よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

イノベーティブな人々の連鎖

2007年06月17日 | ビジネス&社会起業
このところ、やたらと面白い人々とお会いすることが多い。面白い、というのは駄洒落や漫談が面白いというのではなく、そういう方々がイノベーションのネタを持っていたり、実践していたり、当事者として推進しているからだ。

イノベーションを「技術革新」と訳したのは想像力不足に他ならない。イノベーションはなにも狭義の技術の世界のみで起こるわけではない。販売、マーケティング、管理業務、ヒューマン・リソース・マネジメント、ファイナンスなどありとあらゆる仕事の中で、ギョッと言わせるような仕組みの変化があれば、それらもイノベーションだ。このようにゆるく広くイノベーションに対して構えたほうが、イノベーションの可能性が格段と広まり、また、イノベーティブなモノゴトがいろいろと目にとまっている。

さて、先週共同で技術研究を行った米国の某ベンダーは、仮想化技術に関するギョッとするようなイノベーションをビジネスベースで実践している。これらとコマーシャル・オープンソースを組みあわせたら、強烈にオモシロイ!ということで、今回の共同研究(トレーニング・セッションを含める)が実現してしまった。もちろん、日本で商売をするには、諸般の和風のアレンジが必要となってくる。ソフトウェアの日本語化、日本語ドキュメント作成な言うに及ばず、商流構築など、いっさいがっさいの日本上陸作戦が始動すると、さらに面白いか。

いずれにせよ、領域はどこであれ、前向きな変化や変革のネタを撒いている人のマワリの空間には濃密なワクワク感覚が充満している。この実態を伴ったワクワク感覚がスパークして、イノベーションが連鎖して、強化され、巻き起こり、世の中が変わってゆく。

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