よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

ドル崩落=脱アメリカ現象が進行中

2009年10月07日 | 恐慌実況中継
ドル覇権の終焉過程で、一時1オンス=1100ドルを突破して今後、金は高騰してゆくだろう。

<以下貼り付け>

【ニューヨーク時事】6日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、原油取引の決済をドル以外の通貨や金塊で行うことが検討されているとの報道をきっかけに急騰した。取引の中心となる12月物は、電子取引で一時1オンス=1045.00ドルまで上伸し、昨年3月17日に記録した取引時間中の史上最高値(1033.90ドル)を約1年7カ月ぶりに塗り替えた。

 12月物は前日終値比21.90ドル高の1039.70ドルで引け、終値としても史上最高値を更新した。

 英紙インディペンデント(電子版)はこの日、湾岸産油国と中国、ロシア、日本、フランスが、石油取引の決済を、円、ユーロなど複数の通貨を組み合わせた「通貨バスケット」や金塊で行うことを秘密裏に協議していたと報道。これは各国当局者により相次いで否定されたものの、基軸通貨としてのドルの存在感低下を反映した動きと受け止められた。 

<以上貼り付け>

石油取引の決済を「金塊」で行うことを協議、とあるが、米通貨当局からみれば、アメリカぬきの共謀。中国、ロシア、日本、フランスからみれば当然の自衛策。

ここまで来ると石油という実物を金塊という実物で決済するという基軸通貨ドルに対する不信を通り越えて、脱アメリカで自分たちのポジションを守ろういうこと。基軸通貨ドルの終焉を明瞭に示す動きだ。

ドル崩落が脱アメリカを呼び、脱アメリカがドル崩落を呼ぶという構造になりつつある。

上のニュースを受け、下記が今日の論評。

Dollar tumbles on report of its demise
Gold price at record high as Independent story sends global markets into a frenzy By Stephen Foley in New York

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