昨夜、塾での自習から帰宅した息子のこと。
耳鼻咽喉科での診察結果を「どうだった?」と聞くと、なんと“外耳炎”だったそうだ。とりあえず放置しておかなくて良かった。
「仮病なんかじゃなかったんだからな!」と豪語していた。先生からは「早く来てくれたから、薬を飲めばもう来なくても大丈夫でしょう。」と薬を塗って頂き、点耳薬と、4日分の抗生剤と鎮痛薬を処方されたという。医者好きは夫譲りである。
原因が分かって治療をして頂けたからか、思いのほか元気で食欲も旺盛。ネットサーフィンまでして夜更かしするくらいだった。試験の結果はそれなりだったようだけれど。
とにかく、1人で学校帰りに新しいクリニックにも寄れるようになってくれたとは本当に有難い。何かといえばクリニックに同伴していた事を思えば天と地である。大きくなったなあ、と思う。
が、今朝のこと。点耳薬を差すと10分ほどそのままじっとしていなければいけないのだけれど、その後もぼーっとしていて、朝食が全く進まないでうつらうつらしている。「遅刻するから早くしなさい!」と言っても全然ダメ。「寒いし調子が悪い」と言い出す。
あわや遅刻!という時間、ぎりぎりに家を出たと思ったら、すぐにまた帰ってきて「チャリ鍵がない!」と騒ぐ。いつものことだが、鍵が見つかったのか、とりあえず私が家を出る時に見ると、自転車置き場に彼の愛車はなかったので、無事行ったことは行ったのだろうけれど。
多分遅刻になったのだろうなと思っていたが、ダッシュで滑り込んで危機一髪で間に合ったとのこと。一体どうやってあの距離を走り切ったのか。まぁ、凄いことだと恐れ入った。
我が子ながらやけに繊細というかナイーヴなところがある。試験だなんだというとかなりの確率で当日の朝、体調が悪くなる。思えば私も学生時代まで、試験日に電車に乗ると過敏性大腸炎よろしくお腹が痛くなって・・・ということが、一度や二度ならずあった。こうした部分が遺伝してしまうのかなぁと思う。まぁ、体は正直だと言えば正直なのかもしれないけれど、来年の受験までにもう少し図太くなってほしいものである。
「最近塾に行くと、高3がピリピリしているのでなんだか嫌。」とも。それこそせっかく塾に行っているのだから、来年の自分をイメージトレーニングするつもりで、そういう雰囲気を味わってきたら良い、と私は思うのだけれど。
そんな息子の前では、私の禿げ頭はこれまで見せずに来た。タキソテールの時はもっとツルツルだったから長いこと帽子のお世話になっていたけれど、今回は、早くも既に芝生のようになってきている。かなり柔らかく細く弱い髪の毛ではあるけれど、この1週間くらいで随分黒々としてきた。それでも、思春期の息子の前では室内帽を被っていたのだけれど、昨日は帰宅していきなりリビングの扉を開けられ、帽子を被っていないところをチラリと見られてしまった。
「見た?」と訊くと「うーん、ちょっと見えた。」というので、もういいや!、と帽子を取って見せた。
彼いわく「●●(甲子園で活躍した同級生のエース君)君と同じ感じだね。まだらであちこち抜け落ちてるって感じじゃないから、いいや。」と許可が出た。
かくして、外ではかつらのお世話になることに変わりはないけれど、家では夫だけでなく息子の前でも素頭でいられることになった。
家では、見た目“高校球児”の母である。
耳鼻咽喉科での診察結果を「どうだった?」と聞くと、なんと“外耳炎”だったそうだ。とりあえず放置しておかなくて良かった。
「仮病なんかじゃなかったんだからな!」と豪語していた。先生からは「早く来てくれたから、薬を飲めばもう来なくても大丈夫でしょう。」と薬を塗って頂き、点耳薬と、4日分の抗生剤と鎮痛薬を処方されたという。医者好きは夫譲りである。
原因が分かって治療をして頂けたからか、思いのほか元気で食欲も旺盛。ネットサーフィンまでして夜更かしするくらいだった。試験の結果はそれなりだったようだけれど。
とにかく、1人で学校帰りに新しいクリニックにも寄れるようになってくれたとは本当に有難い。何かといえばクリニックに同伴していた事を思えば天と地である。大きくなったなあ、と思う。
が、今朝のこと。点耳薬を差すと10分ほどそのままじっとしていなければいけないのだけれど、その後もぼーっとしていて、朝食が全く進まないでうつらうつらしている。「遅刻するから早くしなさい!」と言っても全然ダメ。「寒いし調子が悪い」と言い出す。
あわや遅刻!という時間、ぎりぎりに家を出たと思ったら、すぐにまた帰ってきて「チャリ鍵がない!」と騒ぐ。いつものことだが、鍵が見つかったのか、とりあえず私が家を出る時に見ると、自転車置き場に彼の愛車はなかったので、無事行ったことは行ったのだろうけれど。
多分遅刻になったのだろうなと思っていたが、ダッシュで滑り込んで危機一髪で間に合ったとのこと。一体どうやってあの距離を走り切ったのか。まぁ、凄いことだと恐れ入った。
我が子ながらやけに繊細というかナイーヴなところがある。試験だなんだというとかなりの確率で当日の朝、体調が悪くなる。思えば私も学生時代まで、試験日に電車に乗ると過敏性大腸炎よろしくお腹が痛くなって・・・ということが、一度や二度ならずあった。こうした部分が遺伝してしまうのかなぁと思う。まぁ、体は正直だと言えば正直なのかもしれないけれど、来年の受験までにもう少し図太くなってほしいものである。
「最近塾に行くと、高3がピリピリしているのでなんだか嫌。」とも。それこそせっかく塾に行っているのだから、来年の自分をイメージトレーニングするつもりで、そういう雰囲気を味わってきたら良い、と私は思うのだけれど。
そんな息子の前では、私の禿げ頭はこれまで見せずに来た。タキソテールの時はもっとツルツルだったから長いこと帽子のお世話になっていたけれど、今回は、早くも既に芝生のようになってきている。かなり柔らかく細く弱い髪の毛ではあるけれど、この1週間くらいで随分黒々としてきた。それでも、思春期の息子の前では室内帽を被っていたのだけれど、昨日は帰宅していきなりリビングの扉を開けられ、帽子を被っていないところをチラリと見られてしまった。
「見た?」と訊くと「うーん、ちょっと見えた。」というので、もういいや!、と帽子を取って見せた。
彼いわく「●●(甲子園で活躍した同級生のエース君)君と同じ感じだね。まだらであちこち抜け落ちてるって感じじゃないから、いいや。」と許可が出た。
かくして、外ではかつらのお世話になることに変わりはないけれど、家では夫だけでなく息子の前でも素頭でいられることになった。
家では、見た目“高校球児”の母である。