goo blog サービス終了のお知らせ 
お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



BD-1でチャリンコ通勤<10月3日(金)=111>


今日もサイクリング日和だったッスね

 昨日に続き、いい天気。泉佐野600から中4日となり、体も少し持ち直してきた。久しぶりのジテツーは気持ちいいライドになるはずだった。

 パンクさえしなけりゃね(T_T)

 走り出して2~3kmで後輪が滑る感じ。ただ、エアが抜けきっているわけではないようだ。どうしようか悩みながらゆっくり走る。10数キロ地点にサイクルベースあさひがあったので、ストップ。通勤時だし、自分でやると時間がかかりそうなので修理してもらうことにした。ブルベ以来、ポンピングにも自信がないし(^^:

 以前パンクしたときに貼ったパッチがはがれそうになっていて、そこからエアが漏れていた。ついでに、もうひとつ、新たな穴が空いていたことも判明した( ̄◇ ̄;)

 大急ぎで修理してもらって走り出したはいいが、また数キロで後輪が滑り始める。またどこからかエアが漏れているらしい。

 会社までまだ20キロ以上ある。修理している時間はない。エアも1~2気圧程度で持ちこたえている。仕方ない。このまま走ろう。

 25km/h前後で走っていたが、残り7~8kmでかなり悲惨な状態になり、20km/h以下でしか自転車をコントロールできなくなった。

 いや、疲れたッス。

 大阪から帰ったらBD-1のチューブとタイヤを交換する予定だったのだが、疲れ切っていたこともあって先送りにしていた。そのツケがこの日、回ってきたようだ。

 ◆サイコンによる記録
    距離   40.45km
    平均時速 18.3km/h
    走行時間 2時間12分36秒
    最高速度 41.2km/h

    ※08年の通算 9683.88km
         ロード 4485.71km
         BD-1  4915.77km
         MTB  0282.40km

 ←ランキング参加中です。よろしければクリックを!

にほんブログ村 自転車ブログへ←こちらも、よろしければもうひと押しを

コメント(0|Trackback()




<プロローグ>から続きます

 スタートしてすぐにチェーンのかかった車止めを自転車を担いで越え、橋をくぐって反対車線へ出て、橋の歩道を走る。


27日06:59 田尻スカイブリッジ

 橋の歩道には所々に車止めがある。知らなくて前のライダーと接近していると気が付かないし、下りだと危険度が増す。

 ガシャ! 「あ~!!」。何個目かの車止めをスルーした瞬間、後方から派手な音と悲鳴が聞こえてきた。振り向いたが、後続はまばらになりながらも来ていたので、大惨事にはなっていないようだった。それにしても、「なんじゃ、こりゃ?」というスタートだった。


27日07:10 目指すは和歌山

 車止め地獄をクリアしながら田尻スカイブリッジ、泉南マリンブリッジを越えると、ようやく車道へと出ることができた。


27日07:20 晴れてきたぞ

 スタート前は少し寒かったが、いい感じの天気になってきた。それに追い風だ\(^▽^)/

 海南までは迷路のようなルートなので、信号でちぎれないように前の集団に付いていく。


27日07:33 JR阪和線山中渓(やまなかだに)駅

 和泉鳥取駅の先を左に曲がってしばらく走ると、山中渓駅前を通過する。ここから雄ノ山峠への登りが始まる。

 「雄ノ山」はずっと「ゆうのやま」と読むものだと思っていた。スタート前に「××××峠」とルート上にない峠の名前が聞こえたので不審に感じていた。「おのやま」と読むんですね。


27日07:37 和歌山県突入

 上りの途中で和歌山県に入った。でも、雄ノ山峠は県境にあるのではなく、まだ先だ。


27日07:43 雄ノ山(おのやま)峠への登り

 緩やかな上りが続く。数人の速すぎるライダーに抜かれたが、すぐ前を先行するライダーとは絶望的な差が開くわけでもなく、何とかついて行けている。走り始めたばかりだし、まだ元気ッスからね(^^:


27日07:44 雄ノ山峠のピーク付近?

