Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

震度7

2016年04月15日 23時40分31秒 | Weblog
 昨日から風邪で寝込んでる。
 なんかドン!と揺れた気がして飛び起きた。一瞬だけですぐ収まってほっとする。人が寝込んでるときに地震なんて、嫌だわ~と思ってたら…
 熊本で震度7だったとは‼
 余震が続いて大変な状況。早く落ち着いて、元の生活に戻れますように…
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モザイクが^^;

2016年04月12日 23時38分01秒 | テレビ

 なんだかもう、ずいぶん前のことみたいな気がするけど
 フィギュアスケート・世界選手権2016の「全種目・全滑走」放送が、J SPORTS4で始まった。Live Streamingで見たものを、詳しい解説付きでじっくり見られる。全員だから、ショートからフリーに進めなかった選手も全部
 今日はアイスダンスのショートダンスとフリーダンスが放送された。ルールとか採点基準、必須要素などをよく知らないで見てたので、ジャッジスコアと見比べながら解説を聞くと、なるほど~と思う。
 自分が書いたブログもチェックして、解説の人が言ってたのと同じようなことを書いてた部分があると、ちょっと嬉しい
 村元哉中/クリス・リード組について、解説の滝野薫さんがめっちゃ熱く語っていた。「神様がシナリオを書いたような」「キャシー・リード選手の引退、(村元選手のアイスダンス転向後最初のパートナー)野口博一選手の引退と、タイミングが合って」「奇跡のような」・・・
 関係者の間では、このカップルの結成と今季の成長、活躍が本当に感激をもって受け止められているらしい。海外でも高く評価されていて、四大陸選手権の競技後のラウンドテーブルディスカッションで「選曲と振付が素晴らしい」と言われたとか。
 そんな内輪のエピソードのほか、インタビューも充実している。ロシアの選手(カツァラポフとか)も、流暢な英語で応じてくれる。インタビュアーがフランス語も話せる人なので、フランス語のほうが得意な選手にはフランス語で対応、マルコ・ファブリ(イタリア)が英語からフランス語に切り替えていた。パートナーのシャルレーヌ・ギニャールがフランス出身だから、けっこう得意なのかな。

 残念なことに、今日は放送中に画面がときどきモザイク状になってしまい 天候の影響なのか 地上じゃなくて、上空の雲とか?
 上位選手の素晴らしい演技の真っ最中だったんで、再放送で録画し直したい。そのときに完璧な画面になるとは限らないけど(また天候の影響があったりして)、、、覚えていられるかな

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クロ現で浅田真央

2016年04月11日 21時16分31秒 | テレビ

 “クロ現”ことNHK「クローズアップ現代」、キャスターの国谷裕子さんが降板。新しくなった「クローズアップ現代+」は、女性アナ7人が交代でキャスターを務める。
 今夜は「浅田真央 笑顔の理由」。昨夜の「サンデースポーツ」で杉浦アナが予告していて、「初めての放送がんばります」とか言っていた
 ミッツ・マングローブも登場するらしい。どんな話が聞けるか、もちろん録画予約

<追記>
 振付師のローリー・ニコルが、「まばたき」までこだわるとは
 「蝶々夫人」の動き出しで、顔を横に向ける。愛する人を待ちわびる心を表現する部分で、「マオは2回まばたきする。そこで現実に引き戻されてしまう」。ローリーがじっと目を見開いたまま動いて見せると、なるほど!と思う。
 若いうちから高難度のジャンプが求められる時代、25歳の年齢で活躍できている浅田真央はロールモデルだと語るアメリカの記者。シニアに上がってすぐ世界のトップに駆け上がって、短期間で燃え尽きてしまいそうな選手が多くなっている昨今、貴重な存在だ。
 もう、みんなが求めているものに応えようとしなくていい、自分の好きなように滑っちゃえ!とけしかける(?!)ミッツ・マングローブは、貫き通す強さを「男らしい」と評する。
 しっかり手ごたえを掴んで、笑顔でシーズンを終えた。今後はオリンピックを目標にしつつ、目の前のことを一つずつ、というのも、浅田真央らしい。見ている私たちも、また、一つずつ、かな

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「情熱大陸」に羽生結弦

2016年04月10日 22時58分15秒 | テレビ

 前から情報はいただいてたんだけど、今夜このあと放送
 TBS「情熱大陸」、ふだんはあまり見てないけど、テーマ音楽が有名だったりして
 900回記念に羽生結弦が登場する。録画予約OK

<追記>
 この番組が始まったとき、彼はまだ3歳 そんなに長くやってる番組だったんだ~。
 アイスショーの控え室(「採暖室」って名前!)で、織田信成や宇野昌磨ときゃぴきゃぴしているときのリラックスした表情。ショーといえども全力で滑るのは、それ自体が練習でもあるから。
 しかし、左足の怪我は取材中からだった。トップシークレットとして漏れることなく、世界選手権終了後に明らかになった。
 取材陣はそんな状態の羽生に密着していて、世界王者奪還が相当厳しいとわかっていたんだろうと思う。900回記念にハッピーエンドな内容にならないことも、覚悟してたかも。
 「自分は弱い。強ければ周りがどうであっても平気。弱いから遮断しないとできない」。普通なら、もっと年数をかけて達成していく実績を、あまりに短期間に、若いうちに達成してしまった。内面と称号の間に、実は厳然と距離がある。それを懸命に縮めていこうと、いつも必死。
 ・・・なんて深読みしちゃいました・・・
 日本男子3枠を取り戻したことだし、2016/2017シーズンは、落ち着いて段階を踏みながら最終的に世界選手権でベストを出せるといいと思う。
 

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潔く、一発勝負

2016年04月10日 22時44分59秒 | スポーツ

 リオデジャネイロ五輪選考会を兼ねた水泳の日本選手権が終わった。ドラマたくさん
 昨年の世界水泳金メダルで内定を決めていた渡部香生子や瀬戸大也が、本命視されていた種目で代表を逃す。5回連続出場なるか?と注目された北島康介は、わずかに及ばず。
 中学生や高校生が大活躍する一方で、20代後半から30歳近い年齢で初の五輪出場を勝ち取った選手も。
 個人としては派遣標準記録に届かなくても、上位4人の合計でリレーの派遣標準記録を突破して、4人で大喜びする場面もあった。
 派遣標準記録突破は、決勝でなければならない。予選や準決勝で突破できても、オリンピック本番の緊張する場面で力を出し切れるかを測るには、「決勝で」という条件が必要。水泳連盟はそう決めているのだ。
 シドニー五輪選考をめぐって、千葉すず選手がスポーツ仲裁裁判所に訴えたことがあったが、今、中学生から大ベテランまで、例外なく全く同じ条件で戦う。潔い
 敗れて引退を決めた北島康介も、後輩たちと同じ土俵、同じレベルで最後まで戦えたことで、清々しい引退になったと思う。
 こんなに厳しい選考会を勝ち抜いた選手たち、自信と誇りを持って、行け~~~

