散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20151215最近読んだ本

2015年12月15日 23時52分46秒 | 読書
■「銀座の酒場を歩く」太田和彦
登場する店の中で、行ったことがあるのは11軒。

■「O.tone vol.86」
ステーキ特集。正直な話、ある程度高いステーキ店で食べたこともあるのだが、美味しいと思うのは焼肉の方なのは私だけか? 味覚が幼稚なのだろうか。創作の庭は井上まさじ「無題」が取り上げられていた。

■「美術館の舞台裏」高橋明也
三菱一号館美術館の初代館長による本。

以下、図書館の3冊。
■「断絶の都市センダイ」今野晴貴
東日本大震災からの復興(まだ復興していないと思うが)における影と闇。

■「原発依存の精神構造」斎藤環
心理学的なアプローチも取り入れ、非常に多くの示唆を含んだ本。

■「キャベツにだって花が咲く」稲垣栄洋
いったい植物のどこが花・茎・根であり、人間はどこを食べているのか、という本。非常に興味深いし、ちゃんと野菜や果物を見れば、ある程度の事は分かるということでもある。

■「津波の夜に」大西暢夫
私もかなりの冊数の震災本を読んできたが、その中でも最も生々しく、読むのがつらい本。まさに目の前で家族・知人の命が消えていくのを見た人たちのインタビューなのである。

安いおつまみ

2015年12月15日 19時09分23秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
もう一つ風邪が抜けきらない火曜日。札幌駅北口で仕事を終えたため、札幌駅の「S」へ。1杯目はハイボールとハムカツ。

 

2杯目は黒霧島お湯割りとカウンターに置いてあった袋入りあたりめ。コンビニでこの小さい袋を買うとやけに高く感じるが、飲み屋にあると安く感じる。



強力な歯ごたえで、結構長持ちした。

20151213ギャラリー巡り

2015年12月13日 14時52分20秒 | ART
本日は富士フイルム→大通→道新→大同→道銀駅前支店→JR ART-BOX→エッセ→紀伊国屋→大丸→ivory→さいとう→スカイホール→三越→文学館→創→資料館の16か所。土曜日に出そびれたため、時計台、たぴおに行けずじまいとなった。

■JR ART-BOX「経塚真代 見ているのか見られているのか」。どこか気になる人形造形作家の作品が、JRの駅にも展示されることになった。私も2013年2月に初めて見てから、気になっている作家である。



■北海道立文学館「ネコ! ねこ! 猫!!」。文学や童話に登場する猫が取り上げられた、なぜか無料の展覧会。文学館にあるものだけで展示を構成しているのかな? 私は猫の登場する小説と言えばR・A・ハインラインの「夏への扉」しか思い浮かばなかったのだが、展示を見ると、札幌在住、東直己「猫は忘れない」もあったか。何しろ、「吾輩は猫である」もちゃんと読んだことがないのであるからして。

展示で気になったのは、「動物詩集」アポリネール著、堀口大學訳、ラウル・デュフィー画や、「猫町」萩原朔太郎著、川上澄生画などの本か。他に西村眞琴「夜を眠る猫」という木版画があったのだが、もしかしてこの人、「學天則」を作った人か? 他に有馬頼義の色紙絵「猫の絵」というのも展示されていた。

 

■札幌市資料館「RYOTA KUWAKUBO LOST#13」。パッと見た瞬間、伊藤隆介と同じ手法かと思ったが、そうではない。暗くした展示室の中でいわゆる影絵を映し出す作品なのだが、かなり面白いと言えるだろう。動画を撮影しなかったので、断片的な写真では良く分からないと思うが、雰囲気だけでも公開したい。







これはぜひ見るべきだと思う。ある一定時間で影絵は終了して、最初の状態に戻るのだが、その時、急速に巻き戻されたような印象を受ける所が、積み上げてきた人生の舞台を撤収せざるを得なくなってしまったかのようで、コミカルであるとともに、考えさせるものがある。



その他、ギャラリーエッセ「増田寿志展」では11時直前にフライング入場してしまったが、相変わらずの上手さ。ギャラリー創では「YOU ARE HERE」と題したアメリカの風景写真展。大自然から都会まで、振れ幅が広くて面白い。

博多うどん? アゲイン

2015年12月13日 11時52分30秒 | 食べ歩き
札幌にあると思われる博多うどんの店のうち、2軒目となる「NN」うどんに行ってみた。入口の食券機でしばし悩み(他の客が来なくて良かった)、肉ごぼう天うどんを注文。やはりごぼう天も肉も両方食べたい。

