今日明日の2日間のヨガクラスに備え、昨夜も早々に早寝。いつもより早く起床して2回分の洗濯物を干し終えてから、夫を起こす。今朝はナウゼリンの助けも借りることなく食事が摂れた。嬉しい。2週連続で土曜日に朝早くから起こされる可哀相な夫であるが、私の大荷物を見て、最寄駅まで送ってくれた。有難いことである。
瞑想ヨーガ指導者養成コースの後期6日目。12日間のカリキュラムも気づけば早くも折り返し地点になった。お天気は良く、最高気温は20度の小春日和になるとの予報。20分ほど前にスタジオに到着し、Sさんにご挨拶。「調子はどうですか。」と問われ、「おかげさまでまた同じ薬で粘れることになりました。」とご報告。スタジオに入り、今朝もまずはガネーシャ像へのお祈りを済ませる。
今日は午前・午後ともゲスト講師のスペシャルカリキュラム。ちょっと迷ったけれど、かぶりつきの真ん前に陣取る。というのも午前中のゲスト講師であるKi先生は、Sさんにヨガや瞑想と出会わせ、インドのシュリシュリ先生に繋げてくださったという大先生で、わざわざ名古屋からお見えになると伺っていた。さらにステージ4の子宮体がんを克服した(がんが消えた)という方だ。是非お目にかかってみたいと、今回のカリキュラムでご紹介があった時から楽しみにしてきたのだ。
定刻どおりにSさんが出席をとり、Ki先生の資料が裏返しで配られる。座学中心ということで3つ折にしたヨガマットが扇座に置かれている。真正面にK先生が座られ、お話を伺う前からワクワクドキドキする。
前半は指導者のための研究と実践2。「人生の質を高める食事法と呼吸法」と題して、まずは「栄養学」からスタート。20人強のメンバーで栄養学の本を読んだことのある方は4人ほど。皆、大学で薬学、スポーツ学、家政学などから半ば義務的に学んだということだった。
今日はその触りの部分だけ、ということだったが女性の社会進出に伴って食生活が豊かになると、実際には身体には悪いことが多いということからスタート。確かに女性が家にいる時間がなく、料理する時間がとれず、時短のためにレトルトや外食等便利なものを手にすると様々な支障が出ることに気づかされる。それはお通じが悪くなったり、髪の毛や爪や肌の不調だったり。これらは年のせいでもないし女性の更年期で片付けられることでもない。
ご自身の不調がいかに栄養不足から生じていたのか、体調が良くなられるまでのプロセスを興味深くお話してくださった。食生活が改善されたことで精神的にも安定されたという。伝統的食事を見直し、圧力鍋や無水調理等の助けを借りる大切さを強調された。
ビタミン、ミネラルなどの役割、消化のメカニズムもわかり易く解説して頂きながら、うーん、もっとちゃんと勉強しておくんだったなあと思うとともに、いやいや、いくつになっても勉強は始められるのだから、と自分を励ましながら興味深くノートを取る。
ストレスを感じることで糖尿病になりやすくなったり、体温が下がってがんになりやすくなるというのはよく耳にすることだ。病気になる前は自分も低体温だったことを思い出す。今はヨガや足湯のおかげで平熱が36度5分を割ることがなくなったので、37度で一番良く働くというナチュラルキラーのNK細胞も働いてくれているのだろうと勝手に思っている。
途中、休憩時間でご挨拶を一言。現在の自分の状況を簡単にお話して、呼吸や瞑想でとても調子が良くなっていることに触れ、病気を克服されたKi先生の今日の講義を楽しみにしてきたこと、お目にかかれた御礼をお伝えする。
後半は呼吸前の準備運動として、肺の周りのタッピングや腕のタッピング、ブラッシングからスタート。腹式呼吸より一歩進んだ“肋骨が動く呼吸”をイメージする。先生が仰るには、呼吸は一番の筋トレだそうだ。体幹トレーニングの6割がカバー出来る簡単なメソッドを教えて頂いた後、体温をアップするアグニサラやバストリカ、カパラバディの呼吸法を練習する。
呼吸法では吸う呼吸でエゴ(不自然な自分)を手放し、吐く呼吸でエモーショナルな喜怒哀楽を手放すことが出来るのでストレスフリーになるという。先生のスタジオのスタッフの方々にも呼吸法を研修してもらうというが、単純なのでなかなか続かないらしい。けれど、実際に続けてやっているかどうかはすぐにわかるという。きちんと続けていないと落ち着きがなくなるのだそうだ。
指導者として必要なのは「神聖な空気」を纏っていること、この人のそばにいると落ち着くという声やバイブレーション、雰囲気が大切なので、安らげる感覚が大切だという。まずは1点にとどまって座ることが大切で、それが出来ないことには瞑想には繋がらないとのこと。Sさんはじめ、素敵なインストラクターの方たちは皆、声も雰囲気もとても癒されるものをお持ちだ。さもありなんと思う。