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16人でシンクロ

2016年04月10日 00時42分19秒 | スポーツ

 世界シンクロナイズドスケーティング選手権2016がブダペストで開催中
 1チーム16人で、いっせいに滑るフィギュアスケート。全員で肩を組んで1列になったり、2人ずつでいろいろやったり、3人が1人を持ち上げるリフトしたり、いっせいにステップやツイズルしたり、、、8人対8人で交差するのが一番迫力かな?
 今、フリーの競技中。このあと日本チームも登場。昨年の12位を上回れるか
 こちらでLive Streamingが見られる。みんな頑張れ~~~

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男子もカーリング

2016年04月09日 21時28分39秒 | スポーツ

 はらはらドキドキの全日本水泳選手権を見てたら、放送の最後にお知らせがあった。
 世界男子カーリング選手権2016、日本チームが初めて決勝トーナメントに進んで、1回戦日本vsアメリカをBS1で生中継。
 勝てば準決勝!頑張れ~\(^o^)/

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放送時間お引越し

2016年04月09日 15時14分23秒 | テレビ

 BSフジで月1回放送されている「フィギュアスケートTV!」。日曜の午後放送だったが、今月から土曜の夜にお引越しだそうな
 「BSフジスポーツセレクション」内での放送になるようだ。第2(土) 23:00~23:55、放送日が固定になってちょっとわかりやすくなる。
 もっとも、月1回ってレコーダーの毎回録画機能は使えないか 月が変わったら「来週は放送がある」と思い出せれば間に合う
 とりあえず、今夜の分を録画予約

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愛ちゃんの彼氏

2016年04月07日 02時37分06秒 | 

 「福原愛が結婚するって、ネットで騒いでるよ」とつれあいが言う。
 「またまた~、それなら羽生結弦だって婚約したことになっちゃうじゃん」と返すと、「週刊文春がリオ五輪の後に結婚するって書いてるんだって」。マジか
 と、首を傾げつつ夕飯の支度して、食べてからネットを見てみたら、「福原愛、交際を認める」。へぇ~~~
 お相手は、台湾の卓球選手・江宏傑(CHIANG Hung-Chieh)。2月の世界卓球にも出場していて、台湾男子チームは1次リーグ・グループAで5位、ベスト16の決勝トーナメントには進めなかった。2014年大会では銅メダルだったが、このときも出場している。
 チームのエース格というわけじゃないけど、個人戦の2015年大会も出場しているから、代表チームに定着しているようだ。同い年だし、中国語でコミュニケーションできるし、つりあいは取れてるかな
 遠距離恋愛は大変だと思うけど^^; どうなるのか、見守りたい
 

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騎士に月

2016年04月06日 23時51分00秒 | Weblog

 騎士・・・ないと
 月・・・るな

 水泳全日本選手権で活躍している選手たちの名前。江原騎士が「えはら ないと」、今井月が「いまい るな」と読むらしい。
 イマドキのキラキラネーム

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プールサイドに河童

2016年04月06日 12時12分40秒 | スポーツ

 その名は「ぱちゃぽ」。
 

 リオデジャネイロ五輪選手選考会を兼ねた、水泳全日本選手権。派遣標準記録の黄色い線、日本新記録の赤い線が、NHKの画面上で選手を追いかける(選手のほうが追いかける場合も)。
 派遣標準記録を突破した上で2位以内に入れば、自動的にオリンピック派遣が決まる。基本、一発勝負の大一番だ。(記録を突破した選手が一人もいない場合はどうするのかわからないけど、1位の選手くらいは選考される可能性あるのかな? 選手としてはあてにできないから、記録突破に必死
 「ぱちゃぽ」は、福岡で開催された2001年世界水泳の大会マスコットとして作られ、その後、日本水泳連盟の公式マスコットになったそうな。ぬいぐるみとかストラップとか、LINEスタンプなんかの公式グッズもあるらしい
 0.06秒差で記録を突破、喜びのあまりうわんうわん泣いてた池江璃花子。北島康介は突破できず「言葉にならない」。最終日の10日(日)まで、どんなドラマがあるのか。
 みんな頑張れ~
 

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北海道土産

2016年04月04日 23時48分27秒 | Weblog

 マルセイバターケーキ。頂き物だそうな。ときどき生協のカタログに載ったりするんだけど、食べたことなかった。シンプルで優しい味
 こちらは自分で買ったそうな。
 
 拡大してよく見ていただくと、赤い字で「北菓楼」と店名がプリントされているのが見える。これは「ほっかろう」ではなく「きたかろう」と読むのだと、この間テレビで(たしか「ぴったんこカンカン」)やっていた。
 バターケーキの箱に“お菓子は大地の恵みです”。うん、確かに

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世界選手権2016女子フリー

2016年04月03日 15時07分49秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2016女子フリージャッジスコア)。

<G1>
1 ヴィヴェカ・リンドフォース(フィンランド) SP:50.18(23) FS:102.75(16) 合計:152.93(20)
 「エビータ」より「Don't cry for me Argentina」♪ 紫。しっかりしたスケーティングで、冒頭のトウ・トウ3-3、ルッツ・トウ(片手上げ)3-2を決める。ダブルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウも入り、ルッツが1本2回転になった以外は予定通り跳べた。
 ステップはもう少しスピードがあるといいかな 


2 趙子荃(Ziquan ZHAO)(中国) SP:52.80(21) FS:86.87(23) 合計:139.67(23)
 「The Impossible Dream」♪ 紫系。すらっとした長身を伸び伸び使って、まず3回転ルッツ。ダブルアクセル+3回転トウループは片手をついてしまった。後半トウ・トウ3-2、ループ・トウ・ループ3-2-1など。決まると見栄えがするジャンプ。
 ビールマンスピンで、片手はエッジ、片手は足首に添えてホールド、なかなかきれい。あまり得点が伸びなかったのは、回転不足か。