この店の特徴はいくつもあって、実はうどんではなくて蕎麦も注文できるのだが、博多でそりゃないだろう。それから「生姜は?」と聞かれるので、うどんに入れる量を最初に答えなくてはならないのだった。とっさに「普通で」(スプーン1杯)と答えたのだが、後から考えると別皿盛りにすればよかった。

差ほど待たずに、注文の品が登場。ここはスティック上のごぼう天が立てかけてあり、肉はすじ煮込みのような感じ。生姜がスプーン1杯載っている。



まずは生姜を崩さずにうどんを食べるが、想像とはかなり違い、醤油濃いめで甘辛い味だ。肉はこちらもやや濃いめの味だが、トッピングなのでこれはピッタリ。ゴボウは揚げたてであるが、そのまま食べても、汁に浸して衣が溶けだすのもいい感じだ。そして生姜はやはりかなりパンチがある。店で特定の産地から取り寄せたものを下ろしているとのことで、かなり刺激的である。

少し食べたところで、目の前にある唐辛子を入れてみることにしよう。まあ、小さじ1杯(ランク的には「関脇」)くらいかと、一抹の不安を感じながらも投入。すると想像をかなり超える激辛になってしまった。舌も痛いし、あっという間に汗が出てくる。



関脇の上に小結、大関、横綱とランクがあるので、こんなに辛くなってしまうとは思わなかった。生姜にせよ、唐辛子にせよ、入れたものはもう戻せない。慎重にかかるべきという教訓が得られた。


麺2食

2015年12月13日 07時56分37秒 | Weblog
先日、富山に行って来た時の自分土産、富山ブラック黒醤油らーめんというのを食べた。色は濃いが、もちろんそれほどしょっぱい訳ではない。かなり魚の風味が強いと思ったら、想像される煮干しではなく、魚醤を使っているのだとか。なかなかコクがあって、気にいったと言えるだろう。



続いて、熊本県は五木食品の坦々麺。バランスの良い辛さだったが、花椒を加えれば良かったかも。


20151212最近読んだ本

2015年12月12日 23時43分43秒 | 読書
■「恋よりブタカン!」青柳碧人

■「勝負」池波正太郎
再読。

■「Whisky World 2015 DECEMBER」
日本のクラフトディスティラリー特集。すなわち小規模生産のウイスキー蒸留所の事である。

■「十番斬り」池波正太郎
再読。

■「武士の紋章」池波正太郎
再読。

■「波紋」池波正太郎
再読。

以下、図書館の4冊。
■「「ゆとり」批判はどうつくられたのか」佐藤博志、岡本智周
少なくとも私は他人、または他人の世代の事を「ゆとり」と呼んだことはない。

■「学校珍百景」塩崎義明
学校では常識となっているが、一般的にはどうだろうという物事について。これ、会社でもあるんだよなあ。

■「教師の本分」尾木直樹

■「希望」乙武洋匡

今週の締め

2015年12月11日 23時56分07秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
先週の富山行きから、今週の猛烈な咳(結局風邪だったのか?)と調子が良くない。そんな中で、どうしてもバーで締めたい。一緒に飲んでいた2名と別れ、すすきの交差点方面へ。今日は人出も多いし、路面電車の運行準備が最終局面を迎えているせいか、何だか大混雑なのである。



今日は久しぶりにバー「ng」へ。この店も予想通り混雑気味だったが、何とか1席空いていた。もう軽めにしておこうとジンフィズを注文。通しに柿とニシンのマリネが登場。



2杯目ジョニーウォーカーゴールド+カルパノアンティカフォーミュラ+キナリキュール+ビターズ3種類の私好みのカクテル。何だか適当に言っても私好みが出てくるね。

結構飲んでいたので2杯で満足した模様で帰宅。週末は体を休めよう。

一応忘年会的な

2015年12月11日 22時32分35秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今年の私はこれまでにかつてないほど年末感がない。本当に今は12月なのだろうか。

12月10日。
そんな中でも仕事関連の飲み会(多分、忘年会なのだろう)、第1弾。普段仕事をしているメンバー(お客さん含む)との飲み会で、バスセンター近くの「I」へ。

前菜、刺身、鮭ホイル焼き、天ぷら、鶏鍋、雑炊など。飲み物はビールからハイボール大量。普段真面目な顔しか見ない皆さんのバカ話が強烈で、つい2次会へ。近くの居酒屋「M」でさらにハイボールを飲んだような気がする。

面倒くさくなって、タクシーで帰宅。

12月11日
ちょっと厄介な議論を終えて、地下鉄の駅方面へと歩くと、隣にはT君が。話を聞くと、Y先輩と飲みに行くとのこと。これはお邪魔してしまおうかな。

店はすすきのの「H」。ビールを注文し、刺身盛り合わせ、焼きぺぺ、セリ鍋、ラーメンサラダなど。刺身は種類豊富でかなり上質。焼きぺぺとは焼きそばペペロンチーノ風ということらしいが、間違いなくこの店の名物であろう。かなりの辛さとニンニク風味で、相当旨いのである。

