ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.8.12 エンハーツ2クール目投与後1週間のこと だるさの鎧

2020-08-12 21:29:10 | 日記
 
 投与後、再びヨレヨレヘロヘロの日々が過ぎ、気づけば水曜日。2クール目のエンハーツ投与から1週間が経った。
 今日は御巣鷹山から35年目の鎮魂の日。昭和60年、働き始めて最初の年の夏休み中、旅行から帰京する日だった。とても鮮明な記憶だ。
 今日は在宅勤務。昨日に続き猛暑の予報だ。昨日の往復、あまりの暑さと具合悪さに行き倒れそうになったことを思うと、外に出ないで済むのが本当に有難い。

 夫を時間通りに送り出す。夫の勤務先は在宅勤務に戻る気配はなく、通常通り毎日片道1時間半の通勤を続けている。本当に気の毒になる。
 今朝はどよーんとした体感で、朝ヨガも出来ず。カレンダーを見て治療の日程と体調を照らし合わせると、今月は一体何回スタジオに行けることやら、である。
 手足の痺れがやけに酷く、チリチリジンジンと痛む。身体は相変わらずだるさの鎧を纏っている。体重はまた44㎏を割ってしまった。昨日の下痢からアドソルビンのおかげでお腹は落ち着いているけれど。
 
 勤務開始前に洗いあがった洗濯物をベランダに外干しするだけで、腕が焼けてジリジリする。午前中ですっかり乾きそうな気配だ。
 予報通り、昼頃にはいきなり空が真っ暗になり、雨が落ち始めた。洗濯物は既にカラカラに乾いていたので、助かった。

 昼休みの暑い中、生協の呼び鈴。お届け物が届いた。有難いことである。お礼のご挨拶だけして、取り込んだら、それだけでも汗が滲み、息が上がり、ぐったりした。本当に自分でも驚くほど体力低下が著しい。運動どころかろくに歩いてさえいないせいか、ふくらはぎの筋肉がなよなよ、たぷたぷしてきた。
 午後は雨だけでなく雷も凄かった。かなり近くに落ちていたようだ。職場でも一時的に停電して、対応に追われたという。
 その後、思ったほど涼しくなることもなく、高湿度で熱されたまとわりつく空気で息苦しいほど。

 体調は相変わらずパッとせず、上り調子は感じられない。食欲は振るわない。それなりに空腹にはなるけれど、作ってまで何かを是非、食べたいと思わない。常時なんとなく生唾も出ている。だらしないけれど、在宅勤務の日は冷凍食品のお世話になり続けている。

 家にいながら、都心で定時まで仕事をして再び1時間半かけて帰宅する夫に夕食を作らせるという、罰当たりな妻だ。けれどそれ以外言う言葉が見つからず「ごめんね」とか「申し訳ない」などと言うと、「出来ないのだから仕方ない、そんなことを言うな」と不機嫌になる夫を前に、もう甘えるしかないのである。

 今日も新聞を取りに階下のポストに降りただけ。ポストにはお世話になっている病院からの手紙が入っていた。先日、患者からの声を投函した返事だった。返事が頂けるとは思っておらず、びっくりした。なかなか付き添い人数を制限するなどの一律具体的な改善策を取るのは難しいようだけれど、出来る掲示や声掛けは行ってくださるとのこと。有難いことである。
コメント
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