語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】アロマオイルの事故

2018年07月14日 | 医療・保健・福祉・介護
 香りで癒やされ、ストレス解消にも代替療法の一つとしても人気のアロマテラピー。しかし、油や火を使うだけに、扱い方には注意が必要だ。
 例えば、アロマキャンドルを風呂場に置く方法は、香りと共に炎のゆれる様子を眺めながらゆったり湯船につかることで、リラックス効果が期待できるという。ところが、火を消し忘れて風呂場を離れて、一部を焦がしてしまったという事故が起こっている。
 また、こぼれたアロマオイルを拭いて、オイルが染み込んだタオルを洗濯し、乾燥機で突然発火する事故もあったそうだ。この事故は布に付着したオイルが乾燥機の熱で酸化反応を起こし、発熱したことが原因となった。家庭での洗濯では、染み込んだオイルは抜けないのだ。
 東京消防庁の報道資料では平成20年から24年の5年間でこうした火災は26件起こり、うち4割はエステ店で起こったという。アロマオイルがついた布は乾燥機を使わず、自然乾燥させたほうが良いだろう。

□南雲つぐみ(医学ライター)「アロマオイルの事故 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年10月4日)を引用
 


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