それから鶏肉と鶏つくねの入った醤油出汁で食べるセリは絶品。「20秒くらい火を通して食べて下さい」ということだったが、もう少し時間が短くてもいいかも。ついでに舞茸もかなりの味。

その後、1合瓶で各種取り揃えてある日本酒を飲む。10種類あったのだが、T君と8種類ほど飲み、お店の人もあきれ出したところで終了。

写真がないので、2日間まとめて記事にしておく。

消毒

2015年12月09日 19時09分05秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
ずっと咳が止まらなかったのだが、病院での診立ては深刻な病状ではないとのこと。しかも、病院では全く咳が出なかったりするのだ。そんなこともあり、久々に違う形でのどの消毒をしたくなってきた。

よし、今日は土曜日が休みになってしまった「JN」に久しぶりに行ってみよう。

店に入ると、ムムム、普段の接客メイン担当は女性の方なのだが、その姿が見当たらない。たまたま休みなのか、人件費削減でいなくなってしまったのか? ま、それはさておきホッピー黒を注文。つまみは、さつま揚げだな。



丁寧に炙っていたさつま揚げはいい感じ。生姜がいいが、一切れ、一味唐辛子でも食べてみた。

焼酎をお代わりして、マカロニサラダを追加。キャベツがついているのも嬉しい。ちょっとだけ醤油をかけてつまみにする。



味は変わりないね。場所が地下鉄駅から微妙に遠いという問題があるのかもしれないが、私は近くのバス停(北1西7)から、バスで帰宅した。札幌の西方面の人にとっては、このルートがいいと思う。


20151206最近読んだ本

2015年12月06日 23時34分56秒 | 読書
■「叛逆航路」アン・レッキー

■「忘却のサチコ4」阿部潤

■「セルフクラフトワールド01」芝村裕吏
生命体が自由に進化をするゲーム世界。そんな中で街人キャラクターの女性を主人公にしたラブコメストーリーが展開。

■「シャーロックホームズの不均衡」似鳥鶏
難事件の解決に力を発揮する特別な能力者。彼らには世界各国の諜報機関の手が伸びていた。

■「君と時計と嘘の塔」綾崎隼
幼馴染の死を知った主人公はタイムリープしてしまう。飛んだ先は過去で幼馴染はまだ生きているが、親友がもとから存在していない世界だった。はたしてやり直しはきくのか。

■「ブタカン!」青柳碧人

以下、図書館の3冊。
■「定年力」多胡輝

■「断る力」勝間和代

■「プレゼンの技術」八幡紕芦史

定食的なもの

2015年12月06日 14時15分48秒 | 食べ歩き
どうも調子があまり良くない。しっかりした昼食を食べようと、定食的なものを探して歩く。途中で銀行、新古書店に立ち寄り、結局「O」へ。琴似って古典的な定食屋さんがないよね。

何を食べるか迷ったものの、あまり凝った定食を食べたい訳ではなく、結局店名を冠した「O」ランチを注文。初めてご飯を大盛にして見た。待つことしばしで、定食が到着。むむ、予想を越えてご飯が多い。



味噌汁はわかめとオクラ入り。目玉焼きの下にカボチャコロッケ(おかずになりにくいか)、鶏空揚げ、サラダ、大根おろし、漬物。最悪、ゴマ塩ふりかけがあるので、それでご飯を食べよう。

ということで、目玉焼きをご飯に乗せ、おろし醤油で鶏空揚げ、ソースでコロッケを食べるも、やはりおかずが先に無くなった。ここで予定通りにゴマ塩を投入。腹一杯になった。

帰りは通勤用のカバンを買いたかったのだが、気に入るものがなし。やはり札幌駅か大通付近でなくてはダメだろうか。

人にあたる

2015年12月05日 22時40分50秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は人と話し過ぎた。1軒目は札幌駅北口の居酒屋「Y」。飲み物は響ハイボール(1杯だけ知多ハイボール)。食べ物は鶏皮の和え物、鶏の豆乳鍋、サラダ、円形の餃子、蕎麦。

ここで力尽き、JRで琴似に移動(ドニチカキップを持っていたのだが…)。

久しぶりに琴似のバー「D」へ。1杯目はアクアビットフィズ(ちょっとだけ飲んだところ)。



2杯目はピエール・ユエ・1972・シングルカスク・42年。さすがにいい値段であるため、ハーフショットでお願いする。

 

