Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ドラえもんもスケート

2015年12月11日 19時29分20秒 | テレビ
 このあと8時から、フィギュアスケート・グランプリファイナルの放送だけど、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」もスケート話(笑)
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グランプリファイナル2015男子SP

2015年12月11日 08時05分08秒 | スポーツ

 また、凄いものを見てしまった
 フィギュアスケート・グランプリファイナル2015男子ショートプログラムジャッジスコア)。

1 村上大介 SP:83.47(5)
 「彼を帰して」♪ 「がんば!」の声に送られて登場。柔らかな表情で滑り出し、4回転サルコウを決める。イーグルを見せてからのトリプルアクセル、フライングキャメルも姿勢が美しい。ルッツからのコンビネーションはルッツ・トウ3-2になった。ターン一つ一つに緩急と表情があるステップ、素晴らしい。観客が大きな喝采を送ってくれた
 満足そうにガッツポーズ。自己ベスト更新。

2 パトリック・チャン(カナダ) SP:70.61(6)
 「マック・ザ・ナイフ」マイケル・ブーブレ♪ 白シャツにブルーのセーター。トトトッ、と走り出すスタートから彼の世界に引き込む。冒頭のトウループはおそらく4回転予定だが3回転に。トリプルアクセルを決めたが、ルッツ・トウを3-3で跳んでしまった。同一のジャンプ繰り返しで無効になってしまう さらにややふらついたキャメルスピンも認定されなかった。
 ほんの数歩でリンクの端から端まで行ってしまう軽やかさ、ボーカルと一体化したステップの楽しさ。プログラムは素敵なだけに、ミスはもったいなかった。

3 金博洋(Boyang JIN)(中国) SP:86.95(3)
 「タンゴ・アモーレ」♪ 得意の4回転ルッツは片手をついたが3回転トウループをつけた。慎重にトリプルアクセルを決め、4回転トウループもややこらえたが着氷。ステップでは、体くねくねではなく、足元のスケーティングでタンゴを表現しようとしているのがいい。実はスケーティングがきれいなところをアピールできていた。

4 宇野昌磨 SP:86.47(4)
 「Legends」♪ バルセロナにシニアの選手として凱旋 イーグルからトリプルアクセル、鮮やか。フライングキャメル、シットスピンでも拍手が起こる。4回転トウループは転倒したが(回転不足)、フリップ・トウ3-3は問題なし。音とシンクロしながら伸びやか、かつ細かいステップは、わくわくして目が離せない。レベル4に加点1.70
 4回転2本下りた金博洋と僅差。


5 羽生結弦 SP:110.95(1)
 「バラード1番」ショパン♪ NHK杯のあの得点がプレッシャーになるのでは?なんて心配は杞憂だった。いつものように、ぐるんと首を回して滑り出し、4回転サルコウからそのままイーグル。4回転トウループにきれいな3回転トウループがつく。フライングキャメルを丁寧にこなし、カウンターからのトリプルアクセル。スピードを増すシットスピンが終わると、弾むようにステップを踏んでいく。
 スピンを止めてフィニッシュの瞬間、きっと睨みそうになったのを抑えて笑顔を浮かべた。また気合が入りすぎたか^^;
 全てがなめらかで、最初から最後まで滞りなく流れてゆく。画面に表示される技術点が60点を超えて、、、
 リンクサイドでオーサーコーチとハグした後、次がフェルナンデス選手なので一人でキス&クライに座る。合間に「Vamos, Javi!」と応援も。
 得点を見て両手でガッツポーズ。あまりの歓声の大きさに、人差指を唇に当てて「静かに」のサイン、フェルナンデスを気遣った。
 ジャッジスコアにマイナスや0がないどころか、1すらない。全て2か3。演技構成点のPerformance/Executionは、ジャッジ9人中8人が10.00をつけたため、実際の得点も10.00。さすがに初めて見る数字・・・
 4回転サルコウ、4回転トウループ+3回転トウループのGOEが3、トリプルアクセルも2.71。スピンのGOEも1.29とか1.43、これは満点に近い。唯一の取りこぼしがステップでレベル3にとどまった。そういう部分が一つあって、かえって安心
 この人は、どこまで行くんだろう