3 パク・ソヨン(韓国) SP:52.27(22) FS:101.97(18) 合計:154.24(18)
 「ロミオとジュリエット」♪ パステルピンク。しっかりエッジにのって、3回転ルッツ、ダブルアクセル+3回転トウループと決めていく。後半にサルコウ・トウ・ループ3-2-2、ダブルアクセル+3回転トウループをもう一度。軽くステップアウトしたフリップとサルコウ以外ミスはなかった。
 滑らかに動くステップ、基本に忠実できれいな姿勢のスピン、最後は柔軟性を生かしたI字スピン。

4 ニキ・ヴォリーズ(オランダ) SP:49.86(24) FS:91.01(21) 合計:140.87(22)
 「レ・ミゼラブル」♪ 赤。3-3ジャンプはないが、フリップ・トウ3-2、ルッツ・トウ3-2、1回転ループをはさむ3連続など頑張る。1つ転倒。
 「オン・マイ・オウン」のボーカルでステップからコレオシークエンス、スパイラルで盛り上げた。ベスト更新で笑顔。

5 アナスタシア・ガルスティアン(アルメニア) SP:53.24(20) FS:82.83(24) 合計:136.07(24)
 「Two Guitars」♪ 黒のフリンジスカート。冒頭のルッツで転倒したが、フリップ・トウ3-3を決める。ループが1回転にパンク だんだん速くなるパートのステップや、またゆっくりになるパートの緩急など、上手に見せている。後半のルッツを慎重に決め、フリップ・トウ・ループ3-2-2が入った。脚を前に高く上げたスパイラル、回転の速いパールスピンで盛り上げた。

6 アンナ・クニチェンコワ(ウクライナ) SP:53.86(19) FS:100.16(20) 合計:154.02(19)
 「エクソジェネシス交響曲第3部」♪ ピンクベージュ。3回転ループ、フリップ・トウ3-2を決め、ダブルアクセル+1回転ループ+3回転アクセルはステップアウト。衣装の飾りが取れたのをフェンスの外に放って演技を続け、ルッツ・トウ3-2を決めて拍手。
 スパイラルをつなげたコレオ、後半にルッツやループを決め、ヘアカッターのレイバックスピン。今ある力は出し切れた。
 取れた飾りが氷の上に落ちることはなかったが、やはり減点はされてしまった

<G2>
7 アレイン・シャルトラン(カナダ) SP:55.67(17) FS:102.15(17) 合計:157.82(17)
 「風と共に去りぬ」♪ ワインカラー。物語の始まりらしく豪快に滑り出し、ルッツ・トウ3-3、3回転フリップと下りる。ダブルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウで手をつき、単独ルッツで転倒。丁寧に音を拾うステップ、ヘアカッタースピンなどで魅せた。

8 ニコル・ライチョヴァ(スロバキア) SP:56.56(15) FS:116.49(13) 合計:173.05(13)
 「ドクトル・ジバゴ」♪ 水色。最初のルッツが2回転になってしまったが、その後は3回転フリップ、ループ・トウ・ループ3-2-2、後半のルッツ・ループ3-2、ループ・トウ3-2とどのジャンプもクリーン。ドラマのクライマックスを演じるコレオシークエンスから、ダブルアクセルが決まって喝采。終わった瞬間、頬を押さえて喜んだ。
 どの瞬間もきれいな姿勢を保とうとする意識がいいと思う。ベスト更新に笑顔はじける。

9 エイミー・リン(台湾) SP:57.50(14) FS:89.05(22) 合計:146.55(21)
 「ブエノスアイレルのマリア」より「私はマリア」♪ 黒、髪に赤い花。きりっと振り向いた姿勢で位置につく。3回転ルッツで転倒、起き上がるのに時間がかかってしまった。しかし次のルッツ・トウ3-2を決めて拍手、ダブルアクセル+3回転トウループも頑張る。後半アクセルがシングルになったり、サルコウで転倒。
 情熱的なボーカルにのって緩急をつけたステップはとても音楽的でカッコいい。自己最高だった四大陸の再現とはいかず、泣きそうな顔だったが、これも経験

10 チェ・ダビン(韓国) SP:56.02(16) FS:103.90(15) 合計:159.92(14)
 「レ・ミゼラブル」♪ 黒系。端正なスケーティング。最初の3回転ルッツは着氷で体重が後ろにかかったがこらえる。ダブルアクセル+3回転トウループ、ルッツ・トウ・トウ3-3-2など、終わってみればジャンプにミスなし。
 ジュニアにはないコレオシークエンスはスパイラルを組み合わせた。ノーミスと思ったが、回転不足があったか。

11 アンゲリーナ・クフヴァルスカ(ラトビア) SP:54.78(18) FS:104.21(14) 合計:158.99(15)
 「ロクサーヌのタンゴ」「(「ロミオとジュリエット」より)愛のテーマ」♪ 黒の透ける生地で。妖艶な仕草から滑り出し、3回転ループ、サルコウ・トウ3-3と決める。後半にダブルアクセル+3回転トウループも入ったが、今日はルッツに苦心していて、2本ともミスになった。
 タンゴらしいきびきびしたステップ。ジャンプの出来だけが口惜しい涙。

12 ロベルタ・ロデギエロ(イタリア) SP:57.90(13) FS:100.51(19) 合計:158.41(16)
 「エビータ」♪ ワインカラーにストーン。冒頭のルッツはステップアウトしたが、3回転フリップ、3回転サルコウからダブルアクセルのシークエンスと決める。後半ループがパンク。
 コンビネーションが2つになってしまったので、ちょっと得点は厳しい。きちんとしたスピンの姿勢などはよかった。

<G3>
13 長洲未来(アメリカ) SP:65.74(10) FS:120.91(11) 合計:186.65(10)
 「華麗なるギャツビー」♪ シャンパンベージュの20年代風。大声援の中、にっこり笑顔でポーズ。フリップ・トウ・トウ3-3-2を下りた! ルッツは両足着氷? 長い美しいスパイラルに拍手、ダブルアクセル+3回転トウループも決まる。
 チャールストンで手拍子をもらいながらのステップ。深いレイバック姿勢のスピンにも拍手。
 ポリーナ・エドマンズの怪我で急遽出場となった大会、よく頑張った

14 浅田真央 SP:65.87(9) FS:134.43(7) 合計:200.30(7)
 「蝶々夫人」プッチーニ♪ 藤色の袖が揺れる。トリプルアクセル、跳んだ!(ちょっと両足かも^^;) フリップ・ループ3-3 フリップ・ループ・ループ(片手上げ)3-2-2も決まる。
 ストローク一蹴り、腕や肩や視線の動き一つ一つが、アリアと呼応して息をしている。スパイラルの美しさ、クライマックスのステップの洗練されていること・・・この滑りを見せるために戻ってきてくれた・・・
 「とにかく滑れてよかった」と呟くキス&クライ。回転不足などで技術点は下がったけど、得点も順位も関係なく、この演技は誇り。

