いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

(無題)

2013年05月29日 20時36分06秒 | その他

▼ 日本語検定試験; 番外

解釈しなさい;

「留守隊で手を焼いている。そいつは、腕力があって、地方で、よくない商売をしていた」

参考: "そいつ"のせりふ(下線部);

「入隊するまで、何をしていた?」と私が大宮にきいたのは、夜、消灯になってからであった。

「上等兵殿は、東京ですか?」

「そうだ」

「新宿から、四谷見附まで、露店が出ていたのを覚えてますか?」

「覚えているよ」

「新宿の親分の命令を受けて、その露店のショバ代を徴発して歩くのが、自分の商売だったのです。親分の用心棒をかねて」

以上、出典は、有馬頼義、『兵隊やくざ -貴三郎一代-』

* おこたい;

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