先日、帰宅するとポストに喪中欠礼状が1枚入っていた。
差出人は、夫のお友達。結婚披露宴にもいらして頂いた方だ。見ると、6月の奥様の訃報を知らせたもの。当然まだ早すぎる旅立ちだ。
帰宅した夫に葉書を渡しながら、「○○さんの奥様、亡くなったって知ってた?」と問うと、「えっ」とびっくりして葉書を見、「全然知らなかった・・・その後にも何度か会っていたのに一言も・・・。何の病気かは知らなかったけれど、病気を抱えているというのは聞いた事があったんだけれど」と。
なんだか気落ちする夫が自分のことに引き寄せているように思えて切なかった。「“そっとしておいてほしい”ってことだったのかな・・・」と言ってその日は終わった。
後日、夫が励ましのメールを送ったところ、黙っていたお詫びと御礼のお返事があったそうだ。
私も感ずるところがあったので、夫の了解を得てそのメールを掲載する。
昨日帰宅すると、○○さんからのはがきが届いていました。
驚きました。
お悔やみを申し上げるのは勿論ですが、
奥様に先立たれた心中を推し量るにつけ、
○○さんが動揺するそぶりも見せずに
それでもどれだけの心痛に耐えて毎日を送られているのか、
などなど考え、その気概に敬服しました。
まだ先がある人生を一人で乗り越えていくのは
並大抵のことではないと思います。
頑張ってください。
我が家にも、乳がん再発8年目の妻がいます。
いつどのようなことになるかは判りません。
一人でも生きていくぞ、と覚悟はしているつもりですが、
淋しさに耐えられるか不安になることもあります。
○○さんのように動揺を表に出さない自信はありません。
そうではあっても歯を食いしばって生きていくしかないですね。
うまく私の気持ちを伝えることができませんが、
辛いと感じたときには、私や大勢の仲間に愚痴ってください。
そして、また前を向いていきましょう。
大切な人を喪った方への励まし方は本当に難しいと思う。頑張ってという言葉を使ってよいのかどうかもとても迷うところだ。既に精一杯頑張っておられると思うから。
夫には「歯を食いしばって生きていってくださいね。○○(息子の名)もいるしね。(あんまりアテにならないか・・・)まあ、草葉の陰から日々叱咤激励しますから大丈夫。」と返したけれど、なかなかどうして。
そう、どんなに仲がよい連れ合いでも、二人一緒に旅立つことは出来ない。
その時は一人だ。その後どうやって悲しみを抱えながら生きていくか。
それでも先日リリーさんから頂いたコメントにあったように、悲しみは無理に乗り越える必要はない。
ずっと大切な思いとして悲しみと寄り添いながら日々を過ごしていくしかないのだろう。
差出人は、夫のお友達。結婚披露宴にもいらして頂いた方だ。見ると、6月の奥様の訃報を知らせたもの。当然まだ早すぎる旅立ちだ。
帰宅した夫に葉書を渡しながら、「○○さんの奥様、亡くなったって知ってた?」と問うと、「えっ」とびっくりして葉書を見、「全然知らなかった・・・その後にも何度か会っていたのに一言も・・・。何の病気かは知らなかったけれど、病気を抱えているというのは聞いた事があったんだけれど」と。
なんだか気落ちする夫が自分のことに引き寄せているように思えて切なかった。「“そっとしておいてほしい”ってことだったのかな・・・」と言ってその日は終わった。
後日、夫が励ましのメールを送ったところ、黙っていたお詫びと御礼のお返事があったそうだ。
私も感ずるところがあったので、夫の了解を得てそのメールを掲載する。
昨日帰宅すると、○○さんからのはがきが届いていました。
驚きました。
お悔やみを申し上げるのは勿論ですが、
奥様に先立たれた心中を推し量るにつけ、
○○さんが動揺するそぶりも見せずに
それでもどれだけの心痛に耐えて毎日を送られているのか、
などなど考え、その気概に敬服しました。
まだ先がある人生を一人で乗り越えていくのは
並大抵のことではないと思います。
頑張ってください。
我が家にも、乳がん再発8年目の妻がいます。
いつどのようなことになるかは判りません。
一人でも生きていくぞ、と覚悟はしているつもりですが、
淋しさに耐えられるか不安になることもあります。
○○さんのように動揺を表に出さない自信はありません。
そうではあっても歯を食いしばって生きていくしかないですね。
うまく私の気持ちを伝えることができませんが、
辛いと感じたときには、私や大勢の仲間に愚痴ってください。
そして、また前を向いていきましょう。
大切な人を喪った方への励まし方は本当に難しいと思う。頑張ってという言葉を使ってよいのかどうかもとても迷うところだ。既に精一杯頑張っておられると思うから。
夫には「歯を食いしばって生きていってくださいね。○○(息子の名)もいるしね。(あんまりアテにならないか・・・)まあ、草葉の陰から日々叱咤激励しますから大丈夫。」と返したけれど、なかなかどうして。
そう、どんなに仲がよい連れ合いでも、二人一緒に旅立つことは出来ない。
その時は一人だ。その後どうやって悲しみを抱えながら生きていくか。
それでも先日リリーさんから頂いたコメントにあったように、悲しみは無理に乗り越える必要はない。
ずっと大切な思いとして悲しみと寄り添いながら日々を過ごしていくしかないのだろう。