ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.1.30 観尽くした、満ち足りた

2020-01-30 21:39:21 | 映画

 昨年の大晦日に交換した映画1か月フリーパス、今回は本当によく使った。
 交換するまで全く知らなかったのだけれど、このサービス(映画鑑賞時間1分=1マイルとして6,000マイル貯めたら、同じ系列のどの映画館でも使える1か月フリーパスゲット)は昨年末の交換をもって終了になったようだ。つまり本当に最後の期間にフル利用させて頂いたという次第。

 私にとっては2年に1度のお楽しみ(6,000マイルつまり6,000分に相当する映画を見る勘定になり、概ね1本100分とすると60本相当になる。マイルは2年で消滅するので1年におよそ30本観れば、2年に1回フリーパスが頂けるというわけだ。)で、たいてい大晦日(この時点で、当該年のマイルと、有効期限が切れる前年分のマイルを合算して使うのが一番無駄がない。)に引き換えて1か月間利用させて頂いていた。

 けれど、フルタイムで勤務していればそうそう毎日通うわけにもいかないし、土日にまとめて観るか、平日のどこかで1本、が精々だ。2011年、13年、15年、17年と今回2019年、それぞれ何本観られたのかチェックしてみたら、15本、20本、16本、11本、そして今年も20本の大台。

 1日2本(時間さえかぶらなければ1日何本観てもよい。)の日も数日あった。
 学生時代、お小遣いが潤沢にあったわけでもない頃、大学界隈の名画座で3本立てなどに挑戦したこともあったけれど、さすがにクッションの悪い草臥れた椅子で3本は身体が持たず、2本観るのがせいぜいだった。
 それが今は椅子も環境もよいし、目や腰が疲れるとはいえ、若干インターバルを置いて全く違う毛色のものを観れば、それほど憔悴することもなかった。

 観た映画は邦画10本(うちアニメ2本)、洋画10本。1月に上映中で、男児向けの戦隊もののような、どうあっても見ないな(息子がちびの時はよく観たものだが・・・。)というもの以外全部制覇した。この単純さ、というかスタンプラリーみたいなものはすぐにコンプリートしたくなる。実に貧乏性である。だからいつも時間がない、と言っているのだけれど、好きな事をして時間がないとは呆れたものである。

 レビューを書こうかなんて思ったら、色々考えながら観ることになってしまうので疲れるけれど、今回はそんな無理なことも思わず、ただその時間観て楽しむことだけにした。だから、普段だったら(お金を払って)観なかっただろうなという、いわゆる食わず嫌いの作品も観ることが出来て良かった。なかでも韓国映画「パラサイト 半地下の家族」はびっくりするほど面白かった。

 ということで2020年の睦月はすっかり映画三昧月間になった。
 ところで、懸案だった母のこと。今日の午前中に、先日受けた大腸内視鏡検査の結果を伺いに行ったところ、外科の先生から「大丈夫、心配ないよ。」とお墨付きを頂いた、とスマホから弾んだ声が聞こえてきた。良かった、良かった。

 以下、記録のために。
 月曜日、今月2回目のお花が届いていた。前回はちょうど伊勢・志摩旅行で不在のため、代金を用意できなかったのだが、今回はちょうど朝出勤する時に呼び鈴が鳴ったので、初めてお届けのお兄さんに直接お目にかかってお渡しすることが出来た。

 淡いピンク、赤、橙色のガーベラがそれぞれ3本ずつ。麦が2本。菜の花、カスミソウ、アカメヤナギが1本ずつ。すっかり春の装いだ。玄関がぱっと華やいだ。花言葉はそれぞれ「感謝」、「富」、「快活な愛」、「清らかな心」、「強い忍耐」だという。昨日今日のあまりの温かさであっという間に菜の花が満開になっている。
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