6 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:91.52(2)
 「マラゲーニャ」演奏:パコ・デ・ルシア、歌唱:プラシド・ドミンゴ♪ 羽生のこの演技の後に出て行くのは、気持ち的に難しいかもしれない。しかし、スペインでこのプログラムを滑れる喜びが、最初の手の動きからもう溢れてくる。
 4回転サルコウはステップアウト、ルッツ・トウは3-2に。でもトリプルアクセルは完璧! ドミンゴの声にのって、情熱のステップを滑りきった。レベル4で全員が+3、つまり満点
 得点にほっとした顔。

 結果、羽生結弦がつい2週間前の史上最高得点をあっさり更新してトップに立ち、2位にフェルナンデス、3位に金博洋、僅差で4位に宇野昌磨、5位村上大介。パトリック・チャンがまさかの6位スタートとなった。
 バルセロナの観客は、歴史的瞬間を自分の眼で見られて幸せ フリーは全員がいい演技ができますように。
 

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グランプリファイナル2015ペアSP

2015年12月11日 05時46分49秒 | スポーツ

 ジュニアに続いてシニアも開幕
 フィギュアスケート・グランプリファイナル2015ペア・ショートプログラムジャッジスコア)。

1 彭程(Cheng PENG)/張昊(Hao ZHANG)(中国) SP:65.60(7)
 「Norwegian Wood」ビートルズ♪ 女性のワインカラーの衣装が大人っぽい。デススパイラルから入り、サイドバイサイドの3回転サルコウは女性が転倒。スロー3回転ループ、高さのある3回転ツイスト。途中止まってダンスリフトするステップが、なかなか味がある。フィニッシュもカッコいい。

2 ジュリアン・セガン/シャルリ・ビロドー(カナダ) SP:71.16(4)
 「Monde Inverse(シルク・ド・ソレイユより)」♪ 水色のドレス、茶色のシャツ。高々と放り投げた3回転ツイスト、サイドバイサイドの3回転サルコウ、スロー3回転ルッツも安定している。軽妙な曲にのって活き活きとステップを踏むと、会場が手拍子で一つになった。
 自己ベスト大幅更新に大喜び。


3 于小雨(Xiaoyu YU)/金楊(Yang JIN)(中国) SP:68.63(5)
 「Yulunga (Spirit Dance)」♪ ベージュに金をあしらう。サイドバイサイドの3回転トウループから入り、4回転しないのがもったいないくらい高い3回転ツイスト。スロー3回転ループがきれいに決まる。
 ノリノリとはまた違う、いつのまにか引き込まれるプログラム。2人の絡み方がいい感じ。


4 アレクサ・シメカ/クリス・クニーリム(アメリカ) SP:68.14(6)
 「Nothing Else Matters」メタリカ♪ すらっとした女性のアレクサに黒のつなぎがよく似合う。デススパイラルから入り、鮮やかな3回転ツイスト。サイドバイサイドの3回転サルコウは女性が2回転になってしまったが、スロー3回転フリップはきれいに下りた。
 ロックの曲の硬質な感じを、全体でうまく表現していると思う。


5 クセニア・ストルボワ/フョードル・クリモフ(ロシア) SP:74.84(1)
 「I Put a Spell on You」♪ 女性のサイドにスリットの入ったドレスがセクシー。軽々と3回転ツイスト、スロー3回転フリップ。サイドバイサイドの3回転トウループは女性がややステップアウト。交差を繰り返しながら円形に滑っていくステップは、二人が違う振付をしながら一体感がある。

6 川口悠子/アレクサンデル・スミルノフ(ロシア) SP:73.64(2)
 「I Finally Found Someone」♪ 悠子ちゃんが赤のワンショルダーって、珍しいかも。男性は赤い蝶ネクタイに燕尾服。デススパイラルから入り、サイドバイサイドで3回転トウループを頑張る。3回転ツイスト、スロー3回転ループはさりげなく決めてしまう。リフトの難しい姿勢変化、ステップに躍動感があった。
 ノーミスの演技に会場が盛り上った。


