生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1681 ・「主権者連合」へ結集を!――山本太郎さんや植草一秀氏らと連帯しましょう

2013-07-30 06:21:52 | 日記

おはようございます。
生き生き箕面通信1681(130730)をお届けします。

・「主権者連合」へ結集を!――山本太郎さんや植草一秀氏らと連帯しましょう

 植草一秀氏が「25% 運動」を提唱しています。「25%運動」を実らせることで、3年後には再び政権交代ができる、という呼びかけです。

 今回の参院選でもそうですが、投票率が有権者のほぼ半分、そして自公の得票率がそのほぼ半分という選挙実態が定着してきたように見えます。つまり、半分の半分ですから25%。自公政権は有権者のほぼ25%の得票で成立しているわけです。

 だから、「25%の結集」を呼びかけ、具体的には「主権者連合」を結成しよう。そのためには、まず市民による「主権者政策フォーラム」を立ち上げよう、と提唱しています。

 まだまだ、あきらめないぞ。あきらめたらおしまいだ。あきらめるのはまだ早い。あきらめなくても、展望はある。植草さんのブログ「知られざる真実」(7月 日発信)を、長くなりますが引用します。以下、引用――。

ある方が貴重な映像を紹介くださった。
HK & Les Saltimbanks
"On l?che rien"
http://goo.gl/2zvjyn

歌詞は「ウィンザー通信」様が提供くださっている。
歌詞を転載させていただく。

"On l?che rien" あきらめないぞ!

オレが住んでるスラムから、アンタが住んでる田舎の村まで
オレたちの現実は同じなんだ。そこらじゅうで反乱が起こりそうだ
この世界でオレたちのいる場所は無い。オレたちの顔じゃイイ仕事は見つけられない
オレたちは豪邸の生まれじゃない。親父でさえクレジットカードなんて持っていない

ホームレス、失業者、労働者、農民、移民、不法滞在者、
奴らはオレたちを分断した。奴らはうまくやっていた。
オレたちが連帯しないから、奴らは甘い汁を吸えたんだ
でも、オレたちは目覚める時がくる。そして、また奴らの首を落とすんだ

だからあきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめない!あきらめないぞ!

奴らは平等だと言っていた。オレたちはバカみたいに信じていた
『民主主義』?冗談じゃない!ホントかウソか見ればわかるよ。
投票用紙に価値はなく、株式市場の方が大事なのさ

ハッキリ言ってしまおう!オレたち、ハメられちまったんだよ!
人権なんて価値はなく、エアバスのセールスの方が大事なのさ
一言で言ってしまえば、もっと稼ぐためには魂まで売れってことさ
この国は堕ちた売春国家。世界の独裁者を客に取る
奴らのきれいごとは、もう信じない。政治家たちはウソつきだ

だからあきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめない!あきらめないぞ!

まったくバカげているぜ。平和の話?友愛の話?
ホームレスがのたれ死にし、移民たちが追われている時にする話か?
奴らは労働者にパン屑を放り投げた。労働者をなだめるために
この社会で大切な “財界のお偉方” に労働者がたてつかないようにさ
どれだけ奴らは守られているんだ。金持ちや権力者……
優遇されるのさ。社長が大統領と繋がりがあればね

同志のみんな、有権者のみなさん、忠実な消費者のみなさま、
さぁ、その時がやってきた!!
出直すときが来た!!
闘いあるかぎり希望がある。命あるかぎり蜂起する
闘っているかぎり倒れることはない。起き上がるかぎり引くことはない
勝利への執念がボクたちの血に流れている。いま、なぜ闘うのかわかるだろう?
理想はただの夢じゃない。さぁ、もう一つの世界をつくるんだ!

だからあきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめない!あきらめないぞ!

だからあきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめない!あきらめないぞ!

2009年9月に実現した政権交代。輝かしい金字塔も、敵の総攻撃によって木端微塵に破壊された。
破壊された廃墟に打ち立てられた安倍晋三政権。しかし、これ砂上の楼閣だ。
アベノミクスのメッキが剥がれれば、ほんとは怖いアベノリスクの地肌が露出する。

原発・憲法・TPP。そして、消費税、辺野古
さらに、シロアリにインフレ

恐ろしい時代がやってくる。
敵は私たち主権者をあきらめさせようと躍起だ。
ここであきらめてしまえば、敵の思うつぼ。

あきらめてはならない。為せば成る 為さねば成らぬ なにごとも成らぬは人の 為さぬなりけり

自公が日本政治を支配したが、日本政治で覇権を握る日本シリーズが国政選挙。
この国政選挙で3連勝すると政治権力を握ることができる。
2007年参院選、2009年衆院選で、小沢-鳩山ライン民主党が2連勝した。
小沢-鳩山ラインが政権を獲得した。日本シリーズに王手をかけた。