15 エリザベト・トゥルシンバエワ(カザフスタン) SP:61.63(12) FS:121.99(10) 合計:183.62(12)
 「愛のイエントル」より「Papa Can You Hear Me?」♪ ラベンダー色。ルッツ・トウ・ループ(片手上げ)3-2-2、3回転ルッツ、後半サルコウ・トウ3-3、最後のジャンプにダブルアクセル+3回転トウループ
 ボーカルでしっとりと滑り、しなやかによく体を動かしてステップ。フリップの転倒以外ミスなく、自己ベスト更新。


16 本郷理華 SP:69.89(7) FS:129.26(8) 合計:199.15(8)
 「リバーダンス」♪ 深緑の胸元にストーンが光る。大きく一歩を踏み出し、フリップ・トウ3-3、3回転サルコウ、3回転ルッツと下りるたびに歓声。手拍子といっしょに踏んでいくステップは、リバーダンスそのもの。ダブルアクセル+3回転トウループ+片手上げ2回転トウループ、さらにループとフリップ。会場全体を巻き込んでいくコレオシークエンス
 ずっと笑顔を振りまきながら滑っていた。活力いっぱいの演技ができてよかった

17 李子君(Zijun LI)(中国) SP:65.39(11) FS:119.13(12) 合計:184.52(11)
 「アーティスト」♪ 黒スカートにストーンと羽で飾る。愛らしい仕草から始まり、ダブルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウ、ダブルアクセル+3回転トウループと決める。後半のフリップ・トウ3-2など、ジャンプはほぼミスなし。
 細い手足のスパイラル、アップテンポのステップは楽しげにコミカルな味も。もうちょっと会場が盛り上ってもよかったかな~

18 ガブリエル・デールマン(カナダ) SP:67.38(8) FS:128.30(9) 合計:195.68(9)
 「ブエノスアイレルのマリア」より「マリアのテーマ」「私はマリア」♪ ブルー。トウ・トウ3-3を鮮やかに下り、ルッツやフリップでちょっと手をついたが着氷。後半ルッツ・トウ3-2やサルコウ・トウ・ループ3-2-2も入る。
 大きなスパイラルやイーグルのコレオ、速いタンゴのリズムで激しさと勢いのあるステップ。最後は大きなスプリットジャンプで締めくくった。
 ショートプログラムに続いて素晴らしい演技、顔を覆って喜ぶ。自己ベスト大幅更新に感激

<G4>
19 エレーナ・ラジオノワ(ロシア) SP:71.70(5) FS:138.11(5) 合計:209.81(6)
 「タイタニック」♪ 緑とピンクにリボン。いつものように勢いよくスピードにのって、ルッツ・トウ3-3から次々ジャンプを決める。ループ・ループ・サルコウ3-1-3も入り、ジャンプはどれもきちんと。
 映画のセリフを使いながら、ドラマチックに演じる。いつもこの選手は力いっぱい

20 エフゲニア・メドヴェージェワ(ロシア) SP:73.76(3) FS:150.10(1) 合計:223.86(1)
 「ウォリスとエドワード~英国王冠をかけた恋~」♪ ブルーグレー。声援が止まらない中、耳をふさぐ最初のポーズ。今日もよく伸びるスケートで、フリップ(片手上げ)・トウ3-3、ルッツ、ダブルアクセル+2回転トウループ+2回転ループ(全部片手上げ)など、完璧
 長い手足を活かしながら、一蹴りをよく伸ばして、スピード感のあるスケート。今日もよくできました ちなみに、合計7回片手を上げて跳んだ。
 キム・ヨナの記録を0.04上回って、女子フリーの歴代最高得点 圧倒的な得点でトップに立つ。

21 宮原知子 SP:70.72(6) FS:139.89(3) 合計:210.61(5)
 「ため息」リスト♪ 乙女心のピンク。何度も肩を上下させて、緊張をほぐして位置につく。ルッツ・トウ・ループ(両手上げ)決まった フリップ、ルッツ、後半2つのダブルアクセル+3回転トウループ、全てのジャンプをなめらかに決めていく。
 恋しい想いに揺れる気持ちを表すようなステップ、遠くに送る口づけ、美しいスパイラル。自己ベスト更新はならなかったが、今季を締めくくるに相応しい演技

 宮原がこの時点でラジオノワを上回って2位につけ、5位以内を確定。浅田真央の7位以内と合わせて、日本の3枠確保が決まった。

22 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) SP:73.98(2) FS:139.71(4) 合計:213.69(3)
 「シェヘラザード」リムスキー=コルサコフ♪ ターコイズブルー。ルッツ・トウ3-3、ループ・ループ・サルコウ3-1-3、後半ループ・トウ(片手上げ)3-2、ジャンプは全て下りた 着氷後の流れとスケーティングが見事に溶け合って、雄大なシェヘラザードになっている。
 会心の出来に頭を抱えて喜ぶ。自己ベスト更新とトップには届かず。

23 グレイシー・ゴールド(アメリカ) SP:76.43(1) FS:134.86(6) 合計:211.29(4)
 「火の鳥」♪ 燃える赤。地元アメリカの最後の期待を担う一人。ルッツ・トウ3-3はほぼ下りてたのに、仰向けになって両手で支える形になってしまった 鳥がちょんちょんと歩いているような、可愛らしい仕草が織り込まれたステップ。後半ダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループ! ルッツが2回転になったが、再生する命のエネルギーに溢れたコレオシークエンスで沸き返る。
 この時点で3位。メダル獲得なるか

24 アシュリー・ワグナー(アメリカ) SP:73.16(4) FS:142.23(2) 合計:215.39(2)
 「ムーラン・ルージュ」♪ 白にゴールド。大会最後を飾る滑走を、地元の選手が期待を背負って。ダブルアクセルがまず決まって会場に火がつく。フリップ・トウ3-3、ループ・ループ・サルコウ3-1-3、ジャンプを決めるたびに興奮する会場。
 最後のルッツを下り、怒涛のコレオシークエンス。最高の演技をここで、やってのけた。
 自己ベストを大幅に更新して、ついに世界選手権のメダルに輝く