 ピーク手前はきついのではと予想していたが、上っていたら何となく着いた感じで、ちょっと拍子抜けだった。たとえて言うなら、善波を短くしたような峠だった。

 逆に下りは激坂だった。こっちからは上りたくないッス、絶対。

 途中のY字を左へ行くのだが、ひとりだったらきっと直進してた。そんな細い道だった。


27日07:58 川辺橋で紀ノ川を渡る

 紀ノ川を渡り、布施屋(ほしや)駅の先にあるライオンズマンション脇の道へ入り、小さい踏切を渡る。ここからはクルマ1台がやっと通れるほどの細い道。集団で走っては迷惑なのだが、スピードが出ないしクルマをやり過ごすためにストップもするのでどうしようもなかった。

 このあたりは、数百メートおきに細い道を曲がって行く。まるで迷路だ。とにかく前に付いていくしかない。キューシートを見ていると曲がり損ねそうだ。というか、頭が混乱しそう。実際、前に付いていきながらも、あれ? ここで曲がるんだっけ? という個所もあった。


27日08:11 矢田トンネル

 矢田峠という小さな峠を越えても迷路は続く。キューシートはもう見ない。前のライダーとちぎれないよう、ペダルを回すだけだ。

 前を行くオレンジのジャージの方は、終盤までコンビニで休憩中の私の前を何度も通り過ぎて行き、ゴールも私よりは速かった。


27日08:44 通過チェックポイント到着

 ◆通過チェック(ファミリーマート海南駅前店=和歌山県海南市)まで
    時間   午前8時44分
    距離   37.45km
    平均時速 23.2km/h
    経過時間 1時間44分
    グロス時速 21.6km/h



 「もう一度走れ」と言われても走れないような訳の分からないルートを何とかクリアし、通過チェックポイントの海南にたどり着いた。ひなともさんは先着、ヒロさんと都古さんは私から少し遅れて到着したが、ともに私より先に出発した。

 スピードの出せないルートだったので、平均時速も速くない。しかし、この先からようやく国道を走ることになるので、スピードも上がっていくだろう。おにぎりとコーヒー牛乳を補給し、単独で出発する。


27日09:03 R42を走る(海南市冷水付近)

 海南から少し走ると藤白交差点。ここからR42となる。基本的にはこのR42を、延々と紀伊長島まで走ることになる。


27日09:04 海だ! 後方に見えるのは海南港?

 海が見えてきたぞ\(^▽^)/


27日09:15 下津駅付近


27日09:26 有田大橋で有田川を渡る


27日09:30 「野」交差点。ここでR42からK20へ

 有田川に沿って走るR42を「野」交差点で一端離れ、海沿いのK20へと進む。ここの信号は長かったッス。おかげで前の集団に追いつけた(^^:


27日09:30 左手には有田川が流れる


27日09:35 鳥居をくぐって・・・


27日09:38 また海沿いへ


27日09:38 水平線が綺麗に見える(^_^)


27日09:40 気持ちのいい風景(^_^)

 K20では、工事中で片側通行の信号にもしっかり引っかかる。


27日09:42 R42を目指す。ここは湯浅町の田(た)付近

 少し山の中へ入ってアップダウンをこなすと・・・


27日09:47 まだ海沿い


27日09:47 小さいが海水浴場かな?


27日10:06 再びR42を走る。白浜まで66km地点

 湯浅からR42(熊野街道)に復帰する。

 少し走ると信号で集団に追いついた。ひなともさん、weathermanさんらしき姿が見える。広川IC付近だったろうか? 道は緩く上っていた。信号リスタートで集団が中切れし、自分の足も少し余った感じがしたので一気に先頭へ。最初は元気ですからね(^^: でも、誰も付いてきてくれなかったッス(T_T)


27日10:07 有田みかん(^_^)

 名物は、写真だけでもゲットしておこう。


27日10:12 水越トンネルへの上り


27日10:20 水越トンネル


27日10:54 田辺、新宮を目指す

 水越トンネル、由良トンネルと越え、町中へと下りてきた。スタートから約4時間だが、まだPC1にも着いてない。先は長いぞ(◎_◎;)

 サイコンの総距離はあまり気にしない。気にしていたら走れない。残り500何キロなんて考えたくもない。区間距離だけを見つめて前へ進む。

<その2>に続きます

 ←ランキング参加中です。よろしければクリックを!

にほんブログ村 自転車ブログへ←こちらも、よろしければもうひと押しを

コメント(8|Trackback()




●BRM927泉佐野600(紀伊半島1周) ※参加48人(完走39人 DNF9人)  DNS16人
●月日 08年9月27日(土) 午前7時スタート
●天気 27日:晴れときどき曇り 28日曇りときどき雨
●ルート 大阪府泉佐野市りんくう公園~海南~田辺~串本~熊野~尾鷲~紀伊長島~南伊勢~松坂~津~伊賀~天理~柏原~河内長野~りんくう公園

