Thank you for the music

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GPスケートカナダ2019男子FS

2019年10月27日 14時16分40秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第2戦スケートカナダ男子フリージャッジスコア)。

<前半>
ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:56.75(12) FS:137.02(9) 合計:193.77(12)
 「シャーロック・ホームズ」♪ オフホワイトシャツに紺ベスト。冒頭の4トウはオーバーターン。3ルッツにオイラー+2サルコウをつける。3アクセル単独、3アクセル+両手上げ2トウはきれいに入った。キャメルスピンの姿勢まっすぐ! 終盤のコレオは敵と戦うシャーロック

パウル・フェンツ(ドイツ) SP:66.32(10) FS:135.92(11) 合計:202.24(11)
 「Still Standing」♪ 青黒で透ける模様。3アクセル+2トウ、単独3アクセルと立て続けに決まったが、その後の3回転はこらえたりステップアウトが多かった。とはいえ転倒はなくまとめた感じ。
 堅い印象の外見だが、コレオでは長いスライディングなど頑張って踊った。

ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:65.29(11) FS:139.06(8) 合計:204.35(10)
 「シンドラーのリスト」「前奏曲嬰ハ短調」「Hatikva」♪ 黒グレーにすこし赤。4サルコウ転倒したが、3ループで立て直す。4サルコウ+オイラー+3サルコウが決まって大拍手。2本目の3アクセル転倒が痛かった きれいなドーナツスピン、曲の最後にじっくり見せるスピンでまた拍手。
 ジャンプがはまった完成形を見たくなるプログラム。

マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:70.12(9) FS:153.66(5) 合計:223.78(6)
 「Galicia Flamenca」♪ ワインカラーのシャツ、黒ベスト。冒頭4回転予定のループは無理せず3回転に。4トウなんとかこらえた。3アクセル+3トウが鮮やかに入る。2本目の3アクセルはややオーバーターンしたが、3フリップ+オイラー+3サルコウ(回転不足)が入った。
 ギターの音色でじっくり見せるステップ、激しく情熱的に踊るコレオ、足を換えないキャメルスピンでもレベル4など、総合的な作品として見応えがある。

ニコラ・ナドー(カナダ) SP:75.22(8) FS:147.11(6) 合計:222.33(7)
 「Enjoy the Silence」「It's No Good」「I Feel You」デペッシュ・モード♪ 黒に飾りファスナー。高さと幅十分の3アクセル+3トウから。4回転予定のトウは3回転に。
 普通にジャンプを下りてつなぎに向かう瞬間にバタッとコケて しかし弾けて踊りまくるコレオで会場は熱狂 最後は笑顔のプログラム。

ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:75.64(7) FS:135.99(10) 合計:211.63(9)
 「Seven Nations Army」「Highway to Hell」「Kings & Queens」♪ グレー模様。最初の振付から観客の心を掴んで、3アクセル+2トウ、3アクセルと決める。3サルコウ+2トウ、後半3フリップ+3トウはよかったが、ループとルッツが2回転で崩れてしまった。
 中盤にノリノリのコレオ、ラストのステップは少し疲れが シーズンベストは出たが、技術点はもう少し上積みしたいところか。

<後半>
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:84.01(4) FS:143.39(7) 合計:227.40(5)
 「Lotus Feet」♪ 黒に金銀。3アクセル+3トウがきれいに決まった 4トウはなんとか(ダウングレード)。2本目のアクセルが1回転に、終盤のルッツも1回転になったが、3ルッツ+オイラー+3サルコウが入ったのはよかった。
 いい曲なんだけど、全体に同じ調子で、盛り上がるポイントがなかった感じ。

アンドレイ・ラズーキン(ロシア) SP:78.99(6) FS:133.08(12) 合計:212.07(8)
 「アランフエス協奏曲」♪ ワインカラーのVネック。4ルッツ決まった! ところが4トウは2回転に。アクセルも2回転 他にきれいに入ったのは3ループくらい。ギターの音とシンクロするステップがとてもよかったが、スピンに入るところで失敗、コンビネーションスピンが無効となってしまった。

