戦前は、「口減らし」と言って
貧しい家庭では子供を奉公に出したりしていました。
戦後も、1970年代半ばぐらいまでは
集団就職で多くの中卒の子供たちが地方から出て来たりしてました。
もちろん小学生にもなれば
家のお手伝いをさせられていました。
子供はもともと働き者ですね。
核家族の増加や、電化製品の発達によりライフスタイルが変化してきました。
仕方がないことですが、最も大切な時期である
10代後半から20代前半に多くの若者は
怠け癖を付けやすい環境になってしまいました。
高校や大学が形骸化してしまったからです。
それでも1990年代半ばぐらいまでは何とかなっていましたが
バブル経済の崩壊以後、労働環境も徐々に変化を余儀なくされ
いわゆる「格差社会」が現在進行形で行われています。
今大切なことはヒューマンスキルやメンタル力ですが
職業倫理や精神力の低下が働けない原因になっているようです。
こう言うことは、子供の時からの積み重ねが大切ですね。
物質的に豊かになる程に、精神力を高めないと
生きずらい時代かも知れませんね。