権力者におもねる、御用学者は
自分が学んできた学問や世界観に執着してしまい
新しいパラダイムを認めないものです。
たとえば天動説や病原菌の発見や相対性理論・・・などです。
それまでは地球を中心に太陽が回っているとか
病気は悪霊が取りついたからだとか
宇宙は均一で同じ時間を共有しているとか・・・
それまでは正しいと思われたことが
新しい視点を持つ人の出現によって
変わってくることが学問の世界には多いものです。
ところがそれまで古い考えで権力や権威を持ってしまった
御用学者は学問の発展や進歩ということよりも
自分の立場を守るために
新しい視点を持つ人をつぶしにかかるのも
歴史の常であることですね。
怖い事には、さも正しいように、善であるかのように
つぶしにかかるのも人間の性かも知れません。
政治家だけでなく、学者の世界でも
こういうことがあることがあります。
特に大きく国自体のパラダイム転換期には
混乱と破壊と創造が起こります。
今現在が、大きなパラダイム転換期であることは
間違いありません。