田中刑事 SP:80.11(5) FS:169.91(3) 合計:250.02(3)

 「シャーロック・ホームズ」♪ 白シャツ紺ベスト。4サルコウ決まった 2本目も下りたがフェンスに寄ったのでとりあえず1トウをつけて+REPになるのを防ぐ。3アクセル+3トウ入ってちょいドヤ顔 後半4トウは3回転になり、少し構成を変えて3ループ+オイラー+2サルコウ、3ルッツとまとめる。
 じっくりとスピンを見せると、最後のステップは会場手拍子、活き活きと演じた。

カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:89.05(2) FS:155.73(4) 合計:244.78(4)
 「ラスト・エンペラー」「Rain」坂本龍一♪ 青。オリエンタルな雰囲気を醸し出しながら、4トウを下りる。高さのあるアクセルも入ったが、3ループはステップアウト。3ルッツ+オイラー+3サルコウ、2本目3アクセル+2トウと頑張った。
 要素間のつなぎに柔らかな所作を入れて、常に表現できるのがいい。

羽生結弦 SP:109.60(1) FS:212.99(1) 合計:322.59(1)

 「Origin」♪ 紫系。決めたかった4ループ、なんとか下りた! 4サルコウは何の問題もない。3ルッツの高さは近いうちに4回転にできそう。4トウ単独、4トウ+オイラー+3フリップ サードジャンプで3フリップは初めてじゃないだろうか。3アクセル+3トウ、3アクセル+2トウも根性で入れてきた。この人はどこまで行くんだ・・・
 バイオリンを奏でる所作、気持ちを爆発させるようなイナバウアー、腕を突き上げながらハイドロ。ステップもスピンも全てレベル4で、フィニッシュポーズの瞬間に会場は嵐
 戦い抜いた。リンクサイドに上がって、次に滑るナムくんとハグ、エールを送る。
 プーさんをなでなでして「ありがとう」というキス&クライ

ナム・ニュエン(カナダ) SP:84.08(3) FS:178.69(2) 合計:262.77(2)
 「Come Together」「Let It Be」「Get Back」ビートルズ🎵 ワインカラーに黒タイ。興奮さめやらぬ中、落ち着いて自分の世界を作り出す。4サルコウ+3トウ、4サルコウ鮮やか 3アクセル+1トウ、3アクセル+オイラー+3サルコウも どのジャンプも流れよく、詰まるところがない。
 一歩一歩噛みしめるようにステップ、時折観客と笑顔をを交わしながら滑っていく。最後のスピンを終えるとスタンディングオーベーション、氷に突っ伏した。
 見事なプログラムでメダル獲得 バンクーバー五輪エキシビションで滑った剽軽な少年が、こんなに立派になった…

 結果、羽生結弦が今季最高得点で優勝、2位に地元カナダのニュエン、3位に2016年NHK杯以来のメダル獲得となった田中刑事。4位プルキネン、5位ヴァシリエフス、6位リッツォ、僅差で7位にナドー、8位ラズーキン。
 日本から駆け付けたファンたちにも、地元カナダの観客にも、嬉しい結果となった。

 表彰式で、優勝したときはジャンプして台の真ん中に乗る羽生、今回はかなり高さがある。しっかり屈伸してからよいしょっと飛び乗った。写真撮影では田中刑事に向かって腕を組む仕草を見せたり(宇野昌磨とのエピソードはみんな知っている)、この瞬間を楽しんでいた。
 来週はフランス大会に宇野昌磨が出場する。このいい流れに乗っていけ~

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GPスケートカナダ2019ペアFS

2019年10月27日 10時36分04秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第2戦スケートカナダペア・フリージャッジスコア)。

<前半>
唐菲遥(タン・フェイヤオ Feiyao TANG)/楊泳超(ヤン・ヨンチャオ Yongchao YANG)(中国) SP:62.35(7) FS:108.22(8) 合計:170.57(7)
 「ザ・グレーティスト・ショーマン」♪ 間に合わず未見。