香りが非常によく、最初に飲んだ感じは意外とフレッシュ。通しの柿ゼリーを食べた後に飲んだら、また違った甘みが感じられた。飲み終えたグラスをしばらく置いといてもらったのだが、香りがどんどん強く香ばしくなる感じした。本来はハーフではなくて、ちゃんと1杯飲むべきなのだろう。

3杯目はこれまたぜいたく品、ラガヴーリン・キルダルトン・アイラリザーブ(BBR)。ラガヴーリン好きにはたまらない品だ。味はちょうど適度なスモーク度合いに、恐ろしいほどの滑らかな味。



この後に飲むものを思いつかず、帰宅。

20151205ギャラリー巡り

2015年12月05日 13時52分10秒 | ART
本日は近美→らいらっく→時計台→大同→大丸→紀伊国屋→エッセの7か所。午前中、インフルエンザの予防接種、午後はイベント参加とあって、回りきれなかった所多数。残念。

■北海道立近代美術館「新道展60周年記念会員展」。
田村純也「魂域~zero~」:入口付近で見ごたえのある、インスタレーション。



野又圭司「「経済」という全体主義」:タワーマンションや高速道路の壮大な廃墟。



楢原武正「大地/開墾2015-11」。さすがの迫力。今展覧会ではインスタレーションが目立っていたように思う。



合田典史「北の街II」:静かな港町。トタン屋根の色が目立つ、人のいないあっさりした風景。これは北海道の地方都市らしい。
高橋孝「夜明けの詩」:青空に月、そして蝶が舞う。赤い布のような地面にセミやクワガタ、トンボ。精密で不思議な作品。



■時計台ギャラリー「第9回北海道現代具象展」。時間に余裕がなかった。こんなことなら、小樽でゆっくり見て来た方が良かったかも。

金井訓志「麗し、MissB」:あえて太い線でキッチュなオバチャンを描いた作品。マンガやリキテンスタインっぽさがある。
西田陽二「赤い扇」:白いドレスに赤い扇の色彩の対比もあるが、レースなどのタッチに見どころあり。
森山誠「作品15-5」:白地に筆でザクザクと線を引いた作品。雪景色のようにも、黒い鳥が飛んでいるようにも見える。

■大同ギャラリー「北海道版画協会作品展」。
兼平浩一郎「OVERLAY」:白から紺へのグラデーション。縁取りの茶色もいい。
宮井保郎「STAR BURST」:洞窟内の光の世界のようだ。
藤林峰夫「休漁の朝」:浜辺の漁具に僅かばかりの雪がかかる。やはりこういう作品もあってほしい。

スパイス頼み

2015年12月05日 11時31分57秒 | 食べ歩き
今日の朝はトムヤムフォーなどと言う物を食べてしまったが、まだ体調が良くなってこない。昼食はカレーと言う選択肢もあったのだが、今日は中国のスパイスに頼ることにしよう。

ということで、札幌駅前の中華料理「CS」へ。迷った結果、辛口味噌ラーメンにしよう。この店の惜しいところは、日替わりランチが完全に曜日固定の所だけだな。土曜日はいつも麻婆豆腐定食か、五目あんかけ焼きそばなのである。

すぐにラーメンが到着。



表面の色は真っ赤だが、ベースは味噌味のスープ。ただ辛いだけの辛さではない。麺はもう少しだけ固めでも良いと思うが、上に乗っているシャキシャキの炒め野菜と豚肉の具もなかなかよろしい。

これで550円だからな。高い今風のラーメンより、私にはこちらの方が望ましい。


力尽きる

2015年12月04日 19時30分03秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今週は絶不調。それなりの睡眠時間を取っているのだが、目が覚めたときから疲れっぱなし。異常に肩が凝り、心筋梗塞の前兆ではあるまいかと不安になったりする始末である。

金曜日は早めに仕事を切り上げ、すすきののバー「N」へ。ちょっと軽く一杯飲んで行こう。

1杯目はジン+ザクロ+ライムのカクテル。なるほど、ジンの味がする。当たり前なのだが、普段はアクアビットを飲むことが多いので、結構味が違うものだと思った。



2杯目はなぜか突然メディーチェオという珍しい薬草リキュールが登場し、ここにウイスキー+フェルネブランカ+ぺルノーが入った複雑なカクテル。ウイスキーらしさと甘みが調和している。

 

3杯目はサヴォイのカクテルブックがあったので、それを読み解こうとしたが、英語のため気力が湧かない。何とかホテルの代名詞であろうサヴォイカクテルというのを注文してみた。レシピはブランデー+ベネディクティン+カカオリキュール。



おお、思ったほど甘くない。ブランデーにフラパンを使い、ちょっと多目にしてもらったからな(贅沢だ)。ということで、本日は終了。明日はのんびりできればいいのだが、残念ながらイベントがある。