ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.5.9 母の日~幸せなスタート

2021-05-09 21:05:22 | ヨガ

 母の日の日曜日。
 このご時世、ご機嫌伺いに出向くのは控え、不肖の娘の私から母に送ったのはピンクの紫陽花とスイーツのセット。プリンセスシャーロットという八重咲きの紫陽花は花が長持ちするようだ。
 「花が終わったら、地植えにしようと思う。」とのこと。お気に召したようで良かった。Duoで見せて貰ったら(こういう技が出来るようになったものかなりの進歩である。)、淡いピンクのグラデーションで、名前のとおりとても可愛かった。いくつになってもお花を贈られるのは心華やぐものだと思う。

 さて、我が家でもダメ妻兼ダメ母の私であるが、息子がよんどころない用事によりお忍びで帰省した。
 ダメ元でガーデンモーニングヨガに誘ってみたら、日頃の運動不足を気にしていたのか、参加する、という。聞けばコロナで在宅勤務が続いているせいなのか、ついつい過食気味なのか、好き嫌いは一切なく(これは保育園のおかげ)、出されたものは決して残さないで綺麗に頂くというのが良い習慣といえば良い習慣なのだけれど、体重が増加傾向だという。なるほど言われてみれば去年より大分顔が丸くなったようだ。

 普段はホットの環境でのスタジオヨガに参加するか、たまにZoomで自宅のリビングから常温ヨガに参加したり、瞑想ヨーガのクラスのガイドをしたり、である。
 外の太陽の下でヨガをするのは数年前に参加したS先生主催のリトリート以来のことだ。
 今日は、初めましてのY先生から息子と私が並んでヨガを習う。そんな日が来るとはゆめゆめ思わなかった。クラスは75分で、先生は白いウエアが良くお似合いのとても可愛らしい感じの方だ。

 先生は最近中医学を学び始めたそうだ。今の季節は心(心臓)と小腸の経絡にアプローチすると良いのだそう。それを意識したクラスの組み立てをしてくださったようだ。人生初のヨガ体験となった息子は、初めての割には結構頑張っていた。太陽は眩しく、風は強いけれど、芝生の上に敷いたマットを通じて大地のエネルギーを感じられて、気持ちが開放的になっていく。呼吸に集中しながらひたすら心地よくなっていく。

 ゆっくり足の指から股関節まで解した後は、肩甲骨を意識して座ったままの鷲のポーズ、四つん這いでキャットアンドカウからプランク、八点、ベイビーコブラと一連の流れもいい感じでダウンドッグまで。
 橋のポーズ、ワニのポーズとクールダウンをした後、シャヴァーサナも気持ち良かった。気づけばリンの音が鳴ってあっという間に終了となった。
 お礼のご挨拶をして、先生のご指導により、息子と2人で立ち木のポーズを取って写真撮影。ちょっとヨロっとしながら頑張ってキープ。最後は先生にも真ん中に入って頂いた。いい記念になった。

 「そういえば、今日は母の日ですね。」というコメントに、息子が「いやあ、何にも用意していないんですけど・・・」と言うと、先生が「一緒にいてくれることが一番ですよね」と仰る。
 なるほど、母の日にこうして一緒に過ごせる、しかも隣でヨガが出来るなんてことは考えてもいなかったので、何よりのプレゼントだろう。望むべくは運動不足の夫も一緒に出来れば良かったなぁ。
 というわけで、幸せな母の日はグッドモーニングヨガで始まった。
コメント
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