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GP2022スケートカナダ・アイスダンスFD

2022年10月30日 06時27分46秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022スケートカナダアイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

<G1>
マリア・ノソヴィツカヤ/ミハイル・ノソヴィツキー(イスラエル) RD:58.03(10) FD:88.46(10) Total:146.49(10)
 「ラ・ヴィ・アン・ローズ」「パダン・パダン」「Milord」♪ ワインカラー、黒。あまり細かいところを見てないんだけど 曲の雰囲気によく合っていた。動きに無理のない感じがいい。

モリー・セサネク/イェホール・イェホロフ(アメリカ) RD:61.40(9) FD:89.39(9) Total:150.79(9)
 「スパルタカス」♪ 白、グレー。まずは大きなカーブリフトから。ツイズル、ステーショナリーリフトとあまり準備動作や繋ぎを入れずにすぐ入る。スピンで一人がキャメル、一人がアップライトのときに手をつなぐ。

ホリー・ハリス/ジェイソン・チャン(オーストラリア) RD:67.68(8) FD:92.24(8) Total:159.92(8)
 「I'm Tired (with Zendaya)」「Forever」「Formula」♪ 濃い青。ツイズルで女性が少しふらついた。ステーショナリーリフトで低い姿勢から立ち上がり、女性が一瞬男性の足の付け根あたりに立ち、さらに肩の上に乗せたりひねったりと複雑な姿勢変化を見せる。男性がよく動けている感じ。

小松原美里/ティム・コレト(小松原尊) RD:68.88(7) FD:97.18(7) Total:166.06(7)
 「The Fifth Element」♪ 白の裾にオレンジ、カーキの前にオレンジ。すっと持ち上げて女性が空に浮く感じのローテーショナルリフト、ツイズルもするするっという感じ。カーブリフト、ローテーショナルリフトと安定。曲がアップテンポに替わるところからワンフット。
 技の一つ一つでわっと盛り上がるのではなく、世界観の表現に特化している。

エミリー・ブラッティ/イアン・ソマーヴィル(アメリカ) RD:70.85(6) FD:108.29(6) Total:179.14(6)
 「ラ・ラ・ランド」♪ 紫、ベージュ。冒頭から軽やかに映画の雰囲気に引き込むダイアゴナルステップ。ストレートラインリフトからローテーショナルリフトもスムーズ。解説によると「ツイズルで難しいことをやっている」らしい。振付もはまっているし、何より若いカップルにぴったりの選曲

<G2>
マリー‐ジャド・ローリオ/ロマン・ルギャク(カナダ) RD:74.59(5) FD:114.48(5) Total:189.07(5)
 「ピンク・パンサー」♪ 紺にピンクのつなぎ、紺系。女性が男性の首に両腕を回し、男性が手を放すステーショナリーリフトから。女性を頭の上で振り回してから膝上に立たせるカーブリフトから、肩に乗せるローテーショナルリフト。
 コレオステップの中で女性を肩車するのが、今回も無効な要素とされた。ただ3つのリフトが全部認められているので、特に減点にはなっていない。

マージョリー・ラジョワ/ザカリー・ラガ(カナダ) RD:75.94(4) FD:119.55(3) Total:195.49(3)
 「ヌレエフ」♪ オフホワイト、ブラウン。以前ダニエル・グラスルが使った曲。ツイズルのフリーレッグが美しい、と解説。ローテーショナルリフトを下ろす前のツイストなど、細かいところに工夫がある。昨季よりぐっと大人っぽくなった。

キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ(アメリカ) RD:76.13(3) FD:118.06(4) Total:194.19(4)
 「ラプソディ・イン・ブルー」ジョージ・ガーシュウィン♪ 水色、白シャツにサスペンダー。ふんわりと滑り出し、滑らかなツイズル、足を絡めてのスピン。カーブリフトで女性が片足で後ろ向きに立つ。ポジションチェンジもぴしっと音を取っているのでカッコいい。コレオステップ盛り上がった。
 得点を見て「あとちょっと」と指で見せるマイケル、表彰台を逃したか。

ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:83.80(2) FD:125.38(2) Total:209.18(2)
 「Born This Way」「Million Reasons」♪ ブルー系、黒系。得意とするタイプの曲。男性の首に足を絡めるステーショナリーリフトから、抱えてのローテ―ショナルリフト。ツイズルの合間にイリュージョン。なんかソロスピンみたい?と思ったらコレオツイズルだった。肩に乗せてからぐっと姿勢を低くするカーブリフト、フェンスに手をかけてアピールしてからコレオステップ、めっちゃ盛り上がる
 ベスト更新!

パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:87.23(1) FD:128.47(1) Total:215.70(1)
 「エビータ」♪ 赤、カーキ。美しい一幕のミュージカルを見る思い。。。 一つ一つの技術が安定しているだけでなく、イーグルからそのまま抱えてリフトに入ったり、リフトから下ろすときにくぐったり、全て意味のあるトランジション。
 低い姿勢のステーショナリーリフトを出て女性がうずくまって男性を見上げる姿勢でフィニッシュ。立ち上がって組んでダンスするような姿勢からご挨拶。退場まで演技の一部。
 今季こそ世界一になる!という覚悟が見える気がした。

 結果、優勝はギルス/ポワリエ、2位フィアー/ギブソン、3位ラジョワ/ラガ。地元カナダ勢が1位と3位を取った。4位グリーン/パーソンズ、5位ローリオ/ルギャク。小松原組は7位。
 次はペア・フリー。りくりゅう
 


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