7 メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(カナダ) SP:72.74(3)
 「Your Song」エルトン・ジョン♪ おなじみのワインカラーの衣装。力強く3回転ツイスト、得意のサイドバイサイドで3回転ルッツはややこらえたが着氷。ペアスピンでは逆回転も。曲のサビでステップは盛り上がっていく。スロー3回転ルッツは珍しく転倒したが、背中に乗せるダンスリフトなど、ちょっとした動きの魅力は健在。

 結果、トップに立ったのはストルボワ/クリモフ、川口/スミルノフが2位、デュハメル/ラドフォードは3位スタート。4位にセガン/ビロドー、5位于/金、6位シメカ/クニーリム、7位彭/張。
 技術点が一番高かったのは、なんと4位のセガン/ビロドー。1位から5位まで技術点は38点以上と、さすがファイナルは高レベルの戦いなのだった。
 デュハメル/ラドフォードの逆転2連覇なるか、ストルボワ/クリモフが逃げ切るか。もちろんどの組にも表彰台のチャンスはある。さて、どうなる

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ジュニアグランプリファイナル2015男子SP

2015年12月11日 02時40分37秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル2015男子ショートプログラムジャッジスコア)。

1 ヴィンセント・チョウ(アメリカ) SP:70.48(4)
 「Crystallize」♪ トリプルアクセル、3回転フリップとスムーズに決まる。コンビネーションスピンの回転がわりと速い。両手上げ3回転ルッツ+3回転トウループを後半に決めた。
 全体に丁寧だけどシャープさとスピード感があってよかった 自己ベスト更新にコーチも喜ぶ。


2 ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:69.48(5)
 「Still Loving You」スコーピオンズ♪ 髪をかなり短くしてきた。3回転フリップから入り、トリプルアクセルはややステップアウト気味。きれいな姿勢のキャメル、ルッツ・トウ3-3を落ち着いて決めた。
 ボーカルにのって力強く踊るステップは曲によく合っている。スピンから跪く姿勢で指差してフィニッシュ。曲に合わせて腕をつきあげて頭を垂れるご挨拶もおなじみ。
 得点はもう少し欲しかったかも? フリップがエッジエラーe判定。でもジュニアの大会では今季のベスト。


3 ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:59.37(6)
 「The Prophet」ゲイリー・ムーア♪ いきなりアクセルがシングルに でもドーナツスピンは美しい。フリップも1回転になって、観客が励ましの拍手を送る。ルッツ・トウ3-3が決まってよかった 深いエッジにのってしなやかなステップはいい。
 スケーティングがきれいで表現力があるだけに、ジャンプが惜しかった


4 山本草太 SP:72.85(3)
 「ポエタ」♪ ポマードでかっちり髪を固めて登場。日本語で「がんば!」の応援多数。ゆっくりとした腕の動きから、フラメンコの世界に入っていく。
 トリプルアクセルは回ったがフリーフットをついてしまったかも^^; キャメルスピンで少しぐらつき、足を換えてからは立て直したが、認定されず0点に ルッツ・トウ3-3、フリップを後半に決め、気持ちをこめて踊るステップ。きれいなスピンでフィニッシュ。
 笑顔で迎えるコーチ、ベスト更新はならなかったが、悪くない感触。

5 ドミトリー・アリエフ(ロシア) SP:76.78(2)
 「Nothing the Same」ゲイリー・ムーア♪ きれいなトリプルアクセルが入る。キャメルスピン、ステップとなめらか。ラウンジポジションからフリップ、ルッツ・トウ3-3と完成度高い。フライングシットスピンでV判定になったのはもったいない。
 スピードがあってスケーティングがよく伸びていて、気持ちよく滑れていた。自己ベスト更新


6 ネイサン・チェン(アメリカ) SP:78.59(1)
 マイケル・ジャクソン・メドレー♪ 前半のスローな曲でトリプルアクセル、後半のアップテンポな曲でムーンウォークが入るステップはレベル4。ルッツ・トウ3-3とフリップも問題なし。しいて言えば、どのジャンプも上からどすんと下りてくるので、着氷後の流れがもうひとつ、という感じ。
 このプログラムは完全に自分のものにしている。自己ベスト更新で手をたたいた。

