フィギュアスケート・ジュニアグランプリシリーズ2022、第6戦ポーランド大会(Baltic Cup 2022)。男子と女子で日本勢のアベック優勝となった。
女子はラトビア大会3位の中井亜美が優勝、ファイナル進出を決めた
ショートプログラム ジャッジスコア
中井亜美 SP:69.00(1)
ラトビア大会でレベル2止まりだったステップ、レベル3だったフライングキャメルスピンも、ばっちりレベル4に引き上げた。この年齢ならではの愛らしさが爆発している
フリー ジャッジスコア
FS:136.90(1) Total:205.90(1)
冒頭の3アクセルの鮮やかさ、そのほかのジャンプの安定感、伸びやかなコレオでスパイラルのフリーレッグを少し曲げながらカーブしてくるところ、めっちゃ好き
SPで12位と出遅れてしまった柴山歩も、FS3位総合5位と頑張った
男子は18歳にしてジュニアグランプリシリーズ初出場の片伊勢武アミンが優勝
ショートプログラム ジャッジスコア
SP:79.06(1)
Bioには慎重168㎝とあるが、もう少し大きく見える。とにかく体の線が美しく、スケーティングが滑らか。冒頭の3アクセルが見事、解説はスピンのイリュージョンや回転速度を上げるところを褒めていた。「(注:ノービスAで推薦出場した年から)全日本ジュニアは21位・10位・10位・10位・10位・4位」ということも言及される。
フリー ジャッジスコア
FS:155.18(1) Total:234.24(1)
フリーでも完璧な3アクセル2本を決め、「序奏とロンド・カプリチオーソ」の曲と一体になるスケートを見せる。ジャンプは回転がゆったりして見えるのに、実に安定している。「18歳で既に大学生だがジュニアに残ることを選んで正解だった」と解説陣。
優勝インタビュー、可愛らしい声で英語で答えていた
SPでベストを更新して3位につけていた中田璃士は、フリーでアクセルとルッツが1回転になるミス フリー4位・総合も4位となり、ファイナル進出が厳しくなった。せめてルッツが決まっていれば3位になれたかもしれず、3位ならファイナルがほぼ決定だったので、、、悔しい しかしジュニア1年目、これから
もう一人出場した田内誠吾はSP10位、フリーも10位で総合9位。手足が長く線がきれいで、今後が楽しみな選手
ジュニアグランプリシリーズ2022も残すは第7戦イタリア大会のみ。片伊勢武アミンは連戦となる。フランス大会優勝の中村俊介、ラトビア大会6位の周藤集が出場予定。
女子はフランス大会優勝の吉田陽菜、ポーランド大会(Solidarity Cup)2位の千葉百音が出場。ファイナルに何人、日本選手が出ることになるか、、、注目
mixiで教えてもらって、先週見ることができた。
NHK「視点・論点」という10分間の番組に町田樹さんが出演。「スポーツにおける感動の意味」について語っている。
11日朝4時から再放送がある。NHKプラスでは11日午後1時まで配信中。さらにこちらでテキストで読むこともできる。
「スポーツで感動は与えられない。」これは雑誌に「若きスケーターへの手紙」という連載で書かれた話で、読んだことがある。番組で言及している本はその連載をまとめたものだろうと思って買ってみたら、ボリュームも内容もうんと分厚かった 読み終わるまで大変そう
ジャパンオープンでも解説していたし、大活躍のまっちー