ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.2.28 ぽっかり空いた水曜日の過ごし方

2024-02-28 22:52:01 | 日記

 昨夜は定食屋さんから戻って断捨離番組を視た後、部屋のバスタブにゆっくり浸かり、ベッドに入った。けれど、なかなか咳が止まらず、寝付けなかった。
 今朝は4時過ぎにお手洗いに起きたら、また咳込んでしまい、そのまま二度寝出来なかった。咳が酷い。
 6時になるのを待って夫におはようLINE。

 今日は通院治療がなくなったため、ホテルに泊まったもののただ帰宅すればよいという、いきなりぽっかり空いてしまった、なんだかなぁの水曜日だ。
 急ぐ用事もないし、ベッドの中で部屋に備え付けてあった文庫とソフトカバーの本を読んでみることに。普通なら手に取らないジャンルのものだが、これもご縁だと思いつつ、速読する。
 1冊目はワタナベ薫さんの「美も願いも思い通りになる女の生き方 幸せになるために必要なのは『努力』より『思い込み』」(三笠書房)。凄いタイトルである。
 2冊目は齋藤薫さんの「“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき」(朝日新聞出版)。
 まぁ、レディスルームということでこういうものを置いているのだろう。

 読書の合間にBSと地デジで朝ドラを視てから身支度を整え、近くの珈琲店までモーニングセットを頂きに移動する。パンケーキとサラダのセットにポットのブレンドティーを付けて頂く。お一人様の客が多く、店内は静かだ。大きな4人テーブル席を使わせて頂き、読書するのにはもってこい。結局2冊合わせて2時間半ほどで読み終わったか。断捨離的な発想等も組み込まれていた。

 ゆるゆるとホテルに戻ってチェックアウト。最大限20時間近く滞在したことになった。昨日壊れたお腹も無事復旧してほっとする。
 JRと私鉄を乗り継いで、昼前に自宅最寄り駅に到着する。今日は風が止んで大分暖かく、コートの前を開けていても大丈夫。花粉症の人達は大変そうだ。
 荷物が重いので、迷わずタクシー乗り場へ。待っていたのが大きなバンで、ちょっと乗りにくかった。ちょうどお昼頃帰宅出来て、生協のお届けもまだだった。郵便受けには文通しているIちゃんからの手紙が届いていた。

 薬やら何やらあれこれ整理しながら片付けていると、ピンポンが鳴り、生協のお届けだ。いつも通りご挨拶だけして別途取り込んで収納する。特段激しく動いているわけではないのにどうにも咳が止まらないし、息苦しい。胸痛もある。明後日から治療だ、と分かっていてもあまりに苦しいので、つい不安になる。

 花の水切り等を済ませ、遅いお昼はレンチンパスタとカップスープ。
 このまま家にいたら、咳込みながらただ横になっているだけだし、と迷った末、重い腰を上げてヨガスタジオに向かった。明日は休館日だし、明後日1日に治療を始めたら、恐らく3月中にクラスに参加するのは難しいだろう。月末からの旅行に行くことを目標にしているので、途中で無理をしてスタジオに行ってコケたら洒落にならない。

 水曜日の午後はF先生のビューティヨガのクラス。参加者は27人と盛況だったが、ラッキーなことに定位置の両隣は空いていた。暖かかったり寒かったり、身体にはかなり負担なので今日はゆっくり座っていきましょうとのこと。
 瞑想、座りポーズ、四つん這いのキャットアンドカウとバランス、鷺のポーズの変形等、今日も股関節や内転筋にアプローチ。代謝がイマイチなのか思ったより汗をかけなかった。途中何度も咳が出そうになり、我慢するのが大儀だった。シャヴァーサナはそれなりに気持ち良かったけれど。

 シャワーを浴びてさっぱりした後、フロントに寄って休会手続きをした。来月からはもう無理なので、4月からひとまず最長の3か月間で。6月一杯ドセタキセルを続行出来ていれば、コンスタントにクラスに通うのは難しいだろう。けれど、早々にドセタキセルをギブアップしてフェスゴだけの治療になれば、カツラを被りながらでも細々と参加出来るかもしれない。
 いずれにせよ、3か月休会したら次は1か月だけでも復会しないと退会になってしまうそうだ。思案のしどころである。

 そのまま寄り道せず帰宅する。なんだかがっくり疲れて、リビングで横になる。どうも姿勢が良くないようで、咳が止まらない。夫が定時に帰って来て、色々話したいと思うが、とにかく咳込みが酷くて、ちょっと声を出す度に咳、咳、咳。会話が成立しない。涙と鼻水でグチャグチャ。息も出来ないほど苦しくて大変だ。
 こうなると、髪の毛はなくなっても結構です、お願いですから、早く楽にしてください・・・といった感じ。我ながらなんとも現金というか勝手というか。この期に及んで背に腹は代えられれないのである。

 母にMeet通話をするのもどうしようか、という状況だった。
 なんとか落ち着いて話が出来たが、今後、あまりに咳が酷くて喋るのが辛いようなら定時に連絡出来ない日もあるかも、と了承をもらった。

 遅い夕食は生協で届いたかき揚げうどんときつね蕎麦を夫に準備してもらって頂いた。果物は喉に沁みてとてもダメ。デザートはなんとかフルーツゼリーをお腹に入れた。
 明日から夫は5連休だそう。かくいう私は今日帰ってきたと思ったら、また明日も前泊。明後日からいよいよ治療変更である。
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