今日は節分。明日は立春である。暦の上の春だから当然寒い日はまだまだ続くわけだが、年末頃に比べれば仕事を終えて帰路に就く時の明るさが全然違う。今年は暖冬ということで、早くも花粉が飛び始めるという話題も聞くようになった。
さて、そんな心も明るくなる筈の春を前に、悩ましいこと。
以前にも書いたけれど、髪の毛がかなり自由奔放に伸び始めて、インナーキャップに納めるのが大変になってきた。6月にハラヴェンを止めて7か月。タキサンやアンスラサイクリンの時のようにつるつるのぴかぴか頭になってしまったわけでなく、落ち武者のように頼りなく残った髪の毛がある情けない脱毛の状態だった。
3月、治療による脱毛が始まる直前に美容院に行ってから11か月近くが経つ。当然抜け落ちなかった髪の毛は、それ以来弱々弱しくも健気に伸び続けているから10センチ近く伸び、一度脱毛した後に生えた髪の毛で復活が遅い前髪でさえも、もう7センチ近くが伸びている勘定になる。
耳のあたりがどうしようもなく鬱陶しくて、途中に一度夫に脇をジャキジャキ揃えてもらったことはあるが、そろそろ美容院に行って形を整え、年度が変わる頃を目標に地毛デビューを果たしたいとひそかに皮算用をしていた。
けれど、そうは問屋が卸さないのが現実、浮世の常である。
来月の検査結果如何では今のパージェタ、ハーセプチンの2剤併用治療を中止して、別の治療に変更することが余儀なくされる。出来るだけ脱毛必発の薬は避けたいと思っているが、そうはいってもどんな抗がん剤であれ、髪の毛にダメージがあるのはこれまでも経験済み。
抜けなくても元気がなくなり、弱々しくなって毛量が減った感じになる。一度地毛デビューした後に、すぐにまたかつらに戻るのはあまりに不自然だし、出来れば避けたい。
ということで来月の検査結果によって治療変更となれば、その影響が出る頃まではまたしても美容院はお預けということになりそうだ。
そもそもインナーキャップは髪の毛がない状態の頭の大きさに合わせているので、3度の脱毛を経てもなお、わりと毛量が多い私としては、四方八方に形なく好き放題に伸びている髪の毛をこのキャップ(子供用Lサイズ)に収めるのはなかなか大変である。
今、職場に被ってきているかつらは超軽量で毛量がわりと少な目なので、脇や裾から元気な自毛がはみ出している感じ。まあ、アラ還のおばちゃんの髪の毛なんてそうそう誰も見やせん、だから気にしなければよい。確かにそうである。けれど、ひと様がどうのこうの、というより自分が落ち着かないのが一番なんだかなあ、と悩ましいのである。
さて、夜は我が家恒例の豆まき。いい年をした夫婦が二人、夫が赤鬼のお面を被って私が豆をまく役割は今年も変わらない。
あいにく今日も昼食後から下痢が続いており、とても齢の数だけ福豆を頂けそうにない。トホホである。
何はともあれ、春よ来い、である。
さて、そんな心も明るくなる筈の春を前に、悩ましいこと。
以前にも書いたけれど、髪の毛がかなり自由奔放に伸び始めて、インナーキャップに納めるのが大変になってきた。6月にハラヴェンを止めて7か月。タキサンやアンスラサイクリンの時のようにつるつるのぴかぴか頭になってしまったわけでなく、落ち武者のように頼りなく残った髪の毛がある情けない脱毛の状態だった。
3月、治療による脱毛が始まる直前に美容院に行ってから11か月近くが経つ。当然抜け落ちなかった髪の毛は、それ以来弱々弱しくも健気に伸び続けているから10センチ近く伸び、一度脱毛した後に生えた髪の毛で復活が遅い前髪でさえも、もう7センチ近くが伸びている勘定になる。
耳のあたりがどうしようもなく鬱陶しくて、途中に一度夫に脇をジャキジャキ揃えてもらったことはあるが、そろそろ美容院に行って形を整え、年度が変わる頃を目標に地毛デビューを果たしたいとひそかに皮算用をしていた。
けれど、そうは問屋が卸さないのが現実、浮世の常である。
来月の検査結果如何では今のパージェタ、ハーセプチンの2剤併用治療を中止して、別の治療に変更することが余儀なくされる。出来るだけ脱毛必発の薬は避けたいと思っているが、そうはいってもどんな抗がん剤であれ、髪の毛にダメージがあるのはこれまでも経験済み。
抜けなくても元気がなくなり、弱々しくなって毛量が減った感じになる。一度地毛デビューした後に、すぐにまたかつらに戻るのはあまりに不自然だし、出来れば避けたい。
ということで来月の検査結果によって治療変更となれば、その影響が出る頃まではまたしても美容院はお預けということになりそうだ。
そもそもインナーキャップは髪の毛がない状態の頭の大きさに合わせているので、3度の脱毛を経てもなお、わりと毛量が多い私としては、四方八方に形なく好き放題に伸びている髪の毛をこのキャップ(子供用Lサイズ)に収めるのはなかなか大変である。
今、職場に被ってきているかつらは超軽量で毛量がわりと少な目なので、脇や裾から元気な自毛がはみ出している感じ。まあ、アラ還のおばちゃんの髪の毛なんてそうそう誰も見やせん、だから気にしなければよい。確かにそうである。けれど、ひと様がどうのこうの、というより自分が落ち着かないのが一番なんだかなあ、と悩ましいのである。
さて、夜は我が家恒例の豆まき。いい年をした夫婦が二人、夫が赤鬼のお面を被って私が豆をまく役割は今年も変わらない。
あいにく今日も昼食後から下痢が続いており、とても齢の数だけ福豆を頂けそうにない。トホホである。
何はともあれ、春よ来い、である。