昨夜も一番に入浴させてもらって、ヨレヨレとベッドへ。氷点下体感入浴クールバスという触れ込みの"かき氷バスソルト"なるものでストロングクールミントの香りにシャキッとさせられ、ちょっぴり涼が取れた。
寝る前にはやけにお腹が空いていて夫に「あれが食べたい、これが食べたい」と思い浮かんでくるもの(濃い味の何の脈絡もないジャンクフードばかり)をあれこれ喋り続けながら、いつの間にか眠ったようだった。
今日は山の日の祝日、月曜日だ。本当なら出勤の週の初めである。だからいつもと同じ時間に目覚ましが鳴った。それを消して二度寝。あっという間に2時間半も経ったようだった。もう日が高い。
しつこくベッドに張り付いていたら、ほどなくしてお届け物の呼び鈴があった。毎年お友達が送ってくださる嬉しい桃である。ラッキーな息子はちょうどその到着に立ち会って、お裾分けを持ち帰ることになった。
夫が、全く起きてこない息子と私を朝食の準備が出来たから、と誘う。
喉は乾いているが、全くもって空腹感がない。ガサガサしたものは入らないからパンは要らない。今日はスムージーも飲めない、と摂れたものはグレープフルーツジュースと梨2かけ、桃2かけとヨーグルト。紅茶も桃のフレーバーだ。
手足の痺れが痛い。ビリビリジリジリと常時鬱陶しい。髪の毛はシャンプー以外ではそれほど目立って抜けることはない感じだが、なんとなく頭皮がチリチリしている。これも鬱陶しい。
力が入らないので、テーブルにちゃんとした姿勢でついているのが辛い。お行儀悪くすぐに肘をついてしまう。そしてソファに逆戻りしてしまう。
息子の洗い物だけ洗濯機を廻す。今日も外はうだるような猛暑日である。干せばすぐに乾きそうだ。
2人がリビングで仲良く寝転がってテレビで甲子園の試合を見ている。
ウトウトまごまごしているうちにいつの間にか昼。2人は冷やしうどんをスルスルと。私は昨夜からジャンクなものが食べたいとカップ麺を所望したのだけれど、全然思っていた味ではなかった。味覚がおかしい。我ながら何が食べたいのか、何なら食べれるのかわからなくなっている。それでも、とにかくなんとかお腹に入れられた。
食後は、届いてすぐに冷蔵庫に入れて冷やした桃と西瓜。桃の瑞々しくて甘かったことといったら。早速ご報告のライン。生き返った。
息子が帰るのにあわせて、せめて駅まで送って、帰りにちょっとスーパーで買い物でもしてこよう、という気持ちはあったが、結局フラフラして出られなかった。何から何まで全て夫にお任せ。
息子は、早めに家を出たけれど、新型車両を待って駅で1時間も潰したそうだ。結局すぐには来ないことがわかり、というのだからお気の毒なことである。
かくして金曜日の在宅勤務を入れて4日間、一歩も外に出ることなく靴を履くこともなく3連休が終わった。籠城蟄居、貪り続ける惰眠。炊事はおろか掃除すら何もせず。ただベッドかソファに横たわる役立たず、であるが、これが治療中の私の、哀しいかな、現実である。
明日こそ、少しシャンとしていますように・・・。