お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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●BRM927泉佐野600(紀伊半島1周) ※参加48人(完走39人 DNF9人)  DNS16人
●月日 08年9月27日(土) 午前7時スタート
●天気 27日:晴れときどき曇り 28日曇りときどき雨
●ルート 大阪府泉佐野市りんくう公園~海南~田辺~串本~熊野~尾鷲~紀伊長島~南伊勢~松坂~津~伊賀~天理~柏原~河内長野~りんくう公園

ルート地図

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<その1> スタート(泉佐野)~御坊(85km地点)
<その2> 御坊~PC1(田辺=120km地点)
<その3> PC1(田辺=120km地点)~周参見(160km地点)
<その4> 周参見(160km地点)~潮岬(200km地点)
<その5> 潮岬(200km地点)~PC3道の駅「紀伊長島まんぼう」(343km地点)
<その6> PC3道の駅「紀伊長島まんぼう」(343km地点)~松坂(415km地点)
<その7> 松坂(415km地点)~ゴール・泉佐野(600km地点)
エピローグ

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 今年のブルベ参加予定を考えた当初は、泉佐野600はSRになった後に、余裕があれば走ろうと思っていた。

 ところが、1月静岡200、2月埼玉300と順調に完走し、昨年よりは力がついたかなと思った矢先の3月青葉200で落車骨折。ブルベ初のDNFとなり、治療に3ヶ月ほどかかることになってしまった。

 4月の沼津400はエントリーできず、5月の青葉300からブルベを再開し何とか完走したものの、5月下旬の沼津600では雨に気力を奪われ無念のDNF。SRは厳しい状況になった。400さえ、まだ完走できていないのだ。

 そのため、厳しいコースだったが7月の宇都宮400を走り、SRへ夢を繋げた。

 残るは泉佐野600。だが、宇都宮から2ヶ月も空いてしまう。もう後がないし、万全の準備で臨みたい。そのためには、まず体をブルベに慣らしておかなくてはならない。行けるのは、千葉300か静岡400。どうせなら厳しいコースの方があとが楽になるかもしれないし、天竜のリベンジにもちょうど良いので、泉佐野600の2週間前に開催された静岡400を走った。予想以上の厳しいコースで時間との闘いとなったが、なんとか完走でき、自信もついた。ついでに新幹線輪行の予行演習もできた(^^:

 そして迎えた泉佐野600。事前の予習ではアップダウンはあるものの、長野600のような超級の峠があるわけではないので、何とかなるだろうと、実は少し甘い気持ちでいた。

 とんでもなかったッスよ(T_T)


26日10:24 新横浜へ自走中に・・・

 今回の遠征は新幹線で往復し、宿泊は前泊と後泊。神奈川まで帰れる時間にゴールできるわけはないので、両方とも泉佐野駅前のビジネスホテルをしっかり予約した(^^:

 掛川遠征の反省から、荷物はすべて宅急便で前日にホテルに送り、軽装で新横浜まで自走する。

 十日市場駅前を通過したとき、カツンカツンと音がする。どうしたのかと後輪を見れば、安全ピンが「ブスッ!」と豪快に刺さっていた。抜くしかないので抜くと、プシュー。おいおい、いきなりかよ。は~ぁ・・・

 ロードでは今年初めてのパンクだ。

 ところが、チューブ交換してエアを入れるのだが、なかなか入ってくれない。ポンピングの仕方が悪いのかな。1~2気圧ぐらいしか入らないぞ。明日は600kmを走るというのに。

 一旦帰宅するかとも思ったが、明日スタート会場へ行けば、フロアポンプぐらいはあるだろうし、新横浜まであと10kmもないので、そのまま走り出す。

 それでも自転車屋があればと、県道へ出て少し走ってみると幸いにもあった。空気入れは50円と有料だったが、背に腹は代えられない。変換アダプターを借りてプシュ。助かった。

 ん? ということはエアが入らなかったのはチューブのせいではなく、ポンプのせい? 買ったばかりなのにどうしてかな~? と少し悩むが、大阪に着くころにはすっかりポンプの不具合のことは忘れていた。

 実はこれがあとになって痛い思いをすることになるのだ。


26日12:41 新横浜駅


26日14:36 あっさり最後方3列席に座れた

 「のぞみ」は混んでいると思ったので、「ひかり」にしたためか、最後列をあっさりゲットできた。というか、ガラガラだった(^_^)

 チャーハン&シューマイ弁当を食べて寝ていたら、あっという間に新大阪到着。でも、ここからが遠かった。

 まず、御堂筋線までが遠い。歩いた歩いた。おまけに地下鉄へ下りる階段にエスカレーターはない。疲れるねぇ。

 御堂筋線に乗ると、高校生らしき集団に「なか、だれ?」と聞かれた。「は?」
 「だから、なか、だれや?」と輪行袋を指さす。これが大阪なんやね(^^: あはは、なかにおるんはチャリンコやで~!

