本日のギャラリー巡りは道立近代美術館→大丸→突如思い立って小樽美術館→小樽文学館の4箇所。
■北海道立近代美術館「独立展」。200号という巡回作品の大きさもあるが、作品世界に圧倒される。かなりの人が画を描くということに自分の人生のウェートの多くを置いていると思われる作品が多いのだ。私は画を描く人間ではないから耐えられるが、画を描く人ならばこの展覧会を見た後に「家に帰って描かなきゃ!」と思うのではないだろうか。
木津文哉「紙の家」:木の家と門ををリアルに描いた作品で、こういうのはありだと思う。
久保田益央「祈」:祈る巡礼を描いた作品なのだが、この既視感はなんだろうか。
権藤信隆「L’animo bergine」:ヒロイックファンタジー調でありきたりともいえるが、描きこみがすごい。
塚本聰「二つの時」:中世風の橋と奥には近代的な摩天楼。橋の存在感が凄い。
栃内忠男「窓」:かつて見たことがあるが、力強くゆがんだ窓枠に圧倒される。
半那裕子「Alice in New Wonderland」:回廊や骨、卵と様々なイメージ。
福岡奉彦「引窓」:窓の外の空に船が浮かぶ空想的作品。
松永久「相」:紬を思わせるような藍色の縞模様が面白い。
湯澤宏「天国のラ・フランス昼と夜」:洋ナシと3人の女性を描いた象徴的な作品。
輪島進一「加速度」:見ようによっては「影分身! サスケ!」という作品。
服部誠「UF-71」:一原有徳を思わせるような不思議世界を描いている。
とにかく面白かった。昼食をはさんで大丸へ。
■大丸「ヨーロッパ絵画名作展」。おおむね落ち着く作品が多い。私はギュスターブ・ドレの「城の夕暮れ」が面白かった。黄昏の逆光が刺激的で、普通の風景画をもう少しで超えてしまいそうな作品だ。その他ミレイ、ターナー、ムリーリョ、ジェリコーと有名どころ多し。
ここで多少のアルコールの影響でスイッチが入り、突然小樽に行きたくなった。JR快速で2時過ぎに小樽着。さっそく小樽美術館だ。

■市立小樽美術館「中村善策展」。まずはいつもの1階から。今回は「山籟」「赤岩朝陽」が初見だろうか。正直な所、中村善策は最初「上手くねえなあ」と思っていた。しかし「新雪」の縦長の構図に手前から池、植物、森、雪山をみっしりと描いて破綻していないのを見ると、やっぱり凄い人なのだろうと思う。

2階の「家族を描く 暮らしを描く」はやはりちょっと甘口な感じ。大月源二が自作に対して家族の批評を聞きたがっていたという話は面白かった。家族がまた「ここでやめていたら最高」「わざとらしくないか」「上手すぎる」と辛口批評を浴びせていたらしいのが面白い。
一番良いと思ったのは、伊藤正「あおむける構図」だ。緑のカーペットに緑の服を着た女性が寝そべり、さらに青リンゴを登場させる難しい色彩感覚の作品である。
3階の「小樽チャーチル会展」はすっきりと楽しい作品が多く、好感が持てる。
■小樽市文学館「小林金三画展 小樽・街と家並み」。新聞に載っていたのを思い出したのも小樽に来たくなった理由の一つである。私は小樽の昔の建物を全然知らないが、昔を知っている人には涙ものではあるまいか。作品に添えられた小エッセイのような文章がまた面白い。
文学館に来ると名物副館長Tさんに声をかけてみたくなるのだが、どうしても勇気がない。本日もコーヒーとジャスミン茶を飲んで、古本から3冊ほど欲しい本を発見して文学館を出た。
■北海道立近代美術館「独立展」。200号という巡回作品の大きさもあるが、作品世界に圧倒される。かなりの人が画を描くということに自分の人生のウェートの多くを置いていると思われる作品が多いのだ。私は画を描く人間ではないから耐えられるが、画を描く人ならばこの展覧会を見た後に「家に帰って描かなきゃ!」と思うのではないだろうか。
木津文哉「紙の家」:木の家と門ををリアルに描いた作品で、こういうのはありだと思う。
久保田益央「祈」:祈る巡礼を描いた作品なのだが、この既視感はなんだろうか。
権藤信隆「L’animo bergine」:ヒロイックファンタジー調でありきたりともいえるが、描きこみがすごい。
塚本聰「二つの時」:中世風の橋と奥には近代的な摩天楼。橋の存在感が凄い。
栃内忠男「窓」:かつて見たことがあるが、力強くゆがんだ窓枠に圧倒される。
半那裕子「Alice in New Wonderland」:回廊や骨、卵と様々なイメージ。
福岡奉彦「引窓」:窓の外の空に船が浮かぶ空想的作品。
松永久「相」:紬を思わせるような藍色の縞模様が面白い。
湯澤宏「天国のラ・フランス昼と夜」:洋ナシと3人の女性を描いた象徴的な作品。
輪島進一「加速度」:見ようによっては「影分身! サスケ!」という作品。
服部誠「UF-71」:一原有徳を思わせるような不思議世界を描いている。
とにかく面白かった。昼食をはさんで大丸へ。
■大丸「ヨーロッパ絵画名作展」。おおむね落ち着く作品が多い。私はギュスターブ・ドレの「城の夕暮れ」が面白かった。黄昏の逆光が刺激的で、普通の風景画をもう少しで超えてしまいそうな作品だ。その他ミレイ、ターナー、ムリーリョ、ジェリコーと有名どころ多し。
ここで多少のアルコールの影響でスイッチが入り、突然小樽に行きたくなった。JR快速で2時過ぎに小樽着。さっそく小樽美術館だ。

■市立小樽美術館「中村善策展」。まずはいつもの1階から。今回は「山籟」「赤岩朝陽」が初見だろうか。正直な所、中村善策は最初「上手くねえなあ」と思っていた。しかし「新雪」の縦長の構図に手前から池、植物、森、雪山をみっしりと描いて破綻していないのを見ると、やっぱり凄い人なのだろうと思う。

2階の「家族を描く 暮らしを描く」はやはりちょっと甘口な感じ。大月源二が自作に対して家族の批評を聞きたがっていたという話は面白かった。家族がまた「ここでやめていたら最高」「わざとらしくないか」「上手すぎる」と辛口批評を浴びせていたらしいのが面白い。
一番良いと思ったのは、伊藤正「あおむける構図」だ。緑のカーペットに緑の服を着た女性が寝そべり、さらに青リンゴを登場させる難しい色彩感覚の作品である。
3階の「小樽チャーチル会展」はすっきりと楽しい作品が多く、好感が持てる。
■小樽市文学館「小林金三画展 小樽・街と家並み」。新聞に載っていたのを思い出したのも小樽に来たくなった理由の一つである。私は小樽の昔の建物を全然知らないが、昔を知っている人には涙ものではあるまいか。作品に添えられた小エッセイのような文章がまた面白い。
文学館に来ると名物副館長Tさんに声をかけてみたくなるのだが、どうしても勇気がない。本日もコーヒーとジャスミン茶を飲んで、古本から3冊ほど欲しい本を発見して文学館を出た。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます