ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

『ごかいの部屋』バックナンバー公開第40回のお知らせ

2021年01月12日 13時15分34秒 | ホーププロジェクト
 この冬最低の気温となり、東京では初雪との知らせが入っている本日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、フォロワー様が65人を超えて迎えた今年最初の1か月は、長期的な対応をイメージするのに役立つ考え方を中心に新旧のバックナンバー掲載文を転載しています。

 通算40本目は、10年前の1月に配信した第185号に掲載の『日にち薬を服用しよう』という文章を前後編に分けての転載です。前回同様年始に合わせた書き方をしているため、本日転載しました。

 前編では、年を越した不登校/ひきこもり状態にある本人や家族の心境を推察するところから書き出し、その背景に長期化への恐怖があるとして「あえて長期化のメリットを書く」と宣言します。そのうえで、何かを感じたり考えたりといった<頭の中でのこと>を含めたすべてを「経験」と定義し、それによってどのような変化が起こるかを述べています。
 後編では、 本人が外部要因を含めた出来事からいろいろなことを感じ考えていること、それが積み重ねられていくにつれて本人に変化が表れること、歳月がそれを可能にすること、と説明を進め「日にち薬(日薬=ひぐすり)」という言葉を使って長期化への過剰な恐怖感や先を急ぐ対応を戒めています。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実したコラム執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 厳寒の1日、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
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