goo blog サービス終了のお知らせ 

散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100418ギャラリー巡り

2010年04月18日 16時39分13秒 | ART
本日は試験終了後、テンポラリースペース→ギャラリーエッセの2か所。

■テンポラリースペース「藤谷康晴個展 ANALOG FLIGHT」。
久々の藤谷君の展覧会だった。会場には5~6人いたかしら、結構な混雑である。

まずは、奇怪な2作品。
「「戦慄の最前線」ツアー」:さまざまな怪物が描かれ、百鬼夜行という感じだ。目立つ所にニコニコ顔の人間っぽいのがいて、これがまたちょっと怖い。
「その曲がり角、暗躍」:惑星、いや宇宙規模の化け物登場。

次はどこか整然とした2作品。
「離陸する猿」:まるで気の狂った壁紙(←ほめ言葉)とでも言いたくなるような背景に、猿が何者かに進化しようとしているようなビジョン。線をち密に重ねた”手”も良い。
「機械の告白、大地の涙、少女の服」:こちらは全体的に建築物的フレームが導入され、そこに女性の顔が描かれている。

私が「整然」好みなので、新たな傾向の作品が非常に気になった。藤谷さん本人曰く、「昔の整然としたペン画から、筆で自由な線を引けるようになり、またこの作風に来た。これからも何か生まれそうな気がする」とのことで、私も今の作品の素晴らしさと、まだ伸びしろがありそうな気配(偉そうですみません)に、作品を見て嬉しくなってきた。

この後、さっぽろ駅まで歩いてバスで帰る。少し元気がでた。


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。