 結果、やはりトップはネイサン・チェン、2位にアリエフ、山本草太は3位につけた。4位ヴィンセント・チョウ、5位サモヒン、サドフスキーは6位と出遅れた。
 1位と2位の差が1.81、2位と3位の差が3.93、3位と4位の差は2.37。1位と5位の差も実は9点あまりなので、フリーの出来によっては順位の大きな変動もありうる。
 山本草太、フリーで出し切れ

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ジュニアグランプリファイナル2015ペアSP

2015年12月11日 01時27分18秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル2015ペア・ショートプログラムジャッジスコア)。

1 アナスタシア・ポルイアノワ/ステパン・コロトコフ(ロシア) SP:45.89(6)
 「Booty Swing」♪ 紫でまとめた衣装。ツイストはややキャッチでもたれかかったが、スロー3回転サルコウはきれいに決まる。ダブルアクセルをうまくそろえて着氷。軽妙な曲によく合わせてステップを踏んだ。
 大きなミスはなかったけど、ベスト更新はならず。


2 アナ・ドゥスコヴァ/マルティン・ビダル(チェコ) SP:55.78(3)
 「シルク・ド・ソレイユ」メドレー♪ 紫と黒で花をあしらう。きれいなダブルアクセル、高い3回転ツイスト、スロー3回転サルコウもなめらか。ステップシークエンスがよくそろっていた。
 自己ベストを少し更新して喜ぶ。

3 アナスタシア・グバノワ/アレクセイ・シンツォフ(ロシア) SP:54.88(4)
 「Tango Volver」♪ 女性の臙脂に男性の黒。回転の速い3回転ツイスト、サイドバイサイドジャンプは2回転フリップ。スロー3回転サルコウもきれい。ペアスピンでじっくり見せる。
 リフトの上げ下ろしがスムーズ、たっぷり時間をとったステップでタンゴを踊りきった。
 自己ベストを更新したのに、なんだか嬉しそうでもないキス&クライ。もっと出せると思ったかな。


4 エカテリーナ・ボリソワ/ドミトリー・ソポト(ロシア) SP:60.29(1)
 「Ninija」♪ 女性は赤、男性は黒。黒に金糸で「忍耐勝」って刺繍してある スピードにのったまま、高い3回転ツイスト。ダブルアクセルをそろって着氷、スロー3回転サルコウもばっちり。回転数が多く姿勢をいろいろ見せるペアスピン、ハンドトゥハンドからすぐヒップをホールドして女性が手を離すリフトも迫力があった。
 こちらは自己ベスト大幅更新に手をたたいて喜んだ。


5 レナータ・オガネシアン/マーク・バルデイ(ウクライナ) SP:52.54(5)
 「The Race II」♪ 黄色と黒にチェックと、カーレースの雰囲気。3回転ツイスト、余裕ありすぎ ダブルアクセルは女性が少しステップアウト。スロー3回転サルコウの着氷もやや乱れた。時折車の走行音が効果音で入る曲で、頑張ってスピード感を保ってステップ。
 スロージャンプは転倒扱いになってしまった


6 アミナ・アタカノワ/イリア・スピリドノフ(ロシア) SP:58.58(2)
 「くるみ割り人形」チャイコフスキー♪ ピンクのドレスと黒ベスト。打ち込みディスコ風アレンジの曲で楽しげに踊る。3回転ツイストの迫力、スロー3回転サルコウの距離と流れがすごい。ダブルアクセルは女性が少し着氷で乱れた。ステップはレベル4獲得。

 結果、ボリソワ/ソポトがトップ、2位にアタカノワ/スピリドノフ、3位にドゥスコヴァ/ビダルがつけた。4位グバノワ/シンツォフ、5位オガネシアン/バルデイ、6位ポルイアノワ/コロトコフ。
 6組中4組がロシアだけど、表彰台独占になるのか、チェコ、ウクライナのペアがロシアの一角を崩すのか フリーも楽しみ