ルート地図

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<その1> スタート(泉佐野)~御坊(85km地点)
<その2> 御坊~PC1(田辺=120km地点)
<その3> PC1(田辺=120km地点)~周参見(160km地点)
<その4> 周参見(160km地点)~潮岬(200km地点)
<その5> 潮岬(200km地点)~PC3道の駅「紀伊長島まんぼう」(343km地点)
<その6> PC3道の駅「紀伊長島まんぼう」(343km地点)~松坂(415km地点)
<その7> 松坂(415km地点)~ゴール・泉佐野(600km地点)
エピローグ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 今年のブルベ参加予定を考えた当初は、泉佐野600はSRになった後に、余裕があれば走ろうと思っていた。

 ところが、1月静岡200、2月埼玉300と順調に完走し、昨年よりは力がついたかなと思った矢先の3月青葉200で落車骨折。ブルベ初のDNFとなり、治療に3ヶ月ほどかかることになってしまった。

 4月の沼津400はエントリーできず、5月の青葉300からブルベを再開し何とか完走したものの、5月下旬の沼津600では雨に気力を奪われ無念のDNF。SRは厳しい状況になった。400さえ、まだ完走できていないのだ。

 そのため、厳しいコースだったが7月の宇都宮400を走り、SRへ夢を繋げた。

 残るは泉佐野600。だが、宇都宮から2ヶ月も空いてしまう。もう後がないし、万全の準備で臨みたい。そのためには、まず体をブルベに慣らしておかなくてはならない。行けるのは、千葉300か静岡400。どうせなら厳しいコースの方があとが楽になるかもしれないし、天竜のリベンジにもちょうど良いので、泉佐野600の2週間前に開催された静岡400を走った。予想以上の厳しいコースで時間との闘いとなったが、なんとか完走でき、自信もついた。ついでに新幹線輪行の予行演習もできた(^^:

 そして迎えた泉佐野600。事前の予習ではアップダウンはあるものの、長野600のような超級の峠があるわけではないので、何とかなるだろうと、実は少し甘い気持ちでいた。

 とんでもなかったッスよ(T_T)


26日10:24 新横浜へ自走中に・・・

 今回の遠征は新幹線で往復し、宿泊は前泊と後泊。神奈川まで帰れる時間にゴールできるわけはないので、両方とも泉佐野駅前のビジネスホテルをしっかり予約した(^^:

 掛川遠征の反省から、荷物はすべて宅急便で前日にホテルに送り、軽装で新横浜まで自走する。

 十日市場駅前を通過したとき、カツンカツンと音がする。どうしたのかと後輪を見れば、安全ピンが「ブスッ!」と豪快に刺さっていた。抜くしかないので抜くと、プシュー。おいおい、いきなりかよ。は~ぁ・・・

 ロードでは今年初めてのパンクだ。

 ところが、チューブ交換してエアを入れるのだが、なかなか入ってくれない。ポンピングの仕方が悪いのかな。1~2気圧ぐらいしか入らないぞ。明日は600kmを走るというのに。

 一旦帰宅するかとも思ったが、明日スタート会場へ行けば、フロアポンプぐらいはあるだろうし、新横浜まであと10kmもないので、そのまま走り出す。

 それでも自転車屋があればと、県道へ出て少し走ってみると幸いにもあった。空気入れは50円と有料だったが、背に腹は代えられない。変換アダプターを借りてプシュ。助かった。

 ん? ということはエアが入らなかったのはチューブのせいではなく、ポンプのせい? 買ったばかりなのにどうしてかな~? と少し悩むが、大阪に着くころにはすっかりポンプの不具合のことは忘れていた。

 実はこれがあとになって痛い思いをすることになるのだ。


26日12:41 新横浜駅


26日14:36 あっさり最後方3列席に座れた

 「のぞみ」は混んでいると思ったので、「ひかり」にしたためか、最後列をあっさりゲットできた。というか、ガラガラだった(^_^)

 チャーハン&シューマイ弁当を食べて寝ていたら、あっという間に新大阪到着。でも、ここからが遠かった。

 まず、御堂筋線までが遠い。歩いた歩いた。おまけに地下鉄へ下りる階段にエスカレーターはない。疲れるねぇ。

 御堂筋線に乗ると、高校生らしき集団に「なか、だれ?」と聞かれた。「は?」
 「だから、なか、だれや?」と輪行袋を指さす。これが大阪なんやね(^^: あはは、なかにおるんはチャリンコやで~!

