 明日のイベント準備等で関係部署等に挨拶周り。天気予報では真冬の寒さというので、訪れる方たちに辛い思いをさせるわけにもいかず、施設担当に特例で暖房を入れてくれるように依頼し、許可された。ひとまず安堵。
 だんだん繁忙期の業務が前倒しに入ってきて、落ち着かなくなってきた。明日のイベントが終わればあっという間に12月、後は第4四半期に突入だ。

 そんな中、息子がまた所用のため帰省した。殆ど2週間おきに行ったり来たり、である。こちらもなかなかペースが掴めず。夫と夕飯を済ませた後、8時過ぎにご帰還。また食事の量も洗濯の量も、と家事量が倍になる数日間である。

 土曜日。
 例年どおり、大学院の入試説明会開催のため、出勤。あいにく雨で真冬の寒さという予報。事務室には暖房は入らないので、ダウンコートやらストールやら真冬のように着込み、携帯カイロも持参した。昨年も一昨年も雨に祟られている。まあ、6月の説明会は梅雨の時期だから雨天でもやむなしと思うのだけれど、11月のこの時期、なぜこんなに雨続きなのだろう、と3年連続のボヤキ節であったが、今にも泣き出しそうな空はなんとか持ち堪えてくれた。

 一方、相変わらずの胸痛である。どうしようもなければまたコデインのレスキューを頼まなければと、恐る恐るの出勤だったが、結果、昼もロキソニンを飲んでなんとかやり過ごせた。

 こんなポンコツの私一人ではいかんともしがたい力仕事には、今回も沢山の院生の助っ人が来てくれて、実によく働いてくれた。いつものことながら有難いことである。そうはいうものの一人突っ立っているわけにもいかず、気付けばあっちこっちと動き過ぎてしまう羽目に。

 説明会には去年にも増して多くの参加者があった。用意した資料はほぼなくなり、無事終了。冷え切った事務室で一人、小さな電気ストーブの助けを借りながらもろもろ後処理も済ませ、ヘトヘトで帰宅した。

 今日はお疲れ様ということで、先日出かけた日帰り温泉に3人で出かけることに。夕飯の支度もパス出来て、有難いことよ。

 胸痛はしぶとく続き、やはり疲れている。
 こんな体調でいささか不安ではあるが、明日は均整術師養成コース後期最終日。いよいよ免許皆伝!である。
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