イヴリン・ウォルシュ/トレント・ミショー(カナダ) SP:56.09(8) FS:108.57(7) 合計:164.66(8)
 「One」♪ 青、濃紺。デススパイラルから入り、ツイズルはキャッチが抱え込む感じに。3サルコウとスロー3ループで転倒したが、スロー3トウがきれいに決まった。初めからキャリーのリフトがきれい。

リュボフ・イリュシェチキナ/シャルリ・ビロドー(カナダ) SP:68.62(5) FS:123.85(5) 合計:192.47(5)
 「Je voudrais voir la mer」♪ ライトブルー、黒。ツイストまとめ、3トウ+2トウは男性が足をついてしまって+comboに。女性が海老ぞり姿勢のリフト、スロー3フリップ決まり、腕支持逆立ち姿勢でキャリー・回転・逆回転とリンクいっぱいに使うリフトで大歓声
 男性ボーカルの曲も素敵で、いいプログラム

ジェシカ・カララング/ブライアン・ジョンソン(アメリカ) SP:62.54(6) FS:119.00(6) 合計:181.54(6)
 「You Are the Reason」♪ パステルピンクに少しブルー、紺。3ツイストは高さが出せた。3トウ+2トウ、3サルコウは少し乱れたが2人ともこらえる。リフトは難しい姿勢をさりげなくこなして、キャリーからハンドトゥハンドで下ろすのも渋い。コレオもきれいだった。地味だけどいいペアになりそう。

<後半>
アレクサ・シメカ=クニーリム/クリス・クニーリム(アメリカ) SP:71.28(4) FS:128.29(4) 合計:199.57(4)
 「Drop of Fragnance」「Experience」♪ 紫の濃淡。きれいな3ツイストから入り、3トウからのコンビネーションはセカンドが1回転に。3サルコウ頑張った。スローはステップアウトとフリーレッグをついたのでややマイナス。女性がノータッチのリフトがカッコいい。
 並んで滑る歩調がぴったり合う、ペアらしさがさすが。

エフゲニア・タラソワ/ヴラヂミール・モロゾフ(ロシア) SP:73.57(3) FS:128.72(3) 合計:202.29(3)
 「Te Amo」♪ 水色、群青。今すぐ4回転にできそうな3ツイスト。サルコウは女性が2回転になったが、3トウ+2トウ+2トウをびしっと決める。スロー3ループ、スロー3サルコウ、高さと流れの見事さ。男性の首に絡みつくようなコレオ、首で支えてから手をつないで回すデススパイラル、そのままスピンはホールドを全く離さずに姿勢を変えていく。
 リフトが上げきれずに下ろさざるを得ず、間が空いてしまった。しかし勇気をもって最後のリフト、下ろして横抱きにした姿勢でフィニッシュ。
 大きなミスが出てしまったが、演技構成点はちゃんと評価されている。

アレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリー・コズロフスキー(ロシア) SP:76.45(1) FS:140.26(1) 合計:216.71(1)
 「The Writing On The Wall」♪ グレー、黒。3サルコウ、3トウ+2トウ+2トウと完璧 スロー3フリップ、スロー3ループ共にばっちり。リフトの上げ方がどれも一工夫されていてわくわくさせる。アイスダンスのスピニングムーブメントみたいなのを入れたコレオ。パーフェクトな演技で満足なキス&クライ
 自己ベスト大幅更新!

