いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

仙台参り2006 ①

2006年09月25日 19時18分22秒 | 仙台・竹雀・政宗
年に一度は行きたい仙台参り。今年は宮城県北部・岩出山、鳴子そして帰りぎわに石巻・亘理に行きました。



【岩出山・有備館】岩出山は政宗が仙台に移る前の居城。日本にあまたある「小京都」のひとつ。江戸期は分家の岩出山伊達家が統治。京都の冷泉家からお嫁さんをもらったり優雅な街。そんな街の藩校。冷泉当主の和歌の展示あり。庭が大きくきれい。この岩出山伊達家は戊辰戦争のあと蝦夷の当別に移住。その顛末の展示もあった。



【大崎の復活】
ちょうど稲刈り直前の時期らしく、黄金の稲が果てしなく広がっていた。この肥沃な土地の米が仙台伊達家の力の源泉。江戸期のある時期は江戸で消費される米の大半が仙台産だったらしい。今回の仙台参りの5年前以上の地図を参照して、かつたいして予習もせず、行った。すると、古川市もなければ岩出山町さらには鳴子町もなくなっていた。できたのが 大崎市。おお!。去年・今年は市町村の合併もめずらしくないので、そうかと思ったが、大崎市とは。大崎とは伊達氏躍進のまえに「消滅」した中世からの名門武家。



【鳴子温泉】
 鳴子温泉に泊まる。硫黄くさいのが特徴。



【石巻 サンファンバウティスタ号】
翌日は石巻に行って、前から見たかった、復元船サンファンバウティスタ号を見に行く。



【野蒜築港跡】
つくばに向かって南下。野蒜(のびる)築港跡に行く。野蒜築港跡は明治維新のあとすぐに大久保利通の決定で貿易港と産業地域をこの松島北部の野蒜に作ろうとした。が結局失敗。維新敗北後も運が悪いのがとーほぐ、仙台。



【はらこめし】
さらに南下して、亘理ではらこめし食べて、帰った。