いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

シャージャハナバードねこ

2007年10月18日 21時23分17秒 | インド・2・4・5回目


シャージャハナバード猫。

シャージャハナバードとは、このオールドデリーのムガル朝時代の呼び名。バイクのナンバーの「DL」はDelhi=デリーを示す。

おいらにとって、インド訪問4回目にして、3匹目の猫。

この猫はペルシア猫にあらず。 なぜ、あえてペルシアに言及するか? それは、ムガル帝・シャージャハナバードはペルシア系イスラム文明の影響圏なりし所以。

すべてのぬっぽん猫、そして地球上のすべての家猫は、その縁起をリビヤ山猫に求むるところが現代の遺伝子生物学の成果なり。 つまりは、少なからずのぬっぽん猫の先祖はこのデリーにわらじを脱いでしばし休んだのに、かの列島を目指したと空想することこそ愉快なり・