 結果、優勝はシニア1年目ながら歴史的高得点を出したメドヴェージェワ、2位は世界選手権5回目の出場で初メダルのワグナー、3位にポゴリラヤ。ゴールドが4位、宮原知子が5位、ラジオノワ6位。
 7位浅田真央、8位本郷理華、ここまで全てアメリカ・ロシア・日本が占めた。9位ガブリエル・デールマン、10位長洲未来。
 3位ポゴリラヤから6位ラジオノワまでは3.88。メダル争いは僅差の戦いだった。
 来季枠は、ロシア、アメリカ、日本が3枠。カナダ、中国は2枠変わらず。韓国とフランスが1枠に減った。

 見ごたえある大会だった。選手の皆さん、お疲れ様 

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世界選手権2016ペア・フリー

2016年04月03日 06時39分35秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2016ペア・フリージャッジスコア)。

<G1>
1 ローラ・エスブラ/アンドレイ・ノヴォセロフ(フランス) SP:52.78(16) FS:84.46(16) 合計:137.24(16)
 「Maleficient」「Once Upon a Dream」♪ グレー、黒。3回転ツイストやリフトはよかったが、サイドバイサイドジャンプは2つとも女性が転倒。スロージャンプは片手をついたり着氷が早く開いてしまったりと、ちょっと不本意な出来。それでもサイドバイサイドスピンを丁寧に合わせ、頑張った。

2 ヴァレンティナ・マルケイ/オンドレイ・ホタレック(イタリア) SP:59.76(13) FS:110.97(15) 合計:170.73(14)
 「The Way We Were(追憶)」「Stayin' Alive」「Disco Inferno」♪ 黒、赤シャツに黒ベスト。まずはしっとりとした曲で、サイドバイサイドの3回転ルッツをそろって決めた! ツイストも3回転。スロー3回転ループ、ルッツと着氷。コンビネーションジャンプは男性が第1ジャンプで転倒してしまった。
 ディスコサウンドで踊りまくりながら、キャッチフット姿勢のきれいなリフトも。ご挨拶もジョン・トラボルタ風のポーズ


3 王雪涵(Xuehan WANG)/王磊(Lei WANG)(中国) SP:57.32(15) FS:111.33(14) 合計:168.65(15)
 「マイ・フェア・レディ」♪ ピンクのドレス、燕尾服風。美しい3回転ツイストから。スロー3回転サルコウとループはいずれも鮮やか。コンビネーションジャンプは女性が第1ジャンプで転倒したが、単独サルコウは2回転に。サイドバイサイドスピンをきれいに合わせる。
 途中、男性のタイがはずれて、ちょうどカメラの前で飛んでった これも減点1になってしまった。

4 タラ・ケイン/ダニエル・オシェア(アメリカ) SP:59.27(14) FS:118.96(11) 合計:178.23(13)
 「Music of the Night」♪ 黒スリップドレス、グレーのシャツ。アメリカ期待の若手に大声援。3回転ツイストは若干軸が斜め^^; ダブルアクセル連続のシークエンスに拍手。リフトの下ろし方がスムーズで表現になっている。
 スロージャンプの転倒があってベストには届かなかったが、まずは力を出せた演技。


<G2>
5 ニコーレ・デラモニカ/マテオ・グアリゼ(イタリア) SP:64.82(11) FS:118.49(13) 合計:183.81(11)
 「(「ロミオとジュリエット」より)Cosmic Journey」♪ ワインカラー。サイドバイサイドの3回転サルコウをそろって下り、トウ・トウ3-2はタイミングにずれはあったが2人とも着氷。スロー3回転ループとサルコウもしっかり決めた。スパイラルやダンスリフトのコレオシークエンス、リフトに安定感がある。サイドバイサイドスピンを丁寧に合わせてフィニッシュ。

6 ヴァネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ(フランス) SP:66.69(9) FS:119.14(10) 合計:185.83(10)
 「ロミオとジュリエット」♪ オフホワイト。高さのあるツイストから。コンビネーションジャンプでトウ・トウ3-3、少しずれたり着氷乱れたが頑張った! サイドバイサイドスピンの見事なユニゾンに拍手が起こる。キャリーリフトでそのままラウンジポジションに下ろしてフィニッシュ

7 カーステン・ムア-タワーズ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:66.06(10) FS:124.84(8) 合計:190.90(8)
 「ロミオとジュリエット」♪ 藤色のグラデーション。アメリカ勢に次いで声援が大きいカナダ勢。3回転ツイスト、スロー3回転ループとサルコウに乱れがない。サイドバイサイドジャンプはトウループ3連続だったが、男性が2つ目でステップアウト、単独はサルコウをそろって下りる。デススパイラルは回転数が多くて一気に盛り上がった。
 このペアのベストを大きく更新して大喜び

8 彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国) SP:60.01(12) FS:122.45(9) 合計:182.46(12)
 「真珠採り」ビゼー♪ 紫系。3回転ツイスト、スロー3回転ループとサルコウを決める。コンビネーションジャンプはトウ・トウ3-2。サイドバイサイドスピンで、いきなりカメラがパン つまり2人の距離がかなり遠かった^^; 安心して見られるキャリーリフト。
 ただ、得点と順位にはコーチの趙宏博が渋い顔。この時点で4位、つまり最低だと12位になる可能性があり、その場合は隋/韓が優勝しないと3枠確保できない。。。どうなる?

<G3>
9 アレクサ・シメカ/クリス・クニーリム(アメリカ) SP:71.37(7) FS:118.69(12) 合計:190.06(9)
 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」♪ クリーム色のドレス、茶系のジャケット。高いツイスト!4回転 スロージャンプはサルコウ、フリップともちょっとステップアウト。スパイラル姿勢の男性の背中に乗せるダンスリフトが素敵。細かいつなぎの動きがきれいなペア。

10 クセニア・ストルボワ/フョードル・クリモフ(ロシア) SP:73.98(5) FS:140.50(4) 合計:214.48(4)
 「Man and Shadow」♪ グレー。少し重い曲だけど、要素から要素への流れがいい。スロー3回転フリップとサルコウは距離が出る。トウループのコンビネーションジャンプは3-3-1と頑張る。サイドバイサイドスピンもしっかり合わせた。
 怪我でヨーロッパ選手権を欠場したが、なんとかここまで持ってきた感じ。

11 リュボフ・イリュシェチキナ/ディラン・モスコヴィッチ(カナダ) SP:68.17(8) FS:131.35(6) 合計:199.52(7)
 「交響曲第2番」より「アダージョ」ラフマニノフ♪ 白いドレス、男性は紺で肩に星。柔らかく滑り出し、3回転ツイストから。コンビネーションジャンプ3-2ぴたり! スロー3回転ルッツ、ループと余裕。曲が盛り上がるところでサイドバイサイドスピンのユニゾンがはまり、リンクいっぱいに使うキャリーからローテーショナルリフトが素晴らしかった。
 自己ベストを大幅に更新する得点に、喜びいっぱい