カーステン・ムア=タワーズ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:75.50(2) FS:132.99(2) 合計:208.49(2)
 「Carry You」♪ 薄オレンジ、黒。しっとりした曲で丁寧に滑っていく。3ツイストまとめ、3サルコウからのコンビネーションは+2トウ、3トウ予定は1回転に。スロー3ループ、スロー3サルコウはきれいに決まった。
 男性の首に両手をかけてぐるぐる、など目を引く振付が随所に。リフトから下ろして2人で氷上に正座してフィニッシュ。
 終わって男性はちょっと落ち込み、キス&クライでは「129点ほしい」とか計算してたけど、しっかり点が出てメダル獲得

 結果、ボイコワ/コズロフスキーがGP初優勝、2位ムア=タワーズ/マリナロ、タラソワ/モロゾフは3位。クニーリム夫妻4位、イリュシェチキナ/ビロドー5位と、SPから上位は順位が変わらなかった。
 タラソワ/モロゾフはちょっと不本意な結果になったが、2戦目で巻き返せるか。ファイナルのメンバーも変わってきそう。
 このあとはいよいよ男子フリー

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GPスケートカナダ2019女子FS

2019年10月27日 07時30分48秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2019第2戦スケートカナダ女子フリージャッジスコア)。

<前半>
ヴェロニク・マレ(カナダ) SP:51.90(12) FS:95.89(12) 合計:147.79(12)
 「Flashlight」♪ 黒。前半に2つ転倒があり、サルコウが2回転になったが、単独3トウや2アクセルなどから立て直した。キス&クライでは終わってほっとしたような笑顔。

本田真凛 SP:59.20(10) FS:120.06(6) 合計:179.26(6)
 「ラ・ラ・ランド」♪ ブルー。右足のサポーターが少し痛々しい。しかしそれがよかったのか、今日はかなり安定していた。予定とは少し構成を変えてルッツはなし。3フリップ、3フリップ+2トウで始める。スローパートで丁寧にステップを見せたあと、しっかり3ループが決まったのがいい。2アクセル+オイラー+2サルコウ、終盤3トウ+2トウも入れた。
 彼女らしい柔らかな着氷、愛らしい表現がぴたりとはまり、高い評価になった。最後のキャメルからレイバックのコンビネーションスピンが無効になったのは、キャメルが2回転に満たない→2回転以上の基本姿勢が1つ(アップライト)のみと判断されたのかな 単独姿勢ないしはフライングエントランスのスピンをしなければならなかったからだそうだ。詳しくはこちら

アリシア・ピノールト(カナダ) SP:57.59(11) FS:103.78(10) 合計:161.37(11)
 「Woman」♪ 赤紫。3ルッツから入り、2アクセル+3トウはオーバーターンしたがまとめる。3ループ+両手上げ2トウ、後半2アクセル+オイラー+2サルコウなども。同じメロディを繰り返しながらだんだん盛り上げていく曲だが、やや単調に感じた。大きなミスなく滑り切って充実の表情。

アレクシア・パガニーニ(スイス) SP:60.68(9) FS:105.52(9) 合計:166.20(9)
 「Jealousy Tango」♪ 黒。冒頭の3ルッツで転倒したが、すぐ3ルッツ+3トウに挑んで下りる強気。サルコウは少し乱れる。あっさりめのコレオの後、きれいに2アクセルを決めてうまく曲に乗った。ループはこらえ、3トウ+2トウを下りる。
 レイバックでレベル3どまり、あまり体が柔らかくないのかな。

セラフィマ・サハノヴィッチ(ロシア) SP:62.63(7) FS:113.34(8) 合計:175.97(8)
 「シェルブールの雨傘」♪ 紫、白襟。得意の両手上げ3フリップ+3トウを下り、両手上げ3ルッツも決まる。アクセルが1本シングルになり、サルコウで手をついたが、後半両手上げ3フリップ+片手上げ2トウ+片手上げ2トウを決めてきた。
 両手上げで跳んでも着氷で前傾姿勢になると、ちょっと残念に見えてしまう 回転の速いレイバックスピンのヘアカッター姿勢で最後盛り上がった。

キム・イェリム(韓国) SP:61.23(8) FS:115.70(7) 合計:176.93(7)
 「ある愛の詩」♪ ブルーグレー。SPの「ブラック・スワン」より、こういう曲のほうが似合う。両手上げ3ルッツはややこらえ、2アクセル+3トウはきれいにはまる。両手上げ3フリップで転倒してフェンスにぶつかったが、後半3ルッツ+2トウ+2ループなどを決めて調子を上げた。フィニッシュはスピン2連発で。

