散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20110205ギャラリー巡り

2011年02月05日 17時54分15秒 | ART
本日は、資料館→コンチネンタル→市民→道新→時計台→紀伊国屋→らいらっく→CAI02→富士フイルム→OYOYO→アートスペース201→スカイホール→ラフィラの13か所。元々あまり回れない予定だったので、行く所を絞り込んでおり、結果的にも少なめである。

■札幌市資料館「岩間 廣 写真展」。賛助出展していた、佐伯裕子の「1970年代札幌市ススキノ」がど真ん中ストライクであった。最初、「このひなびた飲み屋街はどこ?」と思ったのだが、何とススキノ。こんな風だったんだねえ。写っている中には、ユック、五十番、北専会館(店としてぎるびい、サイロ)、北洋相互銀行、サントリーケラー、東京堂書店など。懐かしい店、今も健在の店といろいろあって楽しい。東京堂書店は今のラフィラの角だと思うが、路面店だったのだ(知らなかった)。

それから「BARボイン」なんていう店もあったりするのも、また楽しい。

■市民ギャラリー「北海道芸術デザイン専門学校 第43回卒業制作展」。和テイストで、細かく描き込んだ系統の作品が多いなあ。それだけでは面白くなくて、世界観のようなものを考えてほしいと思う。伊藤紗絵子「いきてしんでいきて」は、カエルワールドというか、独特のものを生みだしていると思う。



写真は今井明日香の「逆襲~TAKO~」。床に配置されたトリックアート風の作品。撮影可ということであったので、撮って見た。

OB展も同時開催なのだが、私のとても期待している人は小品の出品のみであった。あの画風では大作を仕上げるには大変なのだろうが、非常に残念だった。

■時計台ギャラリー「道都大学美術学部作品展2011」。
清武昌「秘密とその形」:不気味な形状が人間の形をとらなくなった時に、深みが出たような気がする。
上野麗一「Sports men」:バッタ、とんがり、立方体の顔をしてラケットを持った3人男。軽妙なユーモア。
小野翔平「古今無双物語」:緑地に謎の兵器のような物体。これも飄々とした感じ。

■らいらっくぎゃらりー「末裔たちの午後」。2011年の新作は小品5点。かなりきっちりと描いたエスキースがあり、興味深い。このギャラリーは大作を見るにはちょっと苦しいよね。

■CAI02「NM³A展」。松本典子の「華」は切り紙の大作。面白い。



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