よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

facebookセミナーに出てお酒飲んできた

2012年02月17日 | よもやま話、雑談

昨日は、農工大・多摩小金井ベンチャーポートでのfacebookセミナーに参加。といっても、自転車&アウトドア関係の友人たちが多く参加するので、主眼はその後の飲み会だったのだが。

セミナーで新しいものごとに触れるとき、けっこう面白いのが、講師もさることながら、その場に集まったご面々との雑談だ。そしてそんな雑談の中で見えてくる集団的なプロフィール特性がけっこう面白い。

昨夜集まったご面々は、かつては大企業に属しながらも自立した侍業、コンサルタント、ベンチャー企業家の方々が80%を占め、残りの20%が、それらの方々をケアしたり支援したりする立場の方々。

いってみれば、活動の軸足を、既存の組織=集団から、個人の方向にシフトした、あるいはシフトしつつある人達だ。

と言いながらも、個人と集団を二項対立させて議論するのは、古い思考方法だと思う。個人の活動と、集団の活動を分離してデザインするっていうのも、そぐわない。

企業、団体、NPO、地方公共団体、学校、大学、同窓会、クラブ、私的な集まりなど、ありとあらゆるコミュニティと個人は入れ子構造、相互依存の関係になっている。二項対立ではない。いや、むしろ、個人のアイデンティティー、いろんな活動がリードして、集団やコミュニティのアクティビティや性格が形成される。

あたりまえといってしまえば、あたりまえ。ソーシャル・マーケティングの動向は、たぶんそのあたりまえの方向に展開している。

「コミュニティが個人の力をリード」ではなく、「個人の力がコミュニティをリード」。facebookのようなソーシャルメディアが、ソーシャルだと言われるのは、後者のベクトルが強くはたらいて新しいソーシャル性を後押しするメディアだからだ。その意味で、

facebook市役所

ドイツ警察がFacebookページで指名手配犯を逮捕しまくり

「キター!県民の皆さん」「新聞に抗議。不買運動しましょう」 Facebookで奈良県幹部   が“暴走”

という動きは、象徴的だ。

初歩的テクニカルな説明に終始するfacebookセミナーはつまらない。公・共・私にわたる関係性の構造と機能の大変化のなかでの個人の振る舞いを論じるような構え、大局観が必要だと思う。

①その構え、大局をどうデザインするのか?②そのためのテクニカルな対応はどうすべきなのか?こういう流れで、③事例を検討し、ヒントを共有し、テクニカルマターの応用ティップスを紹介する。そんな流れのfacebook活用セミナーを企画したら面白だろう。いっちょやりますかね。


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