▼ 日本語検定試験; 番外
解釈しなさい;
「留守隊で手を焼いている。そいつは、腕力があって、地方で、よくない商売をしていた」
参考: "そいつ"のせりふ(下線部);
「入隊するまで、何をしていた?」と私が大宮にきいたのは、夜、消灯になってからであった。
「上等兵殿は、東京ですか?」
「そうだ」
「新宿から、四谷見附まで、露店が出ていたのを覚えてますか?」
「覚えているよ」
「新宿の親分の命令を受けて、その露店のショバ代を徴発して歩くのが、自分の商売だったのです。親分の用心棒をかねて」
以上、出典は、有馬頼義、『兵隊やくざ -貴三郎一代-』
* おこたい;