<後半>
ガブリエル・デールマン(カナダ) SP:63.94(5) FS:100.40(11) 合計:164.34(10)
 「It's All Coming Back to Me Now」セリーヌ・ディオン♪ グレー、裾にピンク。天に向かって小さく投げキスして位置につく。大きな3トウ+3トウ、軽くステップアウト。3ルッツしっかり決まり、3ループこらえる。フリップとサルコウで転倒、ステップの途中でも転倒してしまったが、後半3ルッツ+2トウを決め、最後まで諦めずに懸命に滑った。力強いボーカルを味方に、今後の復活を期待したい。

エフゲニア・メドヴェージェワ(ロシア) SP:62.89(6) FS:146.73(3) 合計:209.62(5)
 「サユリ」♪ 黒に花を散らしたキモノ風。片手上げ3ルッツ、3サルコウ+3ループが鮮やかに決まって波に乗る。片手上げ3フリップ、2アクセル+3トウ+2トウなどノーミス。ステップでの体の切れもよく、今日は自信に満ちた演技

ブレイディ・テネル(アメリカ) SP:72.92(4) FS:138.39(5) 合計:211.31(4)
 「ニュー・シネマ・パラダイス」♪ ラベンダー。爽快な3ルッツ+3トウを決め、イーグルから2アクセルはトランジションまで丁寧に。後半3ルッツ+3トウ(回転不足)も入り、3フリップで乱れても3ループに2トウをつけてちゃんとリカバリー。
 各エレメンツが正確できっちりしているのが好感。表現も豊かになってきて、プログラムの起承転結がわかりやすいのもいい。

ユ・ヨン(韓国) SP:78.22(2) FS:139.27(4) 合計:217.49(3)
 「エビータ」♪ ブルー。3アクセルは転倒してフェンスにぶつかってしまった でも3ルッツ+3トウを決め、もうミスはなし。イーグルから3ループ、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、後半2アクセル+3トウも大きなジャンプ。
 きれいなイナバウアーも見せて盛り上がったが、曲の終わり方がちょっと唐突な感じがするのは私だけ トップに立ってメダル確定

アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア) SP:74.40(3) FS:166.62(1) 合計:241.02(1)
 「ゲーム・オブ・スローンズ」♪ ブルー。両膝をついた姿勢から立ち上がってスタート。4サルコウは転倒したが、4ルッツが決まるともうジャンプの嵐 4トウ+3トウ、後半4トウ+オイラー+3サルコウ、、、両手上げ3ルッツ+3ループ、、、
 ステップが始まるまで、ほとんど音楽を聞いてないことに気づいた。ジャンプに気を取られて、表現は目に入ってこなかったような
 技術点で100点越え、女子であるとは

紀平梨花 SP:81.35(1) FS:148.98(2) 合計:230.33(2)
 「International Angel of Peace」♪ ターコイズブルー。最初の3アクセルはステップアウトしたが、2本目はしっかり2トウもつけて決めた 両手上げ3フリップ、柔らかに3サルコウ。パーカッションに乗ってエキゾチックなムードを出すステップ。
 後半両手上げ3フリップ+3トウ、2アクセル+2トウ+2ループ、隙がない。イナバウアーからジャンプ、スパイラルと表情豊かなコレオから、両手上げ3ループを決めて美しいビールマンで締めくくった。
 シーズンベスト更新。

 結果、優勝は世界最高得点を記録したトゥルソワ、2位紀平、3位GP初出場のユ・ヨン。4位テネル、5位メドヴェージェワ。本田真凛が6位に順位を上げた。
 表彰式、ユ・ヨンはYoung YOUという綴りなので「ヤング・ユー」みたいな発音になってしまい(漢字では劉永らしい)
 トゥルソワは小さく見えるが、実は紀平と並ぶとわずかに紀平より背が高い。まだ背が伸びるかもしれないが、体操選手のような節制を続けたらこのままの体型を保って、ジャンプもばりばり跳び続けるかも
 このあとはペアそして男子

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