 なんばでの南海への乗り換えも、遠い遠い。輪行袋が肩に食い込むよ(T_T)


26日16:22 南海電車南海線・ラピートβ車内。手前がスーツケース置き場

 切符を買うときに見た泉佐野駅までの道のりは、果てしなく遠かった。一番早く出発するのが特急だったので、疲れたこともあって500円払って全席指定の「ラピートβ」へ乗り込む。関東でいえばロマンスカーみたいなもんですな。

 おぉ、そう言えば南海電車には生まれて初めて乗ったぞ(^o^)/

 関空行きなのでスーツケースを置く場所があるのだが、自転車は入らなかった。全席指定なので後ろの席へ行くこともできず、自転車はデッキに立てかけたままにして、停車駅が近づくたびに様子を見にいった。

 この時間の特急はガラガラだったので、結果的に空いている席に突っ込んでいても良かったようだ。


26日17:02 泉佐野到着

 堺、岸和田と大阪を南へ下って下って、ようやく泉佐野到着。自宅からの距離は600km台。この距離を明日、走るんだ(◎_◎;)


26日18:27 りんくうタウン観覧車

 ホテルに貸し自転車があったので、夕食と明日の補給食などの買い物がてらスタート地点の下見に向かう。ロードには前カゴがついてないッスから(^^:

 りんくうタウン周辺はクルマがビュンビュン走って怖かったッスよ。それにどうやって反対車線に渡るんだろう。横断歩道がないし、歩道を走っていたら直進できないところもあったし、どうなってるんだ、ここは。アウトレットモールも巨大過ぎてワケが分からんぞ。

 ぐるぐる回ったが、結局ゴール地点の温室も確認できなかった。困ったな。きりぎりで帰ってきて、ゴール地点を見つけているうちに時間過ぎちゃったらどうしよう( ̄◇ ̄;)

 その夜は西武の優勝をニュースで見た後、早めに就寝。もちろん、ビアはいつも通りに、ですが(^^:

 でも、3時過ぎには目が覚めちゃったよ(^^:


27日05:48 ホテルからスタート会場へ自走

 同じホテルにもう1人ブルベライダーが泊まっていたようだったが、会うことはできなかった。

 輪行袋などいらない荷物をホテルに預け、ドロップバッグ用のサコッシュを背負って自走でスタート会場へ向かう。

 標識の「和歌山」「大阪」なんて表示を見ると、とんでもないところへ来た気がするなぁ。


27日05:55 地元ブルベライダーについてりんかい公園へ

 ちょうど前を地元らしきブルベライダーが走っていたので、付いていく。ひとりだったら、迷ってたな、きっと。


27日06:01 受付。weathermanさん(右端)がサプライズ参加

 受付を済ませると、weathermanさんが現れた。びっくりッス。ブログにも書いてなかったので、思わず「え~!?」と叫んでしまった。私が沼津600のリベンジに来たように、weathermanさんも宇都宮600のリベンジにやってきたのだ。SRへ燃えてます、weathermanさん。

 おいちゃんさんが体調不良でDNSとなり、関東の知り合いは誰もいないと思っていたので、weathermanさんの参加は心強かった。


27日06:02 遙かにスカイゲートブリッジ

 風が強く、少し寒い朝だった。

 おのぼりさんらしく、気持ちのいい風景をバックにあちこちで写真を撮る(^^:


27日06:35 ブリーフィング開始。海の向こうは関空

 いつもブログにコメントを頂いていたヒロさんと都古さんご夫妻にようやくお会いできたのだが、いきなり「ボトル忘れた」と大ボケをかまして、大変な様子だった。


27日06:45 ヒロさん、都古さん(中央)もボトルを調達してきて戦闘準備

 ひなともさんにもお会いできた。途中まで自走で来られたそうで、ぎりぎりの到着だったが、少しお話させて頂いた。気さくな方で楽しかったッス。

 地元のみなさんはネットを通しての知り合いなのだが、初めて会ったというのに暖かく迎えてもらい感謝です。見知らぬ土地へ来ているという寂しさも感じることなく、いつものブルベに参加している気持ちになりました。


27日06:56 紀伊半島1周へ向けてスタート

 ブリーフィングでは、試走がDNFに終わったという事もあってか、ルート上での大きな注意点はなかった。福岡、長野のブルベ主催者の方とともに、アメリカから来たドイツ人の方が紹介されたのだが、実はこの方とは最後の方まで行ったり来たりの関係となった。

 さて、いよいよ出発が近づく。

 「5分前ですが、どうぞ」とスタッフの方がGOサインを出す。

 と、言われても私はどっちへ走ったらいいか知らないんですけど・・・(^^: この公園からどうやって出て反対車線へ行くんだろうと、ずっと悩んでるんですよ。

 なので、何人かスタートした後に、ゆっくりと後について走り出す。

 さあ、紀伊半島一周だ。一体何が待っているのだろう。ワクワクしてきたぞ。



<その1>に続きます

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