最後には大小2つのシンギングボールの音を聞きながら、京都の紅葉燃える秋をイメージして瞑想を行った。スタジオ全体が共鳴に包まれて気持ちよくて心地よくて、幸せなひと時だった。
皆でKi先生を囲んだ記念写真。その前にはいくつか質問にも答えてくださり、あっという間に3時間半が経過した。
そして、お待ちかねのランチタイム。先週に続き、またも暗黙の了解でタイ料理レストランへ、Nさんと昨夜シンガポール出張から帰国されたばかりのKさんと3人で向かった。今日もすぐに入れて、ゆっくり食事が出来て満足だった。本当にタイ料理大好き仲間がいて良かったと思う。
午後のカリキュラムは、同じく指導者のための研究と実践3、「指導者のための解剖学と障害への対処法」と称して、「ヨガで起こる怪我、障害の見立てと対処法(均整術)」を学ぶ。講師はいつも一緒にコースを受講されている均整術師のK先生だ。
いつもながらK先生の話術に一同が引き込まれる。腰痛や五十肩、肘、手首、首、股関節、膝、足首と、身体全体のそれぞれの不調を瞬時に改善させる魔法のような均整術に毎回のようにうっとりする。お腹がいっぱいで眠いです、などといっている暇はなく、楽しくてあっという間に休み時間になってしまう。
先生からの差し入れのお菓子を頂いて、皆、笑顔が絶えない。Nさんとペアになってずっとペアワーク。「手」当ての力の凄さに毎度のように驚き、各部位が軽く良く動くようになるのを実感しているうちに辺りは暗くなってくる。明日の午前中もカウンセリングということでK先生の続投だ。
ということで、今日も1日の学びが終わった。スタジオを後にする時に「今日もとても楽しかったです。ありがとうございました。昨日まで体調不良だったのが嘘のようです。」とSさんにお礼を言うと、Sさんも「そうだったんですね。信じられないくらいですね。」と仰る。いや、自分自身、こんなに元気に復活できるとは、驚きである。今日も正しく使って調整出来た身体が心地よく疲れ、よく眠れそうだ。
明日も午前午後とゲスト講師によるトレーニングの後、スタジオ3周年のパーティに参加する予定だ。
留守番をしてくれていた夫は午前中団地の草取りで大活躍だったという。貴方のおかげで今日もやりたいことをやらせて頂きました。いつも本当に有難う、と素直に思う幸せな土曜日の夜である。
瞑想ヨーガ指導者養成コースの後期6日目。12日間のカリキュラムも気づけば早くも折り返し地点になった。お天気は良く、最高気温は20度の小春日和になるとの予報。20分ほど前にスタジオに到着し、Sさんにご挨拶。「調子はどうですか。」と問われ、「おかげさまでまた同じ薬で粘れることになりました。」とご報告。スタジオに入り、今朝もまずはガネーシャ像へのお祈りを済ませる。
今日は午前・午後ともゲスト講師のスペシャルカリキュラム。ちょっと迷ったけれど、かぶりつきの真ん前に陣取る。というのも午前中のゲスト講師であるKi先生は、Sさんにヨガや瞑想と出会わせ、インドのシュリシュリ先生に繋げてくださったという大先生で、わざわざ名古屋からお見えになると伺っていた。さらにステージ4の子宮体がんを克服した(がんが消えた)という方だ。是非お目にかかってみたいと、今回のカリキュラムでご紹介があった時から楽しみにしてきたのだ。
定刻どおりにSさんが出席をとり、Ki先生の資料が裏返しで配られる。座学中心ということで3つ折にしたヨガマットが扇座に置かれている。真正面にK先生が座られ、お話を伺う前からワクワクドキドキする。
前半は指導者のための研究と実践2。「人生の質を高める食事法と呼吸法」と題して、まずは「栄養学」からスタート。20人強のメンバーで栄養学の本を読んだことのある方は4人ほど。皆、大学で薬学、スポーツ学、家政学などから半ば義務的に学んだということだった。
今日はその触りの部分だけ、ということだったが女性の社会進出に伴って食生活が豊かになると、実際には身体には悪いことが多いということからスタート。確かに女性が家にいる時間がなく、料理する時間がとれず、時短のためにレトルトや外食等便利なものを手にすると様々な支障が出ることに気づかされる。それはお通じが悪くなったり、髪の毛や爪や肌の不調だったり。これらは年のせいでもないし女性の更年期で片付けられることでもない。
ご自身の不調がいかに栄養不足から生じていたのか、体調が良くなられるまでのプロセスを興味深くお話してくださった。食生活が改善されたことで精神的にも安定されたという。伝統的食事を見直し、圧力鍋や無水調理等の助けを借りる大切さを強調された。