12 エフゲニア・タラソワ/ヴラディミル・モロゾフ(ロシア) SP:72.00(6) FS:134.27(5) 合計:206.27(5)
 「ノクターン」「プレリュード」「革命のエチュード」ショパン♪ 女性の衣装にはト音記号や音符が描かれ、男性はタキシード。指揮棒でトントンと叩く仕草から。ツイスト、高い 3回転サルコウは男性が片手をついたが着氷、トウループ3連続は3-2-2でそろった スロー3回転サルコウからそのままイーグル、美しい。
 曲調の変化を上手に使ってめりはりがある。初の200点台

<G4>
13 隋文静(Wenjing SUI)/韓総(Cong HAN)(中国) SP:80.85(1) FS:143.62(2) 合計:224.47(2)
 「サムソンとデリラ」より「Mon coeur s'ouvre a ta voix(私の心はあなたの声に開く)」♪ 水色のドレス、男性は青と茶。4回転ツイスト決まった コンビネーションジャンプのトウ・トウ3-2もそろう。攻めのスロー4回転サルコウ、惜しくも転倒。イーグルで女性が逆立ち姿勢のキャリーリフト。随所に見せる女性の柔らかな身のこなし、すっかり大人のレディになった
 自己ベスト更新に納得しているが、それほど喜んでいない。勝ったという自信はない感じ。

14 メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ) SP:78.18(2) FS:153.81(1) 合計:231.99(1)
 「Hometown Glory」♪ 深い青。ツイスト、得意の3回転ルッツ、スロー3回転ルッツ、そしてスロー4回転サルコウが軽々と決まった トウループ3-2-2のコンビネーション、スロー3回転フリップ、次から次へ全ての要素を完璧に決めていく。エネルギーに満ち溢れながら、まったく崩れないユニゾン。
 あまりに素晴らしい演技に、終わってぴょんぴょん跳びはねて喜ぶメーガン。自己ベストを大幅更新してトップに。


15 アリオナ・サフチェンコ/ブルーノ・マソ(ドイツ) SP:74.22(4) FS:141.95(3) 合計:216.17(3)
 「Sometimes」♪ 赤から黒へグラデーション、女性はつなぎで背中の開きがハート型みたい 高いツイスト、トウ・トウ3-3のシークエンスを決める。女性が仰向けのキャリーリフトが迫力。最後にスロー3回転サルコウを決めてフィニッシュ。
 前のパートナー、ロビン・ゾルコビー引退から、新パートナーの移籍に苦労して、ようやく世界の舞台に帰ってきたサフチェンコ。シーズンベスト。


16 タチアナ・ヴォロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア) SP:77.13(3) FS:128.68(7) 合計:205.81(6)
 「Bram Stoker's Dracula」♪ ワインカラー。五輪チャンピオンはどこまで戻ってきているか。3回転ツイストを決め、フリップとループのスロー3回転を下りる。サイドバイサイドジャンプは3回転サルコウで男性がステップアウト、コンビネーションにできなかったが、単独の3回転トウループはぴたりとそろった。
 リフトが一つ無効0点に、、、ツイストやスローで4回転がないだけに、これは痛かった

 結果、優勝はデュハメル/ラドフォードの2連覇、2位隋/韓も2年連続の銀メダル、3位サフチェンコ/マソ。サフチェンコが表彰台に戻ってきた。そしてロシアが1組も台上にいない
 4位ストルボワ/クリモフ、5位タラソワ/モロゾフ、6位ヴォロソジャル/トランコフとロシア勢が続く。7位イリュシェチキナ/モスコヴィッチ、8位ムア-タワーズ/マリナロとカナダ勢。地元アメリカは9位シメカ/クニーリムが最高で、10位にジェームズ/シプレが入った。
 来季枠は、カナダとロシアが3枠。中国、ドイツ、アメリカ、フランス、イタリアが2枠。ペア大国・中国が2枠に減ってしまった なかなか難しい・・・
 今夜フジテレビの放送は深夜1:30(25:30)~2:30。これは大きい画面でもう1回見なくちゃ


 あとは女子フリー。真央ちゃん、知子ちゃん、理華ちゃん、頑張って!

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世界選手権2016男子フリー

2016年04月02日 12時44分33秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・世界選手権2016男子フリージャッジスコア)。

<G1>
1 マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン) SP:66.98(23) FS:137.12(18) 合計:204.10(19)
 「ロミオとジュリエット」プロコフィエフ♪ 中世風にふくらんだ袖。ルッツ・トウ3-3、トリプルアクセル+2回転トウループと立て続けに決める! 2本目のトリプルアクセルはややオーバーターンしたが、ジャンプに大きなミスはなし。
 イナバウアー、クリムキンイーグル、ビールマンスピンと見所いっぱいで、第1滑走から客席が盛り上がった。今できることはできた、いい演技

2 ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:67.60(22) FS:135.34(19) 合計:202.94(21)
 「Peter Gunn」「Fever」「Oye Negra」♪ ブルーグレーのシャツ。元気よく体を使って滑り出し、トリプルアクセル+2回転トウループ+2回転トウループを決めた! フリップ・トウ3-3も決まり、2本目のトリプルアクセルもややステップアウトしたが着氷。多少こらえても、とにかく全部のジャンプを転倒なく下りた。
 ジャッジの前で顎に手を当ててイーグルしたり、羽生が「パリの散歩道」でやったような「へ」の字をやったり。観客も手拍子でのってくれた。
 自己ベスト更新して200点台。


3 イワン・パヴロフ(ウクライナ) SP:65.20(24) FS:113.69(23) 合計:178.89(23)
 「Angels and Demons」♪ 黒にストーンで模様。最初のアクセルが1回転に、次のアクセルもおそらくトリプル予定がダブルに。ルッツ・トウ3-3、後半のフリップなどはきれいに決めたが、サルコウがまた2回転に。観客が拍手で励ます。足換えキャメルでは逆回転も。
 懸命にステップとコレオをこなして、力を使い果たしてフィニッシュ。会場アナウンスが"Come on, Boston"と拍手を促した。


