ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.10.1 入院5 日目、台風一過するも一進一退。頭痛続き、白血球戻り悪し

2012-10-01 14:13:38 | 治療日記
昨日は、午後の検温でまた微熱。それに伴って頭痛と歯の痛みがぶり返してしまい、読書も小休止になった。やはり痛みは連動するものだと思う。

夫と息子は、幸運にも定刻通り病院最寄り駅の新幹線停車駅に到着した。黒雲の動きがどんどん速くなっている中、荷物を引きずってやって来た。食い倒れの街で買ってきたというお土産の和菓子を、2人とも立ったまま、私が朝食に出て飲まずにおいた牛乳で流し込んでいた。そうこうしているうちに雨が降り出した。洗濯物を渡して、ものの10分で私に追い立てられて帰って行った。

既にJR、私鉄ともに間引き運転が始まっており、ニュースを見ながら気が気でなかったが、当初新幹線が病院最寄り駅に到着する予定だった時間に、無事帰宅したと連絡があった。本当に危機一髪だった。当初乗車予定の新幹線にそのまま乗ってきたら、とても帰れなかっただろう。
去年の9月、通院治療の帰りに、今回の台風17号と同じコースで列島縦断した台風15号に直撃された。乗り換え駅で私鉄が止まっていたため、傘も差せずに、濡れ鼠になって震えながら2時間半タクシーを待った苦い思い出は、まだ記憶に新しい。

結局、夕食後も頭痛は取れず、アイスノンと冷えピタで早めに休んだが、さすがに凄い風の音だった。それでも病院にいるからこの程度で済んだのであって、自宅にいたら、さぞひどく揺れただろうと思う。
点滴が終わる頃、観念してカロナールを飲んだが、遅きに失し、一晩中痛み、何度も目覚めてしまった。

さて、今日から10月。
台風一過で予想最高気温は30度。息子は、勤務先の大学と同じで、今日から後期授業開始。冬服正装でちゃんと学ランを着て行っただろうか。暑くてどこかに置いてきてはいないだろうか。

今朝は、検温前に採血があった。8時過ぎには主治医を含め腫瘍内科医師4人の回診があった。
とりあえず6度台だったので、93時間ぶりにポートから針を抜いて頂き、清掃を待ってシャワーでサッパリ出来た。
投与から18日後、さすがに脱毛がひどくなってきている。手で梳けば梳くだけ何の抵抗もなく数本ずつ抜ける。

点滴開始前に口腔外科から呼ばれ、点滴棒もなく身一つで2階へ降りた。膿みがたまって切開ということもなく、ほっとした。抗生剤様々である。
今後は今回のことをかかりつけの歯科医に報告し、必要があれば紹介状を書いて貰うように、とのこと。念のため木曜日にもう一度来るように、となった。

IDカードをナースステーションに返しに行くと、ポート設置手術をしてくださったA先生がおられ、白血球が1700で、思いのほか戻りが遅いと言われた。明日明後日と続けてグランを打つか検討中だという。
金曜日から仕事に行くつもりだったのだが…果たして木曜日に退院出来るだろうか。


ご訪問くださっている方々、
昨日からの台風、お住まいやお近くは、大丈夫だったでしょうか。どうぞ被害が出ていませんように。
コメント (3)
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