 なんばでの南海への乗り換えも、遠い遠い。輪行袋が肩に食い込むよ(T_T)


26日16:22 南海電車南海線・ラピートβ車内。手前がスーツケース置き場

 切符を買うときに見た泉佐野駅までの道のりは、果てしなく遠かった。一番早く出発するのが特急だったので、疲れたこともあって500円払って全席指定の「ラピートβ」へ乗り込む。関東でいえばロマンスカーみたいなもんですな。

 おぉ、そう言えば南海電車には生まれて初めて乗ったぞ(^o^)/

 関空行きなのでスーツケースを置く場所があるのだが、自転車は入らなかった。全席指定なので後ろの席へ行くこともできず、自転車はデッキに立てかけたままにして、停車駅が近づくたびに様子を見にいった。

 この時間の特急はガラガラだったので、結果的に空いている席に突っ込んでいても良かったようだ。


26日17:02 泉佐野到着

 堺、岸和田と大阪を南へ下って下って、ようやく泉佐野到着。自宅からの距離は600km台。この距離を明日、走るんだ(◎_◎;)


26日18:27 りんくうタウン観覧車

 ホテルに貸し自転車があったので、夕食と明日の補給食などの買い物がてらスタート地点の下見に向かう。ロードには前カゴがついてないッスから(^^:

 りんくうタウン周辺はクルマがビュンビュン走って怖かったッスよ。それにどうやって反対車線に渡るんだろう。横断歩道がないし、歩道を走っていたら直進できないところもあったし、どうなってるんだ、ここは。アウトレットモールも巨大過ぎてワケが分からんぞ。

 ぐるぐる回ったが、結局ゴール地点の温室も確認できなかった。困ったな。きりぎりで帰ってきて、ゴール地点を見つけているうちに時間過ぎちゃったらどうしよう( ̄◇ ̄;)

 その夜は西武の優勝をニュースで見た後、早めに就寝。もちろん、ビアはいつも通りに、ですが(^^:

 でも、3時過ぎには目が覚めちゃったよ(^^:


27日05:48 ホテルからスタート会場へ自走

 同じホテルにもう1人ブルベライダーが泊まっていたようだったが、会うことはできなかった。

 輪行袋などいらない荷物をホテルに預け、ドロップバッグ用のサコッシュを背負って自走でスタート会場へ向かう。

 標識の「和歌山」「大阪」なんて表示を見ると、とんでもないところへ来た気がするなぁ。


27日05:55 地元ブルベライダーについてりんかい公園へ

 ちょうど前を地元らしきブルベライダーが走っていたので、付いていく。ひとりだったら、迷ってたな、きっと。


27日06:01 受付。weathermanさん(右端)がサプライズ参加

 受付を済ませると、weathermanさんが現れた。びっくりッス。ブログにも書いてなかったので、思わず「え~!?」と叫んでしまった。私が沼津600のリベンジに来たように、weathermanさんも宇都宮600のリベンジにやってきたのだ。SRへ燃えてます、weathermanさん。

 おいちゃんさんが体調不良でDNSとなり、関東の知り合いは誰もいないと思っていたので、weathermanさんの参加は心強かった。


27日06:02 遙かにスカイゲートブリッジ

 風が強く、少し寒い朝だった。

 おのぼりさんらしく、気持ちのいい風景をバックにあちこちで写真を撮る(^^:


27日06:35 ブリーフィング開始。海の向こうは関空

 いつもブログにコメントを頂いていたヒロさんと都古さんご夫妻にようやくお会いできたのだが、いきなり「ボトル忘れた」と大ボケをかまして、大変な様子だった。


27日06:45 ヒロさん、都古さん(中央)もボトルを調達してきて戦闘準備

 ひなともさんにもお会いできた。途中まで自走で来られたそうで、ぎりぎりの到着だったが、少しお話させて頂いた。気さくな方で楽しかったッス。

 地元のみなさんはネットを通しての知り合いなのだが、初めて会ったというのに暖かく迎えてもらい感謝です。見知らぬ土地へ来ているという寂しさも感じることなく、いつものブルベに参加している気持ちになりました。


27日06:56 紀伊半島1周へ向けてスタート

 ブリーフィングでは、試走がDNFに終わったという事もあってか、ルート上での大きな注意点はなかった。福岡、長野のブルベ主催者の方とともに、アメリカから来たドイツ人の方が紹介されたのだが、実はこの方とは最後の方まで行ったり来たりの関係となった。

 さて、いよいよ出発が近づく。

 「5分前ですが、どうぞ」とスタッフの方がGOサインを出す。

 と、言われても私はどっちへ走ったらいいか知らないんですけど・・・(^^: この公園からどうやって出て反対車線へ行くんだろうと、ずっと悩んでるんですよ。

 なので、何人かスタートした後に、ゆっくりと後について走り出す。

 さあ、紀伊半島一周だ。一体何が待っているのだろう。ワクワクしてきたぞ。



<その1>に続きます

 ←ランキング参加中です。よろしければクリックを!

にほんブログ村 自転車ブログへ←こちらも、よろしければもうひと押しを

コメント(15|Trackback()



   次ページ »