ところが、この第三戦直前に、小沢-鳩山民主党でクーデターが挙行された。裏切り者は菅直人氏だった。
菅氏が既得権益の側に寝返ったのだ。すべての崩壊は、この菅直人氏の裏切りから始まった。

小沢-鳩山民主党内部には、黒い人々が巣食っていた。
菅・渡部・藤井・仙谷・岡田・野田・前原・枝野・安住・玄葉の民主党悪徳10人衆だ。この悪徳10人衆が主導して、民主党内クーデターが挙行された。このために、主権者勢力による覇権確保が実現しなかった。悪徳10人衆は自民党とつながる既得権益派の人々である。

2010年参院選で菅直人民主党が大敗し、自民党が相対的に勝利した。その自民党が2010年参院選、2012年衆院選、2013年参院選と、国政選挙3連勝を実現したために、日本の政治権力が強奪されてしまった。

しかし、あきらめるのは早い。
2016年の衆参ダブルヘッダーとその次の参院選に3連勝すれば、政治権力を奪還することができる。
あきらめれば敵の思うつぼ。
あきらめてはいけない。

2012年総選挙、2013年参院選を分析すると、国会での絶対多数を確保した自公の与党だが、主権者全体の支持を得ているわけではない。主権者の半分が選挙に行っていない。

自公は選挙に行った有権者の半分の支持を得たが、選挙に行かなかった人も含めた主権者全体では、25%の支持しか得ていない。現行選挙制度の下では、主権者全体の25%以上の票を固めれば、国会を支配することができるわけだ。ハードルは決して高すぎない。

自公の既得権益勢力が結束を強め、主権者勢力が多党乱立で、バラバラであっては、勝負にならない。そして、主権者勢力が投票所に足を運ばないのでも、勝負にならない。この二つを是正するだけで、事態は一変する。

小沢一郎氏に対する人物破壊工作は熾烈を極めた。その後遺症がいまも、深く残されている。この不正で卑劣な政治謀略を許してよいわけがない。必ず、事態を逆転させることが必要である。

これが、本当の「親の仇(かたき)」である。主権者が結束して、親の仇を討たなければならない。

そこで、新たに提唱するのが「25%運動」だ。主権者の25%を覚醒させ、主権者の25%を連帯させる。
主権者の25%が一枚岩でまとまれば、日本の政治権力を奪還できるのだ。

「99%運動」と考え方は近い。しかし、99%を結束させるのは無理だから、結束の目標値を25%として、
政治刷新を目指す。

自公が敵だが、もうひとつの巨大な敵が存在する。それが、「民みん維新」だ。夏になるとミンミンゼミが泣き始めるが、参院選が終わり、民みん維新ゼミが鳴き始めている。橋下徹氏などは、代表を辞める気もないのに、パフォーマンスだけ演じる。マスメディアは、「民みん維新」党創設大賛成だ。

弱肉強食奨励度で言えば、民みん維新は、自公を上回っている。そして、「民みん維新」党の特徴は、完全なる対米隷属=対米従属である。

官僚支配打破を唱える勢力も存在するが、単なる見せかけ、パフォーマンスだ。橋下徹氏はこれまで、不誠実なパフォーマンスだけを繰り返してきた。メディアがまともなら、総スカンを喰らって、政界から追放されているころだ。ところが、メディアが狂っているから、橋下氏を生きながらえさせている。

消費税増税に初めは反対と言いながら、いまや完全推進派である。当初は原発再稼働反対を唱えながら、いまや完全推進派である。慰安婦制度が必要だったことは誰にでも分かると発言しながら、慰安婦制度が必要だったとは言っていないと言い張る。本当に、取るに足らない一政治屋に過ぎない。この橋下徹氏をいまだに報じ続けるメディアが堕落し切っているのだ。

反自公&反民みん維新の勢力が結集しなければならない。これが主権者勢力。主権者連合だ。

政党だけに任せていては、大同団結は実現しない。これからは、市民が主導しなければならない。25%の市民を糾合し、政治勢力における「主権者連合」実現を目指す。

そのために、市民による「主権者政策フォーラム」を立ち上げる必要がある。直ちに準備作業に取りかからねばならない。
以上、引用終わり。

 朝日新聞の本日7月30日朝刊に、山本太郎氏へのインタビューが掲載されています。「なぜ、国会議員に?」と問われて、「自分が社会から切り捨てられたと感じたから」と答えていました。「一部の人たちが自分の利害に結び付けていく政治がずっと作られてきた」、そういう社会から切り捨てられたことを実感したわけです。

 これからは、「原発だけではなく貧困や労働など『世の中おかしいよな』と思ってる人たちと、国民的な運動につなげていけるんじゃないかな」と、国民との連帯を強調しています。

 国民の連帯の可能性は、捨てたものじゃない。コツコツ、しこしこ、連帯を作っていきましょう。