いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

自転車でおいで。Just arrived in Singapore

2007年05月07日 21時21分54秒 | インド・3回目・シンガポール
- - じてんしゃでおいでよ
   ぼくのいえはすぐそこだよ
    とうふ屋のかどから四軒め - -

『自転車でおいで』、矢野顕子、詩は糸井重里。




国立歴史博物館の日本占領時代の最初の展示が、これ。

これには、度肝を抜かれた。 そうだ、”われわれ”は、自転車で来たのだ

もちろんこれらの自転車はわれらが帝国陸軍が実際に使ったチャリではないのだろう。でも、この歴史博物館では禁じ手ともいえる展示は非常に印象的。 プリンスオブウエールズを撃沈した国の兵隊がチャリで快進撃してくるとは大英帝国の軍人さんや毛唐さんを神様だと思って追従してきたChineseたちやIndianたちはおどろいたであろうことを想像するに、考えるところ多し。 日帝陸軍、神出鬼没である。



いつだって、 ぷろぱがんだ。 頭の  を見逃さないように。

ちなみに、展示にもはっきり、 propaganda という認識・説明で、汎日朝日の偉業が紹介されている。

汎日朝日は処刑だ



でも、ちょっと、待って欲しい

軍部の圧力があったのだ!

50年後、new若宮は、「あの当時、2007年には、北京・ワシントンの圧力があったのだ! 北京・ワシントンの圧力のせいで、純白な高校球児の特待生・裏金問題が見えなかったのだ!」と抗弁していることだろう。

だが、ちょっと、待って欲しい

朝日はただ、純粋青年の行進が好きなだけなのだ。 商売になるのだ。

 
滅亡狂想曲

そこには共通の びずねすもでる があるのだ。すなはち、朝日をはじめとする近代大手新聞社は戦争で発行部数を伸ばした。 特に「15年戦争」で。軍隊は日本国内各地方で部隊化され中国だの南方だのに出征する。つまりは郷土の部隊だ。 あの部隊はどこそこを占領した。この部隊は玉砕した。仙台の部隊は快進撃だ!、札幌の部隊はアッツ島で玉砕した!。なんとか少尉は千人切りした軍人の鏡だ!、なんとか二等兵は戦争がいやになって仙人になった国賊だ!などと報道するのである。息子や夫を戦地に送っている家族は必死に消息を知ろうとするから新聞を購読する。郷土の部隊の消息を知り、応援するために。

日帝壊滅。帝国陸海軍消滅。 すんぶんはどうすたか?

郷土の球児を応援しませう! という 戦後びずねすもでる に乗り換えたのである。それが、毎日と朝日が主催だか後援する春夏甲子園高校野球に他ならない。

見え透いた 話すだべさ。





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