4 フィリップ・ハリス(イギリス) SP:68.53(21) FS:121.89(22) 合計:190.42(22)
 「The Globalist」♪ こちらも黒。ダブルアクセル+3回転トウループから入ったが、予定はトリプルアクセルだったのかも。ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3はルッツで片手をついたが、しっかり3つ繋げた。単独のトリプルアクセルはオーバーターンしたがこらえる。
 エレキを掻き鳴らすパートのコレオシークエンスは勢いがあってよかった。最後にループで転倒したのが口惜しいところ。


5 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:69.86(19) FS:156.21(11) 合計:226.07(13)
 「レ・ミゼラブル」♪ 襟にフリルの白いシャツ。ヨーロッパ選手権銀メダリストが、不本意にもこの滑走順。しかし、心は折れていなかった。冒頭のトウ・トウ4-2入った トリプルアクセルはステップアウトしたが着氷、4回転トウループを鮮やかに。ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3も頑張る。ジャンプが音とぴったりはまって決まると、それだけで盛り上がる。
 「民衆の歌」で手拍子にのってコレオシークエンス、ミュージカルのクライマックスのよう。終わって「俺はやったぜ!」とばかりに両手を突き上げた。

6 シャフィク・ベセギエ(フランス) SP:69.23(20) FS:133.97(20) 合計:203.20(20)
 「Reborn - Renaissance」「Les Mille et une Nuit」♪ 白いブラウスに黒いベルト。冒頭の4回転サルコウは転倒したが、3-3、トリプルアクセル+2回転トウループ+2回転ループ、終盤にもトリプルアクセル
 中東風の曲(タイトルは「千一夜」?)で踊るコレオに手拍子。


<G2>
7 ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:71.04(17) FS:139.52(17) 合計:210.56(17)
 「Beethoven's Five Secrets」♪ 深緑のシャツ。よく跳んだ 4回転トウループ(ややオーバーターン)、トリプルアクセル+3回転トウループ、ルッツ・ループ・サルコウ3-1-2、単独トリプルアクセル等々。着氷姿勢が背中が伸びてていい。
 自己ベスト更新に笑顔。


8 グラント・ホクスタイン(アメリカ) SP:74.81(16) FS:162.44(9) 合計:237.25(10)
 「レ・ミゼラブル」♪ 黒のVネック。アメリカの期待を負って登場。「彼を帰して」のボーカルで、4回転トウループ、トリプルアクセル+2回転トウループと決まった ラウンジポジションからそのまま入るキャメルスピンがカッコいい。後半のトリプルアクセルも片手つきでこらえ、ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3など全て決めた
 「One Day More」で革命戦士のような力強いコレオシークエンス、リンクいっぱいのイーグル。生涯最高の演技

9 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) SP:77.43(15) FS:146.10(14) 合計:223.53(15)
 「夜想曲第19番」ショパン♪ 水色。シンプルなピアノ曲で、トリプルアクセル、トリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウを頑張る。じっくりとエッジ使いを見せていくステップは、彼の新しい一面。キャメルスピンは足換え後に逆回転。後半にルッツ・トウ3-3なども決め、オーソドックスな技術と表現で構成したプログラム、これも素敵
 終わって天を仰ぎ、十字を切っていた。キス&クライではいつものように幾つもの言語でご挨拶。四大陸は怪我で欠場したが、ここから復活していけそう。

10 ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー) SP:77.72(14) FS:143.71(15) 合計:221.43(16)
 「タイタニック」♪ グレーから白へグラデーション。セリフやナレーションがたくさん入っているので、映画をスケートで演じているような感じ。
 冒頭のトリプルアクセルには1回転トウループをつけ、2本目はきれいに単独で。ルッツ・トウ・ループ3-3-2 後半ループが1回転になったのが惜しい。コレオシークエンスの長いイナバウアーからイーグルはドラマチック。

11 イ・ジュンヒョン(韓国) SP:70.05(18) FS:104.83(24) 合計:174.88(24)
 「ロミオとジュリエット」♪ 右の袖と脇だけ黒、あとは白レース。羽生結弦が2011/2012シーズンに使ったバージョンの曲。トリプルアクセル、3回転ルッツと続けて転倒。後半のサルコウが2回転になったり、アクセルが1回転になったりと、クリーンに下りたジャンプが少なかった。
 ロックのパートではクールに踊れていたが・・・

12 マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:78.46(13) FS:131.68(21) 合計:210.14(18)
 ベートーヴェン・セレクション♪ 白ブラウスにパープルのベスト。「運命」の音に驚く振付から。4回転サルコウ転倒、4回転トウループはステップアウト。トリプルアクセルはなんとかこらえた。もう1本4回転予定はパンク。ほかにも2回転になったジャンプが
 もうやる気ない~みたいに腕をぶらんとさせたり、ひょうきんな振付。「歓喜の歌」でのコレオシークエンスは観客がのってくれた。
 ・・・いっそ、4回転をしばらく封印して、トリプルアクセルまでのジャンプを完璧に戻してみたらどうだろう・・・

<G3>
13 デニス・テン(カザフスタン) SP:78.55(12) FS:151.58(12) 合計:230.12(11)
 「ロミオとジュリエット」チャイコフスキー♪ ブルー。新しいプログラムで臨むフリー。4回転サルコウは両足着氷でステップアウト、次の4回転はしかしトリプルアクセルは単独、+3回転トウループときれいに下りた。
 まだ完全ではないけれど、美しい姿勢のキャメルスピンなどはさすが。もっと練り上げてからあらためて見たい。

14 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:81.07(10) FS:143.47(16) 合計:224.54(14)
 「Adagio for Tron」♪ 黒のつなぎに模様。しっかりスピードにのって、トリプルアクセル、トリプルアクセル+2回転トウループと決めていく。工夫のあるキャメル姿勢、I字スピンなど柔軟性も。膝を深く曲げるイーグルも面白い。
 ステップで一歩ごとに大きく加速していき、ブレイクダンスの動きを入れたコレオシークエンスは疲れも見せずに踊りきった。


15 マックス・アーロン(アメリカ) SP:81.28(8) FS:172.86(7) 合計:254.14(8)
 「ブラック・スワン」♪ シンプルに黒。地元の期待を肩に、どこまでやれるか。サルコウ・トウ4-3入った トリプルアクセル+2回転トウループ 白鳥が踊るようなステップをしっかり見せ、後半の4回転サルコウ、トリプルアクセル、ルッツ・ツープ・サルコウ3-1-3まで決まった
 今日はゾーンに入って、バレリーナの魂が降りてきていた。もう、走って跳んでだけの選手ではない。終わって会場はもうお祭り騒ぎ それでもわずかにベスト更新ならず。