ビタミン、ミネラルなどの役割、消化のメカニズムもわかり易く解説して頂きながら、うーん、もっとちゃんと勉強しておくんだったなあと思うとともに、いやいや、いくつになっても勉強は始められるのだから、と自分を励ましながら興味深くノートを取る。
ストレスを感じることで糖尿病になりやすくなったり、体温が下がってがんになりやすくなるというのはよく耳にすることだ。病気になる前は自分も低体温だったことを思い出す。今はヨガや足湯のおかげで平熱が36度5分を割ることがなくなったので、37度で一番良く働くというナチュラルキラーのNK細胞も働いてくれているのだろうと勝手に思っている。
途中、休憩時間でご挨拶を一言。現在の自分の状況を簡単にお話して、呼吸や瞑想でとても調子が良くなっていることに触れ、病気を克服されたKi先生の今日の講義を楽しみにしてきたこと、お目にかかれた御礼をお伝えする。
後半は呼吸前の準備運動として、肺の周りのタッピングや腕のタッピング、ブラッシングからスタート。腹式呼吸より一歩進んだ“肋骨が動く呼吸”をイメージする。先生が仰るには、呼吸は一番の筋トレだそうだ。体幹トレーニングの6割がカバー出来る簡単なメソッドを教えて頂いた後、体温をアップするアグニサラやバストリカ、カパラバディの呼吸法を練習する。
呼吸法では吸う呼吸でエゴ(不自然な自分)を手放し、吐く呼吸でエモーショナルな喜怒哀楽を手放すことが出来るのでストレスフリーになるという。先生のスタジオのスタッフの方々にも呼吸法を研修してもらうというが、単純なのでなかなか続かないらしい。けれど、実際に続けてやっているかどうかはすぐにわかるという。きちんと続けていないと落ち着きがなくなるのだそうだ。
指導者として必要なのは「神聖な空気」を纏っていること、この人のそばにいると落ち着くという声やバイブレーション、雰囲気が大切なので、安らげる感覚が大切だという。まずは1点にとどまって座ることが大切で、それが出来ないことには瞑想には繋がらないとのこと。Sさんはじめ、素敵なインストラクターの方たちは皆、声も雰囲気もとても癒されるものをお持ちだ。さもありなんと思う。
最後には大小2つのシンギングボールの音を聞きながら、京都の紅葉燃える秋をイメージして瞑想を行った。スタジオ全体が共鳴に包まれて気持ちよくて心地よくて、幸せなひと時だった。
皆でKi先生を囲んだ記念写真。その前にはいくつか質問にも答えてくださり、あっという間に3時間半が経過した。
そして、お待ちかねのランチタイム。先週に続き、またも暗黙の了解でタイ料理レストランへ、Nさんと昨夜シンガポール出張から帰国されたばかりのKさんと3人で向かった。今日もすぐに入れて、ゆっくり食事が出来て満足だった。本当にタイ料理大好き仲間がいて良かったと思う。
午後のカリキュラムは、同じく指導者のための研究と実践3、「指導者のための解剖学と障害への対処法」と称して、「ヨガで起こる怪我、障害の見立てと対処法(均整術)」を学ぶ。講師はいつも一緒にコースを受講されている均整術師のK先生だ。
いつもながらK先生の話術に一同が引き込まれる。腰痛や五十肩、肘、手首、首、股関節、膝、足首と、身体全体のそれぞれの不調を瞬時に改善させる魔法のような均整術に毎回のようにうっとりする。お腹がいっぱいで眠いです、などといっている暇はなく、楽しくてあっという間に休み時間になってしまう。
先生からの差し入れのお菓子を頂いて、皆、笑顔が絶えない。Nさんとペアになってずっとペアワーク。「手」当ての力の凄さに毎度のように驚き、各部位が軽く良く動くようになるのを実感しているうちに辺りは暗くなってくる。明日の午前中もカウンセリングということでK先生の続投だ。
ということで、今日も1日の学びが終わった。スタジオを後にする時に「今日もとても楽しかったです。ありがとうございました。昨日まで体調不良だったのが嘘のようです。」とSさんにお礼を言うと、Sさんも「そうだったんですね。信じられないくらいですね。」と仰る。いや、自分自身、こんなに元気に復活できるとは、驚きである。今日も正しく使って調整出来た身体が心地よく疲れ、よく眠れそうだ。
明日も午前午後とゲスト講師によるトレーニングの後、スタジオ3周年のパーティに参加する予定だ。
留守番をしてくれていた夫は午前中団地の草取りで大活躍だったという。貴方のおかげで今日もやりたいことをやらせて頂きました。いつも本当に有難う、と素直に思う幸せな土曜日の夜である。