戦前は8割以上は農家でした。
戦後の農業化から工業化への移行により
村社会や三世帯同居などのコミニュティは崩壊しました。
会社勤めや核家族の増加は
会社コミニュティや新しい家族コミニュティを形成して行きました。
戦後30年を経過すると物質的に豊かな社会になりましたが
その頃から、核家族も崩壊が始まりました。
それでも戦後45年ぐらいまでのバブル経済興隆までは
旧来の会社や家庭のコミニュティは機能していましたが
バブル経済崩壊と共に
大企業であっても、会社そのものの存続が危ぶまれるようになり
この25年程、リストラ・吸収合併などが常態化する社会になりました。
離婚や自殺も増加しました。
それでも、人は独りでは生きて行けないので
新しいコミニュティの形の模索が始まっています。
ネットワーク社会やシェアリングエコノミーなどですね。
個を尊重しながらも、相互扶助の関係を結ぶ
つながりながらも縛られない
新しいコミニュティが構築されています。
世の中は捨てたもんじゃないですね。