16 ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:79.29(11) FS:158.70(10) 合計:237.99(9)
 「海賊」♪ 赤のベスト。冒頭の4回転サルコウで転倒、またか、、、と思ったら、後半に4回転サルコウ+3回転トウループ、来たーっ フリップ・トウ3-3がきれいに決まった。トリプルアクセルも2本、3-1-3も入る。
 終盤のコレオは観客も手拍子で、バレエらしいピルエットの連続などで魅了してくれた。

17 イヴァン・リギニ(イタリア) SP:81.17(9) FS:147.35(13) 合計:228.52(12)
 「Shine On You Crazy Diamond」「Money」ピンク・フロイド♪ ブルーに黒のライン、黒手袋。ぐいぐいとスピードにのり、4回転トウループ、トリプルアクセル+2回転トウループと決まった 2本目のトリプルアクセルは転倒。両手上げ3回転ルッツ、フリップ両手上げ・ループ・サルコウ3-1-2などかなり頑張った。
 レジの音から始まる後半の曲、カキカキとロボットみたいに動く振付で沸かせる。


18 アダム・リッポン(アメリカ) SP:85.72(7) FS:178.72(4) 合計:264.44(6)
 「Because (The World is Round)」「Get Back」「Black Bird」「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club」ビートルズ♪ ブルーの透ける生地で軍服風。会場の全てが彼の味方だった。4回転ルッツ、下りた~~~ 回転不足だったけど。トリプルアクセル+2回転トウループ、両手上げリッポンルッツ、ルッツ・トウ・ループ3-2-2、全部成功
 語り合うようなステップ、コレオはもうダンスクラブ状態。ここまで完璧なリッポン、初めて見たかも・・・よくやった もちろん自己ベスト更新。

 いよいよ最終グループ。


<G4>
19 ミハイル・コリャダ(ロシア) SP:89.66(6) FS:178.31(5) 合計:267.97(4)
 「The Nightmare Before Christmas」♪ グレーに血管みたいな模様。面白い曲で、コミカルな振付を交えながら、滞空時間の長いジャンプを次々 4回転トウループ、トリプルアクセル+3回転トウループ、ルッツ・トウ・ループ3-2-2、わずかに着氷で傾いたのがあったくらいで、ほぼミスなし
 プログラム全体の流れがいいので飽きさせず、自然に手拍子が起こっていた。初出場でパーフェクト 自己ベスト大幅更新。


20 羽生結弦 SP:110.56(1) FS:184.61(2) 合計:295.17(2)
 「SEIMEI」♪ 狩衣。大歓声の中、じっくり時間を使って位置につき、印を結ぶ。4回転サルコウで手をついたが、4回転トウループは入った。静かに燃えるようなステップを踏みしめ、袖でふんわりと空を払う。
 後半の4回転サルコウ転倒、トリプルアクセル+3回転トウループで立て直したかに見えたが、トリプルアクセルの後ターンが入って1回転ループ+2回転サルコウ。3回転ルッツも着氷で傾いた。
 最後まで力の限り滑ったが、、、

21 金博洋(Boyang JIN)(中国) SP:89.86(5) FS:181.13(3) 合計:270.99(3)
 「ヒックとドラゴン2」♪ 黒の半袖に金と銀のライン。今日もよく跳びました 冒頭の4回転ルッツはステップアウト、4回転サルコウはオーバーターン気味だがこらえる。トリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウ、後半のトウ・トウ4-3などなど
 表現もかなり気を使えるようになってきたが、技術点と演技構成点の差は28点。。。今後の宿題。

22 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:98.52(2) FS:216.41(1) 合計:314.93(1)
 「野郎どもと女たち」♪ グレーのシャツ、襟は白。今日は彼の日だ 4回転トウループ、サルコウ・トウ4-3、後半4回転サルコウ、トリプルアクセル2本、、、全てのジャンプを全く揺らぎなく決めた。
 芝居のような仕草が、軽快なボーカルと呼応してエンターテインメントになっている。それでこれだけジャンプが入ったら、もうただ酔いしれるだけ 手拍子がどんどん大きくなって、フィニッシュする前から観客は立ち上がっていた
 自己ベストをまた大幅に更新して、大差でトップに立つ。

23 宇野昌磨 SP:90.74(4) FS:173.51(6) 合計:264.25 (7)
 「トゥーランドット」演奏:ヴァネッサ・メイ/「誰も寝てはならぬ」歌唱:ポール・ポッツ♪ 完璧すぎる演技の後で、出づらかったかな。しかし、いつもの引き締まった顔で深いエッジに乗っていく。4回転トウループはやや傾いたがこらえ、ダブルアクセル+1回転ループ+3回転フリップ、ルッツと落ち着いて決める。ステップのあたりは自然と手拍子。
 「誰も寝てはならぬ」の声にのって、窓を開けて外へ出て行く王子。4回転トウループ転倒、痛そう だがその後にトリプルアクセル2本頑張った クリムキンイーグルのコレオ、スケーティングそのものの迫力。羽生ともフェルナンデスともまた違う魅力に、観客は拍手を送った。
 キス&クライで、ちょっと泣いてるように見えた。頑張ったんだから、いいんだよ

24 パトリック・チャン(カナダ) SP:94.84(3) FS:171.91(8) 合計:266.75(5)
 ショパン・セレクション♪ グレーのカットソー。今日は彼の日ではなかったか 冒頭のトウループが3回転に(加点はついたけど^^;)。トリプルアクセルが決まり、トウ・トウ4-3はフェンスぎりぎりで下りてから軽くぶつかってしまった。後半のアクセルが1回転に、最後のフリップも2回転に。
 前半の激しい流れと、中盤の切ないメロディの柔らかな動きと、表現力はいつもながら。四大陸選手権の再現とはいかなかった。

 結果、優勝はハヴィエル・フェルナンデス、2連覇 2位羽生結弦、これも2年連続。3位に初出場の金博洋。4位ミハイル・コリャダ、5位パトリック・チャン。地元アメリカ勢は6位アダム・リッポンが最高で、マックス・アーロン8位、グラント・ホクスタイン10位。ミハル・ブレジナが9位に入った。
 宇野昌磨7位、これで羽生の2位と併せて来年の3枠獲得。3枠は日本のみで、スペイン、中国、ロシア、カナダ、アメリカ、チェコが2枠。アメリカは惜しいところで枠を減らした。2枠あったが1人しか出場しなかったカザフスタン、ウズベキスタン、フランスは1枠に減った。

 見ごたえあったけど、めっちゃ疲れた あとはペア・フリー、女子フリーを残すのみ。。。

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