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ジュニアグランプリファイナル2015女子SP

2015年12月11日 00時20分59秒 | スポーツ

 今日、開幕
 フィギュアスケート・ジュニアグランプリファイナル2015女子ショートプログラムジャッジスコア)。日本から出場の3人、頑張れ~

1 アリサ・フェディチキナ(ロシア) SP:64.17(2)
 「感傷的なワルツ」チャイコフスキー♪ ピンクのドレスに短い手袋。長いイーグルからダブルアクセル、ゆったりとステップを踏んでからルッツ・トウ3-3。フリップも余裕で、きれいなビールマンやI字スピンを見せた。随所に見せる所作が、少女らしい

2 三原舞依 SP:56.01(6)
 「ロンド・カプリチオーソ」サン-サーンス♪ 深い青のVネック。緊張した顔で何度も大きく息を吐いてから位置に。ルッツ・トウは3-2になったが、ビールマンスピンやコンビネーションスピンは安定している。ターンからのダブルアクセル、途中ストップから盛り上げていくステップ、最後に軽やかなフリップを決めた。
 ベストには少し遠いスコアになってしまったかな。

3 本田真凜 SP:63.69(3)
 「スプリング・ソナタ」♪ ピンクで裾に水色。細長い手足をひらひらと動かしながら滑り出す。高さのあるループ・トウ3-3で波にのり、ターンからのダブルアクセル、イナバウアーなどからのフリップと問題なし。ステップでも一歩がよく伸びて、ビールマンスピンもきれいだった。
 終わった瞬間、両手でガッツポーズ。自己ベスト更新

4 白岩優奈 SP:60.68(5)
 「虹の彼方に」♪ 目の前で仲間がいい演技をして、気合入ったかな? 空のようなブルーの衣装で元気よく滑り出す。くるくるっとターンからそのままフリップ、ルッツ・トウ3-3も安定感がある。カウンターからダブルアクセルも下りてそのまま振付に入れる。
 ステップは本田真凜とはまた違った勢いがあって、冒険の旅に出発しそうなドロシーなのだった。

5 マリア・ソツコワ(ロシア) SP:62.64(4)
 「ブラック・マジック・ウーマン」サンタナ♪ 黒のフリンジスカートで大人っぽく。ルッツ・トウ3-3を決め、コンビネーションスピンではシット姿勢からフリーレッグをホールドしてそのままキャメル姿勢とユニーク。エレキにのってステップを踏み、ダブルアクセル、フリップと後半に。フリップの着氷は少し傾いたかな。
 ビールマンスピンでフィニッシュすると、ポニーテールをくるんと回した。

6 ポリーナ・ツルスカヤ(ロシア) SP:66.69(1)
 「アルビノーニのアダージョ」♪ 真紅の衣装。距離の出るルッツ・トウ3-3、スピンではしっかり姿勢を保つウィンドミルを見せる。フラメンコのリズムを取りながらステップ、よく体が動いている。ステップの一部のようにすっとフリップを跳び、ダブルアクセルは下りてそのままスプリットジャンプ。安定感が半端ない。
 ビールマンスピンでそれほど足が高く上がらないのが、唯一の欠点か。14歳で身長168cmと大柄なので、体の軽さで跳んでいるジャンプではなく、技術と筋力で跳んでいるジャンプと思われる。これはシニアに上がっても崩れなさそう。
 自己ベストを少しだけ更新、トップに立つ。

 結果、ツルスカヤがトップ、2位フェディチキナ、3位本田、4位ソツコワ、5位白岩、6位三原。5位まで60点以上、技術点も5位まで34点以上で、これはシニア男子の世界選手権出場に必要なミニマムスコアをクリアしていることになる
 1位と2位の差が約2.5点、2位と3位は約0.5点、3位と4位は約1点、4位と5位は約2点・・・フリーで順位が大きく入れ替わるかも
 みんな実力を発揮することができますように。日本勢が表彰台に2